エアコンの配管カバーは必要か?

投稿15991のアイキャッチ外装関係
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今日は、エアコンを設置する時に、配管を隠すために使用されるのが当たり前のようになっている、エアコンのいわゆる配管カバーは本当に必要なのか?というお話です。

当たり前に・・・」と書きましたが、厳密に言うと、エアコンの配管に配管カバーを「付けることが常識化してしてしまっている」という意味です。
時代のせいか、付けない人の方が、変人のような扱いをされる場合もありますし・・・。😱

筆者の建売マイホームに入居したのは、2014年11月
筆者は建築士であり、本業は設計屋さんなのですが、昔っからエアコンの配管カバーが大嫌いでしたので、入居の際に設置したエアコンは、もちろん配管カバーなんかナシ👍にしてもらいました。😁

その6年8カ月経過後の劣化具合💧などもご紹介しながら、エアコンの配管カバーの必要性について、現時点(2021年7月)での結論をまとめよう、というものになります。

どなたかの参考になれば幸いです。🤗
 

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そもそもエアコンの配管カバーって何?

エアコンの「配管カバー」とは何か?という点ですが、「化粧カバー」とも呼ばれているような気がしますし、室内で使われているカバーも同じように呼ばれてしまっていて、紛らわしい部分ですので、先にちょっと整理させてください。🙏

まず、ここでその必要性に着目する「エアコンの配管カバー」は、タイトルのアイキャッチにも写真を使用している、以下👇のような、屋外にて室外機に繋がるエアコン配管を保護するために取り付けられるカバーです。

こちら👉「エアコンの配管カバーの部材構成」でもご紹介している、あくまでも屋外で使用されるエアコン配管の保護のための配管カバーを指しています。

例えば、同じように「配管カバー」や「化粧カバー」と呼ばれてしまっていますが、以下👇のような、室内で体裁をごまかすためだけに用いられる、配管隠しの室内カバーのことではありません

この手の室内カバーについては、格好悪いと感じるなら付ければいいし、まだ計画段階であるなら、こんな不細工な設置の仕方にならないようにキチンと計画すればいいだけですよね。😅

ハッキリ言って、設計事務所かデベロッパーの怠慢以外の何物でもありません🤫ので、必要性を論じるまでもありません。


でもこう考えると、我々は日常的に何も考えずに使ってしまっていますが、建築用語は、一般の方々から見ると、紛らわしい部分がきっと多いんですね・・・。😓

紛らわしくて申し訳ないのですが、ここでは「屋外で使用されるエアコン配管の保護のための配管カバー」という意図で、「配管カバー」と呼ばせてください。🙏

エアコンの配管カバーは必要なのか?

さて、紛らわしい部分が整理できたと思いますので・・・
さっそく「エアコンの配管カバーは必要なのか?」というメインテーマに入っていきます。☝

結論から言うと、言うまでもないのですが、「あった方がいい」です。😤

とあるお宅のエアコンの配管カバーを撮影した写真画像 ※エアコンの配管カバーは必要か?挿絵
■とあるお宅のエアコンの配管カバー

そんなこたぁ、25年前からとっくに認識はしているのですが・・・ 😩

嫌いなモノは嫌い😣ですので、どうしても使う気になれず、それだけの理由から、入居時のエアコン設置工事では、配管カバーを省略してもらった流れになります。

本業の方で、お客さんのお宅などでは、エアコンの配管カバーは常識的に考えて、(一応)アリとして設計します。
・・・が、本音を言うと、本当は付けたくありません。😁

前章の内容を書いていて気付いたのですが、配管カバー自体、体裁をごまかすために用いられているような印象が強かったから、嫌いだったのかもしれませんね。

そんな筆者の建売マイホームの、配管カバー無のまま6年8カ月経過した、実際のエアコンの配管にどのような症状が出ているのか?、ご紹介していきます。🤗


なお、色んな記事でお出ししていますが、筆者の建売マイホームの間取りがお分かりにならないと話もしにくいですので、こちら👉「新築だって、そりゃリフォームしますよ!」のこの辺りでご紹介している、当初リフォーム案の間取りスケッチをご参照いただけたものとして、進めさせていただきます。

ちなみに、3つの室外機のエアコン配管をご紹介しますが、全般的に見て、日当たりの良い2Fの方が、劣化が顕著に見られますので、2Fからスタートしていきます。👊

2F洋室Bのエアコンの配管カバーがない配管

まずは、比較的日当たりのいい2Fの南側、洋室Bのエアコンの配管カバーを付けなかったエアコン配管の、つい数日前の様子からです。👇

2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像1:中景 ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真01
■2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管1:中景

そもそも穴塞ぎに「粘土?🤨」を使うこと自体、どうかと思うのですが、配管カバーナシということで頼むと、一方的にこんな👆適当な仕上げにされてしまいます。😞
※ちなみに、すぐ近所のヤ〇ダ電機さんの仕事です。🤫

粘土の話はいいとして・・・
粘土に突き刺さっている、壁からの取り出し部分に着目🧐しますと、以下👇のような状態になっていました。

全体的にはまだそれなりなのですが、配管をまとめているアイボリー色の保護テープが、この根元の部分では劣化でだいぶ剥がれてしまって、一部、本来見えてはいけない部分が見えているようにも見えます。🤨

2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像2:近景1 ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真02
■2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管2:近景1

中央やや右に写っているのは、前章でご紹介した「Fケーブル」ですが、その他はペアコイル(被覆銅管)」の表面の仕上げ材が劣化して剥がれ外側の断熱材も剥がれてしまっている部分がありますので、内側の断熱材までが露出してしまっている様子が見られます・・・。😱

この配管の構成については、こちら👉「エアコンの配管カバー内に何が入っているのか?」で整理してありますので、俺数なのですがこの辺りこの辺りをご参照ください。

違う角度から見てみますと、以下👇のような状態です。😨

2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像3:近景2 ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真03
■2F洋室Bバルコニー室外機のエアコン配管3:近景2

この壁からの取り出し部分以外の下の方とかは、まだ大丈夫そうなのですが、この部分については、内部の断熱材も劣化でやられてしまっているということになりますので、早めに何かしらの措置を講じないといけない気がしますね。😰

2F洋室Cのエアコンの配管カバーがない配管

お次は、洋室Bと同じく南面ですが、もう少し日当たりのいい洋室Cバルコニーの、配管カバーを付けていないエアコン配管を見てみましょう。👇

撮影したのは出勤前、まだこの面に日差しが廻っては来ていないため、薄暗く写っていますが、9時くらいになると、まともに日が当たってきて、夕方までは当たり続ける・・・
という、筆者の建売マイホームの中では、最も日当たりのいいバルコニーです。😉

2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像1:中景1 (中~上段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真04
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管1:中景1
(中~上段)

この2F洋室Cのエアコンの配管についてだけは、当初も、配管カバーを付けるべきかな・・とも一瞬思ったのですが、やっぱり嫌いなモノは嫌いですので、ナシにしてしまっておりました。😓

とにかく、日当たりがいいのはいいのですが・・・
案の定、洋室Bでは見られなかった、全体的な保護テープの剥がれ顕著に見られます。😫

2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像2:中景2 (中~下段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真05
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管2:中景2
(中~下段)

全体的にシマシマ模様に見えるほど、剥がれ捲って(まくって)いますよね。💧

もう少し近付いて拡大して見てみますと、こんな👇酷い状態です。😰

2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像3:近景1 (中~下段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真06
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管3:近景1
(中~下段)

スポンジっぽく写っているのは、ペアコイルの表面仕上げが剥がれて、外側の断熱材が見えてしまっている状態です。😟

この配管の構成については、こちら👉「エアコンの配管カバー内に何が入っているのか?」で整理してありますので、俺数なのですがこの辺りこの辺りご参照ください。

ここ👆は、壁の中段付近ですので、まだこんなもので済んでいるのですが、壁から出ている上方に視線を移しますと・・・
これまた、酷い状況👇でした。😱

2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像4:近景2 (上段、壁からの取り出し部) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真08
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管4:近景2
(上段、壁からの取り出し部)
2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像5:接写 (上段、壁からの取り出し部) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真09
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管5:接写
(上段、壁からの取り出し部)

下側で、ライトグレーに写っているのは「Fケーブル」です。
これはまだ大丈夫そうなのですが、上側でダークグレーに写っている二本が何だかお分かりになられますかね?🙄

そう!
ペアコイル(被覆銅管)」の何層にも渡る被覆の中で保護されているはずの「銅管」そのものです。🥶

保護テープ、ペアコイルの仕上、外側断熱材、内側断熱材がすべて剥がれてしまって、芯にある「銅管」が完全に露出している・・・ということです。😖

ちなみに、この断熱材の剥がれは、おそらく劣化だけが原因という訳ではありませんで、過去にお客さんのお宅でもあったのですが、カラスなどによってムシり取られてしまった・・・などの外的要因である可能性も否めません。😬

原因がどうであれ、この状態ですと、ペアコイル内側断熱材自体が水にさらされていることになりますし、銅管自体も雨ざらしということになってしまいます。

銅管が錆びてしまえば、ガス漏れが発生する可能性も高まるでしょうし、そもそも熱効率も極端に下がりそうな気もしますから、いずれにしても、早急な対応が必要な状態だと言わざるを得ませんね。😩💧

1F-LDKのエアコンの配管カバーがない配管

だ~いぶ気が重くなったところで、最後にもう1か所、1FのLDKに設置している、配管カバーを付けていないエアコン配管も見てみます。🧐

1Fはさほど日当たりはよくないこともあってか、配管の下の方はとりあえず大丈夫そう・・。😉

1F-LDK室外機のエアコン配管を撮影した写真画像1:中景1(下段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真10
■1F-LDK室外機のエアコン配管1:中景1(下段)

ちょっと安心しつつ、視線を上に移しますと・・・

以下👇の写真のように、やはり、保護テープの剥がれは結構ありますね。😖

1F-LDK室外機のエアコン配管を撮影した写真画像(解説コメント入り)2:中景2 (中~上段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真11
■1F-LDK室外機のエアコン配管2:中景2
(中~上段)

ただ、近付いてみても👇、テープが剥がれているくらいで、2Fで見られたような症状にはまだ至っていないようです。🙂

薄汚れたライトグレーは「Fケーブル」になりますが、これも薄汚れているくらいで、特に大きな劣化の症状はまだ出ていません。

1F-LDK室外機のエアコン配管を撮影した写真画像3:近景(上段) ※エアコンの配管カバーは必要か?検証&分析写真12
■1F-LDK室外機のエアコン配管3:近景(上段)

そうは言っても、保護テープはボロボロですので、テープの巻直しくらいはしておかないと、時間の問題で、2Fと同じようにペアコイルの保護層がやられてしまうでしょうから、ここもなるべく早めに何かしらの手を打っておいた方が間違いなさそうな印象です。😕


筆者の建売マイホームの6年8か月ほど放置した、配管カバーのないエアコン配管で見られる症状は以上になります。😐
 

メインテーマ「エアコンの配管カバーは必要なのか?」という観点でお話ししますと・・・☝

例えば、2~3年に一回とかの短い周期で小まめにテープの巻直しをしたり、5~6年に一回とかでエアコン配管の交換をすることが可能なのであれば、必要ないのかもしれません。😐

ただ現実的に、2~3年でテープ巻直しを行なったり、5~6年で配管の交換を行なうのは、費用的にもロスが出ますので、中々難しいことですよね。

ですので、結論的に言いますと、あくまでも現時点のモノですが、「やっぱりエアコンの配管カバーは必要だった!」ということになろうかと思います。

何か負けたみたいで悔しいのですが、大人ですから現実は現実として、受け止めないといけませんね。😓

今日のまとめ

本日は、筆者の建売マイホームで、配管カバーなしのまま6年8カ月間も放置している、三つのエアコン配管の劣化具合をご紹介しながら、エアコンの配管カバーは本当に必要なのか?という命題について、考えて参りました。

あった方がいい」とは25年前から認識はしていた所でしたが、結論的には「やっぱりエアコンの配管カバーは必要だった!」ということになりました。😭

当初は、小まめにメンテナンスすれば大丈夫だろう・・・などとも考えていたわけですが、実際に住み始めると、やらなければならないことが多すぎて、当初の新築リフォームで設置した、ウッドデッキと同様に完全放置となってしまいました。😓

完全放置している、ウッドデッキの劣化具合については、まだキチンとまとめ切れていないのですが、色の経年変化については、まとめた記事があります。
ご興味とお時間がありましたら、こちら👉「ウッドロングエコの経年変化01」をご覧になってみてください。🤗
※一部、劣化具合なども掲載してありますので。

劣化具合というか、きのこが生えたお話はありますので、きのこの話で宜しければ、こちら👉「デッキにきのこ???① 😱」にお立ち寄り頂ければと思います。👍


さて最後に、先ほどご紹介した写真で、今一度おさらいしておきますが、この👇症状は、さすがに見て見ぬふりは危険な気がしますよね。😰

2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管を撮影した写真画像5:接写 (上段、壁からの取り出し部)二回目掲載
■2F洋室Cバルコニー室外機のエアコン配管5:接写
(上段、壁からの取り出し部)

ペアコイル内に納まっていたはずの銅管の劣化を一日も早く食い止めるためにも、なるべく近日中に、エアコンの配管カバーDIYで後付けする作戦を練らないといけないようです。😖

なお、エアコンの配管カバー自体の部材構成については、こちら👉「エアコンの配管カバーの部材構成」でご説明してありますので、配管カバーを付けずに放置して、エアコン配管に似たような症状が出ていて、困られている方がいらっしゃいましたら、参考にして頂ければと思います。😊


本日も最後までご拝読いただき、どうも有難うございました。🙏
 
 

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