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小さい赤い虫④:タカラダニの生態(観察結果編)

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さて・・・
本業の方が繁忙期の渦中でサイトの更新がままならない中、タカラダニのネタばかりで大変恐縮なのですが・・・😓

今日は昨年(2021年)から温めていた、タカラダニの生態をテーマにお話をさせていただこうと思います。✋
※ここで言うタカラダニは「カベアナタカラダニ」です。

このタカラダニの生態については、一般論は元より、☝
当サイトではお馴染みになりつつある気がする、何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による、筆者の建売マイホームのタカラダニたちの拡大観察によって得られた、実際の生態についても、積極的にご紹介します。✌

タカラダニ関連の他のサイトさんでは掲載されていないような、タカラダニの生態に関するオリジナルな情報もご紹介する!という意味です。😁

筆者の建売マイホームでのタカラダニの拡大観察による結果ですので、やや主観が混じる部分もあるかと思いますし、着眼点などが偏りがちになる可能性もあるのですが😓、

挿絵:小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)の生態に不明な点が多い旨をイメージさせる挿絵
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.

そもそも、ご専門の方々からしても、まだまだ不明な点が多い・・・と言われているタカラダニの生態ですので、この点については大めに見て頂けると有難く思います。😉

このタカラダニについては、特にこの時期に困惑されていらっしゃる方々も多い気がしますので、何かしらの足しにしていただければ幸いでございます。👍

「敵を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず!」は基本ですので、敵(タカラダニ)を知らずして勝利はあり得ませんしね。😁
 

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タカラダニのお話シリーズ目次

今年(2022年)も、タカラダニ大量発生シーズンに入りましたので、この小さい赤い虫:タカラダニの記事や動画が増えて参りました。😅

UPできたら、順次、追加していくようにしますが、小さい赤い虫:タカラダニのお話シリーズの現時点での目次👇になります。

本編まで飛ばす💨ボタン

大量発生しているタカラダニにお困りの方がいらっしゃいましたら、必要に応じて何かの参考にしていただければと思います。😌

タカラダニ関連の「記事」目次

このタカラダニに関する記事については、この小さい赤い虫:タカラダニがどんな虫なのか?という点の理解を深めていただくのに役立つはずです。👌

現時点では、まだ書き上げられていない話もあるのですが、最終的にはタカラダニを駆除するための、筆者なりの方法まで、ご紹介しようと思っています。🤗

挿絵:害虫としてのタカラダニをイメージさせる写真&イラストの複合画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.

相変わらずの繁忙期中につき、本年度中に駆除話まで辿りつけるかは微妙なのですが・・・😓
タカラダニの大量発生に、お困りの方もいらっしゃるはずですので、なるべく早めにまとめるように致します。

タカラダニ関連の「動画」目次

タカラダニの動画については、基本的に、顕微鏡を使用したタカラダニ拡大観察の様子を記録した動画になります🧐。

挿絵:タカラダニの観察をイメージさせるイメージ画像
(写真&イラストの複合画像)
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.

現状(2022年5/16現在)では、昨年UPした動画以外は、英語版しかUPできていません。😖
・・・が、動画ですし、そもそも細かな解説を入れている訳ではありませんので、ご覧になってみていただければ、何となくの雰囲気はご理解いただけるはずです。😅
※YOUTUBEにUPしてある動画です。

ちなみに、後半の三本については、要するにタカラダニを駆除するためのテストを行なった際の観察動画になります。👌

なぜハッカ油なのか😵・・・という点については、昨年、こちら👉「アシナガバチに効果抜群😘ハッカ油!」で、ご紹介しました通り、アシナガ蜂の追い出し作戦において、抜群の結果が得られたからです。😁

このハッカ油は今のところ、アシナガバチコバエ(小さい蝿)にしかテストしていなかったのですが、タカラダニにも効果がありそうな感触を得たところですので、ぜひご覧になってみて頂ければと思います。😉

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小さい赤い虫:タカラダニの生態

この小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)生態については、既述の通り、一部の専門家さんたちに研究はされているようなのですが、まだまだ不明な点が多いそうです。😕

前タカラダニ記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」でもご紹介している、東京都健康安全研究センターという機関の、ご専門と思われる方々が色々と論文(レポート?)などを発表されています。👏

WEBで調べてみますと、タカラダニの生態については色んな方がブログなどでも掲載されていますよね。
・・・が、色々と漁ってみると情報に食い違いも見られたりして、何が真実なのか分からなくなってしまいます・・。😓

タカラダニの生態0:一般論

まずは、一般的に言われているタカラダニの生態について整理します。☝

皆さんもご存じの通り、多くのいわゆる普通のダニ」は、他の動物や昆虫に寄生することで養分を採って生活します。😖
※「タカラダニ」でないフツーのダニ」という意味です。

犬に寄生するダニ(マダニ)のイメージの合成写真画像
(写真ACさんからの出展画像を合成したもの)
■犬に寄生するダニ(マダニ)のイメージ
(写真ACさんからの出展画像を合成したもの)

タカラダニ科に分類されるダニについても、ご多分に漏れず一般的に同じような形で昆虫に寄生して生きていくタイプようなのですが・・・

筆者の建売マイホームでも見られる、タカラダニ」と呼ばれる「正式名:カベアナタカラダニ」が属する、「アナタカラダニ属」については、原則として、他の昆虫などには寄生することなく自由な生活を送ります。☝

学術的なカテゴライズの詳細については、「②:タカラダニとは?(基本知識編)」のこの辺りをご覧になってください。👌

活動時期(見られる時期)としましては、地域によって差はあると思うのですが、周知の通り国内では4~6月
主に陽当りのいいコンクリート面屋上バルコニーなどで見られます。

このタカラダニの大きさとしては、「1~2.7㎜」と言われています。🤨
ですので、おそらく過去に「2.7㎜」にも及ぶ巨大なタカラダニが見つかったことがある・・ということなのだろうと思うのですが、

筆者の建売マイホームの1Fウッドデッキ上のタカラダニたち(成虫)の写真に1㎜グリッドを合成した解説用写真画像
※2021年4/25撮影
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■筆者の建売マイホームの1Fウッドデッキ上のタカラダニたち(成虫)と1㎜グリッド
※2021年4/25(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

筆者の建売マイホームでみられるタカラダニ(カベアナタカラダニ)は、こちら👉「②:タカラダニとは?(基本知識編)」のこの辺りでご紹介している通り、成虫であっても、せいぜい「1㎜」ほどです。

おそらく皆さんのお宅でも、「1㎜」ほどなのではないかと思います。
ちなみに、この👆リンク先でご掲載していますが、幼虫0.3~0.4㎜ほどの全長でした。😱
こんな小ささでは、油断しているとサッシの隙間から住居の中に平気で入ってこれてしまいますよね・・・。🥶

なお、タカラダニが人を刺すかどうか?については、一般的に「人を刺すことはない」と言われていますし、実際にも原則としてそうなのですが、ちょっとしたニュアンスもありますので、

詳しくは、前記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」をご参照ください。


また、ご専門の方々の言葉を借りると、タカラダニ(カベアナタカラダニ)は今のところ、雌(メス)しか見つかっていないとのことで、詳細までは不明なようですが、単為生殖を行なっているとみられています。😱

挿絵:雌しか見つかっていない小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)をイメージさせるイラスト&写真の複合画像

タカラダニの産卵は、成虫がみられる時期、つまり4~6月の内に、コンクリートの亀裂や小さな穴などの中で行なわれ、これも定かではないようなのですが、卵のまま越冬し、翌4月頃に幼虫が生まれる・・・というサイクルが繰り返されていると言われています。

アナタカラダニ属に分類される、タカラダニ(カベアナタカラダニ)ですので、既述の通り、動物などに寄生することはなく・・・

とある花の花粉に群がるタカラダニたち(若虫~成虫)の様子を撮影した写真画像
※22.4/17筆者の建売マイホームのコンクリートブロック上での撮影
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■とある花の花粉に群がるタカラダニたち(若虫~成虫)
※22.4/17筆者の建売マイホームのコンクリートブロック上での撮影

詳細については、前記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」のこの辺りでも書いていますが、食性は「雑食で、主に植物の花粉や小昆虫を食します。

最後に、タカラダニの生態とはややズレるのですが・・・
タカラダニの一般的な駆除方法については、ご専門の方々に拠れば「難しい」とされていますが、水を掛けて流してしまう・・というような方法がよく挙げられています


だだぁっ~と、思いつくまま書いてしまいましたが、一般的に言われているタカラダニの生態としてはこんな👆ところだと思います。🤔

その他、ご不明点がありましたら、筆者の知る限りの情報はすでに記事化してありますので、以下👇の前記事か、次章以降をご参照いただくか・・・

不親切で申し訳ないのですが、ご専門のサイトに譲らせていただこうと思います。😑


では次章より、筆者の建売マイホームでみられる、実際の小さい赤い虫:タカラダニ(カベアナタカラダニ)を、当サイトではお馴染みの何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」にて、観察した結果を元に、その生態についてお話していきます。

何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」とは、1000倍との謡で販売されているデジタル顕微鏡なのですが、実際にはどう頑張っても100倍くらいまでしか拡大できないという・・、やや困った顕微鏡です。😟
・・・ですが、誇張表現としか思えない「倍率」さえ気にしなければ、筆者レベルにとっては、非常に便利で優れた逸品ですので、当サイトでは必須アイテムになっている、立ち位置が微妙な顕微鏡を指します。😉

視力のいい方は、小さいタカラダニですが肉眼で観察もできるでしょうから、すでにお気付きの点もあるかと思いますので、その場合は読み飛ばしていただくような形でお願いできればと思います。😊

タカラダニの生態1:意外と生命力が強い

昨年(2021年)、何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による、タカラダニの拡大観察に成功🙌したことは、こちら👉「①:タカラダニが発生(拡大撮影編)」でご紹介した通りです。

その後、タカラダニに色々と仕掛けながら、これまた色々と観察したのですが、シーズンオフになったことを言い訳にして放置していた観察結果を、ここでご紹介しよう🙌というものです。

まずは、最も驚いたタカラダニの生態・・・
と言いますか、タカラダニの生命力が意外と強いという件についてのエピソードから始めていきます。👊

飲まず食わずでも丸二日間スタミナが切れない

まず、タカラダニは「飲まず食わずでも丸二日間スタミナが切れない😰」という件について。

タカラダニを顕微鏡で拡大して観察するため、初めて捕獲してみたのが、昨年(2021年)の4/20のAM8:30頃

観察することだけが目的でしたし、そもそも筆者は基本的に冷酷な人間ですので、餌を与えたりするという人道的な方向には、恥ずかしながら頭がまったく回らず・・・💧

入れたサンプルケース内の捕獲したタカラダニの様子を撮影した写真画像
※21年4/20AM9:00頃撮影
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■入れたサンプルケース内の捕獲したタカラダニ
※21年4/20AM9:00頃(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

結論を言いますと、もちろんカメラは回していたのですが、サンプルケースに入れた状態で、丸二日間、何も与えることなく、本業の隙を見ながら観察だけをしていました。😫

見苦しい動画で申し訳ないのですが😓、以下👇の動画は、丸二日後4/22のAM10:00過ぎに撮影されたものです。

■動画:タカラダニを丸二日、餌を与えずに放置した後の様子
※21年4/22AM10:15頃(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

この時に捕獲したのは三匹だけ。
サンプル袋からサンプルケースに移す際に、筆者の手違いで一匹は足を痛めてしまい、別の一匹はいつの間にか蒸発してしまいましたので、
元気なのは一匹だけだったのですが、顕微鏡がタカラダニの動きにぜんぜん追い付けていないですよね?😢

追い付けないとピントも合わせられないため、ボケボケ動画で恥ずかしい限りなのですが。💧

あまりのスタミナに驚いたことで、さすがに我に返りまして、この後エサを与えることにした次第です。
もう少し下の「タカラダニの生態3:食欲」で、その時の様子もご紹介しています。😊


ちなみに、そうは言っても・・・
とにかく小さい虫ですので、どんなに優しくしたつもりであっても、手で触ろうとするだけで、ほぼ必ず潰してしまいますので、扱いは慎重にされた方が間違いありません。☝

ちょっとした薬剤を掛けたくらいでは復活する

タカラダニちょっとした薬剤を掛けたくらいでは復活します。😱

具体的にはどんな話なのかと言いますと・・・
タカラダニを駆除しようとすると、どんな方法が適切なんだろ?🙄と思いましたので、昨年(2021年)何パターンかタカラダニの駆除テストを、ちょっとした薬剤などを使って行ないました。

話のニュアンスは逸れるのですが・・・
筆者の家内(奥さん)は、ゴキブリ以外は駆除しない!というやや困ったタイプですので、筆者もなるべく家内の意向に沿うようにしているため、キンチョールなどの殺虫剤は使っていません。

この時に使用した薬剤は、薬剤というより部類としては塗料なのですが、ウッドデッキのメンテナンス用に近々塗ろうと思っていた、以下👇のような撥水剤です。

タカラダニに掛けてみた撥水剤(左:かびZero/右:防水一番)のパッケージを撮影した写真画像
■タカラダニに掛けてみた撥水剤の例
(左:かびZero/右:防水一番

要は、メンテのためにデッキに撥水剤を塗ることで、タカラダニが寄り付かなくなるといいな・・との楽観的な目論見(もくろみ)でした。😅


後述もする通り、そもそもタカラダニは、水を含めて液体全般を苦手としているように見えるのですが、撥水剤がまともに掛かると、一瞬でこんな👇感じになって、基本的に動けなくなってしまいます。

小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)に撥水剤(かびZero)を掛けた直後の瀕死(に見える)様子の様子を撮影した写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■タカラダニに撥水剤(かびZero)を掛けた直後の瀕死(に見える)様子
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

手足の自由が利かなくなるのか・・・
手足が丸まってしまって、その場でほとんど動かなくなってしまい、瀕死の状態にしか見えなくなるため、残酷なことをしちゃったな・・と、重い気持ちになったりもするのですが、😞

小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)に撥水剤(防水一番)を掛けた直後の瀕死(に見える)様子の様子を撮影した写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■タカラダニに撥水剤(防水一番)を掛けた直後の瀕死(に見える)様子
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

写真だと認識しにくいかもしれないのですが、こんな👆瀕死(に見える)状態から、5分ほどで完全に復活します。🤯

このタカラダニの復活劇の動画はこちら👇です。
前者の撥水剤「かびZero」を掛けた直後1分半ほどは、ほぼグロッキー状態にしか見えないのですが、急に復活しますので、ご覧になってみてください。😅
※英語版で申し訳ないのですが、様子は伝わるはずです。👍

■動画:小さい赤い虫タカラダニの復活1
[英語タイトル]Revival of dying Tiny Red Bug(Balaustium murorum)1

この二件の出来事より、タカラダニの生命力は強め!の印象です。😤

・・・が、もちろんキンチョールなどの殺虫剤を掛けたら、一瞬で死んでしまうはずですので、それは試していません。☝

タカラダニの生態2:天井面を平気で走る

小さい蜘蛛などもそうですので、この手の小さい虫たちには当たり前のことなのかもしれないのですが、タカラダニは平気で天井面を走ります。😰

この時にタカラダニを入れるのに使用したサンプルケースは、以下のような、六面とも透明なアクリル的な樹脂で作られたケースです。

タカラダニの天井歩き撮影に使用しているサンプルケースを撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■タカラダニの天井歩き撮影に使用しているサンプルケース

上の赤矢視した先に写っている赤い粒がタカラダニでして、すでに左の輩(やから)は天井面に張り付いていますが・・・😨

全巾50mm(5cm)×高さ10mm(1cm)ほどで、4つのブースに分かれていて、水平のフタが付いている形の透明ケースです。
※フタは虫メガネのようになっているのでちょっと便利です。

撮影に使用している何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」は、この👇ような形状ですので、

小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)撮影に使っている顕微鏡の商品リンク写真画像:1000倍デジタル顕微鏡(DM4)
※筆者の使っている「DM3」の最新モデル(Amazonさんからの出展)
■1000倍デジタル顕微鏡(DM4)
※筆者の使っている「DM3」の最新モデルです。
(Amazonさんからの出展)

別の記事「ハエトリ蜘蛛の実力をアダンソンハエトリで検証した件」からの引用になるため、別のサンプルケースなのですが、以下👇のようなイメージでフタの上から撮影しています。

別記事、ハエトリ蜘蛛アダンソン(アダンソンハエトリ)のデジタル顕微鏡「DM3」を用いた撮影の様子を撮影した写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
別記事、ハエトリ蜘蛛アダンソン(アダンソンハエトリ)
のデジタル顕微鏡「DM3」を用いた撮影風景

これ👆と同じような形で、先のサンプルケースを上から覗き込みながら、天井面を歩き回るタカラダニを撮影したのが、以下👇の写真です。
※写真中のコメントの通り、写っているのはタカラダニの裏面(お腹面)です。

透明サンプルケースの天井面に張り付くタカラダニの裏面(お腹面)を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■透明サンプルケースの天井面に張り付くタカラダニの裏面(お腹面)
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

写真だけですと臨場感が伝わらないだろうな・・😞と思いつつなのですが、極論すると床面にいる時間より、壁や天井を這いまわっている時間の方が圧倒的に長かったです。😅

ま、アリも似たようなモノですし、ハエトリグモもそうですので、小さい虫たちにとって、天井歩きは当たり前のことなのかもしれません。🤔

これも英語版の動画になるので恐縮なのですが、タカラダニの天井歩きを撮影した動画もありますので、ご興味とお時間がありましたら、以下👇のビデオもご覧になってみてください。😉

■動画:小さい赤い虫タカラダニの天井歩き2021♪
[英語タイトル]Tiny Red Bug(Balaustium murorum) on the ceiling 2021

タカラダニはパッと見、裏と表・・・
つまり背中を見ているのかお腹を見ているのか・・分かりづらい😟のですが、終始、天井を歩いていますので、この👆動画内に写っているタカラダニは、すべて裏側(お腹側)ということになります。😬

先ほど少し触れた、足を痛めたタカラダニについても、同様に天井や壁面を平気で歩き回る様子が確認できています。
・・・が、足が不自由な分、体重を支え切れていないのか、30秒に一回くらいは落下していました。😫
動画の方ではトリミングしてしまいましたので、足を痛めたタカラダニは写っていません。

このことから☝
話のニュアンスはやや逸れるのですが、昔ながらのいわゆる「ねずみ返し」👇的な方法論では、

タカラダニには効果が望めない「ねずみ返し」例を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※とある遺跡の高床式倉庫に見られる「ねずみ返し」
(写真ACさんからの出展)
■タカラダニには効果が望めない「ねずみ返し」例
※とある遺跡の高床式倉庫に見られる「ねずみ返し」
(写真ACさんからの出展)

壁などを伝って上ってくるタカラダニを防ぐことは100%できない・・ということになってしまいますよね。😰

タカラダニの生態3:食欲

タカラダニの食欲については、だいぶ貪欲に見えました。😐

以下👇の写真は、前々項「生態1」でお話しした丸二日の断食後でしたので、なおさら・・の印象もあるのですが、ブロッコリースプラウトの葉っぱをサンプルケース内に投入してみた時の写真です。
※昨年はまだ何が好物なのか分かっていなかったので取急ぎの措置です。

ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像01
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:タカラダニ01
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

しばらくは様子を窺うように周囲をウロウロしていたものの、この👆ように食いついたら(鋏角を突き刺したら)・・・
結果的に、二時間ほども食いついたままでした。😱

ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像02
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:タカラダニ02
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

これ👆なんかは、タカラダニが食いついてから一時間ほど経過した頃なのですが、食いつくことに集中しすぎて、体が完全に浮いてしまっていますよね?😅

この体勢のまま40分ほど吸い付いておりました。🥶

葉っぱの大きさにも着目していただきたいのですが、最終的にこんな👇サイズになってしまうまで、このタカラダニは食いついたまま。😨

ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像03
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■ブロッコリースプラウトの葉に食いつく小さい赤い虫:タカラダニ03
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

結局、SDカードが満タンになってしまいましたし、動きもありませんでしたので、途中で撮影をやめてしまったのですが・・・

タカラダニの食事シーンという意味では、次項でご紹介する花粉に群がるタカラダニの様子でも、同様に、その食欲の貪欲さが見受けられました

ちなみに、タカラダニの食性(何を食べるか?)については、前記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」のこの辺りでお話していますので、必要に応じてご覧になって見てください。😉

タカラダニの生態4:大好きなもの

タカラダニ大好きなモノは・・・

もちろん実際にタカラダニに聞いたわけではありませんので、拡大観察により強く感じられた点・・ということにはなるのですが、タカラダニたちはとにかく花粉が大好き😍です。

前タカラダニ記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」のこのでもご紹介していますが、付近に咲いている草花の花粉を与えると・・・

大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)の様子を撮影した写真画像01
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ01
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

15~30分ほどの間に、この👆ように足の踏み場がないほど集まってきます。

すべての箇所で、全ての花の花粉でここまでの状況になるわけではありません。☝
もっとも分かりやすそうな、タカラダニたちが顕著に集まってきている写真を掲載していますので、この点についてはご理解ください。😌

ちなみに、写真に写っている黄色い粒々が、とある花の花粉なのですが、こんな👇花の雄しべ(オシベ)を抜いてきて、タカラダニがよく見られるコンクリートブロック上にバラまいた結果ということになります。

小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)が群がっていた花粉を抽出した、とある花(ネガミヒナゲシ)を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■タカラダニが群がっていた花粉を抽出した、とある花(ネガミヒナゲシ)

あんまり関係ないのですが、ザッと調べてみたら、「ナガミヒナゲシ」という名前の花のようですね。🤔

ご覧ください、この👇密集っぷり・・ 🥶

大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)の様子を撮影した写真画像02
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ02
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

このナガミヒナゲシに限らず、付近に生えている花は数種類を試していますので、ご興味ありましたら、前記事👉「③:タカラダニは人を刺すのか?」のこの辺りを見てみていただければと思います。😊

大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)の様子を撮影した写真画像03
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)
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■大好きな花粉に群がる小さい赤い虫:タカラダニ03
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

このタカラダニが花粉が大好きな様子は、動画も撮ってありまして、一部はYOUTUBEにUPしてありますので、これもお時間がありましたら、ご覧になってみてください。😙

■動画:小さい赤い虫(タカラダニ)の顕微鏡での拡大観察1
[英題タイトル]Magnified observation with a simple microscope: Tiny Red Bugs(Balaustium murorum)1

これも英語版の動画で恐縮なのですが・・・ 😓
短編の三本の動画の内、本日(22.5/8)現在では、三本の内、二本まではUPしてあります。👍

タカラダニの生態5:苦手なもの

タカラダニ苦手なモノは・・・😳

これもタカラダニに聞いたわけではありませんので、客観的事実からの考察(つまり主観)になってしまうのですが

タカラダニは水(液体)が苦手です

この件については、他のタカラダニのネタを書かれているサイトさんでも、そんなニュアンスのことは書かれていたりしますので、目新しい話ではないかもしれませんが、

タカラダニが具体的にどのように水を嫌うのか?はどなたも紹介していませんでしたので、当サイトのオリジナル情報になるはずです。😤

まぁ、ここでご紹介してきたタカラダニの具体的な生態については、筆者が観察した結果を惜しみなくご紹介していますので、全てがオリジナルと言えばオリジナルの情報なのかもしれませんが。😅

まずは以下👇の画像をご覧ください。

水滴に鋏角を突っ込んで水分を吸い続ける小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ):1時間以上経過した頃の様子を撮影した写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■水滴に鋏角を突っ込んで水分を吸い続けるタカラダニ:1時間以上経過した頃
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

この画像は「②:タカラダニとは?(基本知識編)」の後半でも掲載した写真なのですが、サンプルケース内に一滴だけ垂らしてやった水滴に、鋏角(きょうかく)を突っ込んで、一時間ほど水を吸い続けているタカラダニを撮影したものです。

先ほど紹介した、ブロッコリースプラウトの葉っぱの直後の話ですので、丸二日間の断食後とは言え、基本的にお腹いっぱい・・のはずなのですが、この👆状態で一時間半ほど経過してしまったわけです。😩


その後、筆者の手違いもあって、この水滴の表面張力が、この👇ように・・・😳

何と!切れてしまったのです!😫💦

水滴の表面張力が切れて水に浸ってしまった小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)のグロッキー状態を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※前写真からは反時計回りに90度回転した撮影方向
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■水滴の表面張力が切れて水に浸ってしまったタカラダニのグロッキー状態
※前写真からは反時計回りに90度回転した撮影方向です
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

この時点は、まだタカラダニの観察は前半でしたので、まさか「水(液体)」ごときで、こんな大そうなことになるとは思っておらず、だいぶ焦ってしまいました😱が、

先ほどの撥水剤を掛けた時と同じように、たかが「水(液体)」ごときでタカラダニは動かなくなってしまいました。😖
※ピクピクくらいはしていましたが・・ 😓

水に浸ってしまったタカラダニの周囲の水を少しティッシュで吸い取った後を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■水に浸ってしまったタカラダニの周囲の水を少しティッシュで吸い取った後の様子
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

この👆画像は、あまりの変わりっぷりに驚いてしまったため、即座にサンプルケース内にティッシュを突っ込んで、少し水を吸ってやった後の画像です。

既述の通り、タカラダニは1mmほどの大きさですので、ティッシュを無造作に入れて拭きまくるわけにもいきませんから、ティッシュを小さく折りたたんで、タカラダニを傷つけないように、細心の注意を払って、タカラダニ周囲の水のみを吸い取ろう・・という作業です。

最終的には、先の撥水剤エピソードのように、何事もなく復活はするのですが、タカラダニが水に浸っている間は、ほぼ動くことができない様子でしたので、水をほぼ完全に吸い取ってやってからの復活でした。

水に浸ってしまった小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)の周囲の水をティッシュで吸い取っている様子を撮影した写真に解説コメントを入れた写真画像
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■水に浸ってしまったタカラダニの周囲の水をティッシュで吸い取っている様子
(何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

このタカラダニが復活する動画も撮ってはあるのですが、あまりよく撮れていない😓ため、お見せするには編集が必要なので、臨場感がお伝えできずに申し訳ないのですが、このご紹介については、また別の機会にさせて頂こうと思います。

動画で観察していると、タカラダニが濡れている間は、足が色んな所にくっついてしまって動けないような印象は得られていますが、
水(液体)に浸ることによって、実際にどのような変化がタカラダニの体に起きているのかは、今後のさらなる観察やテストが必要です。🤔

ちなみに、この👆三枚目の写真撮影直後、1分以内にタカラダニは復活しました。
・・がその後、気を抜いた隙に、また手違いでタカラダニが水滴に触れてしまって動けなくなってしまったので救出・・・
というパターンが数回続いてしまって、このタカラダニには往生させてしまいました。😓

いずれにしろ、周囲の水がほぼ完全になくなるまでは、タカラダニはほぼ動けなかったという事実より、タカラダニの苦手なモノの一つとして、「水(液体)」が挙げられることは間違いありません。☝
※既述の通り、飲料としての水は嫌っていませんが。

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今日のまとめ

今日は、小さい赤い虫:タカラダニ(正式名:カベアナタカラダニ)の生態について、一般論も含めながら・・・

主に筆者の建売マイホームでの何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による、タカラダニの拡大観察の結果から得られた事実を元にお伝えして参りました。😐

とあるピンクの花の雄しべ(おしべ)に群がる小さい赤い虫:タカラダニ(正式名称:カベアナタカラダニ)たちの様子を撮影した写真画像
※何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影
※Original commentary photo actually taken by myself:Copyright © とある建築士の憂鬱 All Rights Reserved.
■とあるピンクの花の雄しべ(おしべ)に群がるタカラダニたち
何ちゃってデジタル顕微鏡「DM3」による撮影)

タカラダニの生態は、ご専門の方々を以ってもまだ不明な点が多いと言われており、この防除や正しい理解のために研究は進められているようです。

ちょっとした顕微鏡での観察結果ではありましたが、この「小さい赤い虫、タカラダニ」の知られざる生態のほんの一部でも補うことのできる内容になりうることを願います。😌


最近の記事ではいつも書いているので、しつこいようなのですが
今年は繁忙期続きで、新たな記事の作成に避ける時間が中々取れません・・・ 😓

隙を見つけての細々(ほそぼそ)とした更新になってしまって、大変恐縮なのですが、完全に放置することのないよう最善は尽くしておりますので、ご理解いただけると有難く思います。
 

本日も最後までお付き合いいただき、どうも有難うございました。🙏
 
 

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