番外編-勝手口タタキⅠ

勝手口タタキⅠ番外編のアイキャッチ 外装リフォーム

前の投稿に当たります、本編の「勝手口にタタキを作りますⅠ」で、既製品木製デッキを用いた、勝手口の簡易なタタキの作り方をご説明しました。
長くなってしまったこと、キリが悪かったこともあって、一部、書き切れなかった内容、「床板の補強」について、引続き、ここでお話させて頂きます。


補強の仕方は色々とあるのですが、筆者が実際に行った補強の仕方を、二通り具体的に説明していきます。

まず、材料としましては、耐久性の観点からみて、最低でもACQ材以上のものを使います。
これは、当たり前といえば当たり前なのですが、普段は床板の下になる部分ですので、目に付きにくいためです。
普段は目に付きにくいことで、ACQ以下の耐久性のものを使った場合に、ACQ材である床板はまだ腐っていないのに、いつの間にか補強材が腐っていた・・・などという状況に陥ってしまう可能性もありますので、必ずACQ材以上のものを選定しましょう! 😊

【補足】
ここで「ACQ材以上」と書いていますが、要するに「床板の材質よりもグレードの高い材料」を使いましょう!という意味ですので、仮に、もっともっとグレードの高いデッキ材をお使いになられる場合は、「ACQ材以上」では適切ではない場合がありますので、念のため、補足しておきます。

使用する材料や工具類

まずは使用することになる材料や工具をご紹介していきます。
※あくまでも筆者が使用したモノです。

単なる補強ですので、整理するほどの話ではないのですが、必要なものは以下の通りで、材料と工具類に分けて整理しておきます。

使う材料

材料としては、冒頭でも書いたようにとにかくACQ材以上の耐久性の木材が必要です。
この意味でも、屋外使用という意味でも、ビス関係についてもステンレス製を選定すべきですよね。
筆者が採用した材料は以下の通りです。

WRC(ウエスタンレッドシダー)

WRC」って何? なんの話 ?????👀
そんな声が聞こえてきそうですが、とある木材の通称です。
正式名(?)としては、括弧書きで書いてありますが「ウエスタンレッドシダー」です。

「WRC(ウエスタンレッドシダー)」とは、筆者も愛用していますが、主に北米原産の「米スギ」と呼ばれている木材で、屋外使用での耐久性としては、比較的評価の高い材料です。
気になるお値段もさほどお高いものではありませんが、先に紹介しているACQ材のSPFなどと比べれば若干お高め・・・。
同じく屋外での耐久性に定評のある桧(ヒノキ)と比べますと少し安め・・・というレベルですので、中間的な存在とでもいいましょうか。

「米スギ」と呼ばれる割には「ヒノキ科」に属し、針葉樹の中ではもっとも耐久性の髙い材料のひとつで、天然の防虫力、殺菌力を持ち合わせていると言われています。
また、古くはトーテムポールやカヌーなどにも使わてきた木材だそうですので、耐久性の観点からは古くから定評があるということになります。

筆者の建売マイホームで使っている屋外の材料の99.9%くらいは、このWRC(ウエスタンレッドシダー)を使っています。

今回は2通りの補強をしますので、使う材料(というか材寸)も2通りご紹介します。

まずひとつ目は、このWRCの2×2(ツーバイツー)と呼ばれるサイズ、36mm×36mmの材を「2-1:床板自体の補強」に使います。

もうひとつは、これも同じくWRCですが、サイズとしては微妙なサイズ、23mm×70mm の材を「2-2:床下地の補強」に使用します。

正直なところ、ただの補強材ですし、目に付く部分ではありませんので、ちょっとケチることにしまして・・・、申し訳ないのですが、手元に残っていた残材を使っての補強になります。

また、具体的な材料の説明のため、材料へのリンクをここで貼りたいところなのですが、あいにく楽天さん、AMAZONさんでは見つかりませんので・・・
筆者がよく購入しているショップさんをご紹介しておきます。

木工ランドさんという山梨県の方のお店になるのですが、このWRC以外の材種についての品揃えも抜群に豊富ですし、(筆者の知る限りではありますが・・・)価格についても抜群にお手ごろです。
午前中に注文すれば、近県であれば翌日配送も可能ですので、フットワークも軽さも備えていますし、とにかくコスパ最高ですのでお勧めです。

単純なカットであれば、これも頼めますが、フットワークは軽いといっても、この場合は、現実的な観点より、中一日くらいはあげた方が親切だと思います。

回し者ではありませんので、ぜひ一度サイトをご覧になってみてください!

木工ランドさんサイト:https://www.mland.gr.jp/

左カラムの上の方に、この「WRC(ウエスタンレッドシダー) 」の商品ページへの入口ボタンがありますので。😉

ステンコーススレッド

ステンコーススレッド」は読んで字のごとく、ステンレスのコーススレッドになります。
この「コーススレッド」については、恥ずかしながら、あいにく正確な知識がありませんで、敢えて書こうとすると、どこかのサイトの引用になってしまいますので、平たく言いますと、要するに、ねじ山が鋭く、荒めになっている「ビス」です。

ビス比較写真
■ コーススレッドと普通のビス

長さが同じビスとコーススレッドが手元にありませんでしたので、正確ではないのですが・・・、左が38mmのコーススレッド。右が32mmの普通のビスです。

拡大してみますと、下↓のような違いが分かります。

コーススレッドと普通のビスのねじ山部の拡大写真
■ ネジ山の拡大写真

左がコーススレッドですが、右の普通のビスと比べると、ねじ山ピッチが二倍ほど広めで、ねじ山の高さがちょっと大きいといいますか高いです。

正確には把握できていないのですが、「コーススレッド」は、施工性を上げる目的で、下穴を開けないでも、直接、材料に打ち込めるように配慮されている「ビス」ということだと思います。

コーススレッド」でWEB上で検索すると、たくさん出てきてしまい、最初の内はどれを購入すればいいのか?、迷われると思いますので、例によって筆者の主観での選定になるのですが、ここでは、また具体的にご紹介していきます。

まずひとつ目「2-1:床板自体の補強」に使う「ビス」。
ステンレス30451mmの長さのコーススレッドです。
具体的な製品は以下のようなものです。

【1ケース】 ステンレスコーススレッド フレキ付 プラケース入 51 頭径8mm 4.0×51mm (75本入) 品番7277 [ サビに強いステンレス ] ウイング 三冨D

もうひとつ目「2-2:床下時の補強」に使用します「ビス」は、同じくステンレス304で、長さが65mmコーススレッドになります。
これも、具体的な製品は以下のようなものです。

【1ケース】 ステンレスコーススレッド フレキ付 プラケース入 65 頭径8.5mm 4.3×65mm (55本入) 品番7279 [ サビに強いステンレス ] ウイング 三冨D

※上記のリンクでステンレス304のコーススレッドをご紹介しているつもりですが、商品説明の方に「410」の記載があったりして、誤記の可能性もありますので、ご購入される場合は、お店の方に事前にご確認された方がいいかもしれません。
JANコードから見る限り304の製品です。

ちなみに、この51mmについては、2×2を使って補強する場合は、この長さしかないと思うのですが、「2-2:床下時の補強」 で使う65mmについては、これより長ければ、65mmにこだわる必要はありません

ここは筆者が直感的に、主観のみで「ここは65mm」と決めて、使用しただけですので、さすがに上の51mmでは頼りない気はしますが、75mmとかの在庫をお持ちでしたら、それでもいいと思います。
ただ長くなりますと、打ち込む方向が正確でないと、脇から飛び出してきたりしますので、この点については注意するようにしてください。

上記、商品リンク内の「フレキ付」とは何ぞや?を簡単に解説しておきます。

ここで言う「フレキ付」とは、ビスの頭部の首周りに「座ぐり刃」を入れた形状のビスを差し、打込んだ時にビスの頭がきれいに木材表面に食い込むように配慮されたものです。

ただ、例えば今回使用している硬くはない木材で使用しますと、逆にめり込んでしまって、体裁を悪くし、さらに耐久性を損ねる原因ともなってしまう場合がありますので、施工の際には注意が必要です。
また、このビスの首周りの形状だけでみますと、「フレキなし」というものも存在しますので、硬くはない木材に打ち込む場合は、この「フレキなし」という製品の方が適している場合があります。
ちなみに、この「フレキなし」は「ラッパ頭」とも呼ばれます。

今回のこの部分の補強に関しましては、表側からは見えにくい部分ですので、あまり、この「フレキ」の有無にこだわる必要はないと思います。

ステンレス「304」の部分もザックリ説明します。

一般的に、ステンレスのコーススレッドは、大きく分けてこの「304」と「410」という二通りに分けられます。
錆に対しては「304」の方が強く、金額はやや高めですが、硬さは「410」の方が上。
304」と比べると「410」の方が錆には弱いと言われていますが、あくまでも4年ほどの現状を見る限りではあるのですが、実際にはあまり変わらない気がします。
金額については、「410」の方がお安く、種類も豊富なようですので、筆者は通常は、「410」の方を愛用しています。

ここでは、下地の補強という意味で、「304」を使用することにします。

使う工具

今回使う工具関係を簡単にご紹介しておきます。
また、例によって、他の投稿で紹介しているものと重複している部分がある場合は、似たようなことを書いている場合がありますので、その場合は読み飛ばしていただいても大丈夫だと思います。

インパクトドライバー

インパクトドライバーも種類が色々とあって、一般の方々には中々、何を選べばいいのか良く分からないのではないかと思いますので、筆者が愛用している二つのインパクトをご紹介しておきます。

ちなみに・・・
今回の補強だけでしたら、ここまでの製品は必要ありませんので、もっと簡易なお手ごろなもの・・・といいますか、以下にご紹介する後者のレベルのモノでご対応いただいても大丈夫です。

日立工機さん:FWH14DGL(2LEGK)

【ポイント5倍】HiKOKI インパクトドライバー FWH14DGL (2LEGK) [タイプ:インパクトドライバー 最大締め付けトルク:140N・m 充電時間:35分] 【楽天】 【人気】 【売れ筋】【価格】

プロの方には笑われてしまうレベルのインパクトドライバーかもしれないのですが、もちろんコードレスですし、DIYで使うものとしては、この位で十分な気がします。

実際、何をするにもものすごぉ~く重宝していますよ。😉

さほど使用頻度は高くはないとは思うのですが、4年以上使っていて、充電時間は未だに30分程度で済みますし、何しろ、バッテリーが2個付いていますので、片方が切れても、もう片方を予め充電して準備しておけば、まったく問題ありません。
※段取り前に、充電を開始すれば、作業を始める頃までには満タンになってますし😏

バッテリーの「持ち」は、さすがにちょっと落ちてきている感はあるものの、5~6時間くらいのDIY作業であっても、バッテリーを2回交換することなどはまずありません

【注意】打つ本数には拠ります。

パワーについても、さすがに構造材を120mmや150mmの長さのビスで止めようとした時などは、若干、力不足感はないこともないのですが、かと言って、打ち込めないことなどはありませんので、今のところは十分だと思っています

カタログ値としては、(上記リンクを開いて頂ければ書いてあるはずですが・・・)以下の通り。

重量:1.3kg 、最大トルク:140N 、電圧:14.4V 、バッテリー容量:1.3AH

もちろん、樹脂性の収納ケースも付いていて、バッテリー2個ともすっきり収納できますので、そういう意味でもお勧めです 😄

筆者が愛用しているもうひとつのインパクトは、コードレスではないのですが、近所のホームセンターでたまたま安売りしていた時に購入した、BLACK&DECKER(ブラック&デッカー)さんのKRX1という製品です。
これもザブ機として、十分使えていますので、ざっとご紹介しておきます。

現在は販売されていない(?)ようですので、数値とその使用感しか参考にならないとは思うのですが、今回の補強や補助的な打込みや穿孔には十分使えると思いますし、この位ですと金額もお手ごろですので、参考にして頂ければと思います。

KRX1 重量:0.9kg 、最大トルク:48N 、消費電力:90W 、※コード式

KRX1の写真
■ 自宅のKRX1です

軽さについては、数値的に見ても前掲の
FWH14DGL より遥かに軽いです。
ただ、コードレスではありませんので、当然のようにバッテリーは付いていないため、その分、コードが邪魔くさい時はありますし、延長コードを繋いだりするのを、ちょっと面倒だと感じることがあります。
また、おそらく上記の「重量:0.9kg」にはコードの分は含まれていないような気がしますので、時に、コードの重さを感じるときが無きにしも非ず・・・。

パワーについてはトルクが48Nですので、例えば、105mm角の材料に9mmの穴を穿孔しようとしますと、正直なところ、あまり楽には貫けません・・・
・・・が、50mmほどの厚みの材料に4~5mmの穿孔をするレベルでしたら、まったく問題ありません  😉

ただ、ここで挙げているのは、WRCやSPF、桧などの比較的加工性のよい木材での使用感ですので、いわゆる「堅木」や「アイアンウッド」などと呼ばれる木材では、おそらく、だいぶ苦しいのではないかと思います

筆者は、堅木でない場合でも基本的に必ず下穴を開けるのですが、このレベルの作業では意外と重宝しており、手放せない存在になっています 😉

ちなみに、基本は「堅木の場合は下穴を開ける」が正解です。
つまり加工性の悪くない材種の場合は、下穴は開けないのが一般的な工法になります。
実際、ビスを打つ本数分に対して下穴を開けていくとなりますと、手間も倍近くに嵩んでしまいますので。
筆者は実は意外とケチな性格ですので、下穴をサボったことで、材料が割けてしまったりして使えなくなったり、それを隠すためにゴマかさなければならなくなったりするのが、大っ嫌いなので、面倒であっても下穴は開けるようにしているだけです。 😅

一点、補足です。
大した話ではないのですが、このKRX1は使い勝手は悪くはないのですが、前掲の写真のとおり、プラスチックケースが付いていませんで、ダンボールの箱だけです。
収納や持ち歩いたりすることを考えますと、やっぱりケース付の製品の方が便利だと思いますので、少し高くてもケース付のものを購入した方が賢明かもしれません。

スコヤ+差し金

特に「スコヤ」は、一般の方には馴染みが薄いかも知れませんが、簡単に言いますと、「差し金の小さいヤツ」とでも言いましょうか・・・
用途としては、「差し金」と同様、直角の線を引いたり、直角を計ったりするのに使います。

新潟精機さんのスコヤ:BSQ-150

新潟精機 真鍮スコヤ 150mm 目盛付 BSQ-150

この「スコヤ」。
直角を計る定規ではあるのですが、実は100%の直角ではない製品が、残念ながら多いです・・・
ですので、本当はお店で実際に手にとってみて、なるべく誤差の少ない製品を選んで購入する方がベターなのですが、屋外作業に要求される程度の精度は十分備えていると思いますし、実店舗で手にとって見たところで、現実的には0.1mmレベルの誤差は中々見抜けませんので、筆者はネット購入で良しとしました。

(学生時代に大得意でしたが・・・)建築模型などを作ることも想定される方は、当たり前に0.1~0.5mmの精度が要求されると言う意味で、精度が高いに越したことはありませんので、ホームセンターなどで、じぃ~っくり選んで買われた方がいいのかも知れません。

※あくまでも主観ですが、新潟精機さんのスコヤは精度が高い印象があります。
※あと、安いものは精度が低い傾向があるので、ソコソコのものを購入された方が賢明です。



次に「差し金」。これも基本的に用途は同じです。
ただ「スコヤ」に比べると、(これも完全に主観ですが・・・)材料や当て方によって、精度にバラ付きが出るケースが多いような気がしますので、筆者の場合は、計りたい材料が細かったり、小さかったりする場合は「スコヤ」大きめの直角を計りたい場合に「差し金」。という感じで使い分けています。

シンワさんの差し金:10370

【送料無料 あす楽】シンワ 曲尺シルバー50cm重宝 10370|工具 測定工具 差し金・曲尺

シンワさんの製品は、これもあくまでも主観ではあるのですが、精度は高めだと思っています。

また、この「差し金」も「スコヤ」同様、安めの製品ですと、精度は期待できない場合がありますので、ソコソコの製品をお求めになられた方が、間違いありません。👍

スケール

次に「スケール」ですが、これは要するに「現場用のメジャー」とでも言えば、認識しやすいでしょうか・・・
コンベックス」とも呼ばれているようです 😫
これも強いて紹介しますと、以下のようなモノになるのですが、要するに、長さや高さが計れればいいので、そういう意味では何でもいいのではないかと思います。

スケールの参考写真
■ 筆者の使っているスケールです。
(たまたま写真がありましたので)

新たに購入される場合は、将来的な意味で、長さは5.5mはあった方がいいと思います。
長すぎても使い勝手は良くありませんので、筆者は5.5mを愛用しています 😫

 

実際の補強の仕方

さて、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが・・・ 😌

ここでは具体的な補強の方法を説明しようと思っていたのですが、ある意味、ビスを打ち込むだけの作業ですので、能書きをダラダラ書くというよりは・・・、実際の写真を元にご説明していこうと思います。

・・・と言っても、写真については、今現在の形・・・ つまり、デッキの床板としてではなく、ステップの床板として使っているものの写真になります。
また、補強してから一定の時間も経過してしまっており、汚らしい部分もありますので、見苦しい点につきましては、ご容赦頂けると有難いかな、と思います。😪

床板自体を補強する

①床板自体の補強はこんな↓感じです。

画像中にも書き込みましたが、上の方の細い材料が元々の材料。
これに添えるように下に写っているのが、こちらで入れた補強材になります。

床板自体の補強例の写真
■ 裏側から見た補強後の写真
(降雨後に撮影したので、まだちょっと濡れています)

半年前にこの部分を作り変えた際に、(既述の通り) 撤去したわけですが、まだ使えそうでしたので、補強しまして、現在もステップとしてまだ使っているものの裏面になります。
上段でご紹介しましたとおり2×2(ツーバイツー)と呼ばれるサイズ、36mm×36mmWRC(ウエスタンレッドシダー)材を使い、裏側からインパクトドライバーで打ち込んでいます。

まず、元々の既成の状態で入っている、上側の細い材料(根太)の寸法は17~20mm程度。
これが900の長さに対して、両端と中央で合計3本入っています。

床板自体の厚みは17~18mm程度なのですが、実際に載ってみて「意外と平気なもんだなぁ・・・」と感心したのですが、正直なところは、ちょっと頼りない印象はあります。

以下は、今回は補強しなかった中央部の根太付近の写真です。4年後の写真ではありますが、元々はこんな感じの状態です。
※今、気付きましたが、ビスにちょっと錆も出ていますね・・・

補強していない部分の写真

■ 裏側から見た補強していない部分の写真
(降雨後に撮影したので、まだちょっと濡れています)

理由を書いていると長くなってしまいますので、結論を書きますと、今回は両端の二箇所に前掲の写真のような補強を入れています。
中央については、そこまでするほど危険性の高い部分ではないと判断しまして、このままで使用している状況です。

ちなみに、参考までに今回使用しました「51mm」という、ビスの長さの根拠も一応ご説明しておきます。

デッキの仕上がり写真:JJLIFEさんサイトからのい引用
■ JJLIFEさんサイトからの引用

このデッキは、右の写真のように表面にはビスがまったく出ていない製品ですので、表面から打込むことで、この補強用ビスだけが目立ってしまうことを防ぐためために、ビスを裏側から打込む形にしましたので、根太高の36mmより長く、床板の17mmの表面までは届かない長さ(要するに床板面に出っ張らない長さ)、という根拠で「51mm」を採用しています。


床下地を補強する

次に床下地の補強のイメージはこんな↓感じです。

※残材を使用していますので、見苦しくてすみません・・・ 😓

下地補強の写真
※現在の状態につき、足の長さはカットしてありますので、 
実際の既成の状態に比べると、高さは低く写っています。

外形が900角の床下地材の内側に入れ込みますので、860mm(86センチ)ほどの長さの材料が欲しかったのですが、使うつもりだったWRC材の23mm×70mm がちょうど在庫が切れてしまっておりましたので、600mm(60センチ)ほどの残材二本を(半端無理やり・・・)繋げて使用した形になります。😰

前述のとおり、デッキ材の裏側の中央には、既成の根太が入っていて、これとの取合いを考慮して、ちょっとズラしたりして位置を決めないといけませんので、長さが足りる材料がお手元に残っている場合は迷わず、それを使いましょう!
(1本の方が間違いなくスマートです)

実際の固定部を横から見ますと、こんな↓感じです。

下地補強のサイドからの写真
■ 補強材の留め方の例です

固定の仕方としましては、900角下地枠の内々に860mm(86センチ)ほどの材料を嵌めて、この↑写真のように下地枠の外側から、先にご紹介したステンレス304の長さ65mmコーススレッドを2本打ち込みます。

筆者は65mm二本で問題ないと判断しましたが、心配な方は75mmにするとか、三本打ち込むとかして頂いても大丈夫です。
ただ前述のとおり、慣れてこないと、長いビスだとまっすぐ打ち込むのが難しくて、斜めに入ってしまったりしますので、この点は注意するようにして頂ければと思います。
また、100%完全な主観ですが、四本以上をこの23×70mmの材料に打ち込んでしまうと、この材料自体の強度低下に繋がりかねませんので、MAXで三本だと思います。

この位置に1本補強材入れることで、床下地の900角の外枠自体の歪みも抑えることができますし、上に載ってくるデッキ材自体の撓みも受けることができて、一石二鳥ですので、構造体としては安定感がぜんぜん違ってきます。

位置を決める際は既存の中央根太との取合いに注意してください。
写真に跡が写ってしまっていますが、最初、筆者は取合いを考えずに入れてしまったため、後から25mmほどズラすはめになってしまいましたので 😢

参考までにステンビスの現状での使用感について、少し書いておきます。

ここでは、ちょっとお高い「ステンレス304」 を使用しましたし、推奨もしているのですが、これよりちょっとお手ごろな「ステンレス410」 のビスと比べますと、4年ほど経過している今現在では(←あくまでも今現在)、正直なところ、あまり違いはないような気がしています。

ステンレス410」については錆びにくいだけで、錆びないと言われる「ステンレス304」と違って、いずれは錆びてしまうとのことなのですが、現状では錆はほとんど見られませんし、もちろん気候などの条件にも大きく左右されるとは思うのですが、そもそもこのビスが錆びて朽ちるころには、おそらく木材の方がとっくに朽ちているんじゃないかな・・・ということで、気にせず愛用しています 😐

他の部分でもたくさん(おそらく数千本)使っていますが、4年ほど経過している今のところは、まだほとんど錆びは見られませんよ 😏 

とは言え、正直なところ、今後の将来的な数年のことは分かりませんので、引続き観察しまして、違いが見られる場合は、随時、情報を更新していきます。

[追記190417]
蛇足になりますが、施工後15年ほど経過した実家のデッキを数日前に見てきました。
写真を撮り忘れてしまったので、具体的にはお見せできないのですが、木材はボロボロ・・・、ビスに関しては黒っぽく変色はしているものの、磁石にくっ付きましたので、おそらく「ステンレス410」 だと思うのですが、強度的にはまだまだ使えそうな印象でした 😲

 

今日のまとめ

今日は勝手口タタキとして使用する、既製品デッキ床板の補強のお話を「番外編」として、お話してきました。

ポイントとしましては、目に付きにくい部分であるという意味で、見える部分の材料よりグレードの高い材料を使う、という点です。

相変わらずの万年理系頭につき、全般的に要領を得ない部分もあるかと思いますが、ご容赦いただければと思います。

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