おはようございます。
今日は、去る2019年秋口の台風被害によって、再び話題に上がった「通電火災」について、あらゆるメディアで大震災時の事例を例にとったりしながら、個人的には「ちょっと大げさでは?」と思われるほど、大きく注意喚起がされているように感じられましたので、そもそもこの「通電火災」とは何ぞや?という点を整理してみたいと思います。
建築士でありながら、本業とは若干方向性がズレていることもあって、恥ずかしながら、正確な知識は持ち合わせてはおりませんでしたので、改めての個人的な情報整理も含みますこと、予めご了解いただければと思います。
「通電火災」の定義(用語の意味)や、災害との関係、具体的な事例、予防策(対策)などを、建築士としての個人的見解も交えながら、整理していきます。
通電火災とは?
「通電火災」という字面から想像しますと、「通電(電気を通す)ことで発生する火災」のことかな?くらいのことは分かるのですが、まずは正式な定義が知りたいところですので、WEB検索で恐縮なのですが、何点かの記事をご紹介するところから始めようと思います。
まずは、比較的ご近所の横須賀市のとあるPDFより引用させていただきます。
通電火災とは、地震による停電の後、電気が復旧した時に起きる火災のこと
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/0530/bousainavi/sonae/pamph/documents/tuudenkasaitoha.pdf
ちょっと補足しながら読み下しますと、「地震などの災害などによる停電が復旧した際に起きる火災」ということでしょうかね・・・
ただ、やっぱり災害に限らず、「停電から復旧した際の通電により起きる火災」という方が正解に近いような気が個人的にはします。
もう1点、川崎市の消防局さんの、とあるPDFにも記載が見つかりましたので、ここでご紹介します。
「通電火災」とは、停電から電気が復旧することによって発生する火災のこと
http://www.city.kawasaki.jp/840/cmsfiles/contents/0000111/111444/tudenkasai.pdf
をいいます。
うん、やっぱり災害とは関係なく、単純に「停電復旧による・・・」という解釈の方が良さそうな感じですね。👍
大震災と通電火災?
定義は何となく把握できたところなのですが、では、実際に阪神淡路大震災や東日本大震災の際にどれほどの「通電火災」が発生したのか?という観点で少し調べていきます。
まずは、筆者とはあまり縁のない地域なのですが、伊丹市のHP中、「消防局からのお知らせ」ページ内の記事から引用させていただきます。
阪神淡路大震災、東日本大震災では、電気器具の転倒などによる火災や停電後の電気復旧時に発生する通電火災が多発しました。阪神淡路大震災では、地震による総出火件数の6割が、東日本大震災では6割強の原因が、電気に起因する出火であったと報告されています。
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/FIREDEPT/shouboukyokukaranoosirase/1460531669107.html
ここでは、阪神淡路と東日本の大震災では、起きた火災の6割ほどが「電気に起因する出火」であったことが報告されている、とのこと・・・。
でも、この6割の中で、ここで話題としている「通電火災」によるものが、実際にどのくらいあったのか?が、個人的には知りたくなってしまいます。😢
相変わらずで恐縮ですし、正しい情報であることの裏付けを取らぬままなのですが、WEB検索にて引っ掛かったもう1点の記事を、ここで引用します。
この通電火災の危険性が明らかになったのは、阪神淡路大震災の時でした。
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0906/wth_180906_2556018265.html
原因が特定された建物火災の約6割が、通電火災だったといわれます。なお東日本大震災でも火災の過半数が電気関係の火災と言われます。
情報を精査して、事実であることの裏付けを取りたかっただけだったのですが・・・
何だか逆に、ニュアンスが少し逸れてしまいましたね? 😓
ちょっと面倒くさいのですが、止むを得ませんので、ページ数が多くて放置してしまっていた😩、もう少し客観的で詳しそうな、別の資料に目を通してみることにしましょう!
これもWEBで見つけた情報ではあるのですが、「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会」という会があったようで、この会の方で2015年(平成27年)3月にまとめられている「大規模地震時の電気火災の発生抑制対策の検討と推進について」という冊子の一部を読み解いていきます。
阪神淡路大震災の場合
1995年1/17早朝に起きた阪神淡路大震災では、消防庁さん発表の1998年の数値によれば総出火数は285件、その内の建物火災は261件あったそうです。
出火原因としては、原因が特定できていない件数が146件、残りの139件の火災の内、「電気に起因する火災」としては85件だったようです。
つまり、原因が特定できている中での「電気に起因する火災」の割合は・・・
85÷139ですので、要するに61%ですよね。
※あくまでも「通電火災」ではなく「電気に起因する火災」が61%です。
そもそも、この報告書は電気火災の防衛策として「感電ブレーカー」の設置普及を推進しようとしている会の報告書ですので、さほど方向性は逸れていないとは思うのですが、今回の議論の対象としている「通電火災」についての記述は、阪神淡路関連の項目には見つかりませんでした。
強いて言いますと、火災発生の時刻による推移の話がありましたので、当該報告書の方から図表を引用させていただいて、引続き、見てみることにします。👇
震災の発生時刻は早朝の5:46です。
その時間から当日の24:00までの火災の発生件数を原因(発火源)別に整理してある表になります。
報告書の中にも記載はあるのですが、地震発生直後は一般的に火災を引き起こすものと認識されている「ガス関係/一般火気・薬品」を起因とする火災の発生件数の割合が高いのに対し、4行目の9:00~24:00の欄を見ますと、「電熱機器・配線」を起因とする電気系の火災の発生件数の割合が増しています。
この欄の「19件」が一見多く見えるのですが、時間の区切りが1行目は「14分間」なのに対し、この4行目は「15時間」ですので、割合で見るようにしないと、間違った認識になってしまいそうです。😥
要するに、地震発生直後は揺れによって「ガス関係/一般火気・薬品」が発火するケースが多く見られるものの、(余震は続いている状況だったと思うのですが・・・)揺れ自体が強くない、それ以降の時間帯は電気系の火災の方が増えたということだと思いますので、この「9:00~24:00」に発生している「19件」の中に、停電復旧後の「通電火災」が含まれているだろうことが推測できます。
そうは言っても、推測の域を出ませんので、客観的な事実としては、ここだけでは判断しようがないのかな・・・と思います。
消防庁さんの1998年の資料を見れば、もう少し書かれているのかも知れないのですが・・・。
いずれにしても、阪神淡路大震災では、「電気を起因とする火災」が6割ほどを占めていたということが事実なのは分かりましたが、「通電火災」としてはそこまではなかった、ということですね。
さらに、東日本大震災の方もチェックしてみましょう! 😊
東日本大震災の場合
今さらご説明するほどではないのですが、まだまだ記憶に新しい東日本大震災は2011年3/11に発生した地震です。
津波によって、あらゆるものが流されてしまって、建築士としては建物の在り方を今一度考えなおす機会になったことは言うまでもありません。
この東日本大震災での総出火件数は、先の報告書によれば378件。
どういう区分けなのかはよく分かりませんが、その内、「地震型火災」が163件、「津波型火災」が162件、地震との関連性の薄い「その他の間接的な火災」は53件とされています。
この三種類の内で報告書の中で触れられているのは「地震型火災」の「163件」です。
まず、この163件の内、①「本震の地震動に起因する火災」は110件、②「停電復旧後に破損した機器を使用したこと等を起因とする火災」は53件・・・。
さらに、①「本震の地震動に起因する火災」の110件の内、電気が発火源となっている件数は71件、②「停電復旧後に破損した機器を使用したこと等を起因とする火災」の53件の内、電気が発火源となっている件数は37件、とされています。
結果的に整理されているのは、ここでも「通電火災」ではなく「電気火災」になりまして、この「電気火災」が「地震型火災」に含まれる割合としては・・・
(71+37)÷163ですので、要するに66%ということになります。
※ここも、あくまでも「通電火災」ではなく「電気火災」が66%です。
さらに読み進めますと、余震などに起因する火災の中では、「停電復旧後に出火」した件数が21件で最も多かったことが記述されています。
ちなみに、本論からは少し逸れますが、本震の地震動に起因する火災の中では「使用中の機器の破損・転倒による出火」が最も多かったようで47件とのこと。
また、ガスに起因する火災は、何と!163件中、たったの6件のみだったようですね。😲
筆者は新聞はザッとは読むのですが、基本的にテレビは見ない性質(タチ)ですので、昨年秋の台風騒ぎの際もテレビの前にドカッと腰を下ろすこともありませんでしたし、あんまり真面目には聞いていなかっただけかも知れないのですが、何となく「震災時の火災の内の6割が通電火災だった」的な印象が植え付けられてしまっておりました。
・・・が、ここで先の報告書を読む限り、実はそうではなく、電気を起因とする火災が増えていて、災害の際には6割を占めるほど増加しているから、皆さん注意しましょう!ということだったのかも知れませんね。😋
お立ち寄り頂いている方には、付き合わせてしまって申し訳なかったのですが、「停電復旧だけで何でそこまでの火災が起きるんだろ・・・?😒」との疑問が、この三か月ほど、常々頭の中をグルグル回っていましたので、個人的にだいぶスッキリしました。😉
とは言え、電気系が火源となる火災は、ガスやストーブなどの直接的な火気による火災の割合をはるかに凌駕していることは動かしがたい事実のようですので、電気設備や電気機器に対して何かしらの対策が必要なことは間違いないですね・・・ 😣
追記20.02/06
記事をまとめていて、改めてこの「通電火災」について、追加の裏付け情報をWEBで調べていましたところ・・・
「通電火災」の占める割合について、また別の数字で記述されているページが見つかりましたので、何が真実なのか?よく分らなくなってきてしまいましたが、少なからず消防系の方が書かれているという意味では、ご専門の方の記述であることには違いありませんので、ご紹介しておきます。
愛知県にある「尾三消防組合」さんという組合さんのHP内の記事引用です。
阪神・淡路大震災では神戸市内で157件の建物火災が発生しましたが、原因が特定できた55件のうち35件が電気火災と最も多く、そのうち33件が通電火災によるものでした。
http://www.bisan-fd.togo.aichi.jp/kasaiyobou/通電火災の防止/
おそらく、これも事実なんでしょうね・・・ 😶
先述の通り、阪神淡路大震災全体での総出火件数は285件(内:建物火災は261件)、1998年現在で原因が特定できた件数は139件、その内の85件が「電気系火災」だったとお話ししてきたところでした。
この「尾三消防組合」さんの記事では、全体の中の「神戸市内」だけに限定して記述されており、数字的には、全体の中に含まれる数字になっているという意味で、辻褄(ツジツマ)は合っていますものね。😐
正しい数字だとして割合を計算してみますと、35件の電気火災の内の33件が通電火災によるもの、ということですので、電気火災の中の割合では33÷35で、何と「94%」。
原因が特定できた火災の中の割合でみますと、33÷55ですので、きっかり「60%」の割合を占めていたことになりますので、やっぱり「通電火災」が頻発している、ということになるのかも知れません。
通電火災の具体的事例
では、実際の「通電火災」とは具体的にどんな火災なのか?という観点でもう少し見ていきましょう。😉
先に定義をもう少し分かりやすく、書いておきますと・・・
停電が復旧して通電が再開された際に、停電中に放置されていた電気機器や電気配線などが放置されたまま通電されて発火してしまう現象・・・ということになると思います。
また、WEBで「通電火災とは?」で検索すると、各地域の消防さんが注意喚起している資料が色々と出てきまして、皆さん、言っていることは基本的に同じような意図だと思うのですが、書き方が様々で上手く箇条書きでまとめられませんので、それらの情報を総合して、個人的な判断により以下の3パターンに分けてみました。
ケース①:熱源のある機器の電源入れっ放し
これはどなたにも認識しやすいケースではないかと思いますが、熱源のある機器ですので、電気ストーブや電気コンロ(IHコンロ含む)、アイロン、ドライヤー、ホットカーペット、ホットプレート、電子レンジなどに代表される・・・
要するに「熱を発する部分を持つ機器」が電源ONにされたまま、災害が発生し、さらにこれによる停電が発生することによって、当たり前に気が動転するわけですので、電源をOFFにし忘れてしまって、不本意ながらONのまま放置・・・
停電が復旧した際に電源ONのまま通電されてしまって、近くにあった可燃物を加熱してしまって発火してしまうケースです。
ちなみに、今は少なくなりましたが、いわゆる「白熱灯」も熱源を持っているようなものですので、同じ部類の機器に入るものと思います。
この観点では「蛍光灯」も少なからず熱は持ちますので、ここに入るのかもしれません。
LEDはほとんど熱を持ちませんので、たぶんここには入りません。
ご自宅にいらっしゃれば、通電される直前にでも、放置してしまっていた機器の電源を確実にOFFにすれば、基本的に食い止められることになります。
ただ、大きな災害の場合は、放置したまま避難所に向かってしまったり、負傷した人(例えば家族のひとり等)を病院に連れて行ったり、介抱したり、もしくは自分自身が家具の下敷きになって動けないようなことが得てして起こることもありますので、ONのまま放置されていた機器のそばに、必ずしもいれるとは限りませんよね?
そんなことで発生してしまう場合をケース①とします。
ケース②:電気機器等の物理的損傷
この②と次の③は、我々のような素人からみれば同じ(似たような)部類の話なのではないかな・・・、と思いつつなのですが、川崎市の消防局さんは分けていましたので、ここでも(一応)分けて話を進めていきます。😐
このケース②は、コンセントに差しっ放しだった電気機器が、災害によって物理的な損傷を受けることで、正常な通電が行われなくなってしまっているところに、停電が復旧されたりすることで通電が再開されてしまって、基板などにショートやトラッキングを発生させて、出火してしまうケースです。
例えば、家具や家屋の倒壊により、パソコンや(音楽を聴くための)コンポが潰れてしまったり、テレビが倒壊して潰れてしまったりして、正常な通電(受電でしょうか?)ができないような状況のところに、通電が再開された場合・・・ということですので、熱源を持っているとかいないとかは関係なく、すべての電気機器にその可能性があるということになります。😫
コンセントにプラグが刺さっていれば、機器の破損状況に関わらず通電されてしまいますので、機器のコードを含めて、すべての電気機器が対象ということになると思います。
ところで、色々と調べている時にちょっと驚いたのが・・・、
②~③のどちらに分類されるべきなのか分からないのですが、50%くらいの割合でどこのご家庭にもあるのではないかと思われる「金魚の水槽」(←熱帯魚であっても同じですよ)
が、地震の揺れや家具や家屋の倒壊などで倒れたり割れたりしてしまって、水が溢れてしまい・・・、電気機器をズブ濡れにしてしまったり、コンセント自体を濡らしてしまって、そこから火災が発生するような例が、近年は結構たくさんあるようです。😫
何も気にしていなかったのは筆者だけ😓かもしれませんが、もしまだ注意されていない方がいらっしゃいましたら、「金魚の水槽」周辺の電気機器や電気設備には、何かしらの対策を施しておいた方が賢明です。😉
ケース③:建物の電気設備の損傷
この③は要するに建物側の電気設備が損傷している場合の話です。
どこからが建物側の電気設備なのか?と申しますと、外側は電柱間に掛かっている太めの電線から、建物に対して引き込まれている細めの電線が、太めの電線と交わる根本(ねもと)。
そこからスタートして、建物内側については、壁や床(もしくは天井)についているコンセント(プラグの差込口)までになります。
電柱と電柱をつないでいる太めの電線については、敷地内の上空であったとしても、基本的に電力会社の所有物ですので、停電時には電力会社の方々が点検して廻って一通りチェックをしているはずですので、そこから分岐している細めの電線からがこの③のケースの範囲です。
念のためですが、洗面所か玄関、もしくは廊下などに取り付けられている、いわゆる「分電盤」も③の範囲に入ります。
この範囲内において、損傷がある中で、通電が再開された場合に、損傷部で発生するショートや漏電によって発生した「火花」が何かに引火して、火災となってしまうケースを③としました。
実際にどのくらい起こりうるものなのか?については、建物の損傷具合にも拠るでしょうし、専門ではない筆者の立場からは何とも言い難いのですが、事例としては見られるようですので、供給側である我々建築関係者を含めて注意していかないといけない部分であることは確かですね。😔
例えば・・・、ケースとしてはあまりないとは思うのですが、地震によって、天井と床が文字通り「への字」に折れてしまうような変形をするほどの、大きな損傷を建物が受けていると仮定すれば、特に天井内には以下👇の写真のように・・・
・・・電気配線などがたくさん這い回っていますので、こういうものが建物の変形に追従できないで、切断されたり抜け落ちてしまったりするような損傷に至ることは往々にしてありうるのではないかと思われます。
また、地震などが収まって、一見、建物自体に損傷らしい損傷が仮に見当たらなかったとしても、地震の揺れを受けている最中には、大きな地震であればあるほど、一時的に建物は大きく変形をしていますので、配線関係が損傷している可能性は残念ながら拭えません。
通常は多少は弛(たる)ませてあるものですが、前写真👆のように、何10センチも引っ張れるようなユルユル状態ではありませんので、揺れが大きかった時などは、電気屋さんなどに診てもらうしかないのかも知れません。
今日のまとめ
今日は、個人的に気になっていた「通電火災」について、この場を借りまして整理させて頂きました。
少なくとも我々の年代は、「地震が起きたら火の元を確認!」と教えられてきましたので、ストーブやヒーター、コンロなどのスイッチは当たり前に落とすのですが、正直なところ、基本的に電気系はあんまり気にしていませんでした。
昨今は、ガスについては「マイコンメーター」が普及していたり、ストーブなどにも「自動消火」機能が備わっていることが当たり前になってきていることなどによって、上でも少し触れたとおり、いわゆる「火気」が直接の火源になることは少なくなってきているようです。
現代では、直接的な火気にも引続き注意が必要なことは言うまでもありませんが、むしろ「地震が起きたら電気設備を確認!」という習慣を身につけることが、火災の抑制につながっていく時代なのかもしれません。
「通電火災の対策」としては、A)スイッチを切る、B)ブレーカーを落とす、C)コンセントからプラグを抜く、D)電気機器の使用前に機器や配線を点検する、などの措置が非常に有効なようです。
ちなみに、残念ながら、上述のケース③の場合の火災に対する予防策は、このA~Dは通用しません。😓
基本的に電気工事免許のある方でないと対策を講じることができませんので事前の対策が必要になってしまいますね・・・
建築に携わりながらも、普段はただの一般市民として、危機意識が強くはない筆者なのですが、建築士として、もう少し緊張感のある生活を送ることができるよう、まだまだ精進しなければいけないような気持になりました。😔
備えあれば、憂いなし!
ですので、皆さんもくれぐれもお気をつけください 😊
最後に、注意喚起の意味も含めて、冒頭でご紹介した伊丹市消防さんからの引用記事で締めくくらせていただきます。
本日も最後までお読みいただき、どうも有難うございました。 🙏
通電火災は、地震や風水害により停止した電力の復旧時に発生します。
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/FIREDEPT/shoubou_soshiki/F_YOBOU/defence/1536295978683.html
この火災が注目されたのは21年前の阪神・淡路大震災の時で、東日本大震災で発生した火災のうち約65%が電気に起因する火災によるものと言われています。
また、台風等の風水害が原因となる通電火災も発生しており、2019年9月の千葉県内の大規模停電では復電時に通電火災とみられる火災が相次いで発生しています。
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