いったい何が憂鬱なのよ? PartⅡ

ダメ出しⅡicatch その他

こんばんは!
昨晩(というか数日前ですが・・・)に引続きまして、PartⅠの続きのダメ出しPartⅡです。

ここでいう「ダメ出し」は、とある建築士である筆者が購入した、「建売マイホーム」である住まいにおける、「憂鬱」に思う箇所、または「気に入らない箇所」という意味です。

※しかも、主観的かつ自己中心的なダメ出しになりますので、予めご了解ください。 🙏
 

ザックリおさらい

気に入らない箇所は多々あるのですが、前投稿では、長くなりすぎてしまったこともあって、比較的大きめのダメ出しに限定して計上させて頂きました。

今回は、残っている大きめの内容と、細かい部分を上げていきたいと思います。

気に入らない箇所(ダメ出しPartⅡ!)

なぜこの外観・・・? Why?

これは個人的な好みもあるかもしれないのですが、普段は何が起こっても驚くことすらしない、超ローテンションのむっつり系(←根暗な訳ではありませんよ)である筆者でさえ、オーバーリアクション気味のラテン系の外人さんのように、眉毛を逆三角にして、両手を肩から2~30センチくらい前に突き出して「Whyっ???」と叫んでしまいたくなるほど、理解できる範囲を果てしなく超えた「外観」のお話・・・。😐

WHYをイメージする挿絵


特に、見栄掛り(←要するに正面となる道路側)となる西面の外観がとにかくひどいんです! 😣👊
 

みっともない外観と言いますか・・・ こっ恥ずかしい外観といいますか・・・  😱

 
細かく見ていきますと・・・

 
・・・・・・・

・・・・・

・・・😶

😢

すみません・・・
あまりに酷いもので泣けてきてしまいました 😢

長くなりますので、ここでの分析は敢えてやめておきますが、何でこうなってしまったのか・・・、これも4年3ヶ月経った今でも、どうしても、まぁ~ったく分かりません・・・ 😠

当初の西側立面図の画像
■こんな外観なんですよ???😢

仮に、手元にドブに捨てるつもりで好きに使っていい100万があったとしても、とある建築士である筆者にとっては、改善しきれない大問題です。

ザックリですが、2~300万くらいあれば改善できるかもしれませんね 😘

うぅ~ん・・・ 😓 ←頭を抱えている音

しくしく・・・ 😢  ←泣いている音
 

 

このダメ出し改善計画などについてはこちら

 

カーテン不要の特殊な窓かな???

どういう訳だか、どこの窓にもカーテンレールが一切ありません

んんっ・・・? 何か特殊なガラスでも入ってるのかなぁ???
とある窓に近づき、目を凝らします。

次にサッシに触ってみます。
普通のアルミサッシっぽく感じます。

ガラスはどうかな・・・
さらに近づき、目を凝らします。指の節で軽く叩きます。

カーテンレールが見当たらない図①:2F洋室B掃出し窓の写真
■カーテンレールが見当たらない図①

ただのLow-E(ペア)ガラスのようです。
うぅ~ん・・・

つまり、こういうことでした。
建売(分譲住宅)はとにかく販売価格を下げて(低く見せて)販売したいわけですので、「カーテンレールさえもオプションにしている」だけ。

 
一連の流れで取り付けすれば、2万程度で施工可能なはずなのに。😢

記憶にある方もいらっしゃるのではないかと思いますが、当時、Low-Eガラスは流行はじめていた頃でした。
量産が始まり、低価格で提供できることになってくると、ガラスメーカーさんがガラス屋さんに、一般のペアガラスと変わらない金額で下ろせるようになります。
工務店さんは、お客様に対して、同じ価格でグレードの高いものを提供できることになりますので、それをこぞって販売トークにしていた頃です。
「サービスでLow-Eにしておきますから・・・」と恩着せがましく、言われたことはありませんか?
職業柄、筆者は4回ほど言われたことがあります(笑)

おっと、どうでもいい小話が先行してしまいました。
失礼しました 😌
ガラスの仕様としましては、平たく言うと以下のとおりです。

複層ガラス(いわゆるペアガラス)の室内側のガラスにLow-E(ローイー)金属膜と呼ばれる、特殊な薄いフィルムのようなモノを貼ったガラス。
Low-E金属膜は何ぞや?という観点からは、旭硝子さんのページを引用させて頂きます。

—以下引用—
Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略で、 『低放射』という意味です。
—以上引用—

つまり、一般的な複層ガラス(ペアガラス)より、低放射性能の高いペアガラスということになると思います。

変な話ですが、正直なところ、個人的な体感はほぼ変わらないような気がします。

この「Low-Eガラス」について、さらに詳細をお知りになられたい場合、以下のURLページでご確認いただければと思います。

■旭硝子さんの当該ページ:
https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/knowledge/vol3.html

 

カーテンレールが見当たらない図②:2F洋室A腰窓x2箇所の写真
■カーテンレールが見当たらない図②

職業柄、気持ちは分からないこともないのですが、千歩譲っても一応「戸建て住宅」ですし、そもそもいくらでもないんですから、カーテンレールくらい付けてください! 😠

この辺は蚊はいないのかな?

前項と同じような話になるのですが・・・
どういう訳だか、どこの窓にも網戸が一切見当たりません。😢

老眼のせいで見えないだけかな? ←最近老眼なので 😓
触ってみますと、やはりありません。

そうか!
この辺は山(丘)の上だけど、きっと蚊とか小さい虫がいない地域なのかも知れないですね? 😄
それとも、まだ工事が終わってないのかな・・・

余談になりますが、ちなみに、僕は蚊が大っ嫌いです。


10数年前にスペインに2年ほど移住していた妹からの小話を思い出します。

「最初に借りたマンションがさぁ、どういう訳だか網戸が付いてないんだよね・・・
暑すぎる地域だから、きっとスペインには蚊がいないんだ?って思ってさぁ・・・」

結果的に、最初のその晩、(案の定ですが)30箇所近く蚊に食われたそうです 😉

この網戸についても、つまり、こういうことです。
既述の通り、建売(分譲住宅)はとにかく販売価格を下げて(低く見せて)販売したいわけですので、カーテンレール同様に「網戸さえもオプションにしている」だけ・・・。

確か、一窓当たり数千円じゃなかったんでしたっけ?
2000とか3000円とかでしたよね?
一連の流れで取り付けすれば、5万も掛からないのではないかと思いますが 😢

網戸の代わりに、全ての部屋に、すごいエアコンでも付いているなら、まだ分かるのですが・・・

そうは言っても、現実的には、このような傾向は20年ほど前から、一部の不動産屋さんはすでに取り入れていましたので、昨今は日常化してしまっているのかもしれません・・・

消費者庁なども黙認しているってことなのでしょうかね・・・
こんなことは、気にしてないのかな・・・?
それとも、お役人さんは、建売(分譲住宅)なんかは買わない???
いやいや・・ 若い方などは買われている方もいらっしゃるはずですよね 😒

これについても、職業柄、気持ちは分かるのですが、いくらでもないですし、ここはスペインなどではなく、日本なわけですから、網戸くらい最初っから付けてください! 😠

バルコニーがちょっと・・・

このダメ出しは、物理的には止むを得ないと判定したのですが、こちらの勝手な都合としては、家内の要望「思いっきり布団が干せる!」を何としても死守しなければなりませんので、非常に悩ましい箇所でした。

具体的に言いますと、2Fにあるバルコニー自体は狭くはないようですが、2箇所に分断されてしまっていて行き来ができない、という点。
※一体的に使えない、という意味です。
立地的に見て、止むを得ないのですが、現実的な使い勝手はよくはありません・・・。

■ 分断されてしまっている二箇所のバルコニー

布団干しの動線で考えますと、例えば8.5帖の洋室から、バルコニー用サンダルを履いて布団を数枚干し、もう片方の6帖洋室から、また別のサンダルに履き替えて干す・・・という形。

いずれにしても布団干しは、一枚ずつ外に持っていかなければいけないという意味では、一枚ごとにサンダルを履いたり脱いだりしなければならない、ことになりますので、仮にバルコニーが一箇所にまとまっていたとしても、似たような動線にならざるを得ませんので、この観点からすれば、やっぱり止むを得ないかな・・・とも思います。

そうは言っても、一生の内に何度も家を買えるほどのリッチな高給取りではありません😢ので、家内の要望「思いっきり布団が干せる!」を考えますと、便宜上、所有権の面だけは「筆者の家」ということになるものの、マイホームと呼ぶよりは、「家族のための家」、いわば「ファミリーホーム」なわけですから、ここで見て見ぬフリをするわけには行きません。

妥協するわけにもいかない、悩ましい部分ですね 😩

ここは何で狭い建具が付いてる?

巾は広くはないものの大きい部屋に2つ。小さい各洋室に1つずつのクローゼットが付いています。
収納が豊富!とは言いがたい状況なのですが、現実的に足りるかどうかは別として、まあまあの印象です。😖

また、間取り図を具体的に見ていきます。

2Fクローゼット扉
■ 2Fのクローゼット箇所と、該当箇所


他の三箇所は、クローゼットの巾分の建具が付いているようですが、左(西側)のクローゼットだけは、なぜか巾の狭い建具の表記なっています。

この手の不動産広告にはよくあるのですが、間取り図の間違いだろう、と思っていました。😅

実際に内見した際に確認しましたら、約1350の巾のクローゼットに対して、どういうわけだか約900巾用の建具が付いています。
この建具に向かって左が、45センチほどが壁になってしまっている状況。

これでは使いづらいですよね・・・

そうなんです。実際にも非常に使いづらいんです。 😣
きっと構造的に必要な柱がこの壁の中にあって、どうしようもなかったんだろうな・・・
そうは言っても、何とかならないものかな・・・

と思いまして、購入内定直後に、販売業者さんに請求して(半端無理やり)ゲットしていた「プレカット図」を見てみることにします。

こんな↓↓↓図面。

2Fプレカット図
■ プレカット図:RF梁+2F柱伏図

おそらく一般の方には馴染みが薄い図面ではないかと思いますが、「2F天井裏から見下ろした2Fの骨組みの図面」になります。

「プレカット図」とは、ここ20年くらいは木造の骨組み(構造体)を工場で加工してきて、加工済みの骨組みを、現場でレッカーで吊り込みながら組んでいく施工方法が主流なのですが、この加工用の図面を指します。

一般的な建売(分譲住宅)の設計図面としては出てくるものではなく、施工用に用意されている図面。
本来は建売(分譲住宅)といえども、設計図書の一部として、製本されるべきものではないかな、と個人的には思います。

 でも現実的には、設計図書の一部になることはないかも知れません。
 (残念ながら、実務で今までは見たことがありませんし・・・。
 もちろん職業柄、要求しますので、結果的には出てはくるのですが)

認識しにくいと思いますので、問題となっているクローゼットの話に戻しまして、以下にて着色してみましたので、見てみて下さい。
先の間取り図と同様、薄黄色部分がクローゼット薄水色部分が建具の位置になります。

2Fクローゼットと柱位置
■ 2Fクローゼットの位置と気になっている柱の位置

赤丸をつけた部分が、建具巾の狭さに影響していると想像していた、柱の位置になるのですが、案の定、残念ながらは入っていました。

もう少し、よく見てみます。

・・・・・・・・・・・んっ?
あれ~っ・・・?

この柱って、ホントに必要?????

プレカット屋さんの方で、CADソフトを用いて何かしらの計算をして、出してきている図面になるので、基本的に必要な柱(構造体)なのだろうとは思うのですが、経験値から察する限り、必要な構造体ではないか・・・、もしくはさほど重要な役割のある構造体ではないように見えてしまいます。

ちなみに屋根裏に潜ってみてみますと、こんな↓↓↓感じ。

小屋裏柱位置写真
■ 小屋裏から見た当該柱:天井裏断熱材はめくってあります

大きな問題ではないのですが、とにかく、明らかにクローゼットを使いづらくしている柱であることには違いないので、いずれにしても、何とかしないとダメですね・・・ 😩
DIYリフォームでは、だいぶ骨が折れそうです・・・ 😒

 

あともう一点。
このクローゼット絡みで補足といいますか、気に入らない点を思い出しました

クローゼット」ということで、話をして参りましたが、奥行きが2尺(60センチ)でなく、3尺(90センチ)ですので、この収納は、「クローゼットとしても使える押入れ」です。
つまり、そもそも布団もしまうことを想定している収納になるはずなのですが、これもどういう訳だか、中段がありません・・・

押入れの場合は、布団を床に直置きするとは考えませんので、中段(腰高程度の棚)があるべきです。

TVアンテナもオプションなんだ・・・

建売のマイホームを購入すると決まった時点で、何となくは想像していたのですが、TV(テレビ)アンテナが当然のように付いていません・・・ 😣

これは、本業で住宅メーカーさんやアパートメーカーさん、大きめの不動産屋さんなどの下請け仕事をやりますと、やはり同様に、TVアンテナについては、10中8~9の確率で、ほぼ別途工事になっていますので、いつの間にか通例になってしまっているようですね。

別途にしている(建前上の)理由としては、こういうことです。

「ケーブルテレビに加入する人もいるから・・・」

確かにごもっともですし、ケーブルテレビがだいぶ普及している現代では、一理も二理もあるのですが、実はこれは表向きの理由に過ぎません。

本当の理由は・・・
そうです! 😪
網戸やカーテンレールと同じ理由で、純粋に、販売金額を低く見せるためですね。

そもそも、自分が建売を購入することになるとは思ってもいなかったわけですが、同じように、このような罠に嵌ることになるとは思いもよりませんでした。😐

 
購入が決まった瞬間には想定できていた話なのですが、あまり気分のよいものではありませんよね 😠

 

やっぱり照明器具もそうだよね・・・

照明器具についても同様に、やはり付いていません・・・

元々付いているのはキッチンの手元灯と、洗面化粧台、屋外の玄関ポーチ、外構の門柱の照明器具(合計4灯) だけ。

※ちなみに、化粧台は既成で照明付いているのが設置されているだけですね。

これについては、本業の方で、例えば賃貸アパートの設計をする際などについては、廊下や便所や洗面所などは、インテリアに影響の少ない埋込み型のダウンライトで計画して器具まで取り付けて、居室や食卓部分のみを別途工事もしくはオプションとするケースが多いことから、少々違和感があります。

「ダウンライト」とは、一般的に、天井に埋め込む形式の照明器具、という意味で使われるケースが多くなってきている気がしますが、実際は、文字通り「下向き発光の(筒状の)照明器具」という表現の方が正解に近いです。

つまり、天井に埋め込まれないタイプで、天井に直付けするトイレットペーパー状の照明器具などもダウンライトに当たります。

一般的に「シーリングライト」と呼ばれている器具の中にも、「下向き発光の(筒状の)」の器具もあったりしますので、線引きが難しいのですが、そもそも厳密に定義されているわけではありませんので、どちらでもいいのかも知れません・・・。

※中途半端な説明になってしまい、申し訳ないです・・・

売れる前の内見の際にも(例えば夕方であれば)使うわけですから、最低でも廊下くらいは付けておいてほいいですよね・・・。

ちなみに、これを別途工事としている理由も、やはり、前項のTVアンテナや、その他、網戸やカーテンレールと同様に、販売金額を低く見せるためです。


筆者も建築士という立場上、似たような業界の人間ではあるのですが、個人的には違和感を感じざるを得ない部分です。😩

 

今日のまとめ(ダメ出しPartⅡ)

今日は、前投稿に引続き、購入することになった、筆者の建売(分譲住宅)マイホームのダメ出し(PartⅡ)を行ってきました。

外観の話を除き、比較的「小さめ」の内容になりますが、全般的にもう少し気を使ってほしいよなぁ・・・😢と、つくづく思う内容です。

小さめ」というのは、前投稿と同じ意味ですが、後からリフォームなどで直そうとした場合に、「コスト的に大きめの数字にはならない」という意味です。

気に入らない箇所は他にもたくさんあるんですが、キリがありませんので、差し当たっては、このくらいにしておいて、次回からは、前向きなリフォーム関連のお話に入っていこうと思います。✋
 

リフォームのお話はこちらです!


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