今日は、現在準備中の「エアコンの配管カバーは必要か?」という記事への補足としまして、エアコンの配管カバーの部材構成を、先に整理させて頂こうと思います。
※本稿がUPできましたら、ここにリンクを貼りますね。👆
エアコンの配管カバーの内部に入っているモノは何か?という点については、そのままのタイトルで恐縮なのですが、つい先日UPした、こちら👉「エアコンの配管カバー内に何が入っているか?」の方でご紹介していますので、必要に応じてご参照頂ければと思います。🤗
ちなみに、配管カバーは表面から見えますので、周知の方も多くいらっしゃると思います。😐
・・・なのですが、本稿の方を書いていましたところ、この解説ナシで素通りしてしまうと、あまりに不親切な気がしたため、後から、追加した内容になります。😅
大した内容ではないのですが、DIYでエアコン配管カバーを後付け施工する場合のヒントなどにも触れながら進めますので、どなたかの参考になれば幸いでございます。😌
エアコンの配管カバーの部材構成
補足記事ですので、前置きも、いつもの能書きもなく、いきなり本論に入らせていただきます。👊
エアコンの配管カバーの部材構成については、エアコンの容量や種類によって、色んな配管カバーが存在しまして、細かい話をし始めるとキリがなくなってしまいます。😖
ですので、ここでは、一般的な住宅で使われるタイプのエアコンの配管カバーの製品での、部材構成のご説明となります旨、ご理解いただけると有難いです。
先に実際の写真を使って、各部の名称をご説明しますと、以下👇のようになります。
大きく見て、まずは室内機から壁を貫通して外に出てくる部分に被せる、「ウォールカバー」などと呼ばれるキャップ的なモノがあり、その下を「直管」や「ストレート」と呼ばれる垂直部材で立ち下げていく形が、部材構成の基本となります。
この👆写真の個所ではなぜか二本のエアコン配管が、縦に並んで外壁に出てきています。
上段で出てきている配管については、ウォールカバーを斜めに振って右にズラし、方向を変えるための「曲り」と呼ばれる部材を使って、真下方向に振り直している形ですね。🤔
※ここで使われているのは「45度曲り」もしくは「135度曲り」。
各部材を、実際の製品写真を使って、軽くご紹介していきましょう。🤗
直管 or ストレート
基本部材に当たる、垂直方向の直部の配管を保護するために使われるのが、「直管」や「ストレート」と呼ばれる以下👇のような製品です。
長さとしては、2mや3mが規格寸法だったはずですが、この商品は配送の関係で予めカットされているのか・・・
1mモノのようですね。🤔
これは、住宅などでもっとも一般的な「二分三分(にぶさんぶ)」と呼ばれる配管を収納するための配管カバーなのですが、容量が大きいエアコンですと、「二分四分(にぶよんぶ)」などになってきて、この配管カバーでは細すぎて使えなかったりしますので、もう少し太いモノ👇もあります。
因幡電工 スリムダクトLD アイボリー LD90I
※このリンクは長さ2mモノです。
また、先の写真👆を見ていただくと、上下二つの部材に分かれていることがお分かりになられるかと思います。
通常、下側の部材を受け材として、先行して壁に固定し、そこにエアコン配管を配してから、上側の部材をカパッとハメて納める・・という形で施工されますので、DIYなどでも比較的容易に設置することができます。😁
要するに、DIY施工の場合、既存で取り付いているエアコン配管に対して、被せていかなければなりませんが、既存の配管を外すことになると、面倒なことになってしまいますよね?
製品によって違いがあるかもしれませんが、通常は二分割されている製品ですので、原則として、既存の配管は外すことなく施工できる!ような形状になっているという意味です。👍
本稿の方では、筆者の建売マイホームで6年8カ月前に、配管カバーを使わずに露出で設置したエアコン配管の劣化具合をご紹介していますが、DIYでこの手の配管カバーを後付けで設置するしかないかな・・・と思っているところです。😕
ウォールカバー or ウォールコーナー
次にこの👆直管と併用して、通常使われるのは「ウォールカバー」や「ウォールコーナー」などと呼ばれる、壁からの取り出し部に被せる、キャップ的な役割の部材は、以下👇のような製品です。
この👆部材は、先ほどの直管と違って、通常は二つに分かれておりませんで、新たに配管する際か、配管を交換する際にしか取付できないため、DIYなどで後付けするのは難しいです。😰
・・・とは言え、実はこれとは別に、後付け用として使われる可能性もちゃんと想定された、便利な「ウォールカバー」も販売されています。👇
因幡電工 配管化粧カバー ウォールコーナー後付用 壁面取り出し アイボリー LDWA-70-I
直管(ストレート)と合わせて、エアコンの配管カバーを設置する際には、必須になってくる部材になりますので、DIY対応ができないことには困ってしまいますよね。🤔
曲り部材(90度曲り/45度曲り)
先の例でも45度曲りが写っていましたが、その他、エアコン配管をまっすぐだけでなく、方向を変える必要がある場合に使われるのが、以下👇のような「90度曲り」や「45度曲り」と呼ばれる部材になります。
この曲り部材については、直管やウォールカバーのように、二分割されているような形状ではありませんので、DIYによる後付け施工は難しいものと思われます。😞
一般的によく使われるのはこの位までしょうかね・・・
なお、上げ足を取るようですが・・・ 😓
「45度曲り」については、「45度」と称されてはいるのですが、実際には「135度」に曲げる場合の部材になりますので、本当は「135度曲り」ですよね。😅
継手 or ジョイント
あと、あまりケースは多くはないと思うのですが・・・ 🙄
直管の長さが足りない場合は、以下のような「継手」や「ジョイント」呼ばれる部材が必要になることもありますね。
通常は、必要な長さをご購入されると思いますので、出番は少ない気がしますが、短い直管(ストレート)を接ぎ合わせて使用するような場合は必要になります。😐
これも二つに分かれているような形状ではありませんので、DIYなどによる後付け施工は難しい製品になっています。😟
エアコン配管カバーのDIYでの後付けについて
さて、各々の部材をザックリご説明してきたところですが、実際に、配管カバーを付けていなかったエアコン配管に対し、DIYによる配管カバーの後付けができるものなのかどうか?という件です。
結論から言うと、前章でも少し触れました通り、部材的に見ると、できることはできそうですよね。😊
DIYでの配管カバー後付け:大きめのポイント
大きめのポイントとしては、DIYでエアコン配管を交換するようなレベルだと、配管の取り外し取り付けが発生しまうことで、作業はだいぶ上級編になってしまいますので・・・
上級編にチャレンジしてもいいのですが、大前提として、配管の取り外し取り付けが発生しないレベルに抑えておく方が賢明かと思います。
既存のエアコン配管はそのまま使う前提で、そこに配管カバーを被せて固定するだけでしたら、DIYでも十分できるはずです。
本稿の方でお話ししているのですが、筆者の建売マイホームのエアコン配管は、カバーを付けないで6年8か月放置した結果、芳しくない状態になってしまっていますので、実際に近々、DIYでのエアコン配管カバーの後付けを試みることになりそうですので。
実際に施工がうまくいきましたら、また別の記事でご紹介するように致します。😁
上級編については、WEBで見る限り、ご専門の方々が色々と手法を解説してくれているページや動画もありますので、参考にして作業すればできないことはないのでしょうが・・・
要は、道具をゼロから揃えていかなければなりませんし、失敗すると逆にお高く付いてしまいますので、あんまりおすすめはしません。
こういうサイト👆でお手頃価格でお安くやってくれそうな、業者さんを探した方が手っ取り早いですよね。😅
DIYでの配管カバー後付け:小さめのポイント
小さめのポイントとは書きましたが、これを忘れるとスマートに事が進みませんので、小さめであっても大事なポイントです。
つまり、配管の取り外し取り付けを伴わずに済むように、後付け可能な部材のみで対応できるような計画にしておく必要があります。☝
要は、直管(ストレート)とウォールカバーのみで対応する計画にしておく!という意味です。
前項でお話しした配管の取外し&取付けが、ご自身のDIYで可能な方は気にする必要もないのですが、曲りやジョイントを使うようなイメージの計画にしてしまうと、後で困ってしまうことになりますので、くれぐれもご注意頂いた方がいいと思います。🙂
DIYでの配管カバー後付け:その他ポイント
実際の施工に係る具体的な段取りを始めてみると分かると思うのですが・・・
配管カバーの付いていない現時点の筆者の建売マイホームのエアコン配管の様子を横から見ますと、以下👇のような形状になっています。
設置した業者がたまたまこうしたのか、このように変なRを掛けて納めるものなのか・・・は分からないのですが、エアコン配管カバーを付けていない、3か所とも同じようなRを掛けられている状況。🤨
疑い深い筆者としては、DIYでは容易にできないように、わざと変なRを掛けているのかな?😒という気もしているのですが・・・
とにかく、いずれにしてもこの形状のままでは、単純に配管カバーは被せられない気がしますよね?😩
皆さんのお宅の既存のエアコン配管がすべてこのような形状にされているのかどうかまでは分からないのですが、少なくとも筆者の建売マイホームではこの形状・・・。
完全な主観によるイメージなのですが、要するに、既成の配管カバーに納めるためには、以下👇に青で追記したような形状に、エアコン配管を曲げ直さなければならないはずです。😨
ちなみに、エアコン配管の構造(構成)については、つい先日UPしました別の投稿、「エアコンの配管カバー内に何が入っているか?」のこの辺りでご説明している通り、以下👇のような、ペアコイルと呼ばれる被覆銅管がメインになります。
その他は、Fケーブルとドレン管ですので容易に曲げ直すことは可能。
※ドレン管が塩ビ管などの場合は調整が必要になります。
・・・ですが、ペアコイルについては、芯にあるのは銅管ですので、「銅」という意味では比較的柔らかい金属ではあるものの、単純には曲げられないはずですので、専用の工具がおそらく必要になります。😓
ペアコイル(被覆銅管)だけは、単純な「力任せ」だけでは、容易に曲げられない気がする・・・、という意味です。☝
近々、筆者の建売マイホームで、実際にDIYによる配管カバーの取付を試みるつもりでおりますので、詳しくは後日、そちらの投稿でご紹介するように致します。😌
※具体的な施工と記事のUP予定は今のところ未定です。🙏
今日のまとめ
本日は、本稿「エアコンの配管カバーは必要か?」という記事に対する補足情報として、エアコンの配管カバーの部材構成を整理し、DIYによる後付け施工が可能なのかどうか?という観点で、簡単に考察してみました。
準備中の本稿の「エアコンの配管カバーは必要か?」については、一週間ほどでUPできると思いますので、しばしお待ち頂ければと思います。😌
本稿「エアコンの配管カバーは必要か?」の方で具体的にご紹介しますが、筆者の建売マイホームでは配管カバーを付けていなかったことにより、だいぶ酷い劣化が出てしまっています。😥
似たような症状で、エアコンの配管カバーのDIYによる後付け施工をご検討されていらっしゃる方などの、参考になれば幸いです。
なお、既述の通り、近々、筆者も実際のDIYによる配管カバー後付けを試みるつもりではおりますが、申し訳ないのですが・・・
予定は立っていませんので、記事の方のUPも今のところはぜんぜん未定です。😑
具体的なやり方については、あまり期待されることなく、気長にお待ちいただけると有難く思います。🙏
本日も乱筆乱文となってしまいましたが、最後までお付き合い頂き、どうも有難うございました。😌
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