今日は、少し前に筆者の建売マイホームで、机の上にDIYで作った収納棚をご紹介します。😊
二時間くらいで作ってしまった超カンタンなDIYですので、簡単すぎて参考にならないかもしれません😓が、机の上の収納を検討されている方がいらっしゃれば、試しにご覧になってみてください。🤗
※同時に机自体の天板の奥行も伸ばすような形です。
机自体を作ったり、脇の棚を作ったり、既存の机の巾を狭く手鋸でカットしたり・・・
机関連のDIYネタは色々とあるのですが、全般的に話がややこしくって中々まとめ切れていません💧ので、今回は机の上の収納棚のみをテーマとして、お送りする次第です。
また、今回は簡単なDIYにつき短編になるはずですが、毎度のことながら、念のため以下の目次を上手くご活用いただきますよう、宜しくお願いできればと思います。🙏
※やや長めになってしまいました。ご容赦ください。🙏
机の上の収納棚をDIYで作る机本体
章のタイトル👆が何か日本語としておかしい気もしますが、そもそも文系科目は苦手ですので気に留めることなく・・・
DIYで作る机の上の収納棚を置く、机本体の方を先にご紹介しておきます。😅
元々はリビングに置いていた既製品の机になりまして、巾は1500㎜(1.5m)のモノを2Fの子供部屋に上げるために、無理やり手ノコで巾をカットして1100㎜(1.1m)にした机👇になります。
中央より右半分ほどが撓んで(たわんで)いることがお分かりいただけると思うのですが、これは筆者のせいではなく、元々の既製品としての構造が甘すぎることからきている撓み(たわみ)💢ですので、ここでは気にしないで頂ければと思います。😅
どうでもいい話ですが、筆者の建売マイホームでは、まだ子供たちが小さめだということもあって、原則としてリビングで過ごすことにしていますので、リビングには二人の娘用のメインの机があるんです。
そうは言っても、上の娘は中学生になりましたので、多少のプライバシーも必要な年ごろだろうと思って、2Fにも机を残している状態。
元々リビングにあったため、スペース的な問題で奥行450㎜(45㎝)の机なのですが、本格的な勉強机とするには奥行が足りませんので、
奥行を足す(天板を伸ばす)のと合わせて、計画していたのが、ここでご紹介するDIYによる机の上の収納棚ということになります。
DIYで作った自作の机の上の収納棚
では、本当にチョロっと作ってしまったので、お恥ずかしい限りなのですが・・😓
実際に作った自作の机の上の収納棚の、現状での完成形をお見せしておきますと、以下👇のような形状です。
あまりにアッサリしていて、前写真と比較しながらでないと認識しにくいかもしれないですね。😅
少し拡大して、何がどうなっているか?という点の解説コメントを入れたのが、以下👇の写真になります。
写真中にコメントを入れた通り、元の奥行45㎝の机のあちらの壁側に、奥行20㎝の何かを挿入しただけです。😑
その何かが、他でもなく今回のテーマに当たる机の上の収納棚になります。
既述の通り、机の天板奥行を伸ばす役割もありますので、純粋な「机の上の収納」とは呼びにくいのですし、正式には何と呼ぶべきなのかも分からないのですが・・・
とにかく今回は、奥行20㎝の以下のような、机の上の収納棚を含むモノを挿入しただけ!💧という、DIYのお話・・ということです。😅
どのように組んでも何となく形にはなりそう・・という意味では、作り方というほどの話にはならないのですが、要所要所でポイントやコツもあります。☝
また、段取りを間違えると二時間でチョロっとDIYで済みませんので、実際に、この👆机の上の収納棚をDIYで作ったフローに従って、その辺りをお伝えできればと考えております。😌
本論とは関係ないのですが、DIY作業をする舞台は、この👆1Fウッドデッキ。
机の上収納を作るのは、こちら「エアコンのDIY風除け・・・😷」の記事での舞台になった2F子供部屋です。
お時間とご興味がありましたら、必要に応じて、合わせてお立ち寄り頂ければと思います。😊
机の上の収納棚の設計
建築士法の概念とはややズレるのですが・・・
「設計」とは、如何に機能的に、如何に美しく、如何に安全で、如何にコストパフォーマンスが高く合理的なものを作り上げるか?を机上で検討すること、と考えています。😐
初めての方もいらっしゃると思いますし、スマホではサイドカラムが出てこないと思いますので、念のため書きますと、筆者は建築士です。✋
そういう意味では、残念ながら「設計」と呼ぶにはほど遠いほど、大したDIYではないのですが・・・💧
一応その辺りは網羅しているつもりですので、「机の上の収納棚の設計」との章題にて、今回の机の上に設置される収納棚の根拠(考え方)について、整理したく思います。👊
ご興味のない方、もしくはお急ぎの方は、こちら👉 次章まで飛ばす💨ボタンより次章までジャンプしちゃってください。😬
以下👇が今回ご紹介する、机の上の収納棚の最終的な立面スケッチです。
自分用に書いたスケッチですので、細かい解説までは入れていないのですが、上段の水平部材が収納棚に当たる部分。
下段の水平部材が、既存の奥行450㎜の天板の延長部となる板です。
天板の高さや全体巾については既存の机に合わせるだけですので、何の思考もなく即決できるのですが、部材の厚みと、机の上の収納棚となりうる上段の高さとこれに付随する側板高が肝(キモ)になってきます。😳
机の上の収納棚の部材厚の考え方
まずは部材厚の選定なのですが・・・
この手の内装関係の造作の場合、原則として、以下👇のシリーズのアイリスオーヤマさんの化粧棚板を使うことを前提にしていますので、厚みとしては18㎜を基本と考えます。
後述もしますが、アイリスオーヤマさんの化粧棚板は、ロングセラーなのですが、そもそもコスパが高く、近所のホームセンターでも同じモノが容易に入手できるため、これを基本に考えることにしています。
ですので、この18㎜厚で大丈夫なのか?というのが、最初に考えなければならない点になります。☝
結論を言いますと、側板については18㎜で十分なのですが、水平部材については18㎜では足りませんで、最低でも本当は21㎜、後々の荷重を考慮するなら24㎜の厚みが必要です。
※スミマセン・・・ 100%の主観です。
この部材厚は材質にも拠るのですが、支店間距離によって、おのずと決まってくるものです。
これも100%の主観なのですが、こちら「DIYによるテーブル下収納」のこの辺りで、目安をザックリ書いていますので、必要に応じてご覧になってください。
なのですが、図中に点線で描き込んである通り、後々はもう少し整理しやすくしてやるための小棚の造作を考えていますので、今回の机の上の収納棚については、オール18㎜で計画することにしました。
机の上の収納棚の上段棚板の高さ
机の上の収納棚の上段の高さについては、最後まで悩んでいたのですが・・・
まずはA4サイズ縦のファイルが置けるよう、天板の天端(てんば)から上段棚板の下端(したば)までの高さは、最低でも320㎜(32㎝)は欲しいところです。
A4縦のファイルは通常の場合、310~315㎜で作られていますので、出し入れを考慮すると、本当は若干の余裕が欲しくなるため、330㎜(33㎝)高が理想です。
最終的には、現段階ではこの👆高さに甘んじることになったのですが、行く行くデスクトップパソコンなどを置く可能性もありますよね・・ 😳
この場合は、例えば21インチほどのワイドモニターを想定すると、高さが最低でも375~380㎜ほど必要になってしまうため、これに対応しておくべきか?という点が、とても胃が痛かった😖です。
昨今のお若い方々の世の中では、デスクトップよりノートPCやスマホ、タブレットなどの方が主流なような気もしますしね・・・🙄
要するに、上段の水平部材をあと50㎜(5㎝)上げることになると、上段の突き出しが足りなくなったりして、側板のサイズをもう1ランク上げないと足りなくなってしまうからです。
まぁ、正直なところ、サイズが1サイズUPしたところで、金額的には1000円/枚ほど以内で済むため大差はなく、懐を痛めることもないわけですが、
合理的かどうか?という話になってしまうと、ちょっと疑問が残ってしまうから、ということですね。😅
結果的には、作りながら判断しまして、大きくてもノートPCかな・・との考えの元、天板から机の上の収納棚下端までの高さは、330㎜(33㎝)ほどで作ることにしました。
机の上の収納棚の側板の高さ
先ほども触れた通り、側板の高さについては、もう1ランク大きい1800㎜(180㎝)の棚板を使うことにすれば、机の上の収納のみに限って見れば、特に大きな問題はありません。☝
・・なのですが、冒頭の写真に写っていました通り、実はすぐ脇に二段ベッドがありまして、机の上収納棚がこれより高くなってしまうと、圧迫感が増してしまうのです。😫
これによって、狭い部屋がさらに狭く見えてしまうため、ベッドの手摺高以下、かつ最低限の高さに抑える必要があったということです。😕
そんなことで、できれば1200㎜(120㎝)の長さの棚板で何とかしたかったわけですが、1200だと机の上の収納棚部分(上段)両サイドの突き出しが、100㎜(10㎝)ほどしか取れなくなってしまうんです。😱
実はこの👆机の上の収納棚については、7年前にはすでに計画ができていたモノで、当時検討した時は1200の棚板で十分だったはずなのですが・・・😫💦
ちなみに、細かい話なのですが、上段の棚はただの小物置として使うなら、突き出しが100㎜(10㎝)でも問題ないわけですが、
机の上の収納棚となると、A4縦サイズのノートやファイル、参考書などが並べられる可能性が高くなるため、150㎜(15㎝)の高さがないと倒れてしまうのです。☝
そんなことで首を傾げていたのですが、どうやら・・・
一般的な机は高さが700㎜(70㎝)なのですが、既存の机高さが実は750㎜(75㎝)だった💦ことによる誤算だったみたいですね。😅
かと言って、1800の棚板では無駄が増えてしまうため、体裁は悪いのですが、最終的には、先の図👆のようにH50㎜の端材(はざい)を足元に咬ますことにして、突き出し高150㎜は確保することに決定しました。😝
今回の机の上の収納棚をDIYで作る手順
さて、短辺で・・・と宣言していたのに、能書き(設計パート)が増えてしまいましたので、そろそろ具体的な施工手順のご説明に入っていきましょう。😉
※まだ1/3ほどなのにすでに5000文字を超えてしまいました。😖
だいぶ嵩んでしまいましたので、足早に進めさせていただきます。💨
手順については、そもそも大したDIYではありませんから、もちろんこの通りでなくても大丈夫な場合も往々にしてあります。
また、慣れた方や職人上がりの方などから見ると、レベルの低さを笑われてしまうかもしれないのですが・・・😖
個人的にはそれなりに合理的な手順になっている気がしています👌し、以下👇のフローで具体的にご説明していきますので、特に不慣れな方は、ザッとでもご覧になってみて頂ければと思います。😊
- STEP1:使用する棚板材の購入
- STEP2:机の上収納の棚・天板の加工
- STEP3:机の上収納の側板の加工
- STEP4:現地で確認&墨出し
- STEP5:机の上収納の組み立て
流れに従いながら、途中で今回使用している工具や材料の紹介をしていますので、恐縮ながらベストな選定かどうかはお約束できないのですが、必要に応じて、参考にしてください。👍
STEP1:使用する棚板材の購入
まずは材料を購入しなければなりませんが・・・
今回は、ここでお話ししました通り、アイリスオーヤマさんの化粧棚板を使いますので、
このシリーズの中から、LBC-1220という、以下👇の写真にも写っている、長さ1200×巾200×厚18㎜の棚板を、水平材用に2枚+側板用に2枚=計4枚、用意することになります。
以下👇のリンクからご購入いただくこともできますが、ここでは「ホワイト」を使っていますので、以下は「ホワイト」の製品の検索結果画面に遷移する設定になっています。
この👆商品画像のように、色味は4~5種類くらいはありますので、別の色をお探しになる方は、必要に応じて、こちら👇からお探しください。
ここ👆は「ホワイト」を除いてますので、他の色のページの検索結果も表示されるはず・・・です。😐
こんな👆便利なショップさんもありますので、お好みに応じて、ご覧になってみてください。😁
STEP2:机の上収納の棚・天板の加工
水平材と側板のどちらから加工しても同じことですので、今回は加工が簡単な水平材のカットから始めていきます。👊
※水平材は切るだけ!ですので。😝
今回の机の上の収納棚の巾は、先の図面スケッチで示した通り1100ですので・・・
と思い込んでいたら、思いっきり間違えて、そのまま1100で切り始めてしまいました。🥵
・・・が、両サイドの側板分を除いた長さ「1064」が正解でしたよね?😖
さっそく気を取り直しつつ、墨を出し直しまして、1064でカットしていきます。💦
他の記事でも書いていますが、訳あって筆者は丸ノコは使わない主義ですので、何でもかんでも手ノコでカットします。😅
この👆カットで使用している手ノコは、デコラソー 240という鋸でして、内装関係の造作の時は、いっつも使っているおすすめ手ノコですので、良かったら以下👇のリンクからご覧になってみてください。
使用感など詳細については、こちら👉「鋸(のこぎり)は何を使う?」のこの辺りでご説明してありますので、合わせて参考にしていただければと思います。
※丸ノコを使われる方は、この辺りでご紹介しています。
さて・・・
カットが完了しましたら、次のステップに移っていきましょう。😊
カット自体が面倒な方は、こちら👇のショップさんも覗いてみてください。
ちょっと納期は掛かりますが、きっちりカットして納品してくれますので、時間がない時などに重宝します。👍
化粧棚板LBCシリーズの注意事項
ここで使用している、棚板の注意事項をお話しておきます。☝
コスパは最高の棚板であることはゆるぎない事実なのですが、実は水には非常に弱いです。🥶
あまり細かい仕様は気にせず、DIYでは15年ほど前からいたるところに使っているのですが、表面の仕上がおそらく「紙」だと思われ・・・
水分が掛かったりすると、こんな👆風に変なシミになってしまって、表面はボロボロになってしまいます。
今回は水とは一切関係のない、机の上の収納棚ですので、全くもって水掛かり部分ではないのですが、念のためお伝えしておきます。😉
この点のみ、ご注意願えればと思います。☝
STEP3:机の上収納の側板の加工
水平材のカットが終わりましたら、次は、机の上の収納棚の両サイドの側板の加工に入りますが、こちらも大した作業ではありません。
とは言え、足元の継ぎ足し加工がありますので、この辺を中心にお話させていただきます。👊
STEP2a:側板足元の継ぎ足し
側板用に用意してある残りの二枚は、カットなしで、主に足元の継ぎ足し作業だけです。
下に置いてある端材を所定の長さにカットしまして、まずは、以下の両面テープで1200の足元の貼り付けてしまいます。
この両面テープは「激強力」ということで、おそらくだいぶ強力な接着力なのだろうと思うのですが・・・
正直なところ、謡ほどの初期の粘着力はあまり感じられませんので、もっと大きなモノを仮止めする場合は、後半でご紹介している両面テープか、以下の両面テープの方がいいかもしれません。😕
この端材の仮止め位なら、先の「激強力」で大丈夫です。👌
化粧棚板1200の端部に端材を仮止めしましたら、さすがに両面テープだけでは危険ですので、底からビスで固定してしましょう。
以下👇のように下穴を孔けますが、深さや径については、こちら👉「下穴と下穴ドリルについて」のこの辺りでご説明していますので、必要に応じて、参考にしてください。
ここで使用している下穴ドリルは、あまりに調子がよくって最近ハマっている以下👇の三本セットの「3㎜」のドリルです。👍
使用感や仕様などの詳細については、先ほどご案内したこちら👉「下穴と下穴ドリルについて」のこの辺りをご覧になってみてください。😊
なお、設計の段階では4.2㎜径の長さ90㎜のコーススレッドを使用するつもりだったのですが、使う下穴錐が4㎜では太すぎますから3㎜で考えると、長さがだいぶ短く感じたため、結果的に長さ75㎜のコーススレッドでの固定に変更しています。
※径は4.2㎜ですので想定と同じです。
もう少し長い下穴ドリルが欲しい方は、一般木工用なのですが、以下👇のセットもおすすめの下穴錐ですので、長さ的にはちょっと長くなるくらいなのですが、合わせてご検討ください。👌
1年ほど前まではメインで使っていた下穴ドリルですので、ぜんぜん大丈夫ですので。😉
下穴が孔いたら、インパクトドライバーでコーススレッドを打ち込めば、端材の継ぎ足しは完了となります。
ちなみに、棚板の巾が200㎜ですので、ビス止めは二か所で十分です。👌
また、ビス止めは端から30㎜ほどの位置がちょうどいいです。👍
インパクトドライバーについては、これも当サイトでは色んな所で推薦していますが・・・
筆者が使用しているのは、以下👇の日立工機(HiKOKI)さんのFWH14DGL(2LEGK)というセットのインパクトドライバーになります。
長くなってきていますので、使い勝手などは、お手数なのですが、こちら👉「可動棚の作り方Ⅰ:ダボレール編」のこの辺りをご参照願います。
下穴を孔ける際の注意事項
今ほどここ👆で書きましたが、今回の机の上の収納作りに限らず、ビス止めの位置は端から30㎜ほど以上の位置だと、以下のような形でビスを打ち込む際も困らずに済みますのでお勧めになります。
要は、この👆ような位置で打ち込む場合は、インパクトの厚みがあるため、端から15㎜などでは斜めにしか打ち込みない・・ということになってしまうためです。😉
もちろん作るものによっては、ギリギリになってしまう場合もあるのですが。
あとは、下穴自体はなるべく真っすぐ孔くように細心の注意を払っていただいた方がいいです。☝
なぜなら、今回のように18㎜の厚さに少しでも斜めに入っていってしまうと、以下👇のようなことになってしまって、せっかく打ち込んでも最悪は使えなくなってしまうからです。
今回は、大した荷重も掛からないだろうという、楽観的な判断の元、そのまま使ってしまいましたが、こんな状態ではビスが効いていないのと変わりませんので、とにかく下穴孔けの際は真っすぐ挿入するように注意するようにしていただいた方が賢明です。🤔
STEP2b:側板底の滑り止め加工
では、次の工程に入っていきます。
今ほど、継ぎ足した机の上収納棚の側板の底(床と接する面)に滑り止めを貼ります。
状況によっては、多少の不陸も予想されますので、以下のようなクッション性のあるスポンジ系の滑り止めがおすすめです。👍
製品としては、GC100-1Tというモノで、1㎜厚のシリコンゴムのスポンジみたいな素材です。
詳しくは以下👇のリンクから、ご覧になってみて頂ければと思います。
大きさ的には10㎝くらいだと思いますが、裏に粘着シートが貼られていますので、ハサミやカッターで以下👇のように15×25㎜ほどにカットして貼ってしまうだけで用が足りますので、とても便利な代物(しろもの)です。👍
粘着シート自体はさほど強いものではないと思いますので、切断面の汚れや見えない埃などは可能な限り取り除いてから貼るようにしてください。☝
この汚れや埃の取り方は、こちら👉「フローリングの傷(へこみ跡)と椅子の脚」のこの辺りでご説明していますので、必要に応じてご覧になってみて頂ければと思います。😉
このように滑り止めが、机の上収納の二枚の側板底に貼り付けられれば、側板は完成ですので、もうちょっとです。🙌
STEP4:現地で確認&墨出し
さて、側板までできましたので、あとはさっさと組み立てまで終わらせて、遊びに行ってしまいたい所なのですが・・・
そんな気持ちをぐっ😣と堪えて、この側板を現地(2F子供部屋)に持って行って、机の天板位置の墨出しをします。😅
メインは机の上の収納棚としての、上段にはなるのですが、下段の棚板が机の天板高さと完全に揃っていないと、机としては使いにくいモノになってしまうからです。😕
スケールで実測した数値でもいいのですが、95%くらいの確率でキッカリにはなりませんので、面倒でも、ここでひと手間掛けた方がキチンとできます。👌
3分くらいで戻ってこれるはずですので、手間は惜しまないのがポイントです。😜
組み立ててしまってからでは、調整が難しくなりますので、面倒くさくてもこの段階で行っておきましょう。😅
なお、位置合わせをするときは、これも面倒なのですが、床のゴミやチリも軽く拭いてからにした方がベターです。☝
この工程を挟むことで、完成度がぜんぜん違いますので、ぜひお勧めしたい工程になります。😉
STEP5:机の上収納の組み立て
だいぶお待たせしてしまいました💧が、机の上の収納棚を組み立てる工程に入りましょう。😊
まずは、今ほど取ってきた、現地での天板高から上段の棚板、つまり机の上の収納棚の位置の墨を決めます。
既述の通り、結果的に330㎜(33㎝)ほどにしましたので、ここ👇では下の段の墨が正解です。
※天端~天端の墨ですので348㎜になります。
STEP5a:水平材の側板への仮留め
位置が決まったら、また両面テープを持ち出しまして、仮留めをします。😅
手元はお子さんでもいいのですが、二人以上で作業される場合は、もちろん仮止め工程はナシでも大丈夫です。
筆者の建売マイホームでは完全分業制になっているため、たまに下の娘(現二年生)が手伝ってくれるくらいで、90%は一人でやることになるため、仮止めが必要なだけです。😁
ここでは部材が大きいため、先ほどの「激強力」では剥がれてしまってダメでしたので、いつも使っている両面テープ、ニトムズさんのT4542を採用することにしました。
厚みが0.8㎜と少しありますので、精度を上げたい意図もあって、今回は「激強力」で試みたのですが、やっぱりいつもの両面テープがいいですね。😙
ここ👆で使用しているのは、いつもは荒面の時をメインに使っている以下👇の両面テープ(T4542)です。
室内の造作だと精度が低いと格好悪いので、いつもは先ほどもお出しした以下👇のT4530を使用していますが・・・
この時は在庫を切らしてしまっていましたので、結果的に厚手のT4542になりましたが、強力ですので、キチンと貼れていると、短時間ならこんな👇感じに自立させることも可能です。😲
※風が強いと煽られて剥がれてしまうこともシバシバ。😓
これらの両面テープの使用感や仕様などの詳細については、こちら👉「可動棚の作り方Ⅰ:ダボレール編」のこの辺りで書いていますので、必要に応じてご覧になってください。😊
仮留めが上手くできましたら、風が強まる前に、机の上の収納棚をやや慎重に平らな面に寝かせてから、引続きの作業に移ります。👊
※風に煽られるとさすがに外れてしまうという意味。
STEP5b:水平材の側板への固定(各1本目)
部材が大きめの仮留めのため、T4542といえど、正直なところ絶対的な安定感はありませんので、一度に二本のビスを決めようとはせず、まずは一本ずつ決めていった方が間違いありません。☝
上段/下段のどちらが先でも同じですので、とにかくいずれかの一本目のみの下穴を、端材をビス止めする工程と同じ要領で孔けます。
お伝えし忘れていましたが、墨出し(位置出し)の際は、内面は棚板の下端(したば)か上端(うわば)の見やすい方に、墨でなく鉛筆で線を引きます。
この場合、ビス止めをするのは、当たり前にこの裏面になりますので、裏面にも下穴孔け用のマーキングをちゃんとしておいた方が精度は上がります。☝
ビスについては今回もコーススレッドを使用するのですが、ここでは「フレキ付」かつ「先割れアリ」のモノを使用します。
※前半で使ったのはフツーのコーススレッドです。
フレキ付の方が柔らかい化粧面にはキレイに入り込みますし、先割れアリだと打ち込みがスムーズになるためです。☝
今回使用しているアイリスさんの化粧棚板は、既述の通り仕上は紙っぽい素材で、柔らかめですので、比較的キレイに打ち込めます。👌
メラミンなど、表面が堅い仕上の化粧棚板の場合は、フレキ付きでなく、先に座彫りしてからの方がキレイにいく場合が多いです。
なお、コーススレッド自体は軸細というタイプになりまして、径がやや細く、確か3.8㎜の径なのですが、軸細のコーススレッドは手持ちでは65㎜の長さしかなかったため、またしても設計時の設定よりワンランク落した形に変更してしまいました。
※設計時は4.2㎜径の75㎜想定でした。
なお、ちなみに、このフレキ付きで、このアイリスさんの化粧棚板に打ち込みますと、以下👇のように何となくの座彫りまでができてしまいます。
ちょっとケバケバしますが、気になるようなら、この👆ように一度引き抜いて、カッターで整えて打ち直すと、それなりにキレイに納まる場合が多いです。👌
これは上段の1本目ですが、この流れで下段の1本目も同じように決めてしまえば、形状としてはだいぶ安定感が得られますので、あとは続けて、それぞれの二本目をまとめて決めてしまいます。
STEP5c:水平材の側板への固定(各2本目以降)
ようやく、机の上収納棚の右側板の四本のビスが打てましたが、ここまで来たら、もう終わったようなものですね。😆
慎重になることもなく、以下👇のように作業しやすい体制に起こして、もう一枚の側板を上に載せて、コーススレッドをもう四本打ち込めば完成!ということになります。
一巡しまして前半でご紹介した、この写真が今回の机の上収納棚のDIYで作った部分単独の完成形ということになります。👍
ま、机と合体させることで、机の上の収納になりうる部分ということでしょうかね。😁
簡単なDIYの割に、例によって、だいぶ長くなってしまって、申し訳ございませんでしたが、ご清聴ありがとうございました。
そして、大変お疲れさまでした。♨
今日のまとめ
本日は、少し前にDIYでチョロっと作った、既存の机の上に載せるような形の机の上収納棚をご紹介して参りました。
こう見ると、素人が作った割には上手にできてませんか?😲
えぇっ?👂 この位は当たり前でしょうか・・・ 😓
既存部分が撓んで(たわんで)いるのは、しつこいようですが、元々の既製品としての構造が甘すぎることからきている撓み(たわみ)💢ですので、筆者のせいではありません。😤
この👆写真で見ると新たに追加した天板のエッジの汚れが一定じゃないため、やや精度が低く見えるかもしれませんが、0.5㎜も狂っていませんので、個人的には上出来のDIYでした。🙌
ちなみに、水平部材は18㎜厚ですので、荷重を掛けていない今だからこそ撓んで(たわんで)いませんが、本格的に教科書やら何やらを載せ始めると、即座に撓んでしまいます。
一度、撓んでクセがついてしまうと、容易には戻せなくなってしまいますので、本格的に利用されるようになってくると、撓みの発生に気を付けないといけません。☝
撓み(たわみ)が生じて、変なクセが付く前に次なる作戦に入ることになるのですが、また進展がありましたら、机の上収納棚Ⅱ👊などとして、いつかご紹介できるといいな、と思います。😉
長くなってしまって、本当に申し訳ありませんでしたが、最後までお読みいただき、どうも有難うございました。🙏
簡潔にまとめられるよう、日々努力はしているつもりですので、ご容赦願えると有難いです。
今後とも宜しくお願い致します。😌
コメント