当サイト内では、(運営の都合上)スポンサーさんサイトの広告が表示されております。相変わらずの貧乏サイト😭ですので・・・、ご理解のほど、どうぞ宜しくお願い致します 🙇            

窓解説と図面表記04:縦滑り出し窓 編

投稿16912のアイキャッチ 建築用語解説
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

今日は、窓解説と図面表記シリーズ第四弾です。👊
第三弾では「横滑り出し窓」についてまとめましたので、今回は「滑り出し」繋がりということで、縦滑り出し窓」に着目して解説していきます。🧐

前半では縦滑り出し窓」の基本事項がメインになりまして、読み方英語表記(英訳)種類形状について
後半では、縦滑り出し窓」の図面での書き方(図面表記)についての解説になります。

「図面での書き方」と言っても、一般の皆さんにはあんまり関係ないものと思うのですが、実際に図面を読もうとした際には、図面上で「縦滑り出し窓」がどのように表現されるものなのか?が分からないことには、解読のしようもないはずですので、そんな図面の読み方につなげていただく意味での、書き方、つまり図面表記の解説のつもりです。🤗

ですので、「縦滑り出し窓」の図面での「書き方」というよりも、むしろ、図面での「書かれ方」と表現した方がホントは適切かもしれませんね。😅

ちなみに、「縦滑り出し窓」に限定した図面表記、つまりこれだけの読み方などではなく、もっと全般的な図面の見方については、こちら👉「図面の見方01にて、住宅平面図を例に簡単にご説明していますので、ご都合が宜しければ、必要に応じて、合わせてご覧になってみていただければと思います。👌
 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

窓解説と図面表記シリーズ目次

ようやく1/3まで書き始められたところですので、まだまだ先は長そうですし、毎回同じようなことを書いていますので恐縮なのですが、現時点で予定している当シリーズの目次をご紹介しておきます。👊

シリーズ物はよく途中でモチベーションが保ち切れず、気持ちが折れそうになるのですが・・・
予め宣言しておくことで、性格的に途中で放り出すわけにはいかなくなるタチですので、そんな意味もあって、宣言させて頂いている次第です。😅

  1. 窓解説 第1弾:引き違い窓 編
  2. 窓解説 第2弾:上げ下げ窓 編
  3. 窓解説 第3弾:横滑り出し窓 編
  4. 窓解説 第弾:縦滑り出し窓←今回
  5. 窓解説 第5弾:片引き窓 編
  6. 窓解説 第6弾:嵌め殺し窓 編
  7. 窓解説 第7弾:ルーバー窓 編
  8. 窓解説 第8弾:内倒し窓 編
  9. 窓解説 第9弾:外倒し窓 編
  10. 窓解説 第10弾:オーニング 編
  11. まとめ窓種類と図面表記まとめ
  12. 他1:引き違い窓のサイズの見方
  13. 他2:住宅平面図の窓記号の読み方
  14. 他3:外倒し窓の開閉の仕方✕4選
  15. 他4:上げ下げ窓の下障子の倒し方
    ※UPでき次第、ここ👆にリンクを貼っていこうと思っています。

ただ、実際に建築図面での窓の表記を解読しようとする際は、バラバラの記事ですと不便なはずですので、このシリーズとは別に「窓の種類と図面表記まとめ」としまして、一覧的に使っていただくことをイメージした記事も準備しています。
※元々はこれ👆を書いていました。😅

・・・とは言え、自分勝手なサイトで申し訳ないのですが、当サイトは本業の合間を縫っての更新になってしまいますので、定期的にポンポンと更新できるとは限りません。😓
恐縮ながらご理解いただき、決して期待はされることなく、気長にお待ちいただけると有難く思います。🙏

では、前置きが長くなってきてしまいましたので、そろそろ具体的に始めていきましょう💨

スポンサーリンク

縦滑り出し窓とは?

まず、縦滑り出し窓とはどんな窓か?という点ですが・・・

ネーミング自体が何だか分かりにくい印象もあるのですが、細かい開閉機構は別としまして、平たく言うと、片開きのドアのような形でせり出しながら開く窓を「縦滑り出し窓」と呼んでいます。

縦滑り出し窓の読み方

「縦滑り出し窓」の読み方としましては、読んだまま「たてすべりだしまど」です。☝

論点はやや逸れるのですが、書き方としては「縦辷り出し窓」や「縦すべり出し窓」、「縦滑出窓」などと表現される場合があります。

挿絵:ひらがな50音表に縦滑り出し窓の読み「たてすべり」をマーキングしたイラスト画像

・・・が、全て同じ読み方「たてすべりだしまど」になり、同じ「縦滑り出し窓」を指していることになりますので、紛らわしくて恐縮なのですが🙏、そのようにご理解頂ければいいかな・・と思います。

縦滑り出し窓の英訳 (英語表記)

お次は、「縦滑り出し窓」の英訳(英語表記)についてみていきましょう。👌

実務レベルでの英語として使えるかどうかは何とも微妙なのですが、Google翻訳さんに拠れば「縦滑り出し窓」の英語表記(英訳)は「Vertical sliding window」と出ました。

挿絵:google翻訳さんで縦滑り出し窓を翻訳してもらった結果のスクリーンショット画像

Weblio翻訳さんでは「Vertical start window」や「Length start window」など・・・、
どこかの不動産屋系のサイトでは「Vertical projected window」などとも書かれていましたが、個人的な主観なのですが、どれもシックリ来ません・・。😕

リクシルさんサイトを英訳表示で確認しますと、Google翻訳さんと同様「Vertical sliding window」と表示されますので、これが「縦滑り出し窓」の英語表記(英訳)の正解のひとつと考えて良さそうです。☝


ちなみに海外では、広義でのいわゆる開き窓を指して「Casement window(ケースメントウィンドウ)」と呼んだりしますので、念のため、海外のサッシメーカーさんサイトなどでも確認してみましたら、国内で「縦滑り出し窓」とほぼ同形式と思われるサッシが、「Casement window」の紹介ページで掲載されていました。

挿絵:縦滑り出し窓の英語表記(英訳)を連想させるイラスト画像

・・・と言いますか、前掲の「Vertical sliding window」との表記は全く見られませんでしたので、逆に言うと、実務レベルの英訳と考えた場合は、「Casement window」の方が適切だと言えるでしょう。

【参考にした海外のサッシ屋さん系サイト】
  ・MarvinさんCasement window紹介ページ
  ・PellaさんCasement window紹介ページ
  ・AndersenさんCasement window紹介ページ

Casement window」を両開き(観音開き)の窓の英訳と考えているっぽい、翻訳サイトもありましたが、これら👆の海外の参考サイトさんでは、両開きも片開き含めて「Casement window」としているようですので、実務レベルではこの考え方を正解とさせて頂きます。

ですので、日本国内での「縦滑り出し窓」英語表記(英訳)としては「Vertical sliding window」が正解だとしても、海外での実務レベルで考えた場合は、「Casement window」でないと通じない・・ということになりそうです。🤔

縦滑り出し窓の種類と形状

では、実際に「縦滑り出し窓」がどんな窓なのか?という観点で、形状や種類の話に移らせて頂きます。

YKKapさんでもリクシルさんでも、基本的な形状は同じなのですが、リクシルさんの場合は平仮名表記の「縦すべり出し」、YKKapさんの場合は漢字表記の「縦滑り出し」となっているようで、検索の際に気を付けないと、どちらかの「縦滑り出し窓」しか引っ掛かってきませんでした。😅

縦滑り出し窓の形状と開閉形式

前回の横滑り出し窓ではYKKapさんからご紹介した気がしますので、今回はリクシルさんから「縦すべり出し窓」の外観形状をご紹介しますと、以下👇のような形状になります。

商品リンク写真画像:縦すべり出し窓の例 06013
(ノース&ウエストさんからの出展)
※縦滑り出し窓の種類と形状解説写真1
■縦すべり出し窓の例 06013
ノース&ウエストさんからの出展)

通常の場合、外側から見て吊元の呼称が決まりますので、この写真で言いますと、「右吊元」と呼ばれる縦滑り出し窓の外観ということですね。🙂

寸法的には「06013」という、やや大きめの縦滑り出し窓になります。

寸法の「06013」などの表記につきましては、冒頭でもご紹介しました、図面の読み方全般を解説している記事「図面の見方01」のこの辺りで解説していますので、詳細はそちらでご覧いただくとして、内法寸法で計測して、巾60センチ×高さ130センチであることを示しています。


「縦滑り出し窓」開閉形式としましては、一般の方からすれば「ただの片開き」に見えると思いますし、認識としてもそのご認識で特に大きな問題もないのですが・・・
機構的には、やや横にスライドしながら外にせり出していくという微妙な開き方をします。😐

縦滑り出し窓の開閉形式の解説コメントを写真中に書き込んだ写真画像
※縦滑り出し窓の種類と形状解説写真2
■縦滑り出し窓の開閉形式

少し大げさに書きますと、このオレンジ矢印のようなイメージで、横にスライドしつつ外に開いていく開閉形式になっています。🤔

横にスライドしながらになりますから、個人的には「縦滑り出し」というネーミング自体がちょっとおかしい気がするんですよね・・・。
ま、おかしいというよりも分かりにくいネーミングと言いますか。🤐

まぁでも、前項でも触れました通り、縦滑り出し窓は、要するに「Casement window」ですので、一般の方々はただの「開き窓」というご認識でいいと思います。😅

細かい話は関係ないですもんね? 失礼しました。😖💦

縦滑り出し窓の種類

縦滑り出し窓の種類としましては、片開き/両開き(観音開き)の違いはあるとしても、国内ではほとんど見かけませんし、既製品自体が存在しない気がしますので、基本的に一つの種類しかないとお考えいただいていいかな・・と思います。🙂

後からYKKapさんのカタログを見ていたら、両開きタイプがありましたので、種類として分けるほどの違いはないのですが、「種類3」として後半で掲載することにしますね。😉

・・・とは言え、横滑り出し窓と同じようにハンドル大きく分けて二種類設定されていますので、これについて軽く触れておきます。

縦滑り出し窓の種類1:カムラッチハンドル

横滑り出し窓と似たような話になるのですが、縦滑り出し窓のハンドルとしては以下👇のようなカムラッチハンドルが一般的です。
※昔は確かこのカムラッチしかなかったと思いますし。

リクシルさんWEBカタログより抜粋引用した縦滑り出し窓の種類1:カムラッチハンドルが写った解説用カタログ画像
※縦滑り出し窓の種類と形状解説写真3
■縦滑り出し窓の種類1:カムラッチハンドル
(リクシルさんWEBカタログより抜粋引用)

特に非もないのですが、昔ながらの人力で開閉するタイプですので、筆者のような古い人間には、このカムラッチの方がシックリ来るのですが、昨今では次にご紹介するオペレータータイプの方が人気があるみたいですね。😕

でも、気密性カムラッチで締めた方が高くなるはずです。 ←主観ですが・・・
あと、構造が簡単ですので、将来的に不具合が出にくいというメリットもあります。👌

縦滑り出し窓の種類2:オペレーターハンドル

筆者は設計屋なのですが、筆者が設計するお宅には基本的にこの👇オペレーターハンドルは使いません。😤
なぜなら・・・
昔のオペレーターはだいぶ稚拙でしたので、後からのクレーム対象になりやすかったからです。
※最近はだいぶ改善されているはずなのですが。

リクシルさんWEBカタログより抜粋引用した縦滑り出し窓の種類2:オペレーターハンドルが写った解説用カタログ画像
※縦滑り出し窓の種類と形状解説写真4
■縦滑り出し窓の種類2:オペレーターハンドル
(リクシルさんWEBカタログより抜粋引用)

でも、最近はオプション設定とかではなく、縦滑り出し窓の種類として、カムラッチとオペレーターの二通りに分けられていますので、おそらく昔のモノとは違う機能的に優れたハンドルになっているものと思われます。☝

ここ👆の解説にも書いてありますが、ユニバーサルデザインが謡われがちな昨今ですので、誰にでも容易に開閉できる、オペレーターハンドルが主流になってきているということですね。🤔

縦滑り出し窓の種類3:両開きタイプ

最近はホントに色んな窓があって把握しきれないですね。😓
改廃も多いので、この記事もチョコチョコ書き換えるようかも知れません。💦

では、YKKapさんカタログ上で後から見つけた、両開きタイプの縦滑り出し窓を「種類3」としてご紹介します。

YKKapさんでの名称は「両縦すべり出し窓」とのことで、外観形状としましては、以下👇のような形状になります。

両縦すべり出し窓(両開きタイプ)の例 11913の外観写真
(ノース&ウエストさんからの出展)
■両縦すべり出し窓(両開きタイプ)の例 11913
ノース&ウエストさんからの出展)

一般的な縦滑り出し窓と大きく異なるのは、見ていただいた通りですが、片開きではなく両開き(観音開き)で開閉できるよう、二枚の障子で構成されている点ですね。🤔

各々の開閉形式は、前項まででご紹介してきた、片開きタイプと大きな違いはありません。
・・・が、二枚同時に開けることができるわけではなく、この👆写真で言うと左側障子を先に開き右側障子は後から開くという形式になります。

とは言え、召し合せ部の問題だけでしょうから、例えば左側の障子を5センチでも開けば、あとは右側の障子と一緒に開くことができるはずです。☝

二枚の両開きになることで、窓(サッシ)自体が巾広になりますので、片開きタイプでは最大で60センチ巾だったのですが、この両開きタイプの縦滑り出し窓の場合は119センチ巾まで既製品で対応できるようですので、大きく開放したい方には有難いですよね。😉


また、細かな話ではあるのですが、ハンドルがカムラッチハンドルではなく、「グレモンハンドル」と呼ばれるハンドルになるようです。

そもそも「カムラッチハンドル」もグレモンハンドルの一種ですし、基本的に使い勝手は同じですので、気にする部分ではないかもしれません。

グレモンハンドル」については、こちら👉「建築図面の略語解説④(建具系2/2)」のこの辺りでもう少し詳しく解説していますので、必要に応じて参考にして頂ければと思います。🙂

縦滑り出し窓のサイズのバリエーション

では、お次は縦滑り出し窓サイズ(大きさ)のバリエーションがどのくらいあるのか?、を見ていくことにします。🤗

先ほど製品の外観写真をご紹介したのはLixilさんの製品なのですが・・・
第三弾の横滑り出し窓に引き続きまして、筆者が個人的に見慣れているYKKapさんのフレミングJというシリーズの縦滑り出し窓での解説とさせてください。😅

YKKapさん側での名称としては、ひらがなでたてすべり出し窓」となるのですが、この製品の規格表をカタログから拝借したのが以下👇の画像になります。

■フレミングJの「たてすべり出し窓」の規格表(サイズ一覧表)
※YKKapさんフレミングJカタログからの抜粋引用

表内の右下の白い16マス各欄内に「02309」、「06013」などとの五桁の数字が記載されているのが、既製品として取り扱いがあることを示していまして、
ここでは1マス抜けていますので、このサイズについては既製品としての取り扱いがないということを示しています。🤔

ちなみに、この五桁の数字が、いわゆる「呼称」になりまして、同時に縦滑り出し窓(シングルハング)内法寸法でのサイズ(大きさ)を表しています。

要は、この縦滑り出し窓は、全部で15種類サイズのバリエーションが存在するということになりますね。☝

また、一見とっつきにくい表に見えるかもしれませんが、サイズ一覧表と見立てると、非常に便利ですので、この👆規格表(サイズ一覧表)の見方の詳細については別の記事のこの辺りを参考にしていただくとして、ぜひご活用いただきたい、とても便利な資料になります。🤗

ただ、各メーカーやシリーズによって、寸法の設定が異なりますので、この点と・・・
特に大きめの工務店さんや住宅メーカーさんの場合、何種類かのサイズだけ標準仕様として設定して、その他のサイズについては、オプション扱いにして、ややお高めの設定になっているようなケースもあるようですので、この辺りについてはご注意いただいた方が賢明です。😉

スポンサーリンク

縦滑り出し窓の書き方:図面表記

形状や開閉形式が把握していただけたものと思いますので、お次は縦滑り出し窓図面上での書き方(図面表記)の解説に入らせていただきます。😊

当シリーズ共通のレイアウトで解説しているので、繰り返しになるのですが・・・💧
側の図1立面図での縦滑り出し窓の図面表記ですので外観のイメージ、側の図2平面図での書き方になりまして、共に06007ほどのサイズの縦滑り出し窓を二つ並べて取り付ける場合をイメージして描いています。🙂

図1:縦滑り出し窓の立面図での書き方(図面表記)を表した図面画像
図1:縦滑り出し窓の立面図での書き方(図面表記)
図2:縦滑り出し窓の平面図での書き方(図面表記)を表した図面画像1
図2:縦滑り出し窓の平面図での書き方(図面表記)1

先ほど触れました通り、外から見た開き勝手で開き方向の呼称が決まりますので、側が左吊元側に書いてあるのが右吊元の縦滑り出し窓が表現されているということになります。

スマホ表示の場合は、段が立面表記、段が平面表記になります。
また、平面図での図面表記の方については、上段が詳細図などで使われる1/50ほどのスケールの場合で、下段については簡易的な平面図で用いられる1/100以下ほどのスケールにおける、縦滑り出し窓の図面表記になります。

図1の立面図的な書き方(図面表記)の方は、ほぼ統一されていますので、この表現以外はほぼないものと思っていただいて大丈夫です。

・・が、図2に示した平面図での表記については、紛らわしくて恐縮なのですが、だいぶバラ付きがあります。😓
純粋な片開き窓であれば、書き方も統一感が出ると思うのですが、縦滑り出し窓は先の通り微妙な開き方をしますので、特に平面図においては、書き方が描く人によって変わってしまいます。😟

縦滑り出し窓の正しい平面表記

差し当たって、ありがちな表現として上記の図2の表記をお出ししましたが、平面図上では、本来は戸の軌跡を描くものですので、この縦滑り出し窓は、以下👇の3ような書き方(図面表記)が適切です。

図3:縦滑り出し窓の平面図での書き方(図面表記)を表した図面画像2
図3:縦滑り出し窓の平面図での書き方(図面表記)2

建築基準法とかでキチンと図面の書き方(図面表記の仕方)まで定義してくれていればいいんですけどね・・・ 😑
100%統一化されたルールが存在しないことで、会社のルールや図面を担当する設計者さんによって、書き方のニュアンスが変わってきてしまうのです。💧

もちろん筆者のせいではないのですが、図面表記に統一感がないことについて、この場を借りまして、お詫び申し上げる次第です。🙏

スポンサーリンク

縦滑り出し窓のメリット/デメリット

縦滑り出し窓のメリット/デメリットについては、これも横滑り出し窓と似たような話になるので、簡単なご説明までとさせていただきます。
横滑り出し窓との大きな違いは、縦滑り出し窓は横滑り出し窓のように庇代わりになる訳ではありませんので、雨が降ってくると締めなければならない・・という点です。
※その他の窓も全部そうなので、当たり前の話なのですが・・ 😅

縦滑り出し窓のメリット(長所)

正直なところ、縦滑り出し窓には、横滑り出し窓ほど画期的に便利な点はありませんので、上げ下げ窓との比較という観点でお話ししますと・・・

上げ下げ窓が開口範囲に対して、最大でも50%ほどまでしか解放できないのに対し、縦滑り出し窓はほぼ100%開放することができるという点がメリットになります。

とあるお宅の2Fの縦滑り出し窓と1Fの縦長 縦滑り出し窓を撮影したコメント入り写真画像
※縦滑り出し窓のメリット/デメリット解説用写真画像1
■とあるお宅の2Fの縦滑り出し窓と1Fの縦長 縦滑り出し窓

あとは、縦長の細いスリット状のサイズもありますので、デザイン的なバランスを取りやすい、と言った所でしょうか。

縦滑り出し窓のデメリット(短所)

縦滑り出し窓のデメリットとしましては、横滑り出し窓のデメリットと同じで、1Fに設置する場合であっても面格子をつけることができない!😱という点が、最大かつ最強ですよね。

面格子は何を付けても体裁は悪くはなるものの、セキュリティの観点からは非常に重要な役割を担いますので、これが付けられないとなると・・・

とあるアパートの面格子が付けられていない縦滑り出し窓を撮影したコメント入り写真画像
※縦滑り出し窓のメリット/デメリット解説用写真画像2
■とあるアパートの面格子が付けられていない縦滑り出し窓

1Fに設置する場合は、そもそも人が出入りできないような細い窓や、小さい窓にするような工夫が必要になってきてしまいますので、せっかく広く開放できる縦滑り出し窓を選んだとしても、開放面積で比べると、実は上げ下げ窓にしておいた方が良かった😫、などという本末転倒な結果を生みかねません。

横滑り出し窓のデメリットでも書いたのですが、面格子が100%付けられないという訳ではなく、どうしても縦滑り出し窓に面格子を付けたいとするなら・・・
例えば室内側に付けるとか、面格子の腕を長くしてさらに出っ張らして付けるような方法はあるにはあります。

ま、縦滑り出し窓であっても2Fに設置するなら、防犯面は特に気にしなくてよくなりますので、このデメリットは関係ないことにはなるのですが。😐

スポンサーリンク

今日のまとめ

今日は、窓解説シリーズ第四弾としまして、思い起こせばだいぶ昔から存在している気がする縦滑り出し窓」について・・
そもそもどういう窓なんだ?というテーマで、その種類や形状を含めた基本事項を確認しつつ、図面上での書き方(図面表記)までをご紹介して参りました。

とあるお宅の縦滑り出し窓×3の内観を撮影した写真画像
※縦滑り出し窓の種類と形状解説写真5
■とあるお宅の縦滑り出し窓×3の内観

いかがでしたでしょうか?
何となくでも縦滑り出し窓がどんな窓なのか?お分かりいただけて、建築の図面上でどのように表現されるものなのか?がお伝えできてるといいな・・と思います。🤗

相変わらずの乱筆乱文ですので、大変恐縮ではあるのですが、何かしらの参考にしていただけると幸いでございます。😌

 
毎度のことながら、思いがけず長めになってしまいましたが、本日も最後までお付き合いいただき、どうも有難うございました。🙏
  
 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
建築用語解説補足記事
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
zukky(A)をフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
とある建築士の憂鬱

コメント

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使用しています。コメントデータの処理についての詳細は、大変お手数なのですがこちらをご覧ください。
 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使用しています。コメントデータの処理についての詳細は、大変お手数なのですがこちらをご覧ください。
 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました