スポンサーリンク

天井下地の探し方

投稿4897のアイキャッチ その他

今日は、書き始めからもう6か月近く経過してしまった、天井下地の探し方についての投稿をまとめようと思います。

壁もそうなのですが、昨今は石膏ボード+クロス貼りという構成が当たり前になってしまっていますので、下地の探し方が分からないと、DIYで何かをしようと思っても、どうにもならず・・・途方に暮れるしかありませんよね?😓

昨今の悩ましい石膏ボード事情については、ご興味がありましたら、別の記事になるのですがこの辺りを見てみてください。

一般の方にもなるべく分かりやすいものとなるよう、図や写真を多めにしつつ、天井下地の基本的な考えなどにも触れながら、解説していきますので、例によって長めの投稿になる可能性大なのですが、しばしお耳を拝借できればと思います。🙏

ちなみに、木造だけでなく、RC造(鉄筋コンクリート造)S造(鉄骨造)も包括した天井下地全般に触れるコンプリート版の投稿になります。😉👌

だいぶ長めになりましたので、以下の目次より、ご興味のある項目に直接ジャンプしてください。😌

スポンサーリンク
スポンサーリンク

天井下地とは何ぞや?

天井下地とは?
文字通りにはなるのですが、簡単に言うと「天井の下地」ですが、要するに天井面の裏側(上側)にある骨組みのことを指して、一般的に「天井下地」と呼ばれているようです。

何となく不親切な説明に見えてしまいますが・・・、
現段階では、これ以上は説明のしようがありませんので、先に、天井の構造と言いますか、天井がどのように構成されているか?という辺りから、ご説明をスタートしてみようと思います。😌

天井の構造(構成)

天井は、色々と種類はあるのですが、筆者の知る限り、大きく二通りに分類できます。
一つは、基本的に下地がない「直仕上げ天井」と呼ばれる形。
もう一つは、今回のテーマにもなっている下地のある一般的な「下地あり天井」です。

筆者の勝手な分類にはなりますが、整理しますとこんな👇感じになります。

天井下地の構成による分類を整理した表画像
■天井下地の構造(構成)による分類表

下地あり天井」と書きましたが、明確な区分はされておらず、例えば和室などで使われる「竿縁天井」や、一部の構造体を「化粧天井」などと呼ばれる「天井名」も存在しているのですが、そういう区分が曖昧な天井も含めて、下地の有/無だけで筆者なりに大別している、ということですので、正式な呼称として存在している用語ではありません。

以下👇、先の表に従って、個別にご説明していきます。👊

直仕上げ天井

直仕上げ天井は、ある一定の構造でないと成立しませんので、一般のご家庭ではあまり見かけないと思います。
例えば、RC造の打ちっ放しの天井などをイメージして頂ければ分かりやすいと思うのですが、コンクリートで作られた水平面(床版)の下面に、文字通り下地を組まずにそのまま仕上げてしまう形の天井です。

直仕上げ天井参考例:コンクリート打ちっ放しのとあるお宅の室内を撮影した写真画像
■コンクリート打ちっ放しのとあるお宅の室内

そのままと言っても純粋にそのままですと、デコボコのままの天井になってしまいますので、「扱き(しごき)」と呼ばれる、平滑にする処理をしてから、クロスを貼っているような形になっています。

通常、目ため的には「下地あり天井」と見分けが付きませんので、手の甲でコンコンっと軽く叩くことで判別します。

また、下地としては存在しないわけですが、コンクリート面はあることになりますので、ビスを打とうと思えば、どこにでも打てる天井になるのですが、振動ドリルを使ったりしなければ穴すら孔かないことより、少々大事になる場合があること、マンションなどでは、このコンクリート自体が「共用部」という扱いになっている場合もありますので、注意が必要な天井になります。

なお、RC造(鉄筋コンクリート造)系の場合にあり得る天井ですので、筆者の知る限り、木造やS造(鉄骨造)では、特殊なケースを除いて成立しません。

下地あり天井

先述の通り筆者の造語ですが、天井面の裏側(上側)に下地がある天井です。
この「下地あり天井」も構造の面から大きく分けると、以下👇の二つに大別することができます。

木造下地の天井

住宅系ではこの木造下地の天井が最もポピュラーな天井になります。
文字通り木造につき、木材で下地が組まれていることより、後からの加工も楽ちんですので、DIYでは最も有難い形式の天井ではないかと思います。👌

木造の「下地あり天井」のイメージスケッチ画像(元図は「建物できるまで図鑑」から引用)
■木造の「下地あり天井」の見上げイメージスケッチ
(元図は「建物できるまで図鑑」から引用)

一瞬、んっと思ってしまうこの👆絵ですが、落ち着いてみると認識できます。
下から天井を見上げた絵ですよね?😅

通常の場合、短辺方向(支点が短いスパン)に受け材を900~910ピッチくらいで流して、これを上階の梁などから図中の「吊り木」で吊り、受け材の直行方向に天井下地材を組んでいきます。

天井下地材のピッチ(間隔)としては、昔は「450~455mm以内」が一般的なピッチかと思っていたのですが、最近は「300~303mm以内」というピッチが多くなってきているように思います。
なお、この天井下地材の寸法としましては、「36×39mm」か「30×40mm」が一般的に使われる断面寸法になります。

RC造(鉄筋コンクリート造)S造(鉄骨造)であっても、小規模の建物の場合などは、この木造天井下地が採用されている場合があります。

断面寸法の表記は、例えば「A×Bmm」と書いた場合、一般的には、その材料などに向かってみた場合の正面巾寸法が「Amm」、正面ではない側面側の寸法が「Bmm」となります。
※もちろん100%ではないのですが・・・
ですので、この木下地の場合は、天井の石膏ボードがビス打ちされている面が「36mm」か「30mm」が一般的です、という意味になります。
ただ、現実的には大工さんの裁量によって勝手に決められてしまう部分ですので、施工性を重視されると、「39mm」か「40mm」が下面に向いているケースも多々あります
ので、いずれにしても微妙な差なのですが、個人的には統一してもらいたいなぁ・・・と常々思っている部分になります。🤨

鉄骨系下地の天井
 ■鉄骨系下地の概要

お次は、RC造(鉄筋コンクリート造)S造(鉄骨造)のマンション系などに採用されることが多い、鉄骨系の天井下地をご紹介しておきます。
※筆者の知る限り、木造では基本的に使われない工法です。

鉄骨系の「下地あり天井」のイメージスケッチ画像(元図は「建物できるまで図鑑」から引用)
■鉄骨系の「下地あり天井」の見上げイメージスケッチ
(元図は「建物できるまで図鑑」から引用)

LSGと呼ばれる軽量鉄骨の骨組みを用いて、主に広い面積の部屋の場合に効率が上がってコストダウンが図れる工法ですので、分譲マンションなど、多少ゴチャゴチャしがちな用途の場合はあまり使われていないかもしれません。
事務所ビルや店舗などの広い空間の天井では、よく採用されているように思います。

天井下地(図中の野縁)のピッチ(間隔)としましては、天井の仕上げ方によって変わるのですが、基本が303mmや364mm
また、下地材の断面寸法は各社マチマチな印象もあるのですが、筆者の知る限りの一般的な数字で言いますと、普通の野縁が「25×19mm」ダブル野縁が「50×19mm」です。
※野縁が「25×25mm」でダブル野縁が「50×25mm」という場合も結構見かけます。

この工法はあまり詳しくないのですが、これも前項の木造の場合と同様、受け材は短辺方向(支点が短いスパン)に流すのが基本と思われます。

 ■鉄骨系下地の概要

この鉄骨系Bの天井下地は、と同じくLGSを使用したモノになりまして、筆者の建売マイホーム(木造)で採用されている工法なのですが、昔(15年ほど前まで)はあまり使われることはなかったのではないか?と思われる、筆者的には目新しい工法になります。😳

別のLGS天井の工法:メタルフラットの解説ページのスクリーンショット
■別のLGS天井の工法:山洋工業さんのメタルフラット

筆者の建売マイホームのは、おそらく山洋工業さんというメーカーさんの「メタルフラット」という製品(工法?)ではないかな・・・と推測しているのですが、先述の、木造の天井下地や鉄骨系Aでは必要だった「短辺方向(支点が短いスパン)に流す受け材」が、一定のスパンまでは不要!という、ある意味では画期的な工法のようです。
※おそらく、この山洋工業さんだけでなく他のメーカーさんも同様の工法を出しているものと思います。

山洋工業さんサイトの「メタルフラット」紹介ページより、何点か画像を引用させて頂きつつ、ご説明しますと、以下👇の材料(野縁と野縁受け)を使用することで、短辺方向(支点が短いスパン)が2730mm以内の場合、野縁KS4540をこの短辺方向に流せば、中間の受け材は要らない・・・という工法です。

メタルフラットの構成部材を示したアイソメ図(山洋工業さんサイトから引用)
■メタルフラットの構成部材
(山洋工業さんサイトから引用)

こんな👆部材を使って、以下👇のように組む天井下地システムになります。

メタルフラットの許容スパン内の構成を示したアイソメ図(山洋工業さんサイトから引用)
■メタルフラットの許容スパン内の構造(構成)
(山洋工業さんサイトから引用)

筆者の建売マイホームの天井裏を見る限り、ケースバイケースのようにも見えるのですが、上図👆によれば、基本スパン(許容支持スパン)が2730mm以内の場合、上でご紹介してきた二通りの工法とは異なり、天井下地材(野縁)自体を短辺方向に流すのが基本のようです。

ただ、2730mmを超えてしまうと、以下👇の図のように、中間に野縁受けが2000mm(2メートル)以内に必要になってくるようですので、部屋の形状にも拠るのですが、天井下地材(野縁)を長辺方向に流した方が、コストダウンにつながる場合もあるように思えます。

メタルフラットの許容スパン外の構成を示したアイソメ図(山洋工業さんサイトから引用)
■メタルフラットの許容スパン外の構造(構成)
(山洋工業さんサイトから引用)

図中にも書いてありますが、天井下地材(野縁)の断面寸法としましては45x40mmで、軽量鉄骨ですので、これも木材とは違い中は空洞(中空)です。
※野縁用部材は50×40mmという寸法もあるようですね。

天井下地材のピッチ(間隔)としましては、この山洋工業さんのメタルフラットの場合、303mmが基本ピッチになるようです。

天井下地の探し方のポイント(着眼点)

さて、天井下地について種類別にザッとご説明してきたところですが、天井下地を探すという観点でのポイントを、もう少し具体的にお話ししておきます。

そもそもこの投稿は、DIYで天井に何かを仕掛けようとした際に必要となる天井下地の探し方・・・を解説しようとしていますので、その観点からのポイントです。

前項で大きく分けて二つ(細かく見て三つ)の天井下地の形式をご紹介しましたが、ケースバイケースで若干の食違いはあるとしても、周知のとおり、探すべき部材は「受け材」や「吊り木」、もしくは「吊りボルト」ではなく、「天井下地材」つまり「野縁」と呼ばれている部材になりますよね?

この「天井下地材=野縁」が、実際に天井面のボード裏(上)にどのような形で入っているのか?について、前項の解説を軸に、断面的に示したスケッチが以下👇の絵になります。
※天井面を縦に切って横から覗いた断面スケッチです。

下地ありの木造天井を示した断面スケッチ(下地の探し方解説用スケッチ1)
■下地ありの木造天井断面スケッチ

下地あり天井の中から、まずは、木造下地の場合の断面になります。👆
一番下の横に伸びているグレーの塗りつぶし天井のボードになりまして、緑の文字で記入しました通り、これを境に上側は天井裏下側は室内側です。
ちょっと判別しにくいかも知れませんが、この天井ボード上に描いている「斜めハッチ」を入れた四角形が、「天井下地材=野縁の断面を示しているつもりの絵になります。


個人的には、なるべく認識しやすいように頑張って描いたつもりなのですが、お分かりになられますでしょうか? 😓


右上付近にで書き込んである「←短辺方向→」が、前項の本文中でご説明した、(原則)受け材の入る「支点の短い方のスパン」の方向を、念押しのつもりで書き込んだ、ポイントとなる「方向です。
※この断面的に見た横方向がどちらに当たるか?という意味。

この支点スパンについては、例えば一般的な6帖間のお部屋で考えた場合、短辺は1.5間(≒2700)×長辺は2間(≒3600)ですので、この場合、「受け材(野縁受け)」が入っている可能性が高いのが、(原則)短辺方向という意味ですので、逆に言いますと、「天井下地(野縁)」が長辺方向、つまり2間(≒3600)方向に入っている可能性が高い!という意図になります。🤔

長辺方向に流されている天井下地を撮影した写真画像
■長辺方向に流されている天井下地(筆者の現場より)

実際は、大工さんの裁量に委ねられてしまっている部分ですし、必ずしもそうでない場合も多いと思うのですが、取っ掛かりでの当りが付けやすくなりますので、天井下地を探す際に野縁はどっち方向かな?」という感覚で臨むのは大事なポイントです😉


同様に、鉄骨系A下地と鉄骨系B下地の断面も描いてみましたのが、以下👇の二枚のスケッチになります。
まずは鉄骨系Aの方から。👇

下地ありの鉄骨系A天井を示した断面スケッチ(下地の探し方解説用スケッチ2)
■下地ありの鉄骨系A下地天井断面スケッチ

一般のお宅では多くはないと思われるLGS下地の鉄骨系Aの場合はこんな👆具合・・・。
前項でも触れてきた通り、考え方としては、木造天井下地の場合と同じで、(原則)短辺方向に受け材(野縁受け)が入り、これと直行する長辺方向に天井下地(野縁)が入るタイプです。

ボードに面する下地面が25mmしかありませんので、天井下地が見つかったとしても、ある程度正確な位置を把握しないことには何もできない・・・という、ちょっとイヤらしい天井下地ですね。
LGSはですので、木工用ドリルでは穴孔けもできませんし。 😞


お次も、同様なLGS下地の鉄骨系Bの断面スケッチです。 👇
ボード面に接している下地材(野縁)の断面自体は45mmありますので、鉄骨系Aに比べると探しやすく、それほど正確な位置出しはしなくても大丈夫ですが、これもLGSですので、前項の鉄骨系Aと同様、木造に比べると加工は厄介なタイプ。

下地ありの鉄骨系A天井を示した断面スケッチ(下地の探し方解説用スケッチ3)
■下地ありの鉄骨系B下地天井断面スケッチ

形式としては、既述の通り一定のスパンまでは受け材がない天井下地システムですので、前掲の二つとは異なり、原則、天井下地(野縁)が流されるのは、短辺方向(支点距離が短い方向)になります。
 

[補足]
ちなみに、ボード上にある天井下地材が前後に流れていて、その上段に「受け材(野縁受け)」が載って二段になっていますので、この絵の場合は、天井ボード上で直接ボードに接しているのは、天井下地材が流れている前後方向の一方向だけです。
ただ、鉄骨系下地はこの通りでほぼ間違いないとは思うのですが、一番最初の木造下地の場合は、天井懐の高さがギリギリだったりすると、受け材(野縁受け)と天井下地材(野縁)が格子状に組まれている場合もあります
この場合は、一方向でなく二方向になりますので、下地の探し方という観点からはあまり影響はないと思うのですが、探している最中に混乱を招く恐れもありますので、念のため補足しておきます。

あと、念のためですが・・・
ここで掲載した3枚のスケッチは、あくまでも標準的な内容(原則論)を描いたものですので、実際の現場でキッカリこの通りになっている訳ではありません

各部の納まりや、天井ボードの割付け方によって、各現場ごとで臨機応変に対応されてしまっているのが現実ですので、予めご了解をお願いできればと思います。

天井下地の探し方

前項で筆者の知りうる天井下地と、探し方のポイント(着眼点)は一通り説明してきたところですが、お次は、実際に、これらの天井下地をどのように探すのか?という点について、まとめていきます。

天井下地の探し方の手順としては、以下👇のような感じになるかと思います。

  1. 天井下地の構造をザックリ把握しておく
  2. 下地センサーを使用して下地方向を見極める
  3. さらに下地センサーを使用して位置の当たりを付ける
  4. 下地探しを使用して天井下地位置を確定する

下地の構造をザックリ把握しておく

本格的な天井下地探し作業に入る前に、下地があるのか/ないのか、コンクリートなのか/鉄骨系なのか/木造なのか・・・などを大まかにでも把握していた方が賢明ですので、当たり前に皆さんがやられている内容だと思うのですが、一応まとめておきます。
※この項の内容は必須ではありません。ただやっておいた方が健全です。

叩き(打診)

まずは下地有無の確認の基本中の基本かな・・・と思われる「叩き(打診)」です。 😅
下地の種類までは把握できませんが、有/無の確認や、コンクリート系か/そうでないかの確認くらいはできますので、一番最初にやってみる価値があります。

天井面の打診(叩き)の様子を撮影した写真画像
■天井面の打診(叩き)

先ほど、前半の方で「手の甲で・・・」と書いた気がしますが、正確には「指の甲」というか「指の第二関節の外側」でしたね。😅
この👆写真のように人差し指中指の第二関節の外側で、軽くノックするような感覚で叩きます
3センチほどの間隔で1メートルの範囲くらいを前後左右に「コンコンコンコンっ・・・」と叩いていくと、もちろん音も変わるのですが、指に戻ってくる衝撃が違う箇所がありますので、これで有無の確認ができます。

下地がコンクリート面の場合は、1メートルの範囲を叩いても、すべて同じ音で同じ衝撃しか戻ってきませんが、別の部分を叩いてみて、その違いを把握することで、中空壁なのかどうか?などの判定もできます。

昔は、今ほど下地センサーも当てにできるものではありませんで、大体は指の叩き(打診)だけで判定していましたので、慣れるとこれが一番分かりやすいかもしれません

点検口覗き

天井点検口があれば、そこから天井裏を覗いてみます
DIYで細工しようとしている天井面の近くでなくても構いませんので、まずは覗いてみてください。
天井下地が木造なのか?/鉄骨系なのか?そもそも下地があるのかないのか・・・等々色んなことが分かります。

以下👇は、筆者の建売マイホームの1Fにあるユニットバスの天井点検口を覗いてみた時の写真です。

筆者の建売マイホームのUB天井裏の様子を撮影した写真画像
■筆者の建売マイホームのUB天井裏の様子

分かりきった事実ですが、躯体は木造であること、間仕切り壁も躯体の一部としての木造、天井だけはなぜか鉄骨系Bの下地で組まれていることなどが把握できます。


以下👇は、事務所の入っているアパートの同じくユニットバスの天井点検口からの様子を撮影したものです。

筆者の事務所アパートのUB天井裏の様子を撮影した写真画像
■筆者の事務所アパートのUB天井裏の様子

躯体はRC造(鉄筋コンクリート造)であること、RC造なのに・・・天井や壁は木造であることなどが把握できます。
手を伸ばせば、下地材の寸法も測れますので、その寸法が全ての個所に共通であるとは限らないのですが、少なからず参考にはなります。

どうしても把握できない場合

天井点検口もなく、叩いてもよく分らない場合、冒頭で書いた通り、この項の作業はそもそも必須ではありませんので、次のステップに進んでくれても構いません。

[飛ばす💨ボタン]

ここでは、それでもどうしても把握したいんだ!という方向けに、ちょっとした変則技をご紹介しておきます。

天井点検口がない場合、孔けてしまえばいいのでは?とも思ったのですが、天井下地が鉄骨系なのか木造系なのかすら分からない状態でお勧めするのもどうかと思いまして、ここではお勧めしないのですが、天井点検口を孔けてみたい方は、別の投稿[天井点検口の開け方]をご参照頂ければと思います。

どうしても天井裏を先に覗いてみたい・・・という場合、ファイバースコープで覗く方法があります。
天井へのDIYごときでファイバースコープを持ち出すのはどうなんだろう?😨と思いつつなのですが、内部の様子を観察することは可能です。

商品リンク写真画像:AMAZONさんGL8873
■商品リンク
:AMAZONさんGL8873

ファイバースコープの先端を天井内に挿入することになりますので、お使いになられるスコープの先端径によって、6~12mmほどの穴が孔いてしまうことになりますが、キャップをすればそんなに気になるものではありませんので、やってみてもいいかも知れません。

筆者は、建売マイホームの壁や天井内の金物を調べる意図があって、5~6年前に簡易なこんなタイプ👉のモノを購入したのですが、意外と役に立ちました。

先端径は9mm解像度は640×480と低めですが、高画質で撮るような箇所でもありませんので、筆者はさほど気になりませんでした。
ただ、この手のカメラはお手頃価格のせいか・・・ライトが届く範囲が浅いので、遠くのモノは暗くて撮影できず、被写体に近づかないと明るくは撮影ができないため、大きなモノとか距離の離れたモノの撮影、もしくは全体的な観察にはあまり向きません

ファイバースコープで撮影した壁内部の金物の写真画像
■ファイバースコープで撮影した壁内部の金物

この時は、何の金物が入っているのかを把握するための調査でしたので、こんな👆感じで撮影できれば用が足りたのですが。
そもそも、大きなものや全体的な観察にファイバースコープは使わないですもんね。😅

あと、先端径が9mmですので、最低9mmの穴孔けはしないといけないのですが、こんなレベルの穴ですので、筆者はちょっとしたキャップを嵌めて、そのままにしている状況です。

ファイバースコープ挿入で孔ける穴を撮影した写真画像
■ファイバースコープ挿入で孔ける穴
商品リンク写真画像 :AMAZONさんファイバースコープ
■商品リンク
:AMAZONさんのファイバースコープ

最近は、スマホに付けられる、もっと遥かに性能の良さそうな、こんな👉ファイバースコープも色々とお手頃価格で出回っているようですので、径も細いですし、次回はこういう製品を試してみようと思っています。

Amazonさんの商品リンクなのですが、特にこの👉商品の先端径は5.5mmですので、穴も小さくて済みますし、解像度は1920×1080ですので、だいぶ良さそうに見えます。 😘
何と言っても、本日現在でレビューが248件で、評価は3.9でしたので、それほど悪くない・・・ということだと思いますので。
筆者的には、先端のLED6灯の明るさが気になるところなのですが・・・ 😓


[201102追記]
少し前に購入しちゃったのですが、このファイバースコープは悪くなかったです。👌
何より解像度が高いのが有難いですが、径の細さもやっぱりこの位の細さがいいですね!😚

Amazonさんの5.5mmファイバースコープを開封した状態を撮影した写真画像
■Amazonさんの5.5mmファイバースコープ

Wifiでスマホと繋がるタイプの製品で、余計な接続は要りません。
また、USBで充電できるタイプですので、充電しておけば電池を入れ替えたりする手間もありませんで、これも非常にお手軽で便利です。👏
ちなみに、たまたまかもしれないのですが、開封時にすでに充電されているようでした。

シロアリ駆除後の様子を撮影した写真画像
■シロアリ駆除後の様子を撮影した画像

あまり鮮明な写真でなくて、申し訳ないのですが、これ👆は4mmほどの隙間の内部を観察した時の画像。
ピントの合う深度は3cmくらいの印象ですので、手前側はこんな風にピンボケになりますが、長径で1.5~2mmほどのシロアリ兵蟻の頭ですので、そうそうピントが合わないのですが、それなりに合ってますよね?
シロアリの話はこちら←参考まで。😌

ちなみにこの辺り👆👇は、まだ設定の仕方がよく分からず、闇雲に撮影した画像ですので、解像度は640×480の写真で、それを2/3くらいにトリミングしたものです。☝

基礎上の水切りを下から覗き込んだ様子を撮影した写真画像
■基礎上の水切りを下から覗き込んだ画像

マイナス点と言えば・・・
低評価レビューに書いてあった「ソフトが使えない・・・」などという大きな問題は今のところはなく、確かに、1mmのストレスもなく使えるか?というと、状況によってはWifiの繋がり方が不安定になったりして、中々映し出せないような場面もありましたので、正直なところ、多少のストレスはあります。😓
・・・が慣れもあると思いますし、そもそも筆者はスマホは苦手な(ちゃんとは使いこなせていない)タイプの古い人間ですので、そのせいもあるかもしれません。😅

あと、筆者の設定がおかしいのかもしれないのですが、撮影したJpg画像が、Windowsフォトビューアーでは、なぜか表示ができない点でしょうかね・・・😑
PhotoShopでは開けますので、大きな問題はないのですが。

あくまでも「今のところ」の話なのですが、個人的な評価は「4.6」くらいの印象です。🙌
※要するに、「92点」ほどという意味です。👍
もう少し使い込んだら、レビュー投稿も書こうと思っていますが、例によって、いつになるかはお約束できませんので、決して期待されることなく、お待ちいただければと思います。😌

現段階では、おすすめ度は「-α ← 二重丸マイナスα」です!😉
コスパは「◎+α」ですね。😘

下地センサーで方向を見極める

前々項までで、天井下地に関する基本事項はお伝えできたはずですので、探し方のポイントとなる「天井下地の方向」を、下地センサーを使用して見極めます。

前項のザックリ事前調査により、天井下地の構造(構成)が、木造/鉄骨系A/鉄骨系Bのどれに該当するのか、もしくはどれにも該当しないのか・・・によって、当たり方のニュアンスが若干違ってくるのですが、ここでは当りが付いていない前提でお話を進めます。

商品リンク写真画像:楽天さんの下地センサーHG
■商品リンク:楽天さん
下地センサーHG

下地センサーについては、別の投稿[下地探しのお話・・・]のこの辺でご紹介していますので、大変お手数なのですが、ご参照頂くことにしまして・・・
平たく言いますと、電気(電池?)的に下地の位置を探り出すことのできる簡単なセンサーです。

前リンク先でも掲載していますが、形状としてはこんな👉感じのものになります。
※二台紹介している下地センサー①の方がこれです。👉

下地センサー①でも、②の方でも探ることはできますので、今回の走査に関してはどちらでも大丈夫なのですが、①については具体的な「使い方」を解説したページがありますので、①の方が分かりやすいかもしれません。😇

下地センサー①の使い方ページは、こちら[下地センサーの使い方①]よりお立ち寄りください。


 
さて、この下地センサーを用いて、以下👇の写真のような天井面の天井下地を探ろうとした場合・・・ 😳

天井面の走査イメージを天井写真に書き込んだ写真画像
■天井面の走査イメージ

赤矢印で示したように、左右前後60~70センチほどの範囲をザッと走査することになります。
※矢印を真ん中に書いてしまいましたが、中心はやや外した方がいいです。

天井ボードが厚すぎるか、下地のない直仕上げ天井か、もしくはセンサーが故障しているか、または操作方法が間違っているか・・・などの特殊事情でもない限り、必ずヒットする箇所があります。🧐

・・・とは言え、走査した位置の走査した方向に、たまたま下地が入っている場合はヒットしない場合もありますね。
でも、この場合はエラー表示が出るはずです。👍

ここでは、すでにマーキングに使ったテープが写ってしまっていますので、感の良い方は気付かれてしまうかもしれないのですが、このようにザッと当たってみて、天井下地がどちら向きに流れているのか?を把握していくことになります。


ところで、この👆写真の部分は筆者の建売マイホームのLDKの洗面所入り口上の天井に当たるのですが、平面的に見ますと、以下の「この辺」と赤矢視した付近になります。

前掲写真の撮影箇所を図示した平面図(図面画像)
■前掲写真の撮影箇所を図示した平面図

部屋の形状としましては、当初のリフォーム工事でイジってしまったため、微妙な平面形状になってしまっているのですが、左側の和室への出っ張りはなく、元々の形状としては、以下👇の図のような縦長の長方形ですので、長辺方向は図面上の縦方向/逆に、短辺方向は図面上の横方向ということになります。

天井下地の探し方解説用に平面図の一部を拡大したスケッチ画像
■元々の部屋形状と短辺/長辺方向

ここで、ちょっと話が[ポイント(着眼点)]の下段付近に戻るのですが・・・ 😵

前項のザックリ事前調査において、木下地鉄骨系Aの下地であることが判明している場合は、天井下地(野縁)は縦方向に入っている可能性が高いことになります。
逆に、鉄骨系B下地であることが判明している場合については、横方向に入っている可能性が高いということになりますので、この点も念頭に置きながら、天井下地(野縁)方向をイメージしつつ、見極めていきます。

さらに位置の当たりを付ける

天井下地の流れている方向が見極められたら、先ほどの[下地センサーの使い方①]この辺りでご紹介している通り、ヒットしたラインから、上側か下側に20~30センチほどズラした位置で、同様に走査を行い、方向性を確定しつつ、下地材の位置の当たりを付けていきます。

天井写真にズラした位置での追加走査イメージを書き込んだ写真画像
■ズラした位置での追加走査イメージ

縦横の両方向の矢印を書き込みましたが、先の一回目の走査により、すでに天井下地の方向性が把握できている場合は、いずれかだけで大丈夫です。👍

方向性がイメージできましたら、以下👇の写真のような感じで、それぞれのヒットする位置を鉛筆などでマーキングをしていきます。

マーキングする位置を解説した写真画像
■マーキングする位置

この写真では、中央の薄い水色の部分が下地のありそうな位置を示していますが、右から走査してきた場合は

下地材の右端部付近、左から走査してきた場合は下地材の左端部付近が検知されていることになりますので、走査は左右上下に行い、両側からそれぞれマーキングすることで、およその位置が把握でき・・・、さらにズラした位置での走査をマーキングによって、合わせて方向性の確定もできた、ということになる訳です。😊

下地探しで下地位置を限定する

およその位置の把握までで用が足りる場合は、前項までで天井下地の探し方解説は完了🙌ということになるわけですが、下地センサー①(HG)の場合、筆者の計測違い等でなければ、13mm前後の誤差が出る場合がありますので、正確な位置を出したい場合は、最終的に下地探しで、正確な位置を確認する必要があります。
※たまたま筆者の下地センサー①(HG)の精度が落ちているだけかも知れません。

前項までで把握できた(と思われる・・・)、天井下地の方向と概ねの位置を、実際の天井写真に描き込むと以下👇のようなイメージになります。
一枚目は横方向に天井下地が入っていると判明した場合、二枚目は縦方向に入っていると判明した場合のイメージ写真です。

横方向天井下地位置イメージを天井写真に描き込んだ解説用写真画像
■横方向天井下地位置イメージ

凡例は以下👇👇の通りですが、中央の水色の下地については、天井下地(野縁)ピッチ(間隔)が455mmだとした場合の中央の下地位置イメージ。

縦方向天井下地位置イメージを天井写真に描き込んだ解説用写真画像
■縦方向天井下地位置イメージ
線種の凡例

最近は≒300ピッチが主流のような気がしますので、455だけでいいような気もしつつ、少なくとも15年前ほどまでは、ピッチ≒450が主流だった気がしますので、一応入れておきました。😅

お話ししました通り、筆者の建売マイホームでは鉄骨系Bの天井下地ですので、これを基準にご説明しますと、両サイドの黄緑の下地は「際野縁(きわのぶち)」、端部を押さえている赤点線が「野縁掛け」、間に流れているオレンジの下地が、いわゆる天井下地に当たる「野縁(のぶち)」です。


これらの位置を下地探しで確定していくわけですが、以下は先の下地センサーを使用してマーキングした、天井下地の端部位置に定規を当てて、下地のサイズを確認している所の写真です。

天井下地サイズの定規での確認の様子を撮影した写真画像
■天井下地サイズの定規での確認

鉄骨系B天井下地(野縁)の寸法(サイズ)は、既述の通り、45×40mmですので、ここで計測されるべき数字は「45mm」のはずなのですが、なぜか「80mm」ほどに見えますよね? 👀

この誤差については、先ほどもご紹介しました他の投稿[下地センサーの使い方①]の、この辺りで詳細をご紹介していますので、そちらに譲ることとして、ここではこの誤差を埋めるべく、下地探しを使用して位置を限定します。


商品リンク写真画像:Amazonさんの下地探し78586
■商品リンク:Amazon
下地探し78586

ご存じ方も多くいらっしゃると思うのですが、下地探しはこんな👉工具になります。
この下地探しは、製品名としては「下地探し どこ太 smart35mm」、品番は「78586」。
この手の工具では名高く、圧倒的なシェアを誇るシンワさんの製品です。
※右👉はAmazonさんの商品ページへのリンクになっています。

筆者が持っている下地探しは「下地探し どこ太LL78617」という、だいぶ古いものですので、すでに廃番のようで、後継機種の中から使いやすそうなものを選定した結果、この下地探しに辿り着いています。

長さは133mm(13.3センチ)と従来品と比べると、全然コンパクトです。
また、あくまでも石膏ボード系の面にしか使えないのですが、深度35mmまで対応できますので、よっぽど常識外れの面材が使われていない限り、ボード二重貼り壁などでも使えます。
この 「smart35mm」よりワンランク小さい製品も存在はするのですが、間違いなくこのサイズがベストです。👍

ザッとした使い方や製品概要については、こちらでご紹介していますので、ご参照ください。


さて、ちょっと営業に走ってしまいましたので・・・😑
話を元に戻しますが、要するにこの下地探しを使って、以下のようなイメージで、天井下地の端部を探ります。

下地探しを突き刺す位置のイメージを示した、天井下地の探し方解説用のスケッチ画像
■下地探しを突き刺す位置のイメージ

具体的にご説明しますと、下地センサーで検知できた巾は80mmでしたので、この範囲内で端部のありそうな付近に、この下地探しを突き刺しまくります😅

5mmほどの精度で把握したい場合は5mmピッチ以内、10mmほどの精度で良ければ10mmピッチ以内くらいの間隔で突き刺しまくることで、端部が把握できることになりますので、求められる精度によって、突き刺す間隔をご調整頂ければいいのではないかと思います。🤗

 
最後にちょっとした補足です。
この突き刺しによって、クロス面に小さい穴が孔いてしまうのですが、突き刺す針はメーカーさん側資料によると、直径0.7mmのようですので、さほど気になるほどの穴ではありません。

どこ太78617で孔いた穴の様子を撮影した写真画像
■どこ太78617で孔いた穴の様子

この👆写真は筆者の「どこ太LL:78617」で孔いた穴の写真になるのですが、針の仕様が変更されていない限り、こんなレベルの穴になるはずです。
ちなみに、画鋲の針がおそらく1.2~1.3mmくらいだと思いますので、画鋲の穴よりはぜんぜん小さい穴になります。😉

参考書籍のご紹介

何度か書いていますが、筆者は記事を書く時、実はあまり情報は収集することなく、経験値だけで書いていくことが多いのですが、今回は一般の皆さんに、具体的に天井の構造(構成)を、なるべく一般的な目線から認識しやすくお伝えするため・・・、少々嗅ぎまわりました。😅

[飛ばす💨ボタン]

一部、画像を使わせてもらってもいますが、一般の方向けに、建物の構造別、部位別、立体的な絵で分かりやすく具体的に説明してくれている書籍がありましたので、ここでご紹介させて頂きます。

Amazonさんからの紹介になるのですが、「建物できるまで図鑑」というシリーズの「木造住宅編」と「RC造・鉄骨造編」の二冊になります。

他の投稿でもお話ししましたが、筆者は建築歴40年なのですが、特に15年ほど前までは、現場がメインで動いていたこともあって、全てが当たり前になってしまっているため、あまりこの類の、一般の方向けの書籍などに目を通したことはなかったのですが、構造による違いや、各部の構造と構成をひとつひとつ立体的に表現してくれていますので、この本は非常に分かりやすいと思います。😉

ちなみに、本文中で画像を引用させてもらっているのは、ここここの二枚です。
天井下地の構造(構成)をお伝えするための細かい説明は筆者の方で加えていますので、原型は留めていないのですが・・・

認識しやすく簡単に書いてくれていることもあり、当然100%を網羅している訳ではないようにも見えるのですが、古臭い内容もない、現代に則した内容になっていますし、ページ数も120ページほどですので、建築がご専門でなくDIYをされる方々にとっての入門書としてはちょうどいい感じです。👍

わざわざ買うモノ???🤨とも思いましたので、近郊の図書館の蔵書検索もしてみたところ、パッと見なのですが、結構置いてありましたので、大きな声では言えないのですが・・・🤫、図書館などで立ち読みしてみてもいいかもしれませんね!😛

実際の天井下地(筆者の直近現場より)

記事中で何となく触れている箇所もありますが、前々項まででご紹介してきた、天井下地の、特にピッチ(間隔)については、実際の現場ではキッカリの数字(例えば303mmや455mm)にはなっていたとしても、柱などの基本モジュールと合っていなかったりするのが現実ですので、この辺りの話を、筆者の(本業の方での)直近の現場写真をご紹介しながら、少し補足しておきます。
※下地を探す際に壁の位置などからの追出しが難しい場合が多いという意味。

実際の天井下地の組まれ方をお見せして、天井下地の探し方のイメージを高めて頂く・・・という意図でもあります。

とある木造の現場写真の筋交いと開口を撮影した写真です。👇
柱は一般的なモジュールに載っていますので、基本モジュールは@910。
天井下地は・・・と言いますと、これもピッチ(間隔)は@303になっているようですので、原則@910のモジュールに載っているようには見えます。

とある現場の壁と天井下地を撮影した写真画像
■とある現場の下地写真

これは、天井に貼られる石膏ボードが910×1820mmという寸法設定になっているためですので、@303が@455になることはあるとしても、壁周りの半端部分を除いて、原則、変なピッチにはなることはありません。

一見、特に違和感も感じない写真ですが、天井下地の探し方という観点で見ますと、以下👇に書き込んだような現実が存在していることが分かります。
※クリックすると少し拡大できますので、見づらい場合は拡大してください。

モジュールのズレの解説を書き込んだ写真画像
■モジュールのズレの解説

赤線と赤文字は建物(壁)の基本モジュール、青線と青文字は天井下地のモジュールになるのですが、左側の窓の部分に緑文字で書き込んだ「ズレが生じている」という箇所に着目して頂くと、下地ピッチ(間隔)自体は@910のモジュールという意味では一致しているのですが、壁のグリッド天井のグリッドズレがあることがお分かりになられると思います。

これはどこの部分でもそうなるもので、どこかの壁際から、石膏ボードを短辺の910か、長辺の1820をカットせずに貼り始めてくる関係ですので、施工性の観点から生じてしまう止むを得ない部分です。
ちなみに、この部屋については、写真から外れた左側の方にある壁から、ボード寸法を元に割り出してきているんだろうことが推測されます。

今回は下地センサーや下地探しで、天井下地を探すやり方をご紹介してきましたので、1本見つかってしまえば、原則はそこからの@303か@455で隣の下地位置が推測できることにはなるため、大きな問題はないはずなのですが、これらの工具を使わずに、壁のモジュールから天井下地の位置を割り出そうとすると・・・、
このようなズレが生じていることを認識していないと、中々下地が見つからないことになってしまいます
ので、ちょっと注意しておいて頂くべき点になります。😉

また、右の窓側の天井下地(野縁)は壁際に当たりますが、@303や@455にはなっていません。
前述のボード寸法からの割り出しの結果になりますので、大工さんが基点とした壁際と反対側の壁際については、ピッチ(間隔)がズレるもの、とご認識いただければいいのかな、と思います。


最後になりますが、天井裏から天井下地を見下ろしたイメージの、認識しやすそうな写真がありましたので、以下👇にご紹介しておきます。

天井下地の見下ろし状態を撮影した写真に下地構成の解説用コメントを入れた画像
■天井下地の見下ろし

スケッチや断面図でご説明してきましたが、100%ではないとしても、木造の天井下地の場合はこんな👆構造(構成)になってきますので、頭に入れておいて頂けると、スムーズに天井下地のイメージができるのではないかと思います。🧐
以上、天井下地の探し方の解説でした。🙇

今日のまとめ

今日は、だいぶ長くなってしまった気がして恐縮している所なのですが・・・
石膏ボード系で仕上げられた天井下地探し方について、コンプリート版ということで、筆者の知る限りのほぼ全てのお話を、具体的にして参りました。
 

いかがでしたでしょうか? 👀

えっ?長すぎて萎えた? 😰

確かに、おっしゃっる通り長いですよね・・・
申し訳ありません・・・ 😞
 


でも、内容はちゃんとした内容になっていますので、お時間の許される範囲で、必要な箇所だけでもご拝読いただき、天井下地探しの際の参考にして頂けると幸いです。😌

 

長くなりましたが、ご拝読どうも有難うございました。🙏
 

コメント

スポンサーリンク
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました