雨樋の種類の調べ方:色編

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今日は、雨樋種類の調べ方を解説した本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」で、書き切れなかった雨樋の色についての補足です。

本稿では「雨樋の種類の調べ方」としまして、要は、雨樋の部材を一部だけ交換したい・・・と言った場合に、交換部材を注文するにしても、メーカー名やシリーズ名などが分からないことには、何も始められませんから、この特定方法を解説させて頂きました。

各メーカーによって、部材の呼び方が違ってたりして、紛らわしい部分も多々ありますので、部材名や部位名にも軽く触れています。

雨樋のシリーズ名や部材名まで把握できたら、あとは色の種類だけを特定できさえすれば、注文もできますので、今回は、この色の種類(色バリエーション)の調べ方についての解説になります。😉

ただ、後述しますが、雨樋の色味は経年劣化によって、数年でだいぶ違うモノになってしまいますので、雨樋部材の一部のみを交換した場合、色味が完全に一致することはまず少ないと思われます。😓

そんな意味では、ある程度、割り切って頂かなければなりませんので、この点については、予めのご了解をお願いします。😌
 

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雨樋の色の基本的な考え方

後半で各主要メーカーさんの、実際の色の種類(色バリエーション)をご紹介しますが、押さえておくべき、基本的な考え方としては以下のようになります。

  1. 同じ色名であっても、各メーカー間で色味が違う。
  2. 同じメーカー間であれば、色名が同じ場合、シリーズが違っても、原則として同じ色味になる。
    ※もちろん違う場合もあります。
  3. 特殊な色を除き、ベージュ系グレー系茶色系・・程度の設定しかない。
  4. 数年で色味は変わってしまうため、交換すると色味が変わってしまう。
  5. カタログやWEBでみる色と実際の色は異なる。

・・・という感じでしょうかね。
※⑤は雨樋の色に限った話ではないですが・・・😅

挿絵:色の種類をイメージさせるとあるお宅の雨樋の写真画像

カタログを見ると、色んなシリーズがあって、雨樋シリーズ毎に色の種類も何色か設定されていて・・・
縦樋(竪樋)と軒樋で別々の色設定になっていたりもするため、一見、バリエーションが多く見えてしまって混乱してしまうかもしれませんが、落ち着いてみると大したバリエーション数ではありません

ですので、意外と簡単に特定することができます。😊

雨樋の変色について

例えば、雨樋でない内装材などの色の種類を調べる際、通常は、色サンプル面材サンプルをメーカーからもらって、実際に取り付けられている部材の実際の色味と比較することで、色の種類(色名や色番)は判明しますよね。

ただ、雨樋の場合、屋外使用であること、着色された「塩ビ」であることなどから、原則として数年で色味が変化してしまいますので、よっぽどの好条件下でない限り、残念ながら、この調べ方では通用しません。😖

以下👇は、本稿の方でもご紹介したお宅の、ある意味で極端な例なのですが、完全にツートンカラー雨樋になってしまっていますよね?😅

雨樋の変色の激しいお宅の例を撮影したコメント入り写真画像
■雨樋の変色の激しいお宅の例
(だいぶ酷い例です)

何が原因となってここまでの変色が起こったのか・・・、気になるところではあるのですが、いずれにしても、ここまでの症状が出るケースは多くはないとしても、通常の環境下であれば、少なくとも変色は起きてしまいますから、元の雨樋の色が分からなくなってしまうんです。😟

ちなみに、この縦樋(竪樋)は積水さんのエスロンという雨樋製品ですので、新品の場合は以下👇のいずれかの色味のようですね。

雨樋の色種類の解説用画像「新茶色」のエスロン90度エルボ:楽天さんの商品リンク写真
■「新茶色」のエスロン90度エルボ
(楽天さんからの出展)
雨樋の色種類の解説用画像「新茶色」の「黒色」のエスロン75度エルボ:楽天さんの商品リンク写真
■「黒色」のエスロン75度エルボ
(楽天さんからの出展)

もちろん光の当たり方によっても色味は違って見えますので、そもそも写真で色を判定しようとすること自体がナンセンスなのですが、変色が著しいことくらいはご認識いただけるものと思います。😕

雨樋の色種類の調べ方

雨樋の色の種類を調べるのは、まずは雨樋の種類(メーカーやシリーズ)自体を特定することから始めるべきです。☝

前章でお話しした通り、通常は(雨樋でなければ・・・)色サンプルなどで確認するのが、最も手っ取り早く正確なのですが、雨樋に限っては、変色によって適切な正しい判定ができなくなる場合がありますので、最初にやるべきではありません。

15年ほど前にメーカー(PANASONIC)から提供してもらった軒樋の現物サンプル写真画像(雨樋の色種類ごとのカットサンプル)
■15年ほど前にメーカーから提供してもらった軒樋の現物サンプル
(タバコのヤニでだいぶ黄ばんでしまっていますが・・・😓)

一見、無数にあるように思える、雨樋の色の種類(色のバリエーション)が、メーカーとシリーズ名を把握することで、5~6色ほどに限定できることになりますので、そこから絞っていく方が賢いでしょうし、実際に簡単です。😚

雨樋の色種類を調べる手順

手順というほどの内容ではありませんが、敢えて、手順としてまとめますと、以下のような感じの流れになります。

  • [Step1]:雨樋のメーカー名を特定する
  • [Step2]:シリーズ名や部材名を特定する
  • [Step3]:カタログ等で色の種類(色バリエーション)を見る
  • [Step4]:実際の樋の色を確認する
  • [Step5]:色の種類(色バリエーション)の中から特定する
  • [Step6]:必要に応じ、色サンプルで念のための確認

Step1とStep2については、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」の方でご説明していますので、そちらを参考にしてください。👌

各メーカーの雨樋の色種類の例

ここでは、参考までに各雨樋メーカーさんの色味とそのバリエーションをご紹介します。

と言っても、各メーカーの各シリーズの色味すべてをここに掲載することはできませんので、主に本稿の方で触れた雨樋のシリーズを中心に、4社分ほどを抜粋して、ザッとご紹介することにします。

4社分の色をご紹介しますが、1社は「ダイカポリマー」さんという、今は亡き雨樋メーカーさんです。😑

ダイカポリマーに係る経緯は、本稿のこの辺りで触れていますが、引き継がれている企業さんの方でも、現在では雨樋事業から撤退してしまっているようですので、仮に、部材を交換しようと調べられている雨樋がこのダイカポリマー製の場合、残念ながら新たな部材の入手はできないことになります。😫

各メーカーさんのカタログについては、以下のリンクから参照できますので、実際の雨樋の種類(メーカー名やシリーズ名)が特定できている方は、ご覧になってみて頂ければと思います。

ダイカポリマーさんのカタログは、一応入手はできていますが、メーカーさん自体が存在せず、たまたま、とあるWEBページで掲載されていただけですので、ここでは割愛させて頂きます。

ダイカポリマーの雨樋の色

さて、まずは問題のダイカポリマーさん「ダイカ雨とい」の色バリエーションから、ご紹介していきます。

今は亡き雨樋メーカーさんですので、部材の新たな入手はできませんが、この製品が使われているお宅は少なからず現存するものと思いますので、参考資料として、掲載しておく次第です。

「ダイカ雨とい」の内、筆者の建売マイホームで使われている「U-80」という軒樋シリーズの色の種類(色バリエーション)は以下👇の6色です。

旧ダイカポリマー雨樋カタログから引用したダイカ雨とい「U-80」の色の種類(色バリエーション)のカタログ写真画像
■ダイカ雨とい「U-80」の色バリエーション
(旧ダイカポリマー雨樋カタログから引用)

先ほど、基本色としてご紹介した「ベージュ系グレー系茶色系」を基準に考えますと、茶色系が、両端の「新茶」と「オークブラウン」の二色に分かれているようです。

ちなみに、この👆写真だけだと、色味がはっきり分からないのですが、オークブラウン」については、要は「こげ茶色です。


縦樋(竪樋)については、どこのメーカーでも基本的にそうなのですが、大きく「角型」と「丸型」の二通りのシリーズです。

旧ダイカポリマー雨樋カタログから引用したダイカ雨とい「竪樋」の色の種類(色バリエーション)のカタログ写真画像
■ダイカ雨とい「竪樋」の色バリエーション
(旧ダイカポリマー雨樋カタログから引用)

色味としては、左が「角型」なのですが、これが先の軒樋「U-80」の色バリエーションと一致していて6色なのに対し、右の「丸型」は8色の展開になっていたようですね。

筆者の建売マイホームの雨樋の色は、「U-80」であることは特定できていて、こんな👇色ですので・・・

筆者の建売マイホームの軒樋の色の様子を撮影したコメント入り写真画像(雨樋の色種類としては白に該当)
■筆者の建売マイホームの軒樋の色

1mmも迷うことなく、「ホワイト」であることが判明することになります。👌

Panasonicの雨樋の色

お次は、バリエーションが最も多いと思われる、Panasonicさんの雨樋の色の種類(色バリエーション)をご紹介します。

パナさんは雨樋シリーズが多岐にわたりますので、軒樋の方は、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」で触れてきた、以下👇の「シビルスケア」と「パラスケア」の2シリーズのになります。

Panasonic雨樋カタログから引用した軒樋の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■Panasonic軒樋の色バリエーション抜粋
(Panasonic雨樋カタログから引用)

特に、この👆中段に掲載されている、シビルスケアの「PC50」は使われているお宅が多いものと思われますので、参考にして頂ければと思います。😊

ちなみに、「PC50」の色の種類(色バリエーション)は、現行では「6色」のようですが、15年ほど前は、前掲のこの写真でご紹介した「5色」だったみたいですので、色の改廃は行われているようですね。🤔


縦樋(竪樋)の色の種類(色バリエーション)については、パナさんは縦樋(竪樋)自体の種類が多めですので、一瞬・・・怯んでしまうのですが、落ち着いて見てみると、大したことありません。

Panasonic雨樋カタログから引用した縦樋(竪樋)の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■Panasonic縦樋(竪樋)の色バリエーション
(Panasonic雨樋カタログから引用)

整理しますと、上段左側の二つはやや特殊な竪樋、上段の右側三つは「角型」、下段は「丸型」の竪樋の色バリエーションになっています。

下段の左から二番目は呼称60の丸樋ですので、もっとも広く使われている竪樋ですので、色の種類(色バリエーション)も多めで、9色の展開。
先の基準5色の内、茶色系が3色、グレー系も3色に分けられていて、合計9色ですので、より幅広いニーズに対応できるように拡張されているということになります。🙂

積水エスロンの雨樋の色

次は、筆者が本業の方で割とよく採用させてもらっている積水化学さんのエスロンです。

軒樋のシリーズからは、「アートフェイスVM120」と、本稿でも触れた「ライナートップX70U、X40」の色の種類(色バリエーション)を抜粋して、以下👇にご紹介します。

積水化学エスロン雨樋カタログから引用した軒樋「VM120」の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■積水化学エスロン軒樋「VM120」の色バリエーション
(積水化学エスロン雨樋カタログから引用)

比較的広く使われていると思われる「アートフェイスVM120」👆は6色。
おそらく廉価版じゃないかと思われる「ライナートップX70U、X40」👇は、3色展開になっていまして、なぜか三色とも「受注生産」マークが付いていますね。😑💧
※★印が「受注生産」マークのようですので。

積水化学エスロン雨樋カタログから引用した軒樋「X70U・X40」の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■積水化学エスロン軒樋「X70U・X40」の色バリエーション
(積水化学エスロン雨樋カタログから引用)

しつこいようですが、積水さんのこのカタログへのリンクは、WEBカタログへのリンクではなく、100ページ超のPDF(132MB)がダウンロードされますので、ご注意願います。
こちらの製品ページの方が、切り替えも早いですし、使いやすいかもしれません。🤗


縦樋(竪樋)の色の種類(色バリエーション)については、Panasonicさん並みにやや多めの印象ですね。😓
まず「角型」の方は、「Y60H」というシリーズになりますが、以下👇の6色展開です。

積水化学エスロン雨樋カタログから引用した縦樋(竪樋)「角型」Y60Hの色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■積水化学エスロン縦樋(竪樋)「角型」Y60Hの色バリエーション
(積水化学エスロン雨樋カタログから引用)

この👆中央の列の上段「シンチャ」と下段「ティンバーブラウン」は、この画像の色味と実際の色味とがだいぶ違いそうな気がしますので、このような場合は、色サンプルを取ってみた方が確実です。👌

「丸型」のバリエーション👇を見てみますと、先のPanasonicさんと似たようなラインナップですが、もっとも広く使われる呼称60の「UT60」というシリーズの、色の種類(色バリエーション)が、受注生産扱いの4色も含めると合計9色。

積水化学エスロン雨樋カタログから引用した縦樋(竪樋)「丸型」UTシリーズの色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■積水化学エスロン縦樋(竪樋)「丸型」UTシリーズの色バリエーション
(積水化学エスロン雨樋カタログから引用)

この👆画像でもやっぱり色味が分かりにくいですね・・・。😞

念のため、今一度カタログPDFと見比べてみても、さほど大きくは画質が落ちている気もしないのですが、カタログPDFの方もご覧になってみて頂いて、やっぱり必要に応じて色サンプルで確認することにしてもらった方が間違いなさそうです。👍

カタログはこちら👉「積水エスロンカタログ」。
※しつこくて恐縮ですが、100ページ超(132MB)がダウンロードされますので。


WEB上の色サンプルのページも見つけました!😆
この👉「雨とい色サンプル」をご覧いただけば、わざわざ色サンプルまで請求しなくても済むかもしれませんので、宜しかったら見てみてください。👌

タキロンの雨樋の色

最後に、タキロンさんの雨樋の色の種類(色バリエーション)を見ておきます。

タキロンさんの雨樋は、カタログをザッと見る限り、縦樋(竪樋)と軒樋で分かれていないようですので、新築の際にあれもこれも・・・と選べないのは、ちょっと微妙なのですが、
今回のように交換部材などのために調べようとしている時には、シンプルに分かりやすくていいですね。😅

住宅用としては一般的な断面形状の「シェイプリーライン」と、どこかの現場で使ったことがある気がする「ジェットライン」というシリーズの、色の種類(色バリエーション)をご紹介します。

タキロン住宅雨樋のカタログから引用した「シェイプリーライン」の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■タキロン「シェイプリーライン」の色バリエーション
(タキロン住宅雨樋のカタログから引用)

シェイプリーライン」👆はバリエーションとしては、ベージュ系がなく、少なめの4色。
ジェットライン」👇は、グレー系が2色あるようで6色の展開です。

タキロン住宅雨樋のカタログから引用した「ジェットライン」の色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像
■タキロン「ジェットライン」の色バリエーション
(タキロン住宅雨樋のカタログから引用)

ジェットライン」については、非常にすっきりしたシャープなデザインになっていて、一般の住宅雨樋と比べると、圧倒的にスマートな印象に惹かれて、確かどこかの現場で使ったはずなのですが・・・

完全に忘れてしまいました。😅 
年には勝てませんね・・・ 😢

タキロン色の種類の補足

タキロンさん雨樋の色の種類(色バリエーション)は「縦樋(竪樋)と軒樋で分かれていないようです」と書いた所ですが、厳密に見ていくと、部材によっては色のあるものとないものとがあるみたいです。😰

おそらく、この記事に辿り着かれている方で、そんな細かい話になる方はいらっしゃらないかな・・・と思いつつなのですが、念のため補足しておく次第です。

先ほどのこの👉カタログのP35~43辺りに縦樋(竪樋)の部材一覧が掲載されているのですが、ページによって以下の二通りの色バリエーションの表示があります。

タキロン住宅雨樋のカタログから引用した部材一覧部分に掲載された色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像1:4色(P36)
タキロン住宅雨樋のカタログP36の色種類の表示:4色
タキロン住宅雨樋のカタログから引用した部材一覧部分に掲載された色の種類(色バリエーション)部を抜粋したカタログ画像2:6色(P38)
タキロン住宅雨樋のカタログP38の色種類の表示:6色

また、竪樋の直部部材の一覧をみますと、以下のように径によっては、色の種類が限られているモノもありますので、ちょっと注意が必要かもしれませんね。😕

タキロン住宅雨樋のカタログから引用した竪樋直部部材一覧部分:色の種類(色バリエーション)ごとの部材一覧を抜粋したカタログ画像
タキロン住宅雨樋のカタログ竪樋の直部部材の一覧
赤字が該当色があるもの。「-」はないものです。

そうは言っても、もっとも一般的な60φについては、最大の6色になっていますので、おそらく困られることは少ないのかな・・とは思います。
最後になりますが、念のため補足しておきます。👍

今日のまとめ

本日は、「雨樋の種類の調べ方:色編」としまして、長くなってしまった本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」で書き切れなかった、雨樋の「色の種類(色バリエーション)」について、この調べ方をご説明して参りました。

ま、そもそも解説するほどの話ではないのですが・・・
カタログなどを見ると、パッと見はたくさんの色種類があるように見えて、混乱してしまうような場合もあるかと思いましたので、カタログの見方なども交えながら、念のため、まとめてみた次第です。

とあるお宅の縦樋(竪樋)の色を撮影した写真画像:雨樋の色シュルとしては「シンチャ」色
■とあるお宅の縦樋(竪樋)の色:いわゆる「シンチャ」色

ポイントしましては・・・
色サンプルを使わず、先に雨樋の種類(メーカーやシリーズ)を特定してからにすれば(超)簡単!という点になります。👌
※特殊な色の場合は除かせて頂きますが・・・

どなたかの何かしらのお役に立てれば幸いでございます。🤗

本日も最後までご拝読いただき、どうも有難うございました。🙏
 
 

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