こんばんは!
今日は種類の違う撥水剤を比較してみようと思います。
「撥水剤(はっすいざい)」と書いていますが、皆さんそもそも・・・、「撥水剤」ってご存知でしょうか? 👀
「発水材」とか「発水剤」と書いた方が認識しやすいかもしれませんね・・・
正確な定義は筆者も把握はしていないのですが、平たく言いますと「水を弾かせるための塗料」といいますか「水を弾く性質を持つ防水材」といいますか・・・
要するに、本来は建物の外壁やちょっとした部分の雨漏りとか漏水を改善するために使用したり、例えばRC打ちっ放しの外壁にある程度の防水性を持たせるために使用する透明の塗料といいますか、防水剤・・・?です。
比較のお話の前に、その辺の話から入らせて頂こうと思います。😌
そもそも撥水剤とは?
まずはそもそも「撥水剤(はっすいざい)」とは何ぞや???🧐 という部分から入ります。
筆者はRC系の工務店の経験もありますので、フツーに「撥水剤」ということで認識してしまう😅のですが、例えばお客さんから「撥水剤って何ですか?」と質問されたら、上記のような中途半端な回答しかできないと思いますので、大変恐縮なのですが、この場をお借りしまして整理させて頂きます。
「撥水剤とは?」というキーワードでWEB検索しますと、Weblioさんサイトでは「ものの表面に水を弾く性質を持たせる薬剤。撥水性を付与する剤。」と出てきます。
まぁ確かに間違いないのですが、でも、これって両方とも表現が違うだけで同じ意味じゃないでしょうかね・・・? 😫
ウィキベディアさんでは「超撥水」という言葉は出てきましたが、残念ながら「撥水剤」自体は出てきませんでした 😣
そもそも定義がないのかな・・・ 😒
まあ、前置きの部分ですし、気にせず本論を進めていきます 👊
要するに、上述の通り、雨漏りや漏水を改善したり、予め、とある材料に防水性を持たせるために使用する「水を弾かせるための塗料」といいますか「水を弾く性質を持つ防水材」といいますか・・・😞💧 を比較していく投稿です。
比較する撥水剤
具体的に比較する撥水剤は、他の投稿でその使用感をご報告しました・・・
水性系から「吉田製油所」さんの「かびZero水性防かび・撥水剤」と、油性のシリコン系から「日本特殊塗料」さんの「防水一番」です。
普及率はあまり良くはないような気もする割に、色々と種類の多い撥水剤の中でみますと、小分けの製品もフツーにネットで購入できますし、価格もお安めですので、両方とも、DIYで行う防水施工に適した撥水剤かな、と思っています 😔
「かびZero」については、こちら。
「防水一番」については、こちらで使用感を含めた詳細などをご紹介していますので、ご興味のある方は見てみて頂ければと思います 🙍
防水性能というか、撥水性能は抜群でしたよ 😚
外観の比較(商品の外観)
上で出してしまいましたが、商品として外観比較としては上記👆の写真の通り。
話のニュアンスは少しそれてしまうのですが、ここで写している製品の内容量は「かびZero」については800ml。
対する「防水一番」の方は900mlとなっています。
この外観を今一度上から見てみますと、以下のような感じ。
んんっ??? 😨
ちょぉ~っと待ってください ✋✋✋
なぜか容量の少ないはずの「かびZero」の缶の方が大きいですよね・・・ 🤨
同じ向きで撮っていますので、右が「かびZero」です。
遠近法でしょうか・・・ 👀
高さや巾はほぼ同じというか、「かびZero」の方が若干大きめなのに何か変ですね? 😩
まあ、いずれにしても本論とはあんまり関係ないと思いますので、この件については保留のまま、話を進めさせて頂きますね。😫
内容物の見ため比較
次に実際の内容物といいますか塗料自体を比較してみます。
ガラスのビンに少量ずつ入れまして、撮影した写真が以下👇の写真になります。
うまく同じ量が入れられなくて、右側の方が少々多めになってしまっているのですが・・・ 😌
左が油性のシリコン系から「日本特殊塗料」さんの「防水一番」で、右が水性系撥水剤のら「吉田製油所」さんの「かびZero水性防かび」になります。
見た目としては、左側の「防水一番」は限りなく無色透明。
右側の「かびZero」の方は、塗っているときは気付かなかったのですが、若干、白みがかっていますね・・・。
「かびZero」の方は、確かに本格的に塗ったときは、なるべく均一に塗ったつもりだったのですが、二度塗りの際に多少の塗り斑みたいなのが出てしまったので、塗り方が悪かったのかと思って、自分の技のなさといいますか、取り組み方の甘さを悔やんだのですが、そういうことだったんですね。😔
あと、見ための話ではないのですが、「かびZero」は限りなく無臭なのに対し、「防水一番」の方は、油性だけに石油っぽい匂いはします。
塗布後の様子の比較01(直後)
まず現状ではなにも塗っていない以下👇の材料に塗っていきます。
材種としましては、このブログではお馴染みの「WRC(ウエスタンレッドシダー)」という木材です。
まず、乾燥時間が長い方、つまり水性の「かびZero」の方から塗ってみることにします。👇
右側の濡れたようになっている部分が「かびZero」を塗布した部分。👆
次に、「防水一番」も左側に塗ってみます。👇
左側の濡れたようになっている半分が「防水一番」の塗布直後の様子になります。👆
見た目は、正直なところ・・・
違いは分かりませんよね 😣 濡れているだけにしか見えません 😫
塗布後の様子の比較02(15分後)
以下👇の写真は塗布後15分ほど経過した様子です。
どっちがどっちだったのか忘れてしまわないように、真ん中の何も塗っていない部分に、メモを書いておきました。😌
15分後もあまり違いは感じられないのですが、最初の塗った方の「かびZero」の方が、何となく色が濃いような気もしますよね? まだ乾いていないといいますか・・・
やっぱり、乾燥時間的には、水性と油性の違いはあるのかもしれません。
今日のまとめ
今日は種類の違う二つの撥水剤を比較して参りました。
・・・が、これだけで終わる投稿ではありませんので、そもそも、「まとめ」じゃないですよね ・・・ 😫
主に撥水性能になると思うのですが、引続き観察しまして、次項の「経過報告」の方で、順次ご報告していこうと思っておりますので、興味がある方はご期待ください 👊
その後の経過報告
【追記】190427現在:
すみません・・・
本業の方がバタバタしてしまって、まだ確認ができていません・・・
【追記】190601現在:
本日、雨が上がった直後に自宅にいることができたため、確認してみたのですが、裏側に塗らなかったせいか、もしくは中央に塗らない部分を残したせいか、全体的に水を吸ってしまっている状況でしたので、撥水の様子は見ることができませんでした 😢
裏側から吸わぬよう、少し改良を加えましたので、経過報告までしばしご猶予いただけると有難いです 🙍
【追記】190628現在:
昨晩、令和初の台風と呼ばれた台風3号が付近を通過しまして、ちょうど朝、出勤前には雨が上がっていました 😄
ようやく、降雨後の報告ができる状況ができましたので、本日の状況を報告します 👊
すみません・・・ 😢
見苦しい筆者の足が写ってしまっているのですが、このまま筆を進めさせて頂きます。
向きは変えていませんので、左側が「防水一番」、右側が「かびZero」を塗布した面になります。
真ん中は、何も塗っていない状態ですので、普通に水が染み込んでいるのが見て取れると思います。
左側の「防水一番」側は何も塗っていない真ん中よりは、色は薄め・・・。
右側の「かびZero」は一見乾いているかのように見えますよね?
拡大すると以下👇のような状態です。
水の吸い込み具合としては、「防水一番」の部分は真ん中より若干吸い込みが少ないように見えますが、右の「かびZero」面に比べると、だいぶ吸い込んでいるように見えます 😐
「かびZero」と真ん中部分に接近して写しますと、以下👇のような感じです。
「かびZero」側は吸い込んでいる水分が少ないことが明らかに見て取れますよね・・・ 😘
お次は「防水一番」面と真ん中の部分で接写した写真 👇
真ん中部分に比べると、色は薄いので水の吸い込み量が少ないのは読み取れるのですが、正直なところ、ぜんぜん撥水してないみたいに見えますね 😒
ちなみに、今回は「防水一番」、「かびZero」とも一度塗りしかしていませんので、そういう意味でも撥水性能がイマイチ発揮されていないんだろうと思われます。
これらの撮影から1時間後・・・ は以下👇のような感じになっていました。
先ほどの状態から、一時間で真ん中を除いて、ほぼ乾いた状態になりました。
一時間前の写真では「防水一番」面の方が濡れているようには見えたのですが、水分を蒸発させるのに要する時間はあまり変わりがないということなのかな・・・ 😶
いずれにしても、撥水効果をご報告しようと思って、この投稿を始めたわけですので、もう少し撥水した状態を報告したいです 😣
やっぱり、二度塗りにした方が分かりやすい気がしますので、隙を見て、二度目の塗布をして、次回の報告につなげようと思います。
今日のところのご報告は以上です 🙍
【追記】190715現在:
今年の梅雨は結構降りますね・・・
去年はこの時期には暑くて暑くて、とにかく暑くって、年のせいかグダグダになっていましたが、涼しくてもこれだけ降るとさすがに萎えますよね? 😩
さて、2週間ほど前に、二度塗り目を施工しましたので、引続きのご報告です。
本日は(巷の?)三連休🙆の最終日に当たります、7/15になりますが、子供もまだまだ小さく手間も掛かりますので、出勤を少し遅らせての確認の結果です。。
どこかの投稿で書きましたが、建築士は決しておいしい商売ではないため、三連休や労働基準法とかはまったく関係がありません・・・
キッチリ13時間ほど仕事して、先ほど戻りまして、書き始めているところです 😔
では、気を取り直して、筆を進めていきます 👊
雨上がりではなく、傘をさしての撮影だったこともあってか・・・
ちょっとピンボケ気味😢なのですが、全体をみますとこんな👆感じでした。
二度塗りしたせいか、「防水一番」の面は前回と比べれば、だいぶ撥水されていますね 😊
「かびZero」の方は、写真でみますと(一見)水を吸っていないようにも見えるのですが、実際に肉眼でみますと明らかに濡れています。
ただ前回の観察時と同じように、吸い込み量が少ないのか、いわゆる濡れ色に変色するような状況ではないようです。
ちなみに、1Fの木製デッキ①先端の手摺に載せた状態で放置していますので、このサンプルの下に見えるドス黒い木材は、撥水剤を塗っていない状態で、4年半ほど経過しているWRCです。
さすがに汚らしいですよね・・・ 😢
水を吸うと、最近はこんな色になってしまいます。
まずは、「防水一番」側を拡大して写すと以下👇のような感じ・・・
次に、「かびZero」側の拡大です 👇
比較してみますと、「防水一番」の方は撥水はしているのですが、「かびZero」側に比べてしまうと、濡れ色が濃い状態。
真ん中の何も塗っていない部分と比べますと、濡れ色はだいぶ薄く見えますので、吸い込んでいる水分は軽減されているように見えます。
油性と水性の違いが出ているのかもしれませんね 😫
「かびZero」の方からみますと、濡れ色が薄いという観点からは、吸い込み量が少ないのかな・・・?と見えるのですが、写真では読み取りづらいにしても、肉眼では明らかに濡れている状態ではありましたので、何とも判断しがたい印象ではあります・・・ 😐
今回の観察で、明らかに読み取れる点としては、二度塗りによって、「防水一番」は明らかな(認識しやすい)撥水効果を発揮しているという点、「かびZero」については、二度塗りをしても、前回の観察時(190628付)と見た目はあまり変わってはいないように見える、という点でしょうか・・・
含水率でも計ってみればいいのかな・・・ 😩
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