今日は、皆さんにはあんまり関係ないのですが、先日公開しました「雨樋の種類の調べ方:形状編」で話題に上げたバルコニー排水を受ける、「角ます」の種類(メーカーと品名)がようやく特定できましたので、その報告も兼ねまして・・・
あまり多くはないかな・・とは思いつつなのですが、合わせて、雨樋部材の一例として、具体的な「角ます」の種類の調べ方(メーカーと品名を特定する作業)もご紹介していきますので、同じように、「角ます」の種類が限定できず、困られている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければと思います。
念のためですが、全般的な意味での「雨樋の種類」の調べ方については、本稿のこちら👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」で詳しくご紹介していますので、合わせてご覧になってみて頂ければと思います。👍
角ますとは何か?
本稿の方をご覧になられた方は、ご認識頂けていると思うのですが、念のためですが、雨樋部材の内、「角ます」とはどの部材を示すのか?という点からご説明しておきます。
筆者は「角ます」と呼んでいますが、メーカーによって色々と呼び方がありますし、我々の間でも結構色々な表現がありますので、ちょっと紛らわしいかと思います。😓
言葉だけだと分かりにくいでしょうから、写真をお見せしますと、例えば、以下👇のような部材です。

まず、バルコニー(ベランダ)の排水を地面まで落とす際に、「横引き」と「縦引き」との二通りの落とし方があるのですが、前者の「横引き」の際に使われる、バルコニー横引き排水を外壁の外側で受け、縦樋(竪樋)系統に落とし込む役割を担っている部材になります。
横引きからの接続部を隠す、という役割もあります。
この👆写真のお宅では、何かしらの意図があって敢えてこうしているのだろうと思うのですが、隠されてはいないですね。😅
通常の場合は、横引きのパイプを隠しますので、一般的は見えてきません。
ちなみに、「縦引き」の場合の具体例はこんな👇感じになることが多いです。

これも呼び方は色々で申し訳ないのですが、「角ます」ではなく「受けマス」などと呼ばれることが多いかな・・と思います。🙄
このまま話していると、どんどん逸れて行ってしまいそうですので、「角ます」に戻しますと、以下のような形が一般的です。

これ👆が「角ます」です。
角ますを調べていた経緯
筆者がそもそも、なぜ雨樋の種類を探していたのか・・と言いますと、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」のこの辺りでお話ししたのですが、筆者の建売マイホームに付いている「角ます」には、なぜかフタが付いてないためです。😰

なぜフタが付いていないのかは、定かではないのですが、ここでその話まで書いているとキリがなくなってしまいますので・・・、
とにかくフタが付いてないんです。🤨💧
最初からフタが付いていない製品なのかな?とも一瞬思ったのですが、他の箇所を見ますと、子汚い写真で恐縮なのですが、ほぉ~ら、この👇通り・・・

フタがちゃんと付いていますよね。🤨💧💧
以下👇のように外壁もだいぶ汚れていますので、実際に汚れの原因はまだ特定できていないのですが、あるべきものがなぜかない!という、不健全な状況を改善すべ雨樋の種類調べ始めた・・・という経緯になります。😑

この部分はプチ増築をした部分ですので、元の建売業者が建てたときから存在しないのか・・、もしくは増築時の工務店さんがなくしてしまったのか・・、どっちにしても責任を追及するような場面ではありませんので、自分のDIYで対応しようとしているわけです。😅
本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」の方でも書いたのですが、実はこの部分、雨漏りをしてるんです。😱
フタがないことは、おそらく雨漏りとは関係ないと思っているのですが、外壁の汚れに関しては、このフタがないことが原因のような気がしています。
この雨漏りの話などは、論点が逸れてしまいますので、また別の機会にお話ししようと思っています。🙂
そんな訳で色々と調べ上げた結果、今(4/17)現在は、この角ますの種類(つまりメーカーと品名)は、ほぼ確定(99.9%ほど)できているのですが、ようやく特定できたご報告も兼ねまして、実際の特定手順をご紹介しておこうという意図の記事になります。😊
角ますの種類の調べ方
さて、この「角ます」の種類と言いますか、メーカーや品名を特定しないことには、フタを購入することもできませんので、この調べ方についてです。
本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」の方で解説はしていますが、この辺りで解説した「刻印」があれば、それをヒントにして特定していくこともできるのですが、筆者の建売マイホームの角ますには特に「刻印」らしきものも見られず・・・ 😞
しかも、使われている雨樋全般は、今は亡きダイカポリマー製のようで、「角ます」の取り扱いがあったのかどうかなどを知るための資料の入手すらもできず・・・
結果的に調べようがなくて、ある意味、途方に暮れていました。😑
この辺りの経緯も本稿のこの辺りでご紹介しています。
ダイカポリマーさんというメーカーの雨樋である可能性が高いのに、情報自体が入手できないという経緯の話です。😥
・・・が、「角ます」の種類の調べ方も、基本的に調べ方としては同じですので、本稿のこの辺りで解説した「外観形状」で調べていくことにします。👊
「角ます」の外観形状の計測
フタがない「角ます」の現物は、実は足場の悪い位置にありまして、気軽に近付いて計測できる個所ではありませんので、先ほどフタ付きの画像をご紹介した箇所(2Fウッドデッキ)で計測してみました。😓
※使われているモノは明らかに同じモノですので。
メーカーが分からないと、寸法を測ったとしても、絞り込んでいくのがやや面倒なのですが、メーカーが分からない・・というレベルでなく、メーカー自体が存在しないことで、情報がほぼ入手できない中ですので、やむを得ないですよね。😔
順番はどうでもいいのですが、まずは角ますの巾から。👇

直部≒75mm、隅切り≒15mmですので、外形巾は≒105mm。
次に奥行です。👇
この写真では定規の目盛りが少しズレてしまっています💧が、計測結果としては巾計測とほぼ同じ結果でした。

→結果、隅切り奥行≒15mm、外形奥行≒105mm。
要は、大きく平面的に見ると、「正方形」ということになります。☝
この👆写真からも分かるように、やや手前側寄りに15~20mmほどの穴が空いています。
次にフタ部分の高さも計っておきます。👇

→結果、フタ高≒15mm。
最後に本体高さも計っておいた方がいいですよね。😊
本体高さについては、この箇所では計れませんので、足場の悪い当該地に移動します・・・。😑💦

→結果、本体高さは≒150mmほどのようでした。👍
カタログなどで外観形状を確認する
「角ます」実物の概ねの外観形状が把握できたら、あとは、片っ端から各メーカーさんの似たような部材を当たっていきます。
今回は、入手することもできないダイカポリマー製の「角ます」であることが分かっても、どうしようもありませんので、代替品を探す意図もありますから、調査メーカーを広げて、色々と見ていかないといけません。😩
ここで、この「角ます」という単語が、そもそも間違っていたりすると、当たり前ですが、ぜんぜん違う部材が引っ掛かってきてしまいますので、写真や姿図、図面などを平行して確認しながらの方がベターです。👌
積水化学エスロンの「角ます」
まずは、本業の方で比較的よく使う積水化学さんのエスロンから見ていきます。
積水化学さんのさんの雨樋部材場合は、このページが比較的分かりやすいので、カタログよりもお勧めです。
開いて頂くと、色んなシリーズ名が出てきて分かりにくいと思うのですが、大きく「軒樋系」、「縦樋(竪樋)径」、「その他雨樋系」という具合に分かれていますので、今回は「軒樋系」や「その他雨樋系」ではなく、「縦樋(竪樋)系」から見ていくことになります。
「その他雨樋系」に分類されている場合もあるのですが、そもそも軒樋に接続されている部材ではありませんで、縦樋(竪樋)に接続されている部材であることから、ここでは、「縦樋(竪樋)系」から見ていきます。
調べようとする雨樋部材が、どこに入っているかは、その都度判断するしかありません。☝
ピンポイントで該当箇所「たてとい丸トップ」のみ抜き出しますと以下👇の通り。

(積水化学さん雨樋部材一覧ページより抜粋引用)
この👆ように中段付近に、カタカナ表記ですが「角マス」と部材名が見られますので、この辺りから見ていきましょう。🤗
ちなみに、本稿の方でも触れた通り、カタログはこちらから見れるのですが、130MBほどのカタログPDFがダウンロードされてしまいますので、あまりお勧めできません。🤔
※じっくり見なければならない段階ではカタログは必要。
積水エスロン:角マスR UT60
まずは、先の積水化学さんのWEBページのリンクをクリックして中に入りますと、以下👇のような製品情報画面になっています。

(積水化学さんサイト当該ページより引用)
細かい部分は別として、ここでは左側の外観の姿図に着目しますと、前面が丸みを帯びているようにも見えますので、違うような気もしますが、何となくそれっぽい外観に見えますよね。
寸法などの細かい部分は後ほど確認するとして、次に外観写真を見てみます。👇

(楽天さんからの出展)
正直なところ・・・、撮影角度が悪いのか、ちょっと認識しにくいですが、部材としては合っていそうですので、キープでしょうかね。😅
まずは、大別しなければなりませんので、角マスR UT60はとりあえずこの位にしておいて、次の「角マス標準型」も見てみることにします。
積水エスロン:角マス標準型、Ⅱ型
同じように、先のWEBページのリンクをクリックして中に入っていきます。
この「角マス標準型」は、以下👇のような製品情報画面になっていました。

(積水化学さんサイト当該ページより引用)
同様に左端の姿図に着目しますと、部材としては合っていそうですが、横引き用でなく縦引き用にも見えますね。
しかも、下側がやや窄まっているような印象がありますので、違う製品のような気がします。😕

念のため、「角マス標準Ⅱ型」の方も開いてみますと、製品情報としては以下👇の通り。

(積水化学さんサイト当該ページより引用)
これら姿図だけでは何とも言いがたいところですが、平面的に(上から)見た場合、筆者の建売マイホームの角ますには、隅切りがありました。
この観点からは、どちらかというと後者の「角マス標準Ⅱ型」の方が近そうな気がしますので、これの写真を見てみますと、以下のような製品でした。

(楽天さんからの出展)
これは、さすがに候補に入れなくていいですよね?😅
数が多いと大変ですので、この「角マス標準型」と「角マス標準Ⅱ型」は外しましょう。
積水エスロン:角マス扁平型
積水さん製品での最後、「角マス扁平型」の形状確認です。
同じように先のWEBページのリンク先に入ります。👇

(積水化学さんサイト
[230502:リンク先👆が削除されてしまいました😖]
また姿図だけで見てみますと、本体部分はそれっぽい形状にも見えるものの、フタが網目のように見えますので、ちょっと違うような気がしますね。
念のため、写真も確認しておきますと・・・、と思ったのですが、「受注生産品」だからか、製品写真が見つかりません💧ので、図面を見てみることにします。😩

(積水化学さんサイト当該ページより引用)
いきなり話が大きくなるのですが・・・
この👆図面は建築関係のどんな部材でも、各メーカーさんで基本的に作成している「承認図」と呼ばれる図面です。😤
積水化学さんの場合は、先ほどの製品情報ページの以下👇の「PDF」ボタンをクリックすると表示されます。
※赤矢視してあるボタンです。

ちなみに、「PDF」ボタンの下、「DXF」や「DWG」のボタンをクリックすると、この製品のCADデータ(二次元)が得られますので、さすがに「角ます」ごときでデータを取ることはないのですが、本業の際でも便利な機能です。😉
どこのメーカーさんサイトでも、基本的に公開しているモノですので、角ますや雨樋に限らず、何の部材でも入手することができますから、ご活用いただくと、種類を特定する際などは特に役に立ちます。
ちょっと話が逸れてしまいましたが・・・ 😅
先ほどの図面だと小さすぎてよく見えないと思いますので、該当箇所を抜粋して切り取りますと、詳細形状としては、以下のような寸法になっている「角ます」のようです。

正面から見て、上側の巾が230mm。
下が185mmまで窄まっている形ですので、明らかに違う角ますであることが分かります。
「角ます」の種類(メーカーや品名)の調べ方としましては、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」で解説したように、このような流れで限定していくことになります。
・・・が、この段階ではまだ、肝心な筆者の建売マイホームの「角ます」が出てきていませんし、他のメーカーさんだと、ややニュアンスが違ってくるものですので、補足の意味も含めて、もう少し実際の作業をご紹介しておきます。
タキロンの「角ます」?
タキロンさんの雨樋カタログの縦樋(竪樋)部材ページを見ますと、「角ます」とのネーミングになっているのは二点。
※ここ👆にリンクを貼っていたのですが削除されてしまいました。😫
その他「化粧エルボ」なる部材が、筆者の建売マイホームの「角ます」と似たような形状をしていましたので、この辺りを見ていくことにします。
タキロン「角ます」系
まずは、「角ます」との品名が付いている二点が以下👇になります。

(タキロンさんWEBカタログ
※タキロンさんサイト住宅用樋のページ
写真と姿図が掲載されていて、先ほどの積水化学さんのカタログより、認識しやすいですね。😙
二点とも明らかに違う「角ます」であることがパッと見で分かります。👌

(タキロンさんWEBカタログ
※タキロンさんサイト住宅用樋のページ
また、「角ます」という名称ではないのですが、この二点と似たような「化粧ます」👆なるものがありましたので、合わせて掲載しますが、やっぱり筆者の建売マイホームの「角ます」とは全然違いますね。
タキロン「化粧エルボ」系
次に化粧エルボ系の製品情報を見てみることにします。
個人的には、一番最初は「これじゃない?」と思ってしまったのが、以下の二点です。

(タキロンさんWEBカタログ
※タキロンさんサイト住宅用樋のページ
WEBでの楽天さんとAmazonさんの検索で、「化粧エルボ タキロン」では該当商品が引っ掛かってきませんで、別の画像のご紹介ができないのですが、この👆姿図に寸法が入っているようですので、ここを拡大してみましょう。🧐
まずは上段の「化粧エルボ角」の方です。
外観がちょっと似ている気がしたので、最初はそうかと思ったのですが・・・

(タキロンさんWEBカタログ
※タキロンさんサイト住宅用樋のページ
寸法的には、筆者が計ったトップの巾がおそらく75mmほど、奥行きは71.4mm。
高さは132mmとありますので、一回り小さい製品でした。
次に下段の「化粧エルボ」も見てみますと、同じくトップの巾(W)が77mm、奥行(L1)が75mm。

(タキロンさんWEBカタログ
※タキロンさんサイト住宅用樋のページ
高さ(H)は142mmとなっていますので、巾×奥行≒105mm角、高さ≒150mmだった筆者の建売マイホームの「角ます」よりは一回り小さい別物であることが分かります。🤔
Panasonicの「角ます」系
想定よりもだいぶ長引いてきましたので、ちょっと速足でご説明していきます。👊
最後に、Panasonicさんの「角ます」系部材を見てみることにします。
パナさんのカタログはこちらからご参照頂けますが、ページも品ぞろえも多彩ですので、ピンポイントで見ていただいた方が取っ付きやすいはず。👌
まずは雨樋の内、縦樋(竪樋)部材一覧(抜粋)👇から見てみることにします。

(PanasonicさんWEBカタログからの引用)
だいぶ横長の一覧でしたので、紙面の関係で右端の方はカットさせて頂きましたが、この中で「角ます」と記載のある、右から5~7列目付近の部品を見ていくことになります。
この部分を拡大しますと以下👇のような感じです。

(PanasonicさんWEBカタログからの引用)
4つの部材の内、左側の「角丸チーズふた付」については、品名には「角ます」との記載はないのですが、別のページにあった、以下👇の画像で、似たような形状に見えましたので、合わせてマーキングしておいた次第です。

(PanasonicさんWEBカタログからの引用)
Pana角丸チーズふた付
まずは「角丸チーズふた付」から見ていきます。
筆者の使い方がおかしいのかもしれないのですが、パナさんの場合、どうもWEB上やカタログで商品詳細が見にくいので、別に用意されている「積算資料」というPDFと写真中心で見ていくことにします。
写真から見てみます👇と、何となく似ている気がするものの、前項のタキロンさんの「化粧エルボ」と似たような形状ですね。

(楽天さんからの出展)
写真の撮影角度のせいもあって、下が窄まっているのかどうかまでは100%の断定は難しい状況ですし、タキロンさんの「化粧エルボ」のように小さい部材である可能性もありますので、積算資料の方で寸法と形状を確認します。👇

(Panasonic積算資料からの引用)
やっぱり、寸法はだいぶ小さいようですので、筆者の建売マイホームの「角ます」とは明らかに違う部材だということが認識できます。
Pana角ます(中)と(小)
次に、「角ます(中)」と「角ます(小)」なのですが、写真が見つかりませんでしたので、積算資料の方で見てみることにします。
なぜ、これら👇だけ点線なのか・・・ 😟

(Panasonic積算資料からの引用)

(Panasonic積算資料からの引用)
写真が見つからないことを考えると、これらも受注生産品なのかも知れませんね?🙄
ま、いずれにしても明らかに全然違う形状であることは分かりましたので、細かいことは気にせず、進めていきましょう。😉
Pana角ますマルチ
では、最後の最後に「角ますマルチ」という製品を見ていきます。
まずは正面からの写真から。👇

(楽天さんからの出展)
もうちょっと、認識しやすい写真だといいのですが・・・、何となく似ていることくらいしか分かりませんね。😒
裏側はこの👇ようになっているようです。

(楽天さんからの出展)
ちなみに、筆者の建売マイホームの「角ます」の裏側の様子をお伝えしておりませんでしたが、外してみますと、以下👇のような形でしたので、とても似ていますよね。😳
※汚らしい写真で恐縮なのですが・・・

積算資料の姿図も確認しておきますと、以下👇のようになっています。

(Panasonic積算資料からの引用)
トップの蓋の部分は、筆者の建売マイホームの「角ます」での計測結果も≒105角でしたので、高さはやや高めに見えますが、この製品かもしれません。😙
使われていた「角ます」の種類(結論)
さて、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが・・・
結論を申し上げますと、現時点では、このPanasonicさんの「角ますマルチ」が筆者の建売マイホームで使われている「角ます」である可能性が非常に高いです。👌
紙面の関係もあって、縦横を少し調整させて頂いていますが、承認図を確認しますと・・・

(Panasonicさん承認図ページからの引用)
高さについても、フタ込みで167mmのようで、計測の際の数値はフタ無の状態でしたので、本体だけの高さ数値をみますと152mmです。
フタに孔いている穴も20mm径でやや正面側寄りですので、ほぼ間違いないですよね。😊
ただ、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」のこの辺りでもお話ししました通り、そもそも、雨樋としてのその他の部材は、ダイカポリマー製である可能性が濃厚ですので、今ひとつ腑に落ちていないのも本音ではありますので・・・
念のため、PanasonicさんWEBページのお問合せから、筆者の建売マイホームの「角ます」写真を提示して、見解を聴取してみたところ、「弊社の角ますマルチで間違いありません」との、貴重な明言をメールで頂戴しました。🙂
ですので、まだ購入してフタを嵌めたわけではないので100%ではないのですが、99.9%くらいの確率で、筆者の建売マイホームの「角ます」は、Panasonicさんの「角ますマルチ」であることが判明したということになります。👍
今日のまとめ
本日は、本稿👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」の補足記事としまして、筆者が雨樋の種類を調べることになったキッカケに当たる、なぜかフタがない、筆者の建売マイホームの「角ます」の種類が特定できた報告をしつつ、雨樋部材の一例として、具体的に「角ます」の種類(メーカーと品名)を特定する作業をご紹介して参りました。
どなたかの参考になれば幸いです。🤗
んん・・・?🤨
・・・と締めかけたところで、前半の途中で保留にしていた点がありましたので、ここでご紹介しておきます。💦
積水化学さんのエスロンの「角マスR UT60」の詳細形状確認が抜けたままでしたよね。😅
失礼致しました!😓

(積水化学さん承認図ページからの引用)
角マスR UT60は似たような部材ではあるのですが、承認図をみますとこの👆ような形状になっていますので、高さや巾などの数値は、筆者の建売マイホームの「角ます」とほぼ同じなのですが、平面的な形状が食い違っていることが読み取れますよね。😉
よって、筆者の建売マイホームの「角ます」ではないことが判明しています。👍
毎度のことながら、思いがけなく長くなってしまって、申し訳ございませんでしたが、最後までお読みいただき、どうも有難うございました。😌
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