昨晩・・・
筆者の建売マイホームで数日前に発見された、大量のシロアリ達の巣がようやく見つかった夢を見ました。😓
だいぶ病んできましたかね・・・😷
今日は、すでに9/13(日)に表面的には駆除してしまったシロアリについて、シロアリの巣はどこにあったのか?という件を、あらゆる角度から検証してみた結果を記録し、シロアリの巣の位置について考察します。
あまり細かいことは考えず、取急ぎ・・・ということで、見えているシロアリだけは撲滅したのが10日前。
当初から「こいつら(シロアリ達)の巣はどこだ?」という意識があれば、こんなことにもならなかったのですが、何も考えないで勢いでやってしまって、
翌日にはあっさりと普通ゴミとして出してしまいました😫ので、シロアリの巣がどこだったのか?がサッパリ分かりません・・・。 😭
※シロアリ駆除は巣まで根絶しないといけないという意味。
[21.09/14追記]
昨年(2020年)9/12に勃発した、このシロアリ大量発生騒動より、丸1年が経過したことになります。😑
その場凌ぎの場当たり的なシロアリDIY駆除だったわけで、失敗だった可能性が非常に高かったのですが・・・
昨年(2020年)9/27の最終確認後、引続き、日々の点検は怠っていないのですが、シロアリの残存兵も見当たらず、新たな被害も見つからず・・・
シロアリ再発が疑われる兆候も一切見つかっておりませんので、結果論に過ぎないのですが、DIYシロアリ駆除は結果的に成功に終わっていたようです。😆
色々と四苦八苦しましたので、今となっては懐かしく思える今日この頃ですが、ここに終戦の旨ご報告させていただきます。🙌
ま、また数年後に慌てふためくことになる可能性はあるのですが。💧
無計画な性格(?)が仇となった典型的なパターンなのですが、他の投稿で色々とご紹介してきました、去る9/12(土)に筆者の建売マイホームの1F木製デッキ①にて見つかった、大量のシロアリについてのお話シリーズ、第七弾「シロアリの巣はどこだっ?」というお話です。👊
※普段は冷静ですので、無計画なんかじゃないのですが。
シロアリのお話シリーズ目次
時系列で、準備が整い次第、順番にご紹介している流れになります。
お時間がありましたら、他の投稿の方にもお立ち寄り頂けると幸いです。😌
- 第一弾:デッキにシロアリが!!!
- 第二弾:シロアリにキンチョールを掛けてみた
- 第三弾:シロアリ大行進♪
- 第四弾:自分でDIYシロアリ駆除は可能?
- 第五弾:シロアリの種類を見分ける
- 第六弾:シロアリの生態と驚くべき生殖システム
- 第七弾:シロアリの巣はどこだっ? 👈今回
- 第八弾:DIYシロアリ駆除の結果報告(終章)
- おまけ:シロアリ画像(写真)と動画ギャラリー
シロアリの巣について
筆者の建売マイホームで発見されたシロアリは、第四弾[シロアリの種類を見分ける]にて、概ね限定しました通り、ヤマトシロアリと見てほぼ間違いないだろう・・・というところまでは来ていました。
ですので、要するに、このヤマトシロアリの巣が一般的にどこに作られるものなのか?が分かれば、今回のシロアリ達の巣がどこにあったのかの見当が付くはずです。😣
・・・なのですが、WEBで情報をむさぼる限り、ほとんどのサイトでは、ヤマトシロアリは巣を基本的に持つことなく、加害した枯れ木や家屋の中に住みついてしまうという意見ではあるのですが、一部のサイトでは、イエシロアリと同様に土中に巣を持つようなニュアンスで書かれているものもあり、100%の限定ができていない状況が現時点では続いています。😭
[210226追記]
たいぶ日が経ちましたが、久々に読み返しておりました。😅
この時点では、まだシロアリ達の巣が地中にある可能性も否めない・・・と思っていたのですが、やっぱりヤマトシロアリに関して言うと、加害した木の中に住み着くという考え方の方が正解のようです。
ですので、今回のシロアリの巣の位置については、おそらく「処分してしまった端材の中」か、この辺りで軽く触れている「デッキの土台の中」にあったのだろうと断定して良さそうです。
ちなみに今回、シロアリ達に加害されて、最も被害が大きかったのは「デッキの土台の中」です。😟
シロアリの巣に関する情報の見直し
客観的な情報が整わないという微妙な状況であることは確かなのですが、現実的には、筆者の建売マイホーム1F木製デッキ①の床下において、数千のシロアリが確認されている訳ですから、どこかにシロアリの巣があったことは紛れもない事実であり、間違いはありませんよね。😲
ということで、ここでは現場の状況を今一度、改めて見直すと同時に、合わせて、記録として撮影してある動画や写真を元に、シロアリの巣はどこにあったのか?という観点で、具体的な検証(推測)をしてみることにしました。
ところで、念のための確認なのですが・・・
この一連のシロアリお話シリーズ第三弾の「シロアリの大行進」はご覧になっていただけてますでしょうか? 👀
前半の投稿で、色々と説明してきているので、その流れで書いてしまっているのですが、そもそもの状況がお分かりになられない方もいらっしゃるかもしれませんので、もしお分かりになられないようでしたら・・・
大変お手数なのですが、デッキ下を撮影したこの写真をご参照いただいた上で、この動画をご覧になってみて頂けると状況が認識しやすくなるはずですので、お時間が許されるようでしたら、見てみて頂ければと思います。 😌
※動画は2分強の動画です。稚拙な動画で恐縮なのですが・・・
三本のアリ道(蟻道)とシロアリの巣の関係は?
シロアリの巣がどこにあったのか?を限定するに当たり、まずは彼らの日常の動線を把握する必要がありますので、アリ道(蟻道)の位置関係を細かく見ていきます。🧐
今回の騒動で見つかったアリ道(蟻道)は、最初の投稿[デッキにシロアリが!!!]でご紹介しました通り、全部で三本。
☝ ちなみに、筆者は「アリミチ」と呼んでいますが、正式には「蟻道(ギドウ)」だそうです。
この三本の物理的な位置関係や状態を元に、これらを行き来するという視点での関連性なども考慮しながら、ご紹介しつつ検証していきます。
一本目のアリ道(蟻道)⇒アリ道①
おさらいになりますが、一本目は最初に見つけて、思わず早々にほじってしまったこの👇部分。
このアリ道はほじってしまったので、写真上では分からなくなってしまいましたが、写真中の左方向に行きますと、次にご紹介する二本目のアリ道(蟻道)、つまりアリ道②に繋がっています。
また、写真中「ほじってしまった箇所」の赤矢視の辺りの木の地肌が見ている部分が、アリ道が立ち上がっていた範囲になりますので、CB(コンクリートブロック)上からは60mm(6センチ)ほどの立上りでした。😕
右側はCB裏面を柱沿いに降りて行って、土間コンクリート上に堆積した泥と同化して止まっていました。
※この関係性は写真を用いて後述します。
シロアリの巣とはニュアンスが逸れるのですが、シロアリの姿が認識しにくいと思いますので、参考までに拡大しますと、こんな👇感じです。
元画像は明るすぎましたので、明暗とコントラスト、色相などを調整して、少し見やすくしたつもりなのですが、やっぱり見えづらいですね。😑
どこかにシロアリの巣の位置を限定するための、何かしらの痕跡やヒントがあるはずなのですが・・・ 😟
二本目のアリ道(蟻道)⇒アリ道②
二本目は、この👆直後に見つけた、この👆CB(コンクリートブロック)面の裏側のこれ👇。
※前写真の左下付近の反対面になります。
シロアリのお話シリーズ第二弾の[シロアリにキンチョールを掛けてみた]での、主戦場となった個所ですね。😅
写真中👆左側に写っているのは、デッキ柱の基礎に当たるコンクリート面になりまして、ちょっと認識しづらいかもしれないのですが、この上に35センチほど移動して、CB面にやや寄り気味に撮影したのが、以下👇の写真になります。
位置関係としては、図示の通りですが、上がアリ道①方向、左下はアリ道③の方向、下は先の通りアリ道②になります。
アリ道②と上方向のアリ道①は、柱の裏側とCB(コンクリートブロック)の3mm内外の隙間を介して繋がっている形ですので、この隙間はアリ道の痕跡となる土っぽい素材がこちら側とあちら側に見られました。
※写真はキンチョール戦によりアリ道をほじった後です。
ついでに、この👆裏側の写真もここで掲載しておきますと、これ👇が裏面です。
この写真だと下の方が認識しにくいと思いますので、下の方(足元)を拡大しますと、見づらい写真で申し訳ないのですが、こんな👇感じです。
写真中に書き込んである通り、こちら面の土台下は少し食われてしまっておりました。😢
※パッと見の「少し」ですので、実際は深い可能性もアリ。
上の柱沿いに、CBとの隙間をふさぐようにして降りてきた、不完全なアリ道は下端で土間コンクリート上に堆積した泥と同化するような形で終わっているように見えました。
※この不完全なアリ道をアリ道④とさせて頂きます。
なお、この写真は、大量のシロアリにDIY薬剤散布をした後に撮影したものですので、下の方に少し写っている白い米粒みたいなモノは、シロアリの死骸です。
あまりに大量のシロアリでしたので、この柱の裏側に廻り込めるほどの勇気が出ませんで、駆除後の撮影になりましたが、駆除前であれば、この辺りのシロアリ達の動きも記録できたことになりますので、ちょっともったいなかったな・・・と今思っているところ。😞
ちなみに、この👆写真で赤矢視している、アリ道(蟻道)③上の土台下端のシロアリ被害部に近づいて撮影しますと、以下👇のような状態・・・。😳
後述もしていますが、この辺りもだいぶ臭いですよねぇ・・・ 😨
デッキをバラして確認したいくらいです。😞
[210226追記]
この👆時から半年ほど経過したところですが、今のところはシロアリの巣の痕跡もなければ、シロアリ達がウロついているような様子も見られませんし、この加害部の被害範囲が広がっているような形跡もないですね。🤨
※二日に一度は確認するようにしているのですが・・・。
でも、シロアリの巣があった位置は?と考えると、やっぱりこの土台下が最も怪しい気がします。
だって、シロアリの巣には女王がいたことになる訳ですが、女王の外観ってこんなんなんですよ!🥶
ここの女王はここまでではなかったかも知れませんが、こんなサイズじゃ、他に入れるとこなんてありませんもの。
三本目のアリ道(蟻道)⇒アリ道③
三本目は先の写真の左に写っているデッキ基礎の側面、二本目のアリ道②からは40センチほど離れた、この👇アリ道(蟻道)です。
この写真中「別のアリ道」と赤矢視している部分が、三本目のアリ道(蟻道)に当たるアリ道③になります。
この三本目のアリ道(蟻道)については、ここ👆で写っている二枚のベニヤ(コンパネ)を撤去した後の写真でご紹介しますと、こんな感じ👇になっていました。
※DIYシロアリ駆除後の撮影です。
基礎の側面に付いた水平方向の跡が、前写真に写っていた二枚のベニヤ(コンパネ)の跡。
下側のベニヤ以下にはアリ道(蟻道)は延びておらず、上側のベニヤから上に向かって、基礎パッキン凹部へアリ道が伸びていたということが分かりますよね。🤔
さらに、この基礎パッキン裏の凹部を伝って、デッキ柱のあちら側(写真の奥側)、つまり一本目のアリ道①へ繋がっていた形跡があり、そこから柱とCB(コンクリートブロック)の隙間を縫って、先の二本目のアリ道(蟻道)へ繋がっていた形になります。
アリ道の上り下りとシロアリの巣の関係は?
アリ道の関係性が把握できたところですが、彼ら(シロアリ達)はこの通り道をどう通っていたのでしょう・・・
また、シロアリの巣はどこにあって、どこから出てきて、このアリ道にどのように辿り着いていたのでしょうか?
それが分かれば、現在抱えている悩みは六割くらいは吹っ飛ぶのですが、実はそうそう簡単な話ではないようです。🤨
このシロアリのシリーズ前半を書いていた頃は、今ほど穿った(うがった)見方はしておらず、普通にシンプルに考えていましたので、以下👇の写真中のコメントの通り、先のアリ道②の右下のコンクリートに刺さっているかのように見える部分が入口だと考えていました。
つまり、コンクリートすらも突き破って出て来ると言われているシロアリですので、CB(コンクリートブロック)際の土間コンクリートの隙間を突き破って出てきたのだろうと考えていた訳です。🧐
でも、フツーに見るとそう見えません? 👀
安易すぎますかね・・・ 😓
筆者の考えはこう👇でした。
もともとシロアリの巣は地中にあって、深さなどは分からないとしても、地中にいたシロアリが、土間コンクリートを突き破って地上に上がり、このアリ道を築造しつつ上に進み、柱の裏を侵しながら裏側へ廻り込み、メインは基礎パッキンの隙間を通って、アリ道③へ・・・
一部はアリ道①を介して、柱のあちら側に回って、下方向に下り・・・
シロアリの巣の位置がどうこなのかは別として、デッキ下の薄暗い中を縦横無尽に駆け回って・・・というイメージです。😐
または、柱裏の不完全なアリ道(蟻道)をアリ道④と呼ぶとすれば、アリ道④が泥と同化している辺りから、やはり土間コンクリートを突き破って上がってきて・・・というストーリーでしょうか。
個人的には、的を得た、非常にスマートでクレバーな推測だとは思っていましたし、まさか読み違えるなんて1mmも考えていなかったのですが、例えばアリ道②をきれいに掃除した後の右下のコンクリート面を実際に見てみますと・・・
さらに近付いて、CB際の取合い部を拡大しますと、こんな👇状況。
裏側のアリ道④の方も、掃除後に見てみますとこんな👇感じでした。
写真で見てしまうと、少し埃が残っているようにも見えるのですが、箒(ほうき)と子供用歯ブラシで掃いてコスって、塗装用の刷毛でさらに掃いて仕上げていますので、基本的に埃はほぼ残っていないものと思います。😑
※そう言えば掃除機では吸っていませんね・・・
要するに、☝
隙間もなければ穴も一切ないんです!😨
シロアリ達は一体全体どこから来たんですか? 😲
UFOがたまたま筆者の建売マイホームの建つ、こんな辺鄙なところに立ち寄って、シロアリを落としていったのでしょうか?? 😱
何となく察しは付いてきたところですが、100%ではありませんし、主観的な想像の域をぜんぜん出ていませんので、次なる分析を行ってみることにします。👊
シロアリの巣の位置については相変わらず闇の中ですしね・・・ 😟💧
シロアリの避難方向とシロアリの巣の関係は?
これも他の投稿でご紹介していますが、筆者が、取急ぎのDIYシロアリ駆除に当たる前のデッキ下の状況は以下のような様子でした。
このどこかにシロアリの巣があった可能性は高いのですが・・・
この直後に、いかにも怪しい、放置された二枚のベニヤ(コンパネ)を動かしてみたことによって、数千匹に及ぶシロアリの大行進に遭遇することになったのですが、その大行進の際にシロアリ達が取った避難方向を、軽く分析してみました。
写真中に赤で記載しているキンチョールのお話はこちらです。🤗
ちなみに、シロアリは目が見えないらしく、かつ非常に憶病な性格のようですので、コンパネを動かされたことに驚いて、本能的に取った行動ということになろうと思います。
実際に彼らの取った行動が本能的なモノであるのは確かだと思うのですが、本能的に逃亡しようと避難に走る生態なのか、もしくは女王を守るためという任務を充実に果たそうとする生態なのかは分かりません。
これが明らかにされていると、シロアリの巣の位置も何となく想像ができるようになりますし、この分析も大きな意味を持つのですが・・・。
実際の動きは、前掲の他の投稿[シロアリ大行進]の方で掲載した動画を見て頂くと、何となくお分かりになると思うのですが、彼らの避難方向の大きな流れとして、以下のような二つの流れが見られました。
アリ道③に戻ろうとする流れ
二枚重なったコンパネの上側のモノを捲った(めくった)数十秒後、以下の光景に遭遇したのですが、ここで写っているシロアリ達は、七割方アリ道③の方向に走っているようでした。
一部は状況が把握できていないのか、もしくは何かの役目を果たすためか、逆方向に向かうモノもいるのですが、基本的に、この写真に写っている範囲のシロアリ達はアリ道③の方向に向かっているように見えます。
また、アリ道③の根元付近に辿り着いた連中は、基本的にアリ道③の中に流れ込んでいくのですが、写真中にもコメントを入れています通り、一部はこのコンパネと基礎側面の間の隙間から、コンパネの下に降りようとしていました。
※下から上がってこようとする姿もありました。
コンパネの下段に降りようとする流れ
先の写真上、アリ道③に戻ろうとする七割ほどとは逆方向に向かおうとする、残りの三割ほどのシロアリ達の行き先はどこか?と追ってみますと、先👆の写真で見ると左側に向かっているようで・・・
どうやら、この👇穴に向かっての流れだったようです。🤨
この写真👆で赤矢視しているコンパネに孔いている穴に向かい、ちょっと認識しづらいかもしれませんが、よく見て頂くと、この穴からやはりコンパネの下の段に、流れ込むように降りていっている様子がお分かりになられると思います。🧐
しつこいようですが、このシロアリの流れは、第三段「数千二及ぶシロアリ大行進♪」のこの辺りの動画を見ていただくと、分かりやすいです。👍
ただ、この写真に写っているシロアリ達すべてがこの穴に向かっているという訳ではなく、以下の写真に示すように、右側の一部は、先のアリ道③に近いためか、この穴には向かわずに、アリ道③に向かっているようです。
もっと大きい画像を掲載すれば、もう少し認識もしやすくなるのですが、容量の関係もありますので、詳細については、先ほどもご紹介した他の投稿[シロアリ大行進]の方で、動画を見て頂ければと思います。😊
ちなみに、この👆写真を編集していて気が付いたのですが、このコンパネ上のアリ道が穴に対しての流れを導くように築造されている気がしません?
よく分からないところに切れ目もあるので、微妙と言えば微妙なのですが、この穴がシロアリの巣を限定するポイントになってくるような気もして参りました。🧐
その他の流れ
大きな二つの避難方向をピックアップしたところですが、その他の流れがない訳ではありません。
先の写真よりは少し引いて、コンパネ上の全体的な動きを観察しますと、以下👇のように整理することができました。
※上側のコンパネをどかして30秒ほど経過した状態
このコンパネは、コンクリートのDIY型枠に使用したモノなのですが、先ほどの穴はその際に孔けたセパの穴です。
写真中に図示しましたが、1150×450のサイズに対し、セパの穴は二つ。
※図中の緑矢視の「穴A/B」がその位置になります。
青色の矢視は着目したアリ道の土手、赤色の矢視については筆者が着目したシロアリの動線です。
以下、画像がしばらくないのですが、ご容赦ください。🙏
[土手の分析]
あくまでも筆者の推測に過ぎないのですが、まずはアリ道の土手から見ていきましょう。🤗
一番はっきりとした形を保っている、土手1A/Bは、穴Aとアリ道③を繋ぐ動線を作るための土手。
左の土手3A/Bと右の土手2A/Bは、おそらくシロアリ達がコンパネ下に落ちないようにするための土手のように見えますが、それぞれ3A、2Aの位置でコンパネの端に消失していますので、この点(3A/2A)から手前側はコンパネ下に降りることも想定して築造されているように見えます。
コンパネの上の方はデッキ床下の奥側に当たるため、曖昧な撮影が多くて、詳細までは把握できていないのですが、基本的に奥に行くに従って、土手は薄く曖昧なモノになっているようです。
[動線の分析]
その他の流れとして、動線はザッと分けると以下の4通りに分けることができるかな、と思います。
- 左①:上の穴Bに向かうか/そこから出てきた流れ
- 左②:左下3Aよりコンパネ下に降りるか/上がってくる流れ
- 右①:土手1Aの切れ目から右上2Aに向かうか/戻る流れ
※この段階で右上に向かっているのが大半 - 右②:列ではないが、動線としてはありそうな印象の流れ
動線の流れが読めればいいのですが、右①が明らかに上方向に向かっていること以外は、残念ながらちょっと読みにくい状態でした。😓
また、数については以下のように整理できます。
もちろん正確に数を数えたわけでもありませんので、ザックリで恐縮なのですが、前項までの大きな二通り以外のシロアリの流れは、このコンパネ上だけの全体数からの割合で言いますと、三割ほどでしょうかね・・・
具体的なパーセンテージにして、先の大きな流れも含めて整理しますと、以下👇のような感じになりそうです。
大分類 | 動線 | 割合(≒) |
大きな流れ | アリ道③に向かう | 50% |
〃 | 穴Aから下に降りる | 20% |
その他の流れ | 穴Bに向かう:左① | 6% |
〃 | 左下から下に降りる:左② | 8% |
〃 | 右上から下に降りる:右① | 6% |
〃 | その他:右②含む | 5% |
ザッとですので、何とも言えないのですが、こう整理してみて分かることは、アリ道③に向かう流れが全体の約半分。
残りの半分は、基本的にコンパネ下に降りようとしている流れになっているようです。
共に、逆流しようとしている流れもあるのですが、おそらくそれぞれの10%ほど未満に留まっている印象ですので、アリ道③に向かうのが40%前後以上、コンパネ下に降りようとしているのも40%前後以上かな、との結果になりました。
シロアリが巣に戻ろうとしていたのか・・・、もしくは異変に気付いたシロアリ達が巣に戻ろうとしている訳ではなく、単に逃亡しようとしていただけなのか・・・については、もう少し習性を勉強しないと何とも言いがたいところですね。 🤔
また、少し違う見方になるのですが・・・
そもそもコンパネの手前側にその多くが集中しているのですが、奥の方に向かうか/戻ろうとしている動線は、左①と右①②だけですので、上表から算出しますと17%。
残りの83%ほどは、コンパネの手前側のどこかに向かうか/戻るか・・・という行動を取っていたとも言えます。
つまり、シロアリの巣が手前側にあった可能性が示唆されている結果のようにも思えますよね。🤔
奥に比べると、手前側の方が陽が当たって明るい位置ですので、単に逃亡していただけと考えると、わざわざ自分たちが苦手とする手前側に向かうはずがないような気がするという意味で。
[数の推移]
正確な数字は数えられないのですが、画像を使って、コンパネ上にいたヤマトシロアリが時間の経過と共にどの程度動いているのかを確認してみます。
動画上でスクリーンショットを撮って、トリミングで視野を近づけていますので、画像が乱れたものが混在しますが、ご容赦頂ければと思います。
また、時刻については、若干の前後はあるのですが、動画撮影開始を10:19ジャストと仮定して入れてあります。
まずは穴A付近の画像で、二枚目は一枚目より30秒後ほどのものになります。
たかが30秒でこんなに減るのか!と思うほど、だいぶ減っています。😲
1/3ほどになっていますでしょうかね・・・
ただ、ここはこの前掲の写真でご説明した通り、全てが穴から下に降りていく流れという訳ではなく、半分やや右寄り付近からはアリ道③の方に向かう流れの方が強い印象でしたので、そちらに向かっていったヤマトシロアリも多いように思います。
次にアリ道③前付近の画像です。
こちらも同様で、二枚目は一枚目より概ね30秒後ほど経過した写真になります。
前掲の穴A部分の解説でお書きしたように、こちらの流れは30秒後の方が増えていますよね。
この20秒後くらいには、このコンパネを捲って(めくって)いるのですが、大半はコンパネ上に取り残されておりました。😓
上側のコンパネを捲った10時19分23秒の時点で、何匹が上にいて、この下側のコンパネを捲る時に最終的に何匹残っていたのかが分かれば、シロアリの巣の位置について、もう少し具体的なことが見えてくるのかなとは思うのですが・・・
現実的ではないですよね。😟
コンパネの下の状態とシロアリの巣の関係は?
コンパネの下の状態については、まだ触れていませんでしたので、このコンパネの下がどうなっていたのか?について、ご紹介しつつ、シロアリの巣との関係を考えてみます。
上の方でご紹介した、他の投稿[シロアリ大行進]の方で掲載している動画でも、写していない部分になるのですが、実は、このコンパネ下の方が、個人的には鳥肌が立つような、さむ~い🥶状態になっていました。😱
どうでしょう? 👀
さむ~くなりません? 😅
えぇ?👂 見えません?👂👂
しょーがないな・・・ 🤨
では、この👆写真の左側をまずは拡大してみますと、こんな👇感じ・・・
※ちなみに画像をクリックすると少し拡大できます。(全共通)
左側が直線的に切れているのは、ちょっと見えにくいのですが、ここにアリ道の土手があるためで、上に載っていたコンパネの端に沿って、土手が積まれていたようです。
次に右半分ほどを拡大しますと、こんな👇感じになります。
どうです!ちょっとさむ~くなりましたでしょうか?
夏場はちょうどいいかもしれませんが、昨今はだいぶ気温も下がってきましたので、季節外れの画像になるかもしれません。
ちなみに、下側のコンパネが載っていた範囲をザックリ図示しますと、おそらくこのような位置に載っていたものと思われます。
実際の数は数え切れませんから、もちろんちゃんとは数えてなんかいないのですが、ザッと数えてみる限り、左側が1200~1300、中央が1500~1700、右側が500~600匹くらいですので、合計するとおよそ3500匹前後。🤧
ちゃんとは数えていない・・・・と書きましたが、一応、各端材ごとにA3サイズに拡大して出力し、それぞれ100~200匹まではボールペンでチェックを入れながら、実際にちゃんと数えています。😅
これ以降は、範囲のボリュームで概算で勘定していますが、そんなにズレてはいないはずです。👌
しかも、下に落ちちゃってるのもいますし、これらをひっくり返すと裏側にも同じくらいか、もっと大量な数がうごめいていましたので、ここだけで軽く8000匹以上はいたことになります。😭
端材の大きさは平面的にみると、左側が120×140mm、中央が150×235mm、右側が40×250mmほどですので、これっぽっちの狭い面に3000匹を超える大量のシロアリがうごめいていたわけですから、そりゃぁもう大騒ぎでしたよ。😅
笑い事ではないのですが・・・ 😞
この3つの端材には、シロアリが食い入った穴が何か所かできてしまっていて、次項でも考察しますが、その穴を出入りする動きも見られましたし、ここまでの数のシロアリ達が日常的に行き来していたと考えると、このコンパネ下付近にシロアリの巣があった可能性は大きいです。🤔
ただ、既述の通り、これらの端材はザッと処理して、ゴミ袋に入れて密封し・・・
翌日の普通ゴミとして、アッサリ出してしまいましたので、真実はもはや闇の中に葬られてしまっているのですが・・・。😱
シロアリの巣の位置に関する考察
話がやや逸れ気味になってしまいましたので、本論に戻してシロアリの巣の位置についての考察に入ります。👊
要するに、コンパネの下段にこれだけ大量のヤマトシロアリがうごめいていたわけですが、この下段にこれほどの数が存在したのは、コンパネの上からが逃げ降りたシロアリ達によるものだけではないと考えています。
つまり、筆者が上側のコンパネを捲った(めくった)のが、動画の記録を見る限り、AM10時19分23秒くらい。
既述の[数の推移]の部分でも見てきたように、穴Aからこの下段に多数のヤマトシロアリが降りて行ったことは事実なのですが、どう考えても数千匹が降りたとは考えにくいためです。
おそらく1000匹くらいは降りたのかな、との印象ではありますが。
また、先ほどの穴Aの方がちょうど中央の端材の左上角辺りに当たるのですが、コンパネ上で見られたアリ道のメイン動線がアリ道③と穴Aを繋ぐものであったことから、日常的にこのコンパネ下段に入り込んでいた可能性が非常に高いと思われるのです。
※個人的にはシロアリの巣がここにあったような気がします。
さらには、以下👇の写真や前掲👆の写真に見られるように、彼ら(ヤマトシロアリ達)がうごめいている範囲は、端材の表面が完全に削られている事実も、その理由のひとつになります。
ちなみに、これらの端材は、DIYシロアリ駆除のため薬剤をある程度は掛けたのですが、あまりに数が多すぎるため、一部はそのままゴミ袋に詰めて、不覚にもアッサリ処分してしまいました。😱
・・・ですので、真実は闇の中になってしまった訳なのですが、要するに、これらの端材のどこかに、今回のヤマトシロアリ達の巣の一部があったのではないか?と思われるということです。☝
ただ、そうは言っても、アリ道③に流れ込んだ50%ほどを忘れるわけにもいきませんので、アリ道③側のどこかにもシロアリの巣が存在していたか/未だに存在する可能性は十分にありますので、見えているシロアリと、端材をすべて処分はしたからと言って油断できるものではなく、アリ道③周り、つまりデッキの土台や柱についての、さらなる調査が必要ということになります。😞💧
最後に今回のヤマトシロアリがどこから来たのか?という件について。
これについても推測の域を出ないのですが、入り口だと思われたアリ道②の下端、アリ道④の下端で同じように何の形跡も見られなかったことから、シロアリの巣はもともと地中にあって、その土中からコンクリートを突き破って出てきた!という説は考えにくくなりました。😞
一般的な見解に従い、加害した木の中に住み着くものと考え、例えば、ヤマトシロアリのアダムとイヴ(新王と新女王)となりうる、とある羽アリ二匹が、筆者の建売マイホームのデッキ周りに舞い降り・・・
この写真👆のアダムとイヴは、こちらの動画👉「ヤマトシロアリ新女王と新王アリの拡大観察」でご紹介しています。
※ただ撮影しただけの面白くもなんともない動画なのですが・・・ 😓
おそらくデッキ下の、問題となっているコンパネ下の、端材の付近に居(シロアリの巣)を構え、王アリと女王アリとしての生活をスタートした・・・と考えた方が妥当な気がしてきているところです。🤔
ただ、ここでもやはりアリ道③に流れ込んだ(もしくは流れ込もうとしていた)50%ほどの動線の流れは忘れるわけにはいきませんよね・・・。
アリ道③は土台下に繋がっていますので、土台下から柱内に巣食っていた可能性も否めず、柱内にシロアリの巣があったか、もしくは現存する可能性も否めない!という意味です。😩
シロアリ達が巣を広げようと、デッキの土台や柱をそのターゲットとしていたのかは定かではないのですが、いずれにしろ、ぜんぜん油断はできる状況ではないということになると思います。😑💧
ここで、ちょっと営業させてください。✋
たまには営業しないとスポンサーさんに嫌われてしまいますので。😅
冒頭から、何か所か貼らせて頂いている「シロアリ110番」さんは、原則として、現地調査までは無料で対応してくれます。
また、有難いことに・・・ 😳
5年保証を含めた駆除料金が、非常に良心的なお手頃価格設定になっています。😚
※筆者の知る限り、おそらく最安じゃないかと思います。
筆者もそうなので、安いと逆に品質面を心配される方もいらっしゃると思うのですが、何より5年保証が付いていることで、中途半端な仕事にはなりようがありません。😤
シロアリ駆除や対策でお困りの方がいらっしゃいましたら、必要に応じて、相談してみてもいいと思います。👍
今日のまとめ
今日は、去る2020年9/12(土)に・・・
筆者の建売マイホームの1F木製デッキ①付近で発見された、ヤマトシロアリと思われるシロアリの巣は一体どこにあるんだ?/もしくはどこにあったのか?ということで、現地の検証も含めて、記録写真や動画を分析しながら検証し、色々と考えて参りました。
平たくまとめてしまうと、自分でDIYシロアリ駆除をするにしても、「シロアリの巣はどこだ?」という意識を絶対に忘れることなく計画的に進めなければいけない!ということになります。😑
皆さんも、仮にご自身の手によるDIYシロアリ駆除を試みるのでしたら、くれぐれもシロアリの巣を意識することに、お気を付け頂ければと思います。😓
毎度のことながら、筆者は職業柄もあって、敢えてDIYによる解決に挑みますが、本来はプロの業者さんにお願いすべき内容になりますので、シロアリ被害を助長しないためにも、念のため補足しておきます。👌
長くなりましたが、最後までお読みいただき、どうも有難うございました。🙏
追記:2021年2/26
何か所か追記を入れてきたところですが、久々に記事を見直しておりました。😅
シロアリの巣がどこにあったのか?については、既述の通り、端材を処分してしまったことによって、正直なところ、未だにモヤモヤしているような状況に陥っているのですが・・・ 😓
そもそも、シロアリの巣には女王アリが住んでいたはずですよね?
その女王アリって、どんなスケール感なのかと言いますと、第六弾「シロアリの生態と驚くべき生殖システム」のこの辺りでもご紹介した、こんな👇とんでもないスケール感なんです。😨
この👆写真でご紹介しているのは、もちろん、今回の筆者の建売マイホームに発生したヤマトシロアリではなく、海外のシロアリのようですし、何年生きているかにも左右されそうですなのですが・・・
推測する限り、巾1cm弱×長さ4~5cmほどの大きさになるような気がします。🤔
そう考えますと、上の方でご紹介している、コンパネ下のこれら👇端材の寸法は、左側が120×140mm、中央が150×235mm、右側が40×250mmほどでしたので、
食い入った痕跡は何か所もあるにしても、これら端材の中をシロアリ達が巣としていた可能性は低いかな・・と、今は思います。
要するに、狭すぎて、女王アリが住めるような環境ではないはず!という意味です。
さらには、端材の外の土間コンの上に、直に女王アリが住んでいたとも考えにくいですよね?😅
・・・としますと、やっぱり、今回最も被害の大きかった、土台下~柱内にシロアリの巣があった可能性が高いということになります。😐
まだ事実関係までは追えていないのですが、ヤマトシロアリは加害した木材の中に住み着く・・・という生態だとしても、シロアリの巣自体というか、女王と王アリが住んでいる巣は、また全然別の所にあるという説も見つかりました。
巣自体が地中のどのくらいの深さなのか?とか詳しいことも、まったく追い切れていないのですが、地中などに、別のシロアリの巣があって、職アリや兵アリとは別の巣を構えているとのことで、見つけようとすること自体がナンセンスだ!的な見解でした。😓
仮に、これが正だとすれば、また闇の中に戻ってしまうのですが・・。
ただ、そうは言っても、今回は「シロアリの画像(写真)と動画ギャラリー[おまけ]」のこの辺りでもご紹介している、赤ちゃんシロアリが、このデッキ下で無数に見られましたので、この事実から考えれば、やっぱり、王アリと女王アリが住んでいた大元の巣もこの付近にあったはず。🤨
前半で追記した通り、引続き、二日に一回は現場のチェックを怠らないようにしているのですが、今のところは、シロアリの巣があった痕跡は見られませんし、シロアリ達がウロつくような場面にも出くわしませんので、筆者の取急ぎの、何ちゃってDIY薬剤散布が功を奏したのかもしれないな・・・とも思っているところです。🤔
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