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クロスの剥がれ補修

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今日は、クロスのちょっとした剥がれ箇所の補修の仕方のご紹介です。

大きめの剥がれ補修には向かないのですが、ちょっとした剥がれでしたら、誰でも(女性の方でも)自分で簡単にできるDIYクロス補修になりますし、何より珍しく短編になりますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

※一般の方向けの初心者DIYになります。

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どの程度のクロス剥がれの補修か?

例えば、今回の施工個所のように、2Fに大きめの家具を運び込もうとした際などに、壁面や天井面に引っ掛けることで付いてしまった、ちょっとしたクロスの剥がれ。
寸法的には、巾5mm×長さ10mmほどの以下👇のような、ほんのちょっとのクロスの剥がれを対象とします。

クロス補修解説箇所:ちょっとしたクロスの剥がれを正面から撮影した写真画像
■ちょっとしたクロスの剥がれ(正面)
クロス補修解説箇所:ちょっとしたクロスの剥がれをやや斜めから撮影した写真画像
■ちょっとしたクロスの剥がれ(やや斜め)

こんな👆剥がれを、以下👇のようなレベルに補修する、(超)簡単DIYクロス補修のご紹介になります。🙌

補修後のクロス剥がれ面の様子を撮影した写真画像
■補修後のクロス剥がれ面の様子

適当に(30秒くらいで・・・)やってしまったので、少し跡が残ってしまっていますが、ほぼ分かりませんでしょ?😅

写真で見ると何となくバレるのですが、実際に現地で探すと、どこだったのかはほとんど分からなくなってしまって、この時もこの👆補修後の写真を撮るのにだいぶ探し回ってしまうほどでしたので、ぜひ試してみてください!

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クロスの剥がれ補修に使うもの

これっぽっちのクロス補修ですので、使うものはほとんどありません。
いつも使っているボンドと、圧着ローラーのみを、ご紹介させて頂くことにします。😏

ボンド(接着剤)

筆者がいつも使用しているのは、コンビニでも売っているこの👇ボンド(接着剤?)です。

クロス剥がれ補修にいつも使っているアロンアルファを撮影した写真画像
■クロス剥がれ補修にいつも使っているアロンアルファ
商品リンク写真画像:アロンアルファEXTRAゼリー状 AMAZONさん
※クロス剥がれ補修に使うボンド(接着剤)例
商品リンク:AMAZONさん

このアロンアルファはゼリー状のタイプなのですが、このタイプがまだ存在しない昔は、普通のアロンアルファを使っていましたので、昔ながらの普通のでも大丈夫だと思います。
ただ、液状のタイプだと、塗る相手がボードやクロス下地の場合、吸い込みが速いですし、液状アロンアルファは塗った瞬間に固まってしまう印象がありますので、作業はちょっと忙しくなってしまいます。😅
※実際には塗った瞬間に固まる訳ではないのですが。

また、手元にこれがない時は、別のボンドを使ったりもしてきたのですが、筆者個人としては、最終的にはやっぱりこのゼリー状のアロンアルファが一番やりやすく、一番きれいに仕上がる気がします。👌

圧着ローラー

商品リンク写真画像:アロンアルファEXTRAゼリー状 AMAZONさん
※クロス剥がれ補修にあると便利な工具例
商品リンク:AMAZONさん

このローラーは必須ではありません。

筆者もお客さんのお宅などで施工する時は、なるべく使うようにしていますが、基本的に爪の表面でこする程度でそれなりに仕上がりますので、ケースバイケースでご検討いただければいいかな、と思います。
※爪でこする方法は後述します。

ただ、この圧着ローラーを使うことで、塗ったボンドがキレイに全体的に広がることにはなると思いますし、他の補修でも色々と使いまわしが利いて便利ではありますので、後々のことを考えると、1本持っていても損はしない工具であることは間違いありません。🤗

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クロス剥がれ補修のやり方

やり方は簡単です。
準備ができていれば、実質30秒くらいで終わってしまいます。😅

先ほどの1枚目の写真でご説明しますと、以下の赤線ほどの範囲(クロスでなく壁側)にアロンアルファを塗ります。

壁側のボンドの塗る範囲イメージを図示した解説用写真画像
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真1
■剥がれたクロスのボンドの塗る範囲イメージ(壁側)

たくさん付けすぎると仕上がりが悪くなりますので、ちょっと足りないかな・・・と思うくらいで丁度いいはずです。
塗る巾としては、貼り戻すクロス巾の1/3くらいのイメージ、厚みの方はおそらく、せいぜい0.1~0.2mm厚くらいの量で充分。
※もちろん貼り戻そうとする大きさで調整が必要です。

先端は壁側に塗るとハミ出ますので、壁側には塗らずに持ち上げているクロスを慎重に下しながら、先端だけ持ち上げてクロス側にチョンと付けて、壁に丁寧に貼り付けます。

違う箇所での写真で申し訳ないのですが・・・
正確な位置に貼り付けられたら、すかさず以下👇の写真のようなイメージで、人差し指の爪の表側を使って、コスり付けます。

剥がれたクロス貼り付け後の爪での圧着イメージ解説用の写真画像
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真2
■剥がれたクロス貼り付け後の爪での圧着

大幅にズレてしまったら???
冷たいようですが、アロンアルファですので、諦めるしかないと思います・・・ 😰
※でも慎重にやればあんまりズレることはありません。

剥がれている大きさにもよるのですが、このくらいの小さいものであれば、縦横5往復ほどコスれば、以下の写真のように、大きな違和感はなくなります。

剥がれたクロスの爪での圧着後の補修後クロス面の様子を撮影した写真画像(クロス剥がれ補修後)
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真3
■爪での圧着後のクロス面の様子
(クロス剥がれ補修後)

個人的に許容範囲内でしたら、これで完了。 👍
必要に応じて、圧着ローラーで5往復もすれば、ほぼ完全に分からなくなってしまいます。

既述の通り筆者はローラーは使っていないのですが、少し離れて撮影すると、以下のような感じになります。

前写真より少し離れて撮影した補修後のクロス面の様子(クロス剥がれ補修後)
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真4
■前写真より少し離れて撮影
(クロス剥がれ補修後)

実は、この補修個所の左の方に、もう一個所クロスの剥がれがありましたので、そこの画像も参考までにご紹介しておきます。
まず、以下 👇 の一枚目は補修前の剥がれている状態の写真です。

別の個所でクロスが剥がれている様子
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真6
■別の個所でクロスが剥がれている様子

二枚目の以下👇は、同じクロス補修をした後の写真になります。

前写真のクロス補修後の様子
※クロス剥がれ補修のやり方解説写真7
■前写真のクロス補修後の様子

どうでしょう・・・
やっぱり、ほとんど分かりませんよね・・・?😊

こんなレベルの、(超)簡単DIYクロス補修で恐縮なのですが、ぜひ試してみてください!🙌

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今回のクロス補修のポイントと注意事項

筆者の建売マイホームのクロスは、最初から貼ってあった超安物クロスですので、比較的補修もしやすいのですが・・・、
例えば、もっとマット(平滑)で薄いクロスや、色付きのクロスの場合、剥がれているクロスを貼り付ける際、元々貼られていた位置に正確に戻さなければなりません🧐

・・・と言うのは、薄くてマットなクロスの場合は重なりが残ると目立ちますし、色付きクロスの場合、おそらく剥がれている部分のクロス自体の断面は白系で、剥がれている壁側も白系だと思いますので、この白系の色が隠れるようにキチンと戻さないと、白が目立つことになってしまうからです。

今回のクロスのような場合は、多少いい加減に戻しても、先ほどの写真のように、ほとんど分からなくなってしまうのですが、目立ちやすいクロスもありますので、この点についてはご注意頂ければと思います。


あと、最近はあまり気にならなくなりましたが、アロンアルファで接着すると、周りが白くなるようなことがよくありましたよね?
白系のクロスであれば、目立ちませんが、色付きクロスだと結構目立ちますので、ボンドがはみ出すことがないよう、塗り付ける量に注意が必要になります。🤨


もう一点思い出しました。😇
クロスが剥がれてから、日数がそれなりに経過していると、クロス自体が縮んで固くなっていて、戻しても馴染まない場合があります。

この場合は、少し水を含ませた雑巾などで、剥がれ部分を周囲ごと拭いてあげることで、水分が戻って、施工しやすくなりますので、拭いてからは最低一日くらいは乾かした方がいいと思うのですが、日が経っている部分の補修の場合は、この辺りもポイントになりますので、最後に補足しておきます。👍

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今日のまとめ

今日は、敢えてご紹介するほどの補修方法ではないような気もしつつ、物心の付いたころから筆者がやっていた、クロスのちょっとした剥がれ補修のやり方をまとめてみました。

若かりし日に、職人さんから教えてもらったのかもしれないのですが、記憶にないほど大昔から日常的にやっていた補修のやり方になります。
子供の頃は手先が器用だったこともあって、引渡し前の現場によく連れていかれ、補修していたことを懐かしく思います。😌
 

大した補修ではないのですが、どなたかの参考になれば幸いです。
 
最後までお読みくださいまして、どうも有難うございました。🙏
 
 

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その他補足記事
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