今日は、説明書をお読みいただければ書いてある話なのですが、シングルハングの上げ下げ窓の掃除の仕方・・・
というよりも、下障子外面の窓拭きをするための上げ下げ窓の下段の障子(ガラス)の倒し方についての解説です。
上げ下げ窓であっても1Fに設置されたモノでしたら問題ないわけですが、2Fに設置されてると下障子の外側のガラスの窓拭きができませんよね?😅
※念のため、理由は後述しています。
そんな訳で、ご存じの方も多くいらっしゃると思うのですが、シングルハングの上げ下げ窓の場合、下の障子は内側に倒せるような構造になっていますので、その倒し方の解説ということになります。
※ここで言う障子とは?、ガラスの嵌っている可動部のことです。
筆者の家内は知らずに7年弱もそのまま放置🥶だったようですので、念のためご紹介することにした次第です。🙏
また、上障子も動くタイプの「ダブルハング」の上げ下げ窓の場合は、こんなことは気にせずに、どの面も拭けるはずですので、その場合はこの限りではありません。
あくまでも、シングルハングの上げ下げ窓の場合のお話になります。☝
超カンタンですので、記事も短くできると思います。👌
まだ説明書をお読みになられていない方は、参考にして頂ければ幸いでございます。😌
上げ下げ窓の下障子の外側が掃除できない件
今ほど書いたばかりですが、シングルハングの上げ下げ窓が2Fに設置されている場合、下障子の外側の窓拭きができません。
冷静にお考えいただければ容易にお分かりいただける話なのですが、この点について、念のため先に触れておきます。
見づらい絵で恐縮なのですが、まずは、以下👇のスケッチをご覧ください。
左から順にお話ししますと、一番左の図1が上げ下げ窓が閉まった状態。
閉まった状態であっても、当たり前に室内側の上下両面とも窓拭きはできますよね・・
屋外面については、1Fであればこの閉まったままでも、屋外から窓拭きはできますので、問題はないわけですが・・・
上げ下げ窓の設置個所が2Fの場合、通常は足場がないと外面の窓拭きは厳しいはずです。🙄
※バルコニーなどがあれば話は別ですけど。
次に真ん中の図2が、窓を開放した状態のスケッチです。
シングルハングですので、下の障子が上にスライドできるだけで、上の障子は固定されていて動かすことはできない訳ですが・・・
下の障子は上にスライドすることにより、下障子の外面が上の障子と重なってしまいますので、結果的に窓拭きのしようがないってわけです。😱
なお、上の障子の外面については、右側の図3でお示ししている通り、下の開放された部分から屋外に手を伸ばすことで、上げ下げ窓の大きさにも拠りますし、現実的には拭きづらくてしょーがないのですが、物理的には、何とか窓拭きはできることになります。😕
そんな訳で、シングルハングの上げ下げ窓に標準で付加されているのが、下障子が内側に倒せるという機能ということです。☝
上げ下げ窓の下障子の倒し方
では、前置きが長すぎても退屈でしょうから、そろそろ、この下障子の倒し方の話に入っていきましょう。🤗
ちなみに今回は、筆者の建売マイホームの上げ下げ窓でご説明します。☝
・・・が、実は、上の娘(13才の反抗期)の机の前にある上げ下げ窓で解説するのですが、あまりに散らかったままでしたので、周囲にはモザイクを入れさせていただいております。😓
反抗期真っ盛りですので、勝手に片付けると大騒ぎになりかねないため、散らかったままでも下手に手も付けられないんですね。😅
見苦しい写真での解説になりますこと、予めのご了解をお願いできればと思います。🙏
上げ下げ窓の取扱いラベルの位置と内容
スミマセン💦、もう一点、前置きがありました。😖
筆者の説明だけだと心もとないかもしれませんので、この上げ下げ窓本体に貼られている「下障子の内倒しの仕方」が記載されているラベルの内容について、筆者の建売マイホームの上げ下げ窓のモノになるのですが、以下👇に掲載しておきます。
筆者の建売マイホームの上げ下げ窓はLIXILさんのデュオPGというシリーズになりますので、他のメーカーさんの場合や、他のシリーズの場合、記載内容や操作方法が異なる場合がありますので、これについても、予めのご了解をお願いできればと思います。🙏
ちなみに、この👆ラベルが貼られているのは、筆者の建売マイホームの上げ下げ窓では以下👇の位置です。
同じ「デュオシリーズ」でしたら、似たような位置にあるはずですので、ご覧になったことがない方は、改めて探してみてください。👌
上げ下げ窓に貼られているラベルの記載内容
すでにこのラベル自体を剥がしてしまって、読みようがない・・というような方もいらっしゃると思いますし、そもそも先の👆👆画像だけだと読みづらいはずですので、書かれている内容を以下に転記しておきます。
必要に応じて、ご覧になってみてください。
必要のない方は、この👉 飛ばす💨ボタンより、次の項へお進みいただければと思います。😌
ラベル左側の記載内容
一番左なので、内側に倒せる旨の記載かと思いきや・・・
「注意!」ということで、内側に倒した状態から戻した後の注意事項から始まっているようですね。😅
清掃後に窓を戻したら、窓の上部を手前に引いて外れないことを確認してください。
LixilさんデュオPG上げ下げ窓(SH)のラベルより引用
窓が倒れる恐れがあります。
ま、重要なことを先に念押ししておく・・ってところでしょうかね。
ラベル中央やや左側の記載内容
次に中央部の記載内容です。
「ガラス外面の清掃方法」ということで、内側に倒す手順が記載され、これによって外面の清掃ができる旨が表記されている状況。
[ガラス外面の清掃方法]
①窓を5cmほどあけます。
②左右のつまみを内側に引き寄せたまま、手前に倒します。
(ガラスの外面を清掃できます。) LixilさんデュオPG上げ下げ窓(SH)のラベルより引用
この記載のすぐ右側には以下👇のような・・・
この内側に倒す手順のイメージスケッチが掲載されていますので、小さくてちょっと見づらい印象もあるのですが、その気になって見ると、意外と的を得たスケッチであることが分かります。🤔
ラベル右側の記載内容
最後の右側に記載されているのは、内側に倒した状態から元に戻す際のポイントが解説されています。
※清掃後、窓を元に戻すときは、水平に窓を起こして「バチン」と枠にはまるまで押し付けてください。
LixilさんデュオPG上げ下げ窓(SH)のラベルより引用
(窓をななめにすると、はまりません)
一通り、順にお読みいただければ、上げ下げ窓の掃除ができないと思われた下障子が、内側に倒し込むことで掃除ができることは認識でいますね。
戻し方や、戻した後の注意まで書かれていますので、大手さんだけに、内容には抜かりはなさそうです。😁
上げ下げ窓の下障子の具体的な倒し方
では、お待たせしてしまいましたが、具体的な上げ下げ窓の下障子の倒し方の解説に入ります。👊
前項でご紹介したラベルの内容を、もう少し詳しく具体的な内容に書き換えたものですが、開閉動作の写真なども用いてご説明していきます。
流れというほどの話でもないのですが😅、強いて分けるとすれば、作業としては以下👇のような手順になります。
流れにすると、戻すところまで含めて4段階ですし、言葉で書くとメンドくさく感じられるかもしれませんが・・・
前半の倒すまでの3段階に掛かる所要時間は、せいぜい5~10秒ですので、難しくお考えになられない方が、いい結果に繋がります。😁
以下、この👆流れに従って、個別に解説していきます。😉
窓をちょっと開ける(下障子を上げる)
まず、以下👇の写真のように、上げ下げ窓の下障子をちょっと開けます。
先ほどのラベルでは「5センチ」と書いてありましたが、どこかで「1センチ」と書かれているのも見たことがありますので、正確である必要はまったくありません。
どうしても上手くいかない場合のみ、キッカリ5センチで試してみて、それでもダメな場合はキッカリ1センチで試してみて頂くような感じでいいと思います。👌
とにかく、ちょっと(数センチ)だけ、下障子を上に上げてください。☝
左右のラッチを寄せる(下障子の天端の左右)
次に、上げ下げ窓下障子の上面にあるラッチを寄せるのですが、このラッチは、デュオPGの場合ですが、以下👇の写真の位置にあります。
具体的に言いますと、このラッチを左側のモノは右方向、右側のモノは左方向にそれぞれ片手ずつ、両手で5mm~1cmほど寄せます。
左側のラッチは以下👇のような感じですので、赤矢印の方向(右方向)にスライドさせるイメージ。
※埃っぽく汚らしくって申し訳ない・・ 🙏
反対側の右側のラッチについては、これを単純に反転させるイメージで大丈夫です。👌
両方とも寄せたら、両手で寄せたまま、次の段階に入ることになります。 ☝
下障子をそのまま手前側に倒す
次に、ラッチを寄せたそのままの状態で、両手で上げ下げ窓の下障子の上側を手前(室内側)に、数センチほどのイメージで軽く引き寄せてみてください。
この👆写真ですと、右手で写真を撮影している関係で、左手のみの片手で支えながら倒していますが、ラッチを寄せた両手でそのまま引き寄せて頂く方が安定感があります。
手前に引き寄せる際、通常の状態であれば大した力は要りません。☝
ラッチを寄せた段階ですでに外れてはいますので、無理に引っ張ったりすることなく、どちらかと言えば、自然に倒れてくる上側を両手で支えながら開いていくイメージです。
数センチ開いてくれば、あとは様子を見ながらソロソロと倒していくだけです。😁
以下👇、埃だらけで汚らしくて申し訳ないです。🙏
以下👇のように、元の位置から20~25センチほどの開きがマックスのようですので、そこまで倒すことができれば、手が上から回せますので、外面の拭き掃除ができる状態になった!😆ということですね。
※MAXの開きは角度で言うと30度ほどです。
この👆状態で上下に多少動かすことができます・・・が、捻じれ(ねじれ)たりもしますし、あまり安定感はありません。☝
※「捻じれたり・・」は「斜めになったり」と言う意味です。
捻じれてる状態で変な力が加わって、この障子が外れてしまったりしても面倒なこと😰になるだけですので、なるべく水平を保つようにしていただいた方が賢明です。👍
外側を拭き終えたら下障子を元に戻す
倒した状態で、上げ下げ窓の下障子の外面が拭き掃除ができましたら、あとは戻すだけ。☝
戻すのも、超カンタンです。😘
両手で水平を保ちながらの方がスムーズですので、写真は撮れていないのですが・・・
※両手でやると、単純にカメラが持てないためです。😑
何も細かいことは考えず、水平を保ったまま、上げ下げ窓の下障子を元々の位置に起こしていき、元の枠に押し付けてあげれば、ラッチをイジることもなく「バチン」と嵌ります。
ラベルにも書いてありましたが、「バチン」と嵌めた後、念のため、外れないことを確認するため、下障子の上面を手前(室内側)に引っ張ってみるようにしましょう。🙂
先ほどの開くときのイメージでラッチをイジらずに、念のため、引っ張ってみるということです。☝
外れてきたり、浮いていたりもしておらず、違和感もないようでしたら、ちゃんと嵌っているということになります。👌
特に問題なく、いつも通りの開閉がスムーズにできるようでしたら、作業は完了となります。👍
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか?
言葉で書くと、非常に面倒くさく見えてしまうのですが・・・ 😓
今回ご紹介した、上げ下げ窓の下障子を倒す(開く)作業は、実際にやってみていただければ、いかに単純な作業か、ご認識いただけるものと思います。😊
まだ、やってみたことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にチャレンジしてみてください。🤗
もちろん女性でも全然余裕ですし、中学生くらいでも慎重なお子さんであれば、きっと対応可能なレベルです。
以上、上げ下げ窓の下障子の内側への倒し方(開き方)の解説でした。👍
どなたかの何かしらの参考になれば幸いでございます。😌
本日も最後までお読みいただき、どうも有難うございました。🙏
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