新築だって、そりゃリフォームしますよ!

アイキャッチ画像-新築リフォーム その他

こんにちは! 
今日は昼間ですが、ちょっと時間が取れましたので、本論を少し書き進めていこうと思います。

購入することになった建売マイホーム間取り外観使い勝手などを含めて、とにかく全般的にイマイチ(?)気に入らないお話は、前と前々の投稿の中でダメ出しをしながら、ダラダラとさせて頂きましたので、次のステップとして、前向きな😄リフォームの話に移っていきます。

「リフォームって・・・、だって新築なんでしょ?なんで???」
銀行さんや建築に関わりの薄い一般の知人、何人かに驚かれましたので、そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね・・・ 😓

でも、改善すべき箇所は多々ありますので、新築であろうが中古であろうが、建築士である筆者にはあんまり関係ないんです。😉✌
そもそも「リフォーム」は「Reform」だと認識していますので、改めて成形しなおしたければ、中古住宅でなく、新築だっていいはずですよね?

・・・ということで、他人の意見は(参考にだけはして)気には止めず、筆を進めていこうと思います。😉


建売マイホームのどうしてもイマイチ(?)気に入らない間取り外観使い勝手などを全てひっくるめて、丸々改善していきましょう!!!👊という、DIYも含めた住宅リフォームの前向きなお話です 😫

ダメ出しのおさらい

主に前投稿までに挙げた、筆者の建売マイホーム気に入らない箇所についての改善といいますか、リフォームDIYのお話になりますので、まずは、ダメ出し部分のおさらいをここで簡単にさせて頂きます。

PartⅠ」では、主に大きめの内容ということで以下の5点のダメ出しをさせて頂きました。

PartⅡ」では、⑥の「外観が芳しくないお話」以外は、比較的小さめのもので以下の内容でした。

他にも細かい話はあるのですが、キリがありませんので、また別の機会にダメ出しさせて頂くことにして、生活する上で最低限の内容に限定しまして、以上のみを挙げさせて頂いた次第です・・・ 😔

どこまでイジれるかな・・・

ローンも実行されましたし、いつの間にか、肌寒い季節になってきてしまっておりましたので、建売マイホームの建物自体がそもそも気に入らないという現実はあるにしても、年末の[超]繁忙期モードに陥る前に、なるべく早く引越しをしなければならない、という厳しい現実もあります。
といっても、一度引っ越してしまうと、後から手を入れるのは難しくなってしまいますし・・・ 😣

実は、そもそも、スズメの涙ほどの貯金も諸費用で使い切ってしまい、先立つものも ポケットマネーに毛が生えた程度しか残っておりませんでしたので、銀行さんから、追加でリフォームローンをお借りしたわけですが、予算としてはこの範囲内に限られています。

時間と予算の問題がなければ、 できることなら・・・、
  あぁ~っ、もうっ建物丸ごと建て替えてしまいたぁ~いっ😣!!! 

・・・と心の底で何度もそう叫びつつ、現実的には、当たり前に存在している時間と予算の制約に翻弄され続け、多忙な本業の合間を縫って、夜な夜な密かにチマチマと検討を続けます。📝

実際、何をどこまでイジれるんだろう・・・? 悩ましいところです。😩

リフォーム案の決定

厳しい条件の中でしたので、だいぶ行ったり来たりしていまい、工務店さんにはご迷惑をお掛けしてしまいましたが、20年以上の付き合いのある、近所の「T建設」さんの「O氏」の協力を得て、以下のような方向性でようやく方針が定まります。

元の図面(購入時)

先の投稿でご紹介しました間取り図ですが、図面で見ますと以下👇のような絵になります。

※1Fに敷地の範囲を入れてみました。
 左(西側)は道路境界線になりますが、その他はすべて隣地境界線です。

元の間取り図面
※ 画像をクリックすると、少し大きくなります。

あんまり見やすい図面じゃなくて申し訳ありません。
建売マイホームの販売業者さんから、DXFと呼ばれているCADデータを、リフォーム図面を描きたいから・・・という理由で提供してもらったのですが、全体的に文字化けというか、線化けまでしてしまっていたので、それを調整しなおしたりしているため、調整漏れが残ってままになっています・・・。

「DXFデータ」とは、簡単にいいますと、特定のCADだけでなく、色んなCADで読み込むことができる、CADのデータ形式です。

「Drawing Exchange Format」を略して、「DXF」と呼ばれているようですが、意味としましては、文字通りにはなりますが、変換することができる図面の形式とでも言いましょうか。
元々は、世界的なシェアを誇っているAutodesk社のCADソフト「AUTOCAD」が、そのバージョン違いだけで相互の読み込みが難しくなってしまう、という欠点を解消するために開発された形式と言われています。

結果的に、交換可能な一般的なCADデータの形式として、広く認識され、愛用され続けています。

※DXFしかないので、筆者も愛用はしていますが、キッカリ変換されることは100%ありませんので、正直なところ、現実的にはちょっと扱いづらい形式です。

図面の見方を知りたい方は、以下のブロックを展開してみてください。
ザックリですが、読み方といいますか、何が何を示しているのか?を(長々と)解説しているページが表示されます。

図面の見方解説用の画像
■ 画像をクリックすると別のタブで拡大できます

①耐力壁A:ダブル筋交の入った壁(ここでの筋交は45×90のたすき掛け)
②耐力壁B:シングル筋交の入った壁(ここでの筋交は45×90)

水平方向の力を担う壁で、木造の構造においては非常に重要な役割を持っています。
床面積や見付(立面)面積などにより、必要な壁量が建築基準法で定められており、それ以上の耐力壁をバランスよく配置する必要があります。

③柱A:通し柱(ここでは120角)

1F床下から2F天井裏まで伸びている6m程度の長い柱を指します。
この規模でも、平面が変形ですので、通常は少なくとも5~6本は入ると思います。
この建物は残念ながら、たったの3本・・・
設計者の主観によって決められてしまう場合が多いです。

④柱B:管柱(ここでは105角)

各階の3m程度の柱。
1Fは土台から2F床梁までの長さで上階の荷重を土台から基礎へ伝える役割を担っている構造材です。
2Fは床梁からRF梁までの長さで、屋根荷重を1Fへ伝える役割を担っています。

⑤階段のスタート位置:

1Fの「UP」は上りのスタート、2Fの「DN」は下りのスタート位置

⑥換気扇の位置:

この図面では、1、2Fトイレの四角印(2箇所)が24時間換気扇を示し、浴室、キッチンの丸印(2箇所)が一般換気扇を示しているようです。
一般的な住宅ですと、キッチンのみ150mmの径で、その他の換気扇は100mmで計画されることが多いようです。

⑦木製建具A:開き戸
⑧木製建具B:片引き戸
⑨木製建具C:折戸(3尺巾の建具は2枚、その他は4枚折戸)

⑩窓の位置:

番号が前後してしまいましたが、⑬で図示している部分が壁、ここで示しているのが、開口部(窓など)の表現になります。
「15020」や「06011」などの数字については、前半の三桁、つまり前者では「150~」、後者では「060~」の部分が概ねの「巾」、それ以降の数字が概ねの「高さ」を「センチ」表記で表しています。
※「150」は150センチ、「060」は60センチの意味。

⑪窓やガラスの種類:

この図面では、ガラスについては、「透明ガラス」と書かれている部分が、文字通り「透明のガラス」、特に記載がないものについては「型ガラス」という表記のようです。
また、「上下」や「横滑り」などの表記については、窓の形状を示しており、特に記載のない部分については、「引違い窓」という表記になっています。

⑫住宅用防災機器の位置:

15年ほど前から、消防法の方から要求されるようになった、住宅用の「火災警報器」の位置を示します。
通常の間取りですと、各「居室」と階段の下り口の天井付近に要求されます。
警報器といっても、さほど大げさなものではなく、電池式の簡易なタイプが主流です。
一般的に「10年もつ」と言われている電池を採用しているようですが、たまに電池切れを起こすことがあるようですので、何もないのに急に鳴り出したりしたら、交換が必要になります。

⑬一般的な壁の表現:建具などの入っていない一般壁

⑩の項目でざっくり書きましたが、ここで図示した表記が一般的な壁の表記になります。(窓などのない、床から天井までの壁)
①②でご説明した印がある場合は、その部分だけ筋交の入った耐力壁ということになります。

⑭エアコンの位置:

エアコンの室外機の位置になりますが、この建物の場合は、別途オプション扱いでしたので、どちらかというと、「エアコンの想定位置」と言った方が適切かもしれません。

⑮給気口の位置:

室内に外気を取り入れるための「給気口」の位置を示します。
径としては、キッチンは150mmで、その他は100mmが一般的な径となりまして、いずれも建築基準法から要求されるものになります。
冬場など、寒さを凌ぐために塞いでしまったりする方もいらっしゃいますが、あまり芳しくはありませんし、法的には開いていることが要求されていますので、開けておいた方が健全です。

⑯家具の位置:一般的に、この図のように点線で表記されます

建築工事などで作り付けとならない家具の位置。(洗濯機、食器棚、冷蔵庫など)
また、通常の図面は、床に立った腰高程度のレベルからの見下ろしの絵になりますが、これより上に設置されるもの、例えば、エアコンの室内機や、吊戸棚などについても、似たような点線表記で示されるのが一般的ですので、少し注意が必要です。

⑰浴室の位置:「UB」とは「ユニットバス」の略です。

「1616」の部分はサイズを示しており、内法寸法が概ね1600(160センチ)角の大きさであることを表しています。
アパート用などですと「1014」、「1116」、「1216」など色々なサイズがありますが、住宅の場合は「1616」が一般的で、大きめのものですと「1620」や「1624」というサイズも存在します。

⑱母屋下がりの範囲:

通常、RFの梁(2Fの天井裏の梁)は、6m程度の高さで水平に四周に廻しますが、北側斜線などの制限によって、一部を少し下げないといけない場合があります。
この場合に下げる範囲を「母屋下がり」と呼びます。
この図面上では、矢印の基点となっている横方向の一点鎖線の位置に通常の高さの梁が廻り、これより上(北側)は斜線の関係で、50センチほど低い位置に梁が下げられて設置されていることを示しており、結果的に一部が下がり天井になったりします。

⑲出窓の位置:

「FL+1100」と書かれているのは、出窓のカウンター部分の高さです。
ちなみに、床からカウンターの天端の高さが1100mm(110センチ)という意味になります。

⑳バルコニーの出寸法:

通常の木造住宅の場合、910mm(91センチ)ピッチのグリッド上に、壁や柱の「芯」が乗ってくるように設定されていますが、ここでは、バルコニー手摺の外面の位置が、この910ピッチのグリッドから、390mm(39センチ)外側の位置にある、ということを示しています。
※メーターモジュールと呼ばれる1000mm(1メートル)ピッチのグリッドで計画される木造住宅もあります。

 上図のような建物を以下のようにリフォームしようと思います。

リフォーム案はこんな感じ!

以下👇がリフォーム案です!😆
リフォームといっても、増築を伴う改築といいますか改修工事、及び、予算の関係で、DIYでの対応予定となっている部分を含む内容なります。

リフォーム案の解説用図面画像
※ ここも画像をクリックすると、少し大きくなります。

照明器具や洗面所への埋込み収納や外構関連など・・・細かいお話は省略していますが、青文字でコメントを入れている部分がリフォームと言いますか、比較的大きめの改修工事の計画内容です。😐

以下👇に、参考までに具体的な計画内容をご紹介していきます。
 
 

リフォーム案の解説・・・

ダメ出しにて計上させて頂いた、建売マイホームの間取り使い勝手外観などを全てひっくるめた、「気に入らない箇所」を改善すべく、上図のような案を作ってみた訳ですが、本業の方が繁忙期の真っ最中だったこともあって、時間も足りませんでしたので、「設計」したり、「図面」として描くほどの余裕は正直なところ全然ありませんでした

上図よりは細かい指示を入れていますが・・・、これに似たレベルのスケッチで、T建設のO氏に見積ってもらい、後日、そのスケッチのままで施工に入ってもらう流れになってしまいました。

この絵👆だけでは分かりづらいと思いますので、具体的なリフォームの内容については、項目別に以下にまとめていきます。

リビング~和室の改修と増築・・・

ダメ出し①1-1ダメ出し②1-2 、及び ダメ出し⑤1-5 に挙げさせて頂きました、リビングの狭さ、廊下の範囲がもったいない、和室の使い勝手の問題・・・など(要するに一言でいえば間取り)を、ぜぇ~んぶまとめて総合的に改善すべく、(新築なのに・・・)増築改築(←正確には改修)にて、挑む計画としました。👊

建築基準法では、こういう細かい用語までは定義されてはいませんので、国交省から出ている資料の文言をお借りしまして、説明します。
堅苦しい表現になりますが、「改築」は以下のように記載されています。

「建築物の全部又は一部を除却した場合、又は災害等により失った場合に、これらの建築物又は建築物の部分を、従前と同様の用途・構造・規模のものに建て替えること」

・・・ですので、一般的に使われている「改築」とは、本当は意味が異なりまして、どちらかと言いますと、一般的な言葉に置き換えるとすれば、意味合いとしては「建替え」の方が近くなります。
今回のリフォーム工事につきましては、それこそ心の底から建替えてしまいたいのは山々なのですが、現実的にはそうもいきませんので、(正確には)「改築」ではなく、一部の「改修」となります。

念のための解説ですが、「増築」については、一般的に使われている意味と同じとお考え頂いて大丈夫です。
建築基準法では、前「改築」と同様に、やはり、この「増築」についても定義してくれておりません・・・
ここでも国交省の同じ資料によれば、以下のような記載となっています。

「①既存建築物に建て増しをする、又は既存建築物のある敷地に新たに建築すること。
 ②既存建築物のある敷地内に別棟で増築する場合、建築物単位としては「新築」となるが、敷地単位では「増築」となる。」

つまり、既存建物と一体であるかどうかは関係なく、平たく言いますと、建築敷地に対して新たなブロックを追加することという意味でしょうか・・・

ちょっと分かりづらくなってきましたので、まとめます。
我々の業界では一般的に「床面積を増やす行為」を「増築」と呼んでおりますので、当ブログでも、この通例に従いまして、これを「増築」の定義とさせて頂きます。
つまり、以下の文面の中でご説明しますが、リビングを広くするために、南側に延長する行為は「増築」。

木製デッキについては、形状にも拠るのですが、近郊ですと世田谷区や横浜市などでは、条件によって、床面積が増える行為とみなされますが、筆者の建売マイホームの建っているここでは、床面積が増えるとは扱われませんので、「増築」ではなく、「増設」という文言を使わせて頂きます。

また、ニュアンスはちょっと反れるのですが、「増築」については、床面積10㎡までの増築については、「確認申請は要さない規模」となりますので、今回の計画で「増築」される範囲については、「確認申請不要」の行為になります。

何度か話題に取り上げてさせて頂いております、家内の要望のひとつ「日当たりがいい」については、ダメ出し③1-3にて指摘したとおりなのですが、残念ながら、立地条件上、容易には適えることが物理的に難しいことから、この点については、一度、棚上げさせてもらう形になってしまいます。

← 家内には、ちゃんと事前に了解は取りましたよ 😉

  → 4年3ヵ月経過後の筆者の感想・・・ : 「日当たり悪っ!」 😵 😵 😵

南側の離隔を詰めてしまいましたので、当たり前なのですが・・・ 😓
でも、夏でも1Fだけは結構涼しいですよ 👍🙆 🙆 🙆
家内にはチクチクとイビられていますが・・・ 😫 ←ちゃんと事前に了解取ったのに理不尽ですよね 😒
 

①和室とLDを繋げる改修

ダメ出し⑤1-5で指摘しました和室の使い勝手の悪さ、ダメ出し①1-1ダメ出し②1-2のリビングの狭さ、もったいない廊下空間・・・の三点を改善すべく、まずは、和室とLDを繋げてしまおう!と計画とする訳ですが、クリアしなければならない問題も少々ありますので、具体的に見ていきます。

下図👇の通り、LDと和室の間には、押入れとLDへ至る廊下が存在しまして、この部分に、黄緑で着色した耐力壁3セット黄色で着色した柱が5本あります。

※ちなみに赤の柱は新設予定の柱です。
 あと、グレーの線や文字は撤去予定の既存部分です。

しかも耐力壁の3セットは、1Fだということもありまして、どれもたすき掛け筋交の入った、構造的に非常に大事な壁になっています。
 

LDKリフォーム案:撤去する押入れ周りの解説の図面画像
■LDKリフォーム案:撤去する押入れ周りの解説

そもそも・・・
何でこの建物はこんな中央付近に筋交いを入れているのでしょう?
しかも、柱もだいぶ多めに入っています。
よく分かりませんが、建売(分譲住宅)ですから、住まい勝手(売る相手)が分からない状況で設計することになるわけですので、ある程度、フレキシブルな対応ができるような計画であるべきです。

外周の壁がまだまだスカスカですので、本来はなるべく外周の壁に耐力壁を計画すべきですよね・・・
うぅ~ん・・・憂鬱です。😒

↑スミマセン!また愚痴になってしまいましたね 😌

3セットの耐力壁については、中央に計画している収納(図中の可動棚)部分に切り替えて負担させることにして、柱については、最悪、梁下から補強すれば何とかなりますので、すべて撤去の方向で進めます。

予算的にも時間的にも余裕はありませんので、本来は、構造体である耐力壁や柱はなるべく触らない形の計画とするべきところなのですが・・・

諸々の問題をクリアするためには、どうしても必要な改修と判断しまして、遂行する方向としました。

 

施工結果が気になる方はこちらの投稿も見てみて下さい!

 

[その他]
その他は、特に大きい話ではないのですが、元々あった押入れを撤去してしまうことによって、1Fの収納スペースが大幅に減ってしまいますので、子育て真っ最中ということもあって、先述の中央の収納と和室左下(南西)の二箇所に可動棚による収納を計画しています。

この可動棚については、予算の関係もあって、いわゆる「ダボ柱」と「化粧棚板」によるDIY対応での計画にしましたので、これらについては、筆者持ちの工事(←というほどでもない)部分です。
 

可動棚をDIYで作る場合のノウハウは、別の投稿で解説していますので、あくまでも自己責任でお願いしたいのですが、ご興味がある方はそちらの投稿もご覧になってみて頂ければと思います。🙍
 

②リビング南側へちょっとだけ増築

前項①の措置により、空間的な広がりは得られることになるのですが、和室とLDをつなぐ通路的な空間が増える形ですので、ダメ出し①1-1の前半で指摘した、リビング部分の実質的に使える範囲の狭さについては、あまり改善されません

リビング部分の南側の離隔は、ダメ出し③1-3にて指摘したように、十分な日照を得るためには、現状でも不足気味ではあるのですが、いずれにしても、十分な日照は確保できないし・・・、ということで(一旦)逆に割り切りまして、思い切って南側へリビング空間を延長するという、少々強引な増築計画を立てます。

とは言え、先述の通り「外壁後退1m」の制限が掛かっている地域ですので、極端に出すことはできません・・・。

南側の離隔を今一度、実測してみますと・・・ 1755mm(175.5センチ)。
外壁後退1mを考慮するなら、実質755mm(75.5センチ)しか広げることができない、ということになります。

うぅ~ん・・・ 😒 ←悩んでる音

リフォーム案拡大:リビング増築
※画像をクリックすると少し大きくなります

ぎりぎりまで増築するとした場合は、計算すると、ここだけで一応1.6帖くらいは増える計算になります。

家内の要望である「日当たりがいい」とは逆行する方向になってしまいますし、ぎりぎりまで増やしても1.6帖か・・・。
でも、ここを増築することで、実は2Fのバルコニーが少し広くなるという、少し前向きな副作用が出てきますので、家内のもうひとつの要望「布団が思いっきり干せる」には、ちょっとだけですが近づく方向です。


結果、総合的な観点より、これも必要な措置であろうと判断し、そのまま続行する計画で進めることにします。 
 

施工結果が気になる方はこちらの投稿も見てみて下さい!

 

[その他]
この増築自体はさほど難しいものではありませんので、設計上は特に配慮した大きな話はありませんでしたが、強いて言いますと、南側隣地が、こちらの敷地よりも800mm(80センチ)ほど低く、擁壁があるものですから、これに荷重を掛けないように配慮したくらいでしょうかね・・・。

ちなみに、サッシは新たなモノを用意するのではなく、元々この面に付いているものを壊れないように取り外して、増築となる新たな壁面へ移設してもらう想定です。

現場の方は気を使わなければならなくなるので、こういう計画は、現場サイドからみますと迷惑な話になってしまうのですが・・・。😓 

 

③リビング左(西側)の腰窓を掃出し窓に改修

これについては、ダメ出し①1-1の文末で指摘したとおり、道路側(西側)への視界を広げるという重要な位置に付いているにも関わらず、なぜか掃出しでなく、腰窓になってしまっているだけでしたので、予算の問題もあるのですが、迷わず、掃出し窓に変更することで決定しました。

少しもったいない気もしますが、既存のサッシは撤去&処分で、腰高までの外壁も撤去&処分して、同じ仕様の新規サッシを入れなおし、仕上げなおす・・・、という工程になる想定の計画です。

リフォーム案拡大:掃出し窓への交換位置

 

施工結果が気になる方はこちらの投稿も見てみて下さい!

 

④LD部分のフローリング増貼り

大した話ではないので、ダメ出しでは上げなかった内容なのですが、実は室内全室のフローリングの色が・・・
誰がどういう風に何を血迷ったのか・・・、なぜか白なんです 😣
しかも、表面がノンワックスの仕様で、かつ、ツルツルではない、微妙な粗面仕上げのものになりますので、汚れが擦り込まれて、どんどん蓄積されていきそうなタイプのいやぁ~なフローリング
※でも、ペット対応の仕様とのこと・・・。

だから、別途オプション工事のパンフレットで、フローリングを含めて、コーティングを大々的に薦めていたのかもしれません・・・

←4年3ヶ月後、記事を書いている今、気付きましたよ 😌

逆に言えば、コーティング工事をオプションとして請けるために、敢えて、ワックスも使えない、粗面のフローリングを使っているのかもしれませんね? 😢

何はともあれ、張り替えるにはコストも時間もだいぶ掛かってしまいますので、このLD部分に限り、増貼りするという方向に決定です。

「増張り(ましばり)」とは、要するに、既存の仕上げ材を撤去しないで残した状態で、その上に張っていく工法です。

同義語で「増打ち(ましうち)」などがありますが、これはコンクリートの打設などに良く使われる言葉で、既存のコンクリート面の上に、もう1回コンクリートを打つ・・・という意味合いでよく使われます。

 

施工結果が気になる方はこちらの投稿も見てみて下さい!

 

1Fに木製デッキの増設

前項でご紹介したLDへの少々無理やりなリフォームにより、その狭さ閉鎖的な印象はだいぶ軽減されるものとは思うのですが、個人的にもうひと工夫したくて、何か策がないかな・・・とずっと考えておりました。
敷地も広くはありませんし、予算も限られていますので、残っているスペースを使って、なるべくコストを掛けずに効率よく広げられる、画期的な作戦・・・。🙌

上述のLDのリフォーム紹介にて、図面も出してしまっていますので、今更もったいぶってもしょーがありませんので😌、先に結論を書きますと、下図のように、LDと和室間の屋外スペースに木製デッキを計画することにしました。

リフォーム案:1Fデッキ図面
■ 1F木製デッキ増設予定の位置

このスペースは、駐車スペースとして使うつもりではあったのですが、よくよく考えますと、スペース的にまだ多少の余裕があることに気づいたためです。
既存の図面でご説明しますと、以下の通り、道路境界からLDの窓のある外壁までの奥行きは、およそ7.4mあります。

既存図面:駐車スペースの奥行
■ 駐車スペースの奥行き

駐車場のスペースとしては、一般的には奥行5mで計画するのが基本なのですが、例えば、今をときめく(?)TOYOT○社のヴェルファイア、N○SSAN社のエルグランドなどの8人乗りの車や、クラウンなどの大きめの車でない限りは、概ね4.5m程度の長さしか実際にはありません。

ちなみに、ここ👆に点線でシルエットを描いた車はちょっと古い型ですが、今をときめくプリ○ス。
奥行は4.4m程度の様子です。

車自体が4.4mだからといって、キッカリで計算するのは危険ですので、仮に4.5mとして計算しますと、残りは2.9m程度。

ここを使わない手はな~いっ!😆 ・・・ということで進めます

また、和室側にも掃出し窓LDの左(西側)もせっかく掃出し窓にしてしまう計画にしたところでしたが、既存のままですと、この部分への高低差は600~700mm(60~70センチ)ありますので、この窓から屋外に出ることは、ちょっと難しいです。

通常の木造住宅の場合、屋外との高低差は550mm(55センチ)程度はありますので、一般的には「出にくい」とお考え頂いた方が間違いありません。
ですので、新築でご計画の方がいらっしゃいましたら、その掃出し窓から、屋外に出ることを想定する場合は、必ず、「濡れ縁」や「犬走り(コンクリートなどのタタキ)」を計画してもらうようにして頂いた方が無難です。
※通常は、庭に出る一箇所と勝手口には、何かしらのタタキ的なモノが計画されていることが多いのですが、図面に記載が見られない場合は確認してみた方がいいでしょう。

せっかくの掃出し窓から外に出れないというのも、そもそもがちょっとおかしな話になってきてしまいますし、ここに木製デッキを設置することで、和室の掃出し窓との動線も繋がることになりますのでことになりますので、空間的な広がりと言いますか、連続性も生まれるはずです。

つまり、室内側の床の高さになるべく近づけた高さで計画することで、室内側からの視覚的な広がりが生まれますし、気候のいい季節には、開け放しておくことで、物理的な広がりも生まれることになりますので万々歳です 👍😝

ちなみに、室内の床面と屋外のデッキの床面の高さを完全に揃えるためには、サッシもそれ用のものにする必要があるのですが、そこまでの予算もありませんし、屋外の埃が室内に舞い込みやすくなってしまいますので、今回は室内側から、80mm(8センチ)下げての計画です。

ということで、予算も限られていますので、ここについては、床組み(床の下地)だけは大工さんにお願いすることにして、床板貼りについてはDIYでの対応の床貼り対応ということで、進めることになりました。
 

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2Fにも木製デッキ②③を増設します

次は2Fにも木製デッキを増設する計画のお話・・・。

これは主に、家内からの要望である「布団が思いっきり干せる!」を実現するための発想だったのですが、結果的に、次のお話に当たる
ダメ出し⑥2-1恥ずかしい外観を隠してしまおう!にもつながっていくことになりましたので、一石三鳥くらいの影響力のある計画になります。

この木製デッキを増設することにした具体的な範囲としましては、下図の通り、2Fの南側洋室Bの下(南側)かつ洋室Cの左(西側)です。

リフォーム案:2F南側画像
■ 2F木製デッキの計画位置と範囲

まずは、メインの部屋となりそうな右(東側)の洋室Cから見ていきます。
現状では、下(南側)となるバルコニーに面して、掃出し窓16518が付いていますが、その他は左(西側)の外壁には小窓03609しか付いておらず、せっかく木製デッキを作ったところで、残念ながらここには出ることができない状況ですので、この部屋から直接出られる布団が干せる箇所としては、下(南側)のバルコニーのみという形になっています。

上の図はリフォーム後の絵を重ねていますので、分かりにくいのですが
この絵ではすでに開き戸の表現になっている部分です。
小さいグレーの字で表記されている部分が、撤去予定のこの小窓になります。
下の図で水色で図示していますので、こちらの方が分かりやすいと思います。 

このままでは、せっかくお金を掛けてデッキを増設したとしてもあんまり意味がありませんよね?
そこで、家内の要望を適えるべく、このデッキに面する、洋室Cの左(西側)の小窓03609を大きい片開き窓(ドア)に変更することにします。
(下図の水色矢印をご参照ください)

もちろん、布団を持ってここに出ることを想定していますので、ドアチェック付きにして、開けっ放しにできる形。

「ドアチェック」は、簡単に言いますと、ドアをスムーズに開閉するための装置です。

例えば、玄関ドアを例に上げますと、室内側から見た場合にドア上部に付けられている「アーム状」の装置で、色んな種類があるのですが、今回採用するドアを開いた状態で固定できる「ストップ付」や、固定ができない「ストップ無」などがあります。
※「ストップ無」は、よく防火戸(防火設備)などで使われます。

また、この箇所は、芯々で910mm(91センチ)の両側に柱が入ってしまっている関係で、どちらかの柱を移設しない限りはこの巾以上には広くすることはできないのですが、1Fが(予算の割りに)だいぶ大掛かりな工事になってしまっていること等から、ここは柱を移設することなく、この柱間に入る最大巾のサッシを入れることにします。
※ここに入る最大幅は、呼称780mm(78センチ)のサッシです。
 

リフォーム案:2Fデッキに掛かる付帯工事箇所の図示画像
■ 2F木製デッキ増設に係る付帯工事の箇所

次に、左(西側)の洋室Bも見てみます。
この部屋からも似たようなものなのですが、デッキに出ようとしても、バルコニーの手摺がありますので、布団を干すという観点からしますと、先の洋室Cと同じように、既存のままですと、容易には出ることができません・・・

← 手摺をよじ登ればいいのですが、布団を持っては無理ですので。😔


上述の洋室C側のリフォームをすることで、洋室Cからは比較的簡単に、この木製デッキに出れる形になりますので、そこまでで良しとしてしまうか・・・
家内の要望「布団を思いっきり干せる」を、なるべく適えてあげたいのは山々なのですが、コスト的にも時間的にもだいぶ厳しい状況ですので、ちょっと悩みどころです 😓

結果、こちらについては、正面のバルコニー(上図)手摺を下げる計画にして、容易に出ることができる形にすることにします。

この手摺下げは、一見簡単そうに見えるのですが、実は少々イヤらしいです。

具体的に申しますと、高さとしては最低でも床から30センチ程度まで下げないと、跨ぐことができませんので、ここまでは下げないといけないのですが、これをすることで、既存のバルコニー床面に施工されている防水に絡んでくることになります。
防水に絡んでくるリフォームは、雨漏りに直接的に影響が出ますし、元の建物に付けられている「10年保証」も切れてしまう可能性がありますので、本来は最低限にしておくべきです。
個人的にも、ここはあまり触りたくはなかったのですが、簡単に出られなければ意味がないですもんね・・・

T建設のO氏には、(また)無理を掛けることになってしまいますが、(なかば無理やり)了解してもらいまして、そのまま続行することになります。🙍

 

[その他]
実を言いますと、当初は・・・、洋室Cのバルコニーからも直接このデッキに行けるような形で考えておりました。
洋室Cバルコニーの左(西側)の手摺壁も下げて、橋みたいなもので、デッキ②につなげるようなイメージ。

でも、予算の関係が大きく、さすがに「勘弁してくれ・・・」とのことでしたので、ここは諦めることにして、上記の案に落ち着いたというわけです。😐
  

外観は隠してしまうことにしました♪

ダメ出し⑥2-1に挙げさせて頂きました、外観がひどく陳腐😓というお話の部分を、何としても改善したい!
正直なところ、これが一番悩ましく、かつ難しかった気がします。

以下の図は、「立面図」と呼ばれる図面で、西側(道路側)のものです。
購入時の図面ですので、実際に張られている外壁材の素材感の表現はないのですが、バランス自体がおかしいのか、何も考慮されていないのか・・・、筆者には、設計してくれた方の意図がまったく分かりません・・・ 😠

建売(分譲住宅)と言えど、この面は特に道路側の面になりますので、最低限の配慮は払うべき面であるはずです! 👊

購入時の西立面図
■ 購入時の西側立面図。素材感の表現はなくても何とも形容しがたいファサードです。

表面的な解決法として候補に挙がったのは、以下の三つ。

  •   1)外壁材の全張替え
  •   2)外壁材の上張り
  •   3)塗装(吹付け)のやり直し

その他、手法としては色々と存在はするのですが、金額的に大きな数字となってしまったり、様々な絡みが出てきてしまって収拾がつかなくなったり、時間が掛かりすぎたりして、リスクが高くなってくる割に、根本的な解決にはほど遠い印象で、建築士である筆者の憂鬱を解決するには 、残念ながら至りません・・・

1)と2)については、外壁材を変えることになるので、当然のように素材感は変わり、この観点からは確かに少しは改善できるのかもしれません。
ただ、1)外壁材の全張替えについてはコストと時間が掛かりすぎますし、2)上張りにするとしても、コストは1)に比べれば2/3位にはなるものの、既存の外壁面の上に張られることで、厚みが増してしまい、取合いの処理が上手くいきません・・・

3)塗装(吹付け)のやり直しについては、もっとも現実的ではあるのですが、既存で貼られている素材感は残ってしまいますので、問題となっている、現状の陳腐さについてはどっちにしたって回避できません。😓

要するに、ファサード自体がバランスが悪すぎて、表面的な手法ではどうすることもできない!、ということですね・・・ ??
バランスを整える、そのためだけに、不要なボリュームを増築したり、サッシを入れ替えたり・・・というのは、たまに見かける手法ではありますが、それこそ合理的ではありませんし。

散々苦悩した結果、表面的な手法で回避する方向性は諦めまして、外観を隠してしまうしかない・・・という方向に落ち着きました。

隠してしまう」と言っても、コストの問題もありますし、当然、敷地もさほど広くはないという意味でスペースの問題も大きめですので、建物の全部の外周に新たな壁を立てて・・・などという大げさな話ではなく、前項でご説明した、2Fに増設することにした、木製デッキを利用して「目線を逸らす」という作戦です。😌
 

以下は、目線を逸らすことができるか/どうか?の検討のために、前掲の西側(道路側)立面図に、イメージしているボリュームを少し具体的に描き込んでみたスケッチです。

2Fに計画した木製デッキは、この面では右(南側)半分くらいなのですが、その手摺を左(北側)にも延長することで、道路側からの2Fへの視線を遮ることができるかな・・・?という検討スケッチになります。

建物自体の絵は今回のリフォーム後の絵になっています。
増築+改築(←正確には改修)を含んだリフォーム後です。

西立面リフォーム当初案

決して体裁のいいものではありませんし、1F部分は丸見えのままになりそうですが、2Fの辺鄙なボリューム感については、ある程度隠せそうです。

リフォーム案:外観を隠す図面
■ 図面から見ると、こんな感じの範囲(2F図面です)


また、デッキの手摺部分の高さを上げたこと、駐車スペース確保の意味もあって、「片持ち形式」で計画していることなどから、道路から見ますと、おそらく必要以上の圧迫感が出るはずですので、目線を逸らすという意味でも有効な気がします。

「片持ち形式」とは、以下の右図ようなイメージの構造です。

用語解説用:片持ち説明図

上図は、増設予定のデッキの南側立面スケッチになります。
通常の構造ですと、当たり前といえば当たり前ですが、上に載る部分の荷重を支えるために、最低でも四隅に必ず柱が立ちます。←この方が構造的に安定するため

・・・ですので、今回も左図のように、デッキ先端の1Fに本来であれば柱を立てるべきところなのですが、この1F部分を駐車スペースに当てたりする関係で、どうしても先端には柱を立てることが難しい状況でしたので、視覚的にも物理的にも安定感は損なわれてしまうのですが、このように柱を内側に立てて、そこから持ち出す「片持ち形式」を採用する計画にすることにしました。

 
・・・ですが、この絵の左が北側になるのですが、実は隣地のお宅がありまして、そちらから見ますと、この部分が南側に当たってしまうため、このお宅に圧迫感を与えたり、日照を阻害してしまうものになってはいけませんよね。😉

色々と試行錯誤した結果、最終的には、以下のような感じに落ち着きました。
北側隣地への圧迫感と日照阻害を押さえる意味で、左(北側)の半分は高さを下げますが、道路への圧迫感はまだまだ残るはずです。

西立面リフォーム最終案

2Fの出窓を隠せないのは、ちょっと残念ですが、確実に目線は逸らせるはずですので、外観の問題については、ひとまず解決ということにしました。

実際の施工後の外観は以下のような感じ。

道路からの写真01byGoogleStreetView
■ 案の定、必要以上に圧迫感があります
道路からの写真00byGoogleStreetView
■ この位置からだと出窓も隠れてます♪

引越し当時はバタバタしてしまい、写真撮影ができませんでしたので、2枚ともGoogleさんのストリートビューからの引用です。 

 

もう少し具体的な結果ご紹介はこちらの投稿です!

 

勝手口は最低限、必要ですよね?

4年3ヶ月経った今でも、未だに理解できないミステリーのひとつ、なぜか勝手口がない・・・件を改善するお話。

少し復習します。
ダメ出し④1-4でお話しましたとおり、筆者の建売マイホームには、なぜか勝手口がありませんでした。
(そのスペースも動線もあるのに 😒)

以下、解説用の当初の図面です。

既存図面:勝手口動線解説
■ 勝手口があるとした場合の動線

図面の通りなのですが、勝手口があったとしても、まったくおかしくない状況にも関わらず、なぜか小窓しか付いていないんです 😒😠😒
タタキを作るスペースもありますし、そこから(途中で段差はあるものの)道路まで出るのも、まったく問題ありません。

なぜだろう?なぜかしら? ← なんか昔ありましたね?

愚痴っててもしょーがないので、結論を先に書きますと、勝手口を追加することにしたのですが、ちょっとした問題がありました。

既存図面:勝手口付近拡大
■既存図面;キッチン部分拡大図

細かく見ていきます。
上図のように、勝手口を挿入しようとしていた小窓の脇(室内から窓に向かって左)に、これまた、なぜか・・・柱があります。

キッチン入口については柱位置が調整されているので、これと同じように、柱位置を調整してくれていれば、何てことなかったわけですが、この柱があることで、図中にも示したとおり、システムキッチンの天板先端までは550mm(55センチ)程度しか確保できません

ここの寸法が550mmということは、挿入できるサッシの寸法としては「呼称」500が目一杯です・・・。

※ちなみに、一般的な勝手口ドアのサッシは「呼称」600になります。

システムキッチンは動かせませんので、向かって右側は動かないとしますと、左側の柱を移動するか・・・?ということになってしまうのですが、LDの増築+改修の方でだいぶコストが嵩んできてしまっておりますし、この柱を移動するとなると、絡む範囲が広がってしまい、ソコソコの大工事になってきてしまいますので、できれば、動かしたくありません・・・

😒 まぁ~ったく、何をするにも世話が焼けますね 😒

ということで・・・、巾が500ですと、肩幅が通らないという意味で、使い勝手がだいぶ悪くはなってはしまうのですが、主に使うのは肩幅が広くはない、家内になるものと思いますので、柱を移設することなく、500巾で甘んじることにします。

 
さて、サッシはこれでようやく決まりましたが、先日の通り、室内の床面と屋外の地面では高低差が550程度ありますので、これを何とかせねばなりません。

予算もほぼ使い切ってしまって、もう後がありませんので、もうさすがにT建設に甘えるわけには行きません・・・ 😣

結局、DIYでの対応ということにしたのですが、当時(4年3ヶ月前)までは賃貸マンションに住んでおりましたので、棚を作ったりすることはありましたが、実は、基本的にあまり屋外のDIY経験はありませんでした。

本業の方でも、「プロローグ」でご説明しましたとおり、子供の頃から現場に出ていたという意味で、一般的な設計屋と比べれば、経験は豊富な方だとは思うのですが、あくまでも専門はデスクワークですし、現場作業という観点からは20年ほどのブランクもありますので、当時は屋外のDIYについては、まだまだ非常に気が重い時期でした。

現在(2019年2月現在)は、4年ほど、この建売マイホーム戦い続けてきたせいもあって、もうすっかり慣れてしまいましたが 🙌


既述の通り、この時は本業が繁忙期だったこともあって、結果的に、タタキといいますか・・・ 既製品で丁度いい寸法木製デッキが見つかったため、これを購入して、組立てと据付けだけ・・・という簡易な形で済ませてしまったわけですが、この既製品の木製デッキが意外と悪くない製品でしたので、別の投稿で据付の仕方なども含めてご紹介しています。

作業の方は、あくまでも自己責任でお願いしたいのですが、ご興味がある方はこちら(勝手口にタタキを作りますⅠ)見てみてください。
 

オプション工事もT建設にお願いします

ダメ出しPartⅡにて挙げさせて頂きましたが、オプション設定になっていたと言いますか・・・、付いてすらいなかった、カーテンレール網戸TVアンテナ照明器具ですが、どうやら建売屋さんの子会社が、これらのオプション工事を施工する想定になっていたようです。

ある日、電話が鳴ります。 ←支払い完了日の翌日でした。

その子会社さんからの電話です。
感じの悪くない女性から、慣れた口調で、追加工事に関する、実に流暢で丁寧なのですが、やたらと一方的な営業トークが始まります。

なかなか勢いが納まらないため、口を挟みます。
「あのぉ・・・
入居前にリフォームする予定なので、そこの業者さんにぜんぶ頼む予定なんですけど・・・」

「は??、リフォームですか????」

「ええ。私、建築屋なもので・・・」

そこまで話しましたら、一気に態度が変わってしまいましたが、意外とあっさり引いてくれました 😋

実は、建物の引渡しの際に、オプション工事関連のパンフレットをもらっていたのですが、(職業柄なのか、極端に疑い深い)筆者は何か妙な策略を感じましたし、良心的な数字であるわけがないと思って、引渡し関係のその他の書類と一緒に紙袋に入れたままになっていたため、勧誘TELが架ってきそうな旨は、すっかり忘れておりました

具体的な下話は、リフォームをお願いするT建設さんとできてしまっておりましたが、念のため、改めて見てみることにします。

紙袋から引っ張り出しまして、ページをめくってみます。
目次、1ページ目、2ページ目、3ページ、4ぺ・・・

・・・・・・
・・・

1ページ目は何のページだったと思われますか???
案の定、「網戸」・・・ しかも「た○いっ!」👀👀
  ← ○に入る文字は、皆さんのご想像にお任せします ??
※ちなみに、網戸ダメ出し⑧(2-3)の内容でした。

2ページ目は何でしょう・・・ へ?カーテン???
ダメ出し⑦(2-2)で挙げましたが、 カーテンレールすらも付いてないのに、なぜかカーテンが2ページ目
何でだろ・・・????????

3ページ目は何かな・・・
ここで、ダメ出し⑦(2-2) の「カーテンレール」がやっと出てきました。
やっぱり、少々「た○め!」の印象です。👀

カーテンレールを付ける窓の数としては、10窓くらいだから、中堅未満程度のレベルの職人さんでも、掛かったとしても半日くらい。
レール自体の製品代としては、普及品であれば、10窓で多く見たって1万前後のはず。

・・・・・・ん?
・・・あれっ? 少なく見すぎたかな。 窓は20くらいあったっけ?

えっ・・? 違う違う・・・  25個だったか・・・
んっ? あれっ30個っ???

いぃ~ち、にぃ~い、さぁ~ん、よぉ~ん ・・・  んん?
あれぇ~ おかしいなぁ・・・・

くそっ! えぇーと、もう一回。
いぃ~ち、にぃ~い、さぁ~ん ・・・・・・・・・  
・・・・・

ふぅ~ん・・・
標準設定されているレールがよっぽど高級なカーテンレールなんでしょう・・・ 😢

網戸もきっと高級な網戸なんだろうと思います。😔

オプション工事のパンフ画像
■ オプション工事のパンフ。具体的な金額はモザイクを入れさせて頂きました。


でも、どう考えても、カーテン自体より、カーテンレールの方が先ですよねぇ? 👀

「カーテンレールが付いていないのに、カーテンのページが先になっている理由」
このパンフレットは特に分かりやすいのですが、ただの「カーテン」でなく、「オーダーカーテン」として紹介しており、かつ、これを注文することで、カーテンレールの値引きをします!という謡が大きく記載されています。

皆さんお分かりかとは思うのですが、結論を申しますと、つまり、こういうことです。
インテリアに影響が大きく、こだわりたい方は必要以上にこだわりたくなる、「カーテン」を先にイメージしてもらうことで、これに見合った、グレードのより高めの「カーテンレール」を選んでもらう可能性を高めるため、ですよね。

企業努力をしている部分かと思いますので、これ以上は、余計な口を挟むのは避けますが、こういう手法は、個人的にはあまり好きになれません・・・ 😠

 
長くなってきましたので、いい加減まとめます。😌

オプションのパンフの4ページ目以降は、ダメ出し⑫(2-7)で挙げさせて頂いた 照明器具、お風呂のブラインド、各種コーティング、ダメ出し⑪(2-6)で挙げさせて頂いたTVアンテナ、エアコン ・・・と続いていました。

特に前半は、生活するのに最低限のものばかり・・・。
最低限必要なものであることを認識した上で、敢えてオプションにして、さらに敢えて子会社施工の別工事での扱いにしている辺りは、最近の主流の考え方なのかもしれませんが、一般消費者の立場からみますと巧妙としかいいようがないですね? ??

あまり良心的な数字でもありませんし、こういうやり方も好きにはなれませんので、一連のリフォーム工事と合わせて、すべてT建設さんにお願いすることにしました。

「すべて」と書いてはいますが、予算の関係も大きいので、筆者側で注文できる材料関係については、別途扱いで、こちらで注文しています。
・・・といっても、ここの話題の中では、照明器具くらいですが・・・。 

 

その他の細かい付帯工事

気に入らないことだらけでしたので、その他、色々と細かい部分に手を入れているのですが、ダラダラとだいぶ長い記事になってきてしまいました😓ので、また別の機会にご紹介させていただくことにして、ここでは割愛させていただこうと思います。

 

今日のまとめ

本日は、別の投稿「ダメ出しPartⅠ」、「ダメ出しPartⅡ 」で挙げさせていただいた箇所についての具体的なリフォーム内容について、お話してきました。
全般的に、グチっぽくなりがちでしたが、方向性としては、気に入らない箇所を改善するという意味で、前向きな話をしてきたつもりですので、ご理解いただけると嬉しいです。

でも、やっぱり・・・
そもそも、建築士は、建売なんかを購入してはいけない気がしますね 😣

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