こんばんは!
今日は、簡単なDIYで恐縮なのですが、ウッドデッキのちょっとした階段の作り方のお話をしようと思います。
小階段は英語表記だと「Steps」ですので、要するにウッドデッキのステップのお話です。
二階建てのウッドデッキなど、高い位置のデッキとの行き来のモノではなく、筆者の建売マイホームの1Fにある木製デッキ①から、猫の額(ひたい)ほどの庭に降りるだけの階段のお話になりますので、高低差としては48センチ程度の後付けの階段です。
いわば、「ちょっとしたウッドデッキ階段」ということになりますが、この形でも高低差は75センチくらいまでは対応可能かと思います。👌
もちろんDIYで自らの手で自作したモノになりますので、図面(←スケッチレベル)などもお見せしながら、後付けウッドデッキ階段(ウッドデッキステップ)の、筆者なりの具体的な作り方をご紹介していきますので、必要に応じて参考にして頂ければ幸いです。😊
ウッドデッキ階段の位置
今回の実際の施工例として使用する、筆者の建売マイホームのウッドデッキ階段(ステップ)を後付けした位置をご紹介しておきます。
当ブログでは、何度も話題に挙げさせて頂いている木製デッキ①ですので、把握して頂けている方も多くいらっしゃるとは思うのですが、この👇ウッドデッキ(木製デッキ①)の、図中「ここ」と赤矢視した部分です。
他の投稿でも色々とご紹介させていただいている通り、使い勝手が悪い和室と極端に閉鎖的なリビングが(特に)致命的だった、当初の(新築)建売マイホームだったわけですが、諸々のリフォームにより、この辺りの問題を根本的に改善し、
さらに、このリビングとの和室に連続性と空間的な広がりを、プラスαで付加するために増設したのが、この木製デッキ①になります。
「致命的な・・・」という観点からは、実はもっと沢山あります。😨
論点がまったく逸れてしまいますので、ご興味とお時間がありましたら、こちらの投稿[ダメ出しPartⅠ]辺りをご参照ください。
この木製デッキ①については、こちら「1Fに木製デッキを増設しちゃおう♪」の方でご紹介しています。👍
※両記事とも別のタブで開きます。
論点がズレてしまうこともありますし、そもそもが所詮、猫の額ほどの庭に降りるだけのためのウッドデッキの「ちょっとした階段」ですので、敢えてご紹介する機会もなかった訳ですが、ここでようやく話題に挙げられる機会を得た・・・という感じでしょうかね 😅
作るDIY後付けウッドデッキ階段の形状イメージ
予算不足で業者さんに頼めなかった・・・という経緯のDIY工事の一部につき、実際には5年半ほど前の、当初リフォーム工事の直後に後付け済みですので、すでに施工は完了してしまっています。😑
つまり、すでに現状では存在しているわけですので、そのウッドデッキ階段の制作当時まで遡りまして、設計時のスケッチから、その形状をご紹介しますとこんな👇感じの、ちょっとした階段です。
冒頭でも触れました通り、筆者の建売マイホームの庭は事情もあって、とにかく狭い😡!ものですから、階段巾としては700mm(70センチ)程度。
劣化の観点より、ササラ板(側板)を地面に直接載せるわけにはいきませんので、下段にはコンクリート平板を敷く形になるのですが、平板は既成寸法が30センチですので、ここは3枚では70センチには納まりません。
・・・ですが、耐久性に係る話ですので、止むを得ないと判断。😞
ウッドデッキ階段が付く部分の高低差については、図面からの計算上は471mmですが、実測すると地面までは≒485mm。
奥行は最後まで悩んでいたので、上図👆には数字が入っていませんが、手持ちの残材の都合もあり・・・、最終的にササラ板(側板)の水平方向の奥行きで、600mm(60センチ)以内を目標としました。
この👆外形のイメージを、実際に現地を実測した寸法で起こした、具体的な図面的なスケッチに置き換えますと、以下👇のような感じになります。
コンクリート平板で地面との縁は切るのですが、どうしても、ササラ板(側板)の下部が地面に近づいてしまいますので、想定する目標の耐用年数としては「5年程度」を目標としました。
もう少し足元に工夫ができれば、もちろん耐用年数は伸ばせるものと思いますので、何かいい方法があれば、入れ替えてお考えいただいて構いません。😌
なお、色んな投稿で書いていますが、筆者の本業は設計事務所ですので、こんな風にすぐCADで書いてしまうのですが、あとで墨出しのポイントとなる各数値が算出できるような絵であれば、手書きのスケッチでもぜんぜん大丈夫だと思います。👌
※ちなみに、左側のグレー表示が既存の木製デッキ①の部分です。
ちなみに、筆者の使っているCADは、JW_CADという、とても簡単で扱いやすいCADです。
しかも何と「無料」なのですが、我々プロの世界でも圧倒的なシェアを握る信頼性の高いCADでもあります。
一般の方でも扱えると思われるほど、簡単なCADですし、何より「無料」ですので、当サイトでは、初心者の方などの入門編CADとして、おすすめしています。
正真正銘、筆者には一銭も入ってきませんので、お時間とご興味がありましたら、別の投稿になるのですが、こちら👉「おすすめ入門CAD:JW-CAD」の方をご参照ください。🤗
このようなウッドデッキのちょっとした階段に限らず、全般的に言える話ですが、階段設計のポイントとしては、図中に赤の点線で示した段の先端(段鼻)の位置を揃えることと、右側に書いてある「145」という各蹴上げの寸法をなるべく揃えるようにする点です。☝
あとは、現地での納まりや取付の際の動きをイメージしながら、重要な箇所から順にひとつひとつ細かく設定していけば、自ずとこんな絵になってくるはずです。😊
なお、細かい寸法の決めた根拠については、以下👇の折り畳み内に書いておきましたので、ご興味とお時間がありましたら、展開してみて頂ければと思います。
それでは✋
次章よりこんな👆形状の、具体的な後付けウッドデッキ階段(ステップ)のDIYによる作り方に入らせて頂きます。👊
今回のウッドデッキのちょっとした後付け階段の、寸法設定の根拠を一応まとめておきますので、文字だらけになってしまって恐縮なのですが、先の絵を元に応用して作成される方は参考にしてください。😊
上述の通り、ササラ板(側板)の水平長さで600mm(60センチ)以内に納める必要があるため、蹴上げ×踏み面寸法は小さめに設定されています。
具体的には、通常の屋外階段ですと踏板の奥行きは最低でも275mmくらいは欲しいところを、手元の残材(2×10材)を使用する関係もあって、≒235mm(23.5センチ)にしていたり・・・、蹴上げ高さについても、段数を増やしたこともあって、低めの145mmにしてあります。🤔
この蹴上げ高については、最下段のコンクリート平板を除けば、全体の高低差は435mm(43.5センチ)になりますので、踏板の枚数を1枚減らしても、蹴上げは217.5mmになり、大人の利用をメインとする場合は、ギリギリ許容範囲内に納まることにはなるのですが、小さな子供の上り下りも考慮しまして、段数を一枚増やした形です。
※木造の場合の屋内階段は大抵200mm強くらいです。(屋外の理想は175mm以内)
あと、これは補足ですが・・・
左側の木製デッキ①から下りた一段目が、235でなく230mmになっているのは、これも残材との兼ね合いで、前掲の2×10材が長さ750mm(75センチ)ほどの一枚しか残っていなかったため、別の残材の組み合わせ、つまり2×4材と2×6材を継ぎハギ的に使用しているためです。😅
2×4は≒90mm、2×6は≒140mmですので、合計で「235mm」に近くなるため、この「230」という数字で甘んることにした次第です。🤫
後付けウッドデッキ階段を作るのに使うもの
前項でご紹介したウッドデッキの後付け階段(ステップ)を、新規に作っていく前提で、ここでは実際の施工に使う工具と材料を想定して、ご紹介させて頂きます。
・・・が、毎度のことながら長くなりがちですので、ご興味のない方は以下👇右端の👉の「飛ばすボタン」より、飛ばして頂いても構いません。🥱
ウッドデッキ階段に使う材料
正直なところ、筆者は残材を使用して、ザッと作ってしまいましたので、お手元に手ごろな残材や、在庫品があれば、もちろん、それで代用して頂いて大丈夫です。👌
また、既述の通り、筆者の場合は残材を使用したことで、一部、継ぎハギ気味💧になっている部分がありますので、ここでは、新規に購入されて、ちゃんと作る場合を前提にご紹介していきます。
※後半でご紹介する実際の写真では継ぎハギの状態になります。😁
ウエスタンレッドシダー
一体、この単語を今まで何回入力したんだろう?😩と思うくらい、頻繁に話題に挙がってしまっている、「ウエスタンレッドシダー」。←木材の通称です。
昨今は「アイアンウッド」などと呼ばれる木材が、ウッドデッキでも人気があるようなのですが、この「ウエスタンレッドシダー」はそこまで大そうなシロモノではなく、使いようによっては比較的コスパ高めで使用することが可能な、グレードで言えば「中やや下」くらいの木材です。😅
耐久性には定評があるウッドデッキ材ではありますし、手ノコしか使わない筆者にとっては、何より加工性が抜群ですので、耐久性についての試験的な意味も含めて多用しております。😙
筆者は、ウッドデッキ自体にこの「ウエスタンレッドシダー」を多用していることもありますが、耐用年数の想定として「せいぜい5~7年かな・・・」と考えておりましたので、この樹種で可としています。
・・・が、耐用年数を伸ばしたい方や、すでにデッキに高価な高耐久材を使用されていらっしゃる方は、チグハグになってもいけませんので、その樹種をご使用いただいた方がいいような気がします。☝
ちなみに、楽天さんやAmazonさん、Yahooさんでも販売されていないこともないのですが、選択肢があまり多くはないこともあって、いつも[木工ランド]さんというショップさんを利用していますので、そのショップさんの商品からのご紹介になります。
※商品画像も木工ランドさんサイトからの引用です。
また、いつもの商品リンクと同じような貼り方をしていますが、商品リンクではありませんので、実際にウッドデッキ階段をお作りになられる場合は、[木工ランド]さんサイトから直接ご購入いただくことになります。
予めご了解をお願いできればと思います。
筆者のおすすめ度😘は、別の投稿ですが、この辺りに書いていますので、ご興味ありましたら、お手数なのですがぜひ見てみてください。😌
色んな投稿で書いているので、繰り返しになるのですが、コスパは保証します。👍
(・・・と言っても、実際には、本当の意味での保証はできませんので、ご理解をお願いします🙏)
では、諸々の詳細については前掲👆のリンク先でご確認いただいたものとして、ウッドデッキ階段作りに使用する、具体的な材料のお話に入らせて頂きますね。😉
2x6材
作る形状については、後半でもう少し詳しく触れているのですが、まずはウッドデッキ階段のササラ板(側板)の部分に使おうとしている、2×6材です。
※前掲のスケッチで言うと、両側の斜めの材料です。
販売されているショップさんによって、仕上げ方が違いますので微妙に寸法が食い違ってしまいますので、ここでは、先ほどの筆者のおすすめショップ[木工ランド]さんの寸法でご紹介しますと、断面寸法としては39mm×140mm。
ちなみに[木工ランド]さんはとにかく気が利いていますので、長さは900mmにカットされた材料が商品としてあります。😚👌
前述の通り筆者は残材で作ってしまいましたので、全般的にちょっと継ぎハギ気味になってしまっていて、踏板にも使っているのですが、それは無視して、新規に購入する場合の本数に換算しますと・・・
要するに、今回のウッドデッキ階段の、両側のササラ板(側板)の部分に使う材料になりますので、900mmのものが2本あれば大丈夫です。
ちなみに、900×2本なら1800×1本の方がお得なのでは?😲と考えられると思うのですが、[木工ランド]さんの場合は計算してみると、ほとんど変わりません。
逆に長物の方が高く付く場合の方が多いです。
また、よく「短尺送料半額キャンペーン」などもやられていますので、どうしても長いものが必要な場合を除き、余計なことは考えずに必要な長さのものをそのまま購入すれば、基本的にその方がお得になります。👍
また、[木工ランド]さんは、「アイアンウッド」なども含めて、品揃えが抜群ですので、その他の材料をお探しの方にも、ぜひお立ち寄り頂きたい、超おすすめショップさんになります。🙌
[1点補足です]☝
木工ランドさんの話ばかり書いてしまいましたが、このササラ板材の材寸選定についてです。
今回は高低差が485mmの階段でしたので、ササラ板(側板)の材寸は2×6材(38×140)で選定しているのですが、高低差が大きく(高く)なる場合は、この材寸の見直しが必要になります。
筆者の直感的な感覚にはなるのですが、高低差が750mm程度までは、おそらく2×6材(38×140)で大丈夫です。
それ以上の高低差の場合、あくまでも筆者的な考えですが、例えば、1100mm(1メートル)以内までは2×8材(38×184)くらい、さらに高低差1300mm(1.3メートル)以内までは2×10(38×235)くらいの選定・・・というイメージです。☝
※高さが高くなるほど、階段自体の揺れや撓みは大きくなりますので、注意が必要です。
これより高いものだと、完全に材背だけの問題ではなく、材厚「38mm」の方も問題になってくるものと思いますので、実際にはちゃんと計算してみないことには分からないのですが、この方式だと揺れも大きくなりすぎますし、そもそもの安全性に疑問が生じますので、難しいということになります。
※あくまでも直観的な話(100%主観です)ですので、参考までとなるのですが・・・。
また、高低差が大きくなる場合、もちろんその他の部分も増強が必要になりますので、アレンジされる方は十分お気を付け頂ければと思います。😌
2x10材
お次はウッドデッキ階段の「踏板」に使う材料です。
同じくWRCの2×10材で、断面寸法は39mm×236mm、ここも使うのは長さは900mmになります。
筆者は階段巾を700mm(70センチ)で作りましたので、踏板長さとしては625mmほどが必要になったのですが、例えば、巾をあと25mm(2.5センチ)狭くすることにして、階段巾自体を675mm(67.5センチ)ほどの設計にすれば、踏み板巾は600mmの長さの商品でも足りることになりますので、ちょっとだけお得で効率的な設計になります。😅
いずれにしても、踏板は二枚ですので、900(or600)×2枚の手配となりますね。
ちなみに、既述の筆者の継ぎハギ部分はこの踏板部分になりまして、2×10の残材の長さが足りなかったため、以下のように二枚の内の一枚だけを以下👇のような感じに継ぎハギしています。😝
奥の2×6材は前項でもご紹介したように140mm、手前の2×4材は≒90mm巾になりますので、合計すると230mmほどになるため、お客さんのお宅では当然許されるレベルじゃないのですが、今回は所詮ただの建売の・・・、しかも自宅ですので、これでヨシとしてしまいました。😆
ピースアングル:A23
お次は、SIMPSONのA23というピースアングルです。👇
ササラ板(側板)を、木製デッキ①の横っ面に固定したり、ウッドデッキ階段の踏板固定の補助金物として使用します。
屋外使用ですので、本来はステンレス製の方がベターではあるのですが、今回は1Fのウッドデッキですし、耐用年数は5年ほどの想定ですので、さほどシビアになるほどないかな・・・
ということで、溶解亜鉛メッキ処理された、スチール1.3mmのピースアングルA23を選定・・・というよりも、このA23が8個ほど残っていたので、これを使うことにしました、という方が正確かもしれません。😅
元は根太受け金物なのかな・・・などと思いつつ、正確なことは把握せぬまま、100円/個ほどというお手頃さに惹かれて、何だかんだで結構使っている、とても便利な金物です。👍
コーススレッド(SUS410)38/57mm
筆者は常に在庫しているステンレス410のコーススレッドの内、38mmと75mm👇を使用しました。
38mmは前項のA23の固定。75mmはササラ板(側板)の側面から打ち込んで踏板を固定するのに使用します。
ちょっと本数は多めなのですが、DIYばかりやっていると意外とすぐなくなってしまうものですので、いつも筆者が購入している商品をご紹介しておきます。
商品画像が代表画像になっているようで、この写真は38mmではありません。
紛らわしくて申し訳ございません。🙏
ちょっと前まではもっと200本とか400本とか、大量に入っている(お得な)製品が「小箱」ということで販売されていたのですが、あまり検索に引っ掛かってこなくなってしまいましたので、「小箱」よりも「小分け」になっている55本入り、ラッパ頭ステンレス410半ねじコーススレッドの38mmになります。
念のためですが、呼び径の「3.8」はねじ山の外径で直径3.8mmになっています。☝
この辺のコーススレッドの詳細については、一般的なビス(木ねじ)と比較した投稿がありますので、「ラッパ頭」や「半ねじ」の解説はないのですが、ご興味がありましたら、別の投稿[コーススレッドとビス(木ねじ)の違い]の方も参考にして頂ければと思います。
75mmの方も同様になぜか「小箱」が見つかりません🤨で・・・
同じトラスコ中山さんの製品の75mm、ラッパ頭ステンレス410半ねじコーススレッドの25本入りになります。
75mmから呼び径は4.2mmになりますので、先ほどの38mmに比べると、0.4mmほど太いコーススレッド👆です。
※外径の考え方は38mmと同じです。
ちなみに余談になるのですが・・・
ここでご紹介した二つは標準的な太さのコーススレッドです。
特にトラスコ中山さんでは、「軸細」というタイプの製品もありまして、筆者も家具関係や内装関係の造作にはよく使用しているものになるのですが、「軸細」というだけあって、だいぶスリムな印象の製品があります。
頭も小さくて、これはこれで使いやすいのですが、今回は「踏板」という、まともに荷重のかかる部分に使用しますので、「細軸」をお持ちの場合でも、標準的な太さの方のコーススレッドをご使用頂いた方が、安全性の観点からは間違いはないと思います。😉
コンクリート平板 300角
最後にコンクリート平板の300角です。
今回の後付けウッドデッキ階段のササラ板(側板)を、地面で受ける役割をさせる部材になるのですが・・・
楽天さん、AMAZONさんで探してみたところ、なぜか丁度いい製品が見つかりません。😓
要するに、劣化の観点よりササラ板(側板)と地面の縁を切り、かつ、階段に荷重が掛かった際にそれを受ける、という役割に耐えうるモノであれば、何でも構いませんので、ご近所のホームセンターなどで取り扱いがあればご購入いただくか・・・という感じかな、と思います。
もしくは、厚みが60mmの商品ならありましたので、10mmほど埋め込む感じで、こちらの製品👇で代用して頂く感じでしょうか・・・🤨
厚み想定は50mmのところで、これらは60mm厚ですので、若干の寸法的な調整は必要になってしまうのですが、10mm分を地面に埋め込んでしまえばいいだけです。
いずれにしても今回の役割には耐えうるレベルの製品のはずですので、寸法調整だけして頂ければ、お使いいただけます。👌
Amazonさん:コンクリート平板 300角 2枚セット 300×300×60mm
ちなみに、「2枚セット」のようですので、2セット(4枚)の手配となります。✌
そう言えば、コンクリート平板は意外と重いです。
ですので、ここ👆では送料無料のAmazonさんの商品を選定しましたが、製品的には500~600円かと思います。
※重さは1枚当たり10kgほどはあります。
楽天さんだと、doGARDEN ドゥガーデン楽天市場店というショップさんのこちらの平板がお安めです。👍
送料がややお高めですが、合計するとこちら方がお安くなりますから、ご判断はお任せします。
もちろん、先の通りご近所のホームセンターでも似たような製品は売られていますので、ちょっと重いのが個人的には気になるのですが、金額だけでお考えになられるなら、ホームセンターの方がいいような気もしますね。😉
その他、実はもうちょっと使う材料もあるのですが、ご紹介ばかりが長くなってしまってもいけませんので、大きめの材料のみ1点だけここで追加させてください。🙏
今回の後付けウッドデッキ階段は、天然木材を使用した階段になりますので、耐久性の観点から防腐剤的な何かを塗っておく必要があります。☝
筆者は他の投稿でもご紹介している「ウッドロングエコ」という木材保護塗料を使用していますが、いずれにしても、耐久性は重要な部分ですし、この類の塗料は用意しておいていただく必要があります。
このウッドロングエコについては、別の投稿のこの辺りで紹介しておりますので、必要に応じて、ご準備をお願いできればと思います。
※今回の工事だけですと、上段の「20g入」の商品で大丈夫です。☝
ウッドデッキ階段を作るのに使う工具
お次は、今回のちょっとした、ウッドデッキのDIY後付け階段を作るのに必要な道具関係です。
これも全てをご紹介していると切りがなくなってしまいますので、代表的なモノのご紹介とさせて頂きます。🙏
インパクトドライバー
インパクトドライバーは、当たり前と言えば当たり前なのですが、コーススレッドを打ち込むときに使用します。
筆者のおすすめインパクトは他の色んな投稿でご紹介してしまっていますので、下の方に別の投稿の該当箇所へのリンクを貼りましたが、製品的にはこの👇ようなモノになります。
製品の詳細や、どの程度のお勧め具合か・・・については、以下のリンク辺りをご参照頂ければ、お分かりになれれると思いますので、まだお持ちでない方で、お時間のある方は参考にして頂ければと思います。
DIY初心者用としては、ビックリするほどハイパワーで、コスパが高い製品になっていますので、筆者イチオシのインパクトドライバーです。👍
他の記事になりますが、この辺りでもう少し詳しくご紹介していますので、必要に応じてご覧になってみてください。😉
手ノコ、差し金など
あとは材料をカットするために使う手ノコや、それらの位置出しをするための工具関係です。
DIYを日常的にやられている方々は、基本的にお持ちの工具かと思うのですが、一応ザッとご紹介させて頂きます。
デコラソー 240:08002
「デコラソー」というくらいですので、基本は内装部材用の鋸だとは思うのですが、なるべく正確にカットしたい場合などは、この👉岡田金属工業所さんのデコラソー240(08002)を使用しています。
詳細については、「手ノコ①」ということで、鋸(ノコギリ)全般をご紹介しているページがありますので、そちらでご参照頂ければと思います。
もちろん、これら👆👇の商品リンクからお入り頂ければ、製品的な情報もご覧になれます。
今回は、特にササラ板(側板)の上部の既存デッキ側面と取り合う部分の角度をなるべく正確にカットしたいところですので、この「手ノコ①」を推奨しますが、もちろん先の別の投稿で、ご紹介している「手ノコ②」や「手ノコ③」の類でもカットはできますので、お手持ちのちょうどいい鋸(ノコギリ)があれば、それを使っていただいて構いません。👌
差し金:曲尺10370
これも皆さんお持ちだとは思うのですが、筆者の使っている「差し金(さしがね)」はこれ👇です。
シンワさんの曲尺10370という製品で、長い方が≒50センチ、短い方が≒25センチありますので、今回の取付けの際のような狭い箇所での作業だと、ちょっと取り回ししにくいかもしれませんが、主に材料のカット前の墨出しで使用しますので、問題ないと思います。
少し前に、もっとお手頃な30センチのモノを一度購入したことがあるのですが、直角の精度が低すぎて、正確な墨出しが必要な場合はぜんぜん役に立ちませんでしたので、数年前に買い替えています。
別の投稿のこの辺りでもご紹介しているのですが、この差し金やスコヤに関しては、個体差もあるようですが、あんまり安物だと正確な作業には使えませんので、この位の商品の方が間違いありません。😉
ホームセンターなどでも扱っていますので、送料がもったいない😣という方は、ご近所のホームセンターを覗いてみて頂ければと思います。👍
水平器:ALM-300
水平器に関しては、筆者は適当に造ってしまった😜ので、正直なところ、この水平器👇は使わなかったのですが、本来は踏板の水平を確認しながら進めるべきですので、一応ご紹介しておきます。
45~60センチのものでも対応可能ですが、ここではどちらかというと踏板の巾方向でなく、奥行方向の水平を確認したい意図ですので、短めの製品を選定します。☝
新潟精機さんのALM-300という水平器で、寸法的には長さ300mm×全幅56mm×厚さ25mm、磁石付き、45度計測もできるタイプ👆になります。
ウッドデッキ階段の踏板の巾方向、つまり左右のササラ板(側板)の水平を測りたい場合は、この製品では足りません。
長さ900だと取り回しが厳しいと思いますので、長さ750mmのこんな👇水平器がいいかも知れません。
楽天さん:【タジマ】 マグネット付 ボックスレベルスタンダード 750mm BX2-S75M [水平器] 【TAJIMA】
キチンと作る場合は、水平くらい確認しないとホントは良くないです。 😅
その他のモノ
その他はいつも使っているものですが、スケール、鉛筆、鑢(ヤスリ)・・・など。
また、ビスを打ち込むのに、筆者は下穴を必ず孔けますので下穴用のドリルビット。
あとは、必須ではないのですが、仮留めに使う両面テープくらいでしょうか・・・
※正面テープはこのリンク先の下段で紹介しているモノです。(厚手の方です)
他の投稿になりますが、各リンク先がご紹介箇所になっていますので、ご興味がありましたら、必要に応じてご覧になって頂き参考にしてください。😉
DIY後付けウッドデッキ階段の作り方
では、ウッドデッキ階段を実際に作るとした場合の手順のご説明に入ります。👊
・・・とは言え、筆者の建売マイホームのモノはもうできてしまっていますので、申し訳ないのですが、言葉とスケッチ多めの解説とさせて頂きます。😬
また、建築士ではありますが、筆者の本業は設計屋につき、施工は専門外ですので、標準的な作り方でない可能性もあります。
毎度のことながら、この点については予めご了解をお願いできればと思います。 😌
設計(作る形状を検討し決定する)
先ほどの前半で、今回の設計図(スケッチ)をご紹介しつつ、概要はお伝えしましたが・・・
まずは、設計条件を整理しながら、簡単な設計図(スケッチ)を作成します。
ウッドデッキ階段を、①どこに作りたいか?から始まり、位置が決まったら、③高低差や巾はいくつあるか?、②何のための階段か?、④その目的を満たすには階段寸法はどのくらい必要か?、⑤どんな部材が適切か?、⑥実際に入手できる材料は?・・・などから、設計条件等を整理して、そこに階段としての必要な寸法や部材などを決定させていくことになります。
前半でご紹介した断面スケッチ👆になりますが、書ききれなかったこともありますので、ここでちょっと補足しておきます。
前半でお話ししました通り、今回は諸事情により、通常よりはコンパクトな寸法設定になっています。
コンパクトなのはいいとして、実際のこのウッドデッキ階段の作り方をご説明するに当たり、気になっているのは、ササラ板(側板)の角度です。
関数電卓や角度定規などを使用すれば、さほど難しくもないと思うのですが、筆者が作った今回の階段は上図👆の通り、地面との角度が「33度ほど」になっています。
※この👆リンクはAmazonさん検索結果ページへのリンクです。
筆者はCADで描いていますので、この角度を実際の材料に反映するのは大した話ではないのですが、中途半端な「33度ほど」ですと、ちょっと面倒かな・・・、と思いますので、いわゆる三角定規でも計れる、近めの角度として「30度」のバージョンも作成しておきました。👇
角度が緩くなりますのでササラ板(側板)は長くなるのですが、踏み面×蹴上げはそのままになっていますので、この角度で作られる場合は、踏み面寸法を25mmほど伸ばせば、それなりの階段になると思いますので、アレンジされる方は参考にして頂ければと思います。😉
ちなみに、筆者は設計が本業ですので、CADで図面を描くのが当たり前になってしまっていますが、もしCADでの図面にチャレンジしてみたい方がいらっしゃいましたら、こちら「おすすめ入門CAD:JW-CAD」にて、筆者の使っている何と!無料のCADをご紹介しています。
とにかく扱いやすくって、一般の方にも使えそうなほど簡単な、超おすすめの初心者入門編のCADですので、参考にしてみてください!👍
しつこいようですが、何てったって無料ですので。😝
ここでは、あくまでもウッドデッキに取り付く「ちょっとした階段」ですので、既成寸法を崩さずに、筆者の作った「継ぎハギ階段」の説明をメインに進めさせて頂きます。
段取りする
他の投稿で色々と書いていますし、前掲の個所でも軽く触れましたので、ご認識頂けていると思うのですが・・・
ウッドデッキ階段の材料として、納材された材料、つまりウエスタンレッドシダーに、木材保護塗料などを塗布しておく必要があります。
筆者は、ウッドロングエコという保護塗料を多用していますので、カットする前の材料に、まずは、このウッドロングエコを二度塗りしておきます。
もちろん他の保護塗料や防腐剤入の塗料などでも構わないのですが、カット前というよりは、納材直後には塗っておくようにした方が無難です。
※カット後にも、特にカット面には再塗布が必要。
実際の真偽確認はできていないのですが、空気中に浮遊している「木材腐朽菌」などが付いてしまった後に、木材保護塗料を塗るのでは遅い!との見解があるためです。🤔
木材腐朽菌を死滅させるだけの強めの薬剤入りの塗料をお使いになられる場合は、この限りではありません。
ウッドロングエコを使われる場合は、お手数なのですが、別の投稿[ウッドロングエコって何???]の方もご参照ください。😌
墨出し+カット
事前に、前項で描いた設計図(スケッチ)のちょっとしたウッドデッキ階段が、実際に現場に納まることを確認した上で、スケッチに従って、各部材に墨出し(位置出し)をして、カットしていきます。
カットにも墨出しは必要ですが、カットした部材、ここではササラ板(側板)に対し、踏板を固定する位置などの墨出しをする必要がありますので、そこに触れておこうと思います。
※墨出しとは、要するに「取り付ける位置のマーキング」作業です。
段取りにも拠るのですが、筆者はこのウッドデッキ階段を全部組んでから、セットしましたので、この👇場合は以下のような墨出しになります。
筆者の「33度ほど」階段のササラ板(側板)になるのですが、それなりにキチンとセットできる前提で、図面上で決まっている踏板の水平方向までを決めてしまう・・・という場合は、この👆絵になります。
ちょっと見づらいのですが、外形のカットをする前に、上の辺上の水色の2点(左から212/275/224)の位置と、下側のオレンジの2点も出しておく・・・という形ですね。
先に外形のカットをしてしまうと、オレンジの2点が出しづらくなってしまいますので、そういう意味では注意は必要なのですが、おそらく、この方が作業としてはやりやすいです。 ☝
ササラ板と踏板を組むとハシゴ状になり、重くはなるのですが、形は安定しますので、現地でのセットも比較的容易にできることになるからです。🤔
[水平器を使う場合]
作業性より正確さを求めたい場合、現地にササラ板をセットしてから、踏板の水平は水平器を使用して決めることになりますので、この場合は先のオレンジの2点は出さずに、上辺の水色の2点だけを出しておきます。
※鉛筆でしたら、別にオレンジ点も出しておいても構わないのですが。
書きながら気付いたのですが・・・
筆者の建売マイホームの設置位置のように、ウッドデッキ階段を設置しようとしている箇所において、ササラ板(側板)の外側にスペースがない場合、後からでは踏板の固定ができなくなってしまいますので、実際に設置する位置の、ササラ両側にビスを打ち込むだけのスペースがある場合に限りこの方式が使える、ということになると思います。😓
階段を組まずに、両サイドのササラ板(側板)2枚のみを先に所定の位置にセットし、それに対して、水平器で水平を確認しながら、踏み板をササラ外側からビスで固定していく・・・という流れになります。
[キッカリ30度の場合]
参考までに、筆者の「33度ほど」でなく、キッカリ「30度」の場合の墨出し例を以下👇に掲載しておきます。
利用される場合は、いつも通りですが、くれぐれも自己責任ということで、お願いできればと思います。🙏
組み立てる
ここは段取りによって、組み方が変わってくるものと思います。
※組む前に、特にカット面には必ず保護塗料などを再塗布してください。
筆者の作ったウッドデッキ階段は、高低差485mm(48.5センチ)×巾700mm(70センチ)ほどの小さめのモノでしたので、基本的に全部を組み立ててから、ウッドデッキ本体に取り付ける・・・という形が取れたのですが・・・、
もっと高低差の高いモノや巾の広いものをお作りになられる場合は、先に全部組んでしまうと、重すぎてセットできない・・・😨などということにもなりかねませんので、段取りの段階で、大きさと重さは何となくでも想定しておいた方が出戻りが少なくて済みます。☝
重さは、今回使用する「2×10材」で長さ900mmのものだと、2.9kgくらいの重さになります。
単純に、立法メートル換算で、他のサイズの重量も算出できますので、必要に応じて計算してみてください。
ちなみに、先ほどの「木工ランド」さんの場合は、各寸法に対して、ご丁寧に重量まで記載してくれていますので、こういう点も非常に便利です。👍
具体的な作業の流れとしては・・・
- ササラに踏板を仮留めして位置を決めてしまう
(ビスを打込む位置が定まります) - ササラ外側からビス(75mm)の下穴を孔ける
- コーススレッドで踏み板をビス止めする(75mm)
- 補強材としてのA23の位置を決め仮留めする
- ビス(38mm)下穴を孔け、下からビスで固定する(38mm)
前半でご紹介しましたが、下穴については別の投稿[下穴と下穴ドリルについて]を参考にしてください。
施工中でなく、出来上がった状態でですので、ちょっと認識しにくいかもしれないのですが、実際の写真でご説明しますと、以下👇のような感じです。
踏み板/ササラ板の関係は写真👆中のコメントの通り。
①~③のササラ板外側からのビス打ちは、左側のコメントのない矢印だけの5本ですが、実際は、片側だけですと上段踏板で3本/下段踏板で4本のコーススレッド75mmを打ち込んでいます。
既述の通り、上段の踏板は継ぎハギですので、ここでは3本ですが、上段も2×10材でお作りになられる場合は、上段踏板も4本になります。
④~⑤のピースアングルA23は、この75mmコーススレッドが劣化したり、WRC(ウエスタンレッドシダー)の劣化などで、踏み板が落ちてくるような事態を物理的に避けるために、踏み板の下側に写真のように固定しています。
もう少し視線を下げて近づきますと、こんな👇感じです。
A23は38mmコーススレッドで固定しますが、ササラ板に対して横方向に4本ずつ、踏み板は下側から上方向に4本ずつになっています。
ここは、実際に4本ずつ必要か?と聞かれると、4本も必要はないかもしれません。
ただ、劣化が進んだ際などに、物理的に踏板が落ちてくることを回避するための役割ですので、念のため打っておいた方が間違いありませんから、安全性の観点より、筆者は4本とも打ち込んでいます。😉
あと、あくまでも筆者の場合ですが、例えばササラ板(側板)に固定したり、ピースアングルA23を固定する場合、両面テープを使って仮留めしてしまいます。
※テープはいずれ劣化で消失してしまう前提で貼りっ放しです。😅
先ほどもザッとご紹介しましたが、この👇ような、そこそこ強力な凹凸面対応の両面テープであれば、(樹種にも拠りますが・・・)それなりにしっかり仮留めできますので、ピースアングルを固定する際も楽ちんです。😘
ちなみに、この両面テープはニトムズさんのT4542という製品で厚み0.8mm、パッケージにも書いてありますが、15mm巾×5mの製品です。
常々、もっとお得な長さの長いモノがあればいいのに・・・😞と思いながら、荒面対応の両面テープとしては、筆者の知る限り、最も信頼できる両面テープのひとつですので、常時在庫している次第です。🤗
ウッドデッキにセットする(後付けする)
前述の通り、あくまでも筆者の場合ですが、デッキ本体側板に両面テープで仮留めしてから、下穴を孔け、ビスを打ち込みます。
支えてくれる手元でもいれば、両面テープで仮留めなんてしなくていいんですけどね・・・ 😓
また、前項でお出ししてしまいましたので、すでに伝わっていると思うのですが、今回は、ササラ板の外側で固定しています。
これはちょっと体裁は悪いのですが、理由としては他でもなく、このウッドデッキ階段のある個所自体が、目立たない位置だからです。😅
目立つ位置の場合は、ピースアングルがササラ板の外側に出ていると体裁は良くありませんので、ササラ板(側板)内側に取り付けた方がいい場合もあります。🤔
ただ、この場合、前項の組立の段階で、そこまで見込んだ段取りをしておく必要がありますので、ケースバイケースでご対応いただくことになります。
写真中👆、コーススレッドが3本しか打ってないのですが、ササラ板(側板)足元がコンクリート平板にちゃんと載っていれば、ここは大した荷重は掛かりませんし、高低差も大したことありませんので、ちょっと手を抜いた・・・だけです。 😅
このようにササラ板(側板)を本体の大引材(根太もしくは幕板)側面に、取り付けたら完成です。🙌
築後5年半ほど経過、しかも降雨後の撮影になりますので、あんまりきれいな状態じゃなくてお恥ずかしい限りなのですが、完成形状としては、こんな感じ👆のDIYによる、後付けウッドデッキ階段(ウッドデッキステップ)になりました。🤗
既存デッキの横っ面に取り付けるだけですので、完全に後付け対応なウッドデッキ階段ということです。
想定耐用年数は5年としていましたが、ノーメンテナンスで、すでに6年近く経過している割には、まだまだしっかりしていますし、古臭くて子汚くはなっているものの、ガタ付きなどを含めて、大きな劣化は見られませんので、あと2年くらいは行けそうな印象ですね。😛
[24.11/18追記]
この後付けウッドデッキ階段(ステップ)は、設置してから約10年ほど経過したことになります。😐
当初、耐用年数は5年と設定して部材選定を行ないましたが、ノーメンテナンスで雨ざらしのまま、現状でも(一応)そのまま使えています。😬
時間が取れれば、経過報告記事でも書こうかな・・とは思っていますが、正直な所、劣化はだいぶ進んでいる状況ではあります。☝
なお、高低差の高いウッドデッキ階段の場合、ササラ板(側板)や踏板、ピースアングル、SUS410ビスなどの劣化により、将来的に安全性が損なわれる可能性も考慮する必要がありますので、このの観点より、ピースアングルA23を二枚付けたり、このピースアングル自体を別のステンレスの製品にするなど、劣化した場合の安全性も担保するべきです。
今回ご紹介している、ウエスタンレッドシダーやピースアングルは、あくまでも「耐用年数5年ほど」という想定の下で選定している材料ですので、高低差が高い場合や、求める耐用年数が長い場合は、臨機応変な各部材の選定が必要になってきます。☝
今日のまとめ
今日は、筆者の建売マイホームの1F、木製デッキ①(ウッドデッキ)に実際に後付けした「ちょっとした階段」を例にとりまして、主に、DIYによる自作のウッドデッキ階段(ウッドデッキステップ)の作り方の解説をして参りました。
施工中の写真があれば、もう少し分かりやすくまとめられるような気がするのですが、あいにく出来上がってしまっている部分でのご説明でしたので、分かりにくかった部分もあったかもしれません。
大変恐縮なのですが、この点についてはご容赦頂けると有難いです。😓
毎度のことながら、大したDIYでない割に長くなってしまいまして、申し訳ないのですが・・・
お読みくださり、どうも有難うございました。🙏
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