どうでもいいのですが、今日は、筆者の誕生日なんです。😑
昨年の今頃も、信長さんの年を超えちゃったな・・・などと思いにふけっていましたが、本当に・・
あっ!😲
という間の一年でした。😞 まさに光陰矢の如しですね・・・
恐るべし、時の流れ。⏳
さて、筆者の誕生日はどうでもいいとして・・・ 😅
今日は、筆者の建売マイホームの引き違いサッシの戸車は、新築で入居したはずなのに、実は当初から、開けるたびにキュルキュル、キュルキュル・・・と、音鳴りが常にうるさくってしょーがなかった💢のですが、
さすがに7年目に入りましたし、施工は専門外の設計屋とはいえ、建築士でもありますので、このまま放置するのもどうかと(ようやく)思い立ちまして、メーカーさんにご指導いただきつつ、このサッシの音鳴りをおおむね改善したお話をしようと思います。
6年以上も放置し続けていたのは・・・
筆者の建売マイホームには、色んな投稿でご紹介はしてきましたが、他にもっと世話の焼ける箇所が、沢山あったからに他ならないのですが。😒
ここででお話しするのは、引き違い戸(引違いサッシ)のキュルキュルいう音鳴りですが、引き戸サッシも似たような構造が多くなりますので、引き戸サッシのキュルキュル音にもお試しいただけます。😊
本業の方ではRC造が専門ですので、木造についてはあんまり詳しくないのですが、木造のサッシって、こんな音鳴りがするレベルなんですかね?🤨
15年くらい前に、木造のサッシもだいぶ性能が上がってるような噂を小耳に挟んだはずなんですがね・・
やっぱり建売だからなのでしょうか・・・ 😒
窓サッシのうるさいキュルキュル(音鳴り)
常日頃から気になっていたのですが、所詮建売ですので、ある程度は我慢するしかないんだろうということで、今回のサッシの音鳴りなどの細かい不具合には、基本的に甘んじている訳です。😓
他にも気になるところは山ほどありますし、直さないといけないような個所もだいぶ溜まってきていますしね。😩
では早速、まずは、憂鬱な筆者の建売マイホームのサッシ、天下のLI〇ILさんのベストセラー(?)デュ〇PG(←窓サッシ)のキュルキュル音(音鳴り)をお聞かせしましょう。😁
※ずいぶん昔から存在しますので、少なくともロングセラーです。
誤解いただきたくないのは、決して、デュ〇PGが悪いわけではないだろう・・・という点ですので、くれぐれも誤解なきよう、お願いできればと思います。😌
※悪いのはきっと大工か建売屋ですので。💢
どうです?👀
木造にお住いの皆さんのお宅の窓サッシでは、こんなキュルキュルいうような音鳴りはありませんでしょうかね・・・
100%覚えてはいないのですが、入居後数か月の頃からずぅ~っとこんな調子のキュルキュルですので、だいぶ慣れてはしまったのですが、ちょっと(だいぶ🤨?)おかしいですよねぇ。😩
ちなみに、ご覧いただいた通り、いわゆる「掃き出し窓」、「引き違い窓」と呼ばれる引き戸系のサッシなのですが、この類の「掃き出し窓(掃出しサッシ)」は、筆者の建売マイホームでは5本。
その5本の内、当初の一連の新築リフォームで、古めの付き合いのある知り合いの大工さんが触ったのは2本。
ここでいう「触った」は文字通りの触っただけではなく、「最終的に取り付けた」という意味です。
1本は腰窓を撤去して掃出し窓に交換・・・、もう一本はプチ増築に伴って移設してますので、知り合いの大工さんが2本は取り付けています。
※この👆辺りの記事も、人気のあるおすすめ記事です。🤗
・・・ですので、新築時の建売り大工が取り付けたままになっているのは、要するに、残りの3本ということになりますよね。
その内の、どの掃き出しサッシが
キュルキュルいう音鳴りサッシだか、
お分かりになられますかね? 👀
え?👂
いやいや、さすがに全部じゃありません。
それじゃあ、話に面白みもないですから、
こんな所で記事にはなりませんしね・・ 😅
あんまりトボケていても、よくありませんので、結論を申し上げますと・・・
新築時の建売り大工が取り付けたままになっている3本の内の2本なんです。😱
しかも、残りのもう1本は何かゴリゴリ鳴ってますよ。😅
最初っから、ずぅ~っとね!😒💢
ちなみに、お隣も一連の建売なのですが、同じキュルキュル音はお隣のお宅からも聞こえてきます。🥶
ま、そもそもが細かな話ですし、グチり出すとキリがありませんから、ダメ出しはこの位にしておいて、前向きなお話に入っていきましょう。🤗
LI〇ILへの問合せとサッシ音鳴り改善策
さて、既述のとおり、サッシのキュルキュルくらいでは重い腰を上げる機会が中々見つからなかったわけですが、前掲のYOUTUBE動画のURL付きで、LI〇ILさんに問い合わせメールを入れてみました。
言葉で「キュルキュル」などと書いただけでは、先方に伝わりにくくなるため、適切なアドバイスが欲しい時には、ちょっと面倒ではあるのですが、動画撮影がお勧めです。
ただ、実際には現地確認してもらうのが、もっとも的確ですし、適切ではあります。
筆者の書き方が良くなかったのか、最初はちょっと拒否反応的なご応対で困ってしまいましたが、率直な思いをつづったところ、ご理解頂けたようで、結果的にとても親切なご対応を頂きました。
この場を借りまして、心より御礼申し上げます。🙏
窓サッシ音鳴りの改善策の提案
細かい話はあるのですが、経緯までお話ししていると長くなってしまいますので、このキュルキュルを改善するためのヒントとして、「まず試してほしいこと」ということで、アドバイスを頂けたのが、戸車の高さ調整でした。
サッシ戸車の高さ調整
戸車の高さ調整のやり方は、サッシの取扱説明書にも書いてあります。
原則として、建付けの調整なのですが、サッシ本体とレールが擦れることで、キュルキュルの音鳴りが発生している可能性もないわけではない、とのこと。🤨
工場から出荷される時は、戸車は下がった状態で出荷されますので、大工が調整もロクにしないで付けただけ・・・の場合は、擦れているのに下がったまま!というケースがあるということですね。☝
建売の場合はありがちなケースだと思いますので、皆さんもご注意くださいね。🤗
取扱説明書の説明箇所では以下のように画像で紹介されていますので、イメージも掴みやすいですし、分かりやすいですよね。👌
LI〇ILさんサイトの方では、動画でも紹介されていて、これまた分かりやすい内容となっておりますので、やり方がお分かりになられない方は、以下👇のリンクから、見てみて頂ければと思います。🤗
先ほどのスケッチ👆にもザッと書いてあったのですが、戸車調整ネジの廻し方を改めてご説明しますと、以下👇のような感じになりまして、ネジ穴の正面に向かって、時計回りが高さを上げる方向、反時計回りが高さを下げる方向になっているということです。
戸車が調整穴の奥にどのように入っているのか?をご理解頂いた方が分かりやすい気がしますので、次項でもう少し細かい点について補足しておきます。🧐
戸車とサッシ構造の補足
筆者もサッシ屋ではありませんので、詳しい方ではないのですが、メーカーさんから色々と教えてもらったことですし、もう少し踏み込みまして、そもそも戸車が、サッシにどのように取り付いているか?を整理しておこうと思います。
まず、戸車だけを抜きとった場合の図面を見てみますと、使われているサッシによって前後はあるものの、戸車自体は以下👇のような形状になっているようです。
ちょっと一般の方には認識しにくい図面かもしれません。😓
・・・ので、縦の線を入れておいたのですが、中央が戸車側面から見た姿。
左側の絵は、レールと平行の視線で、調整ネジのネジ穴正面からみた姿、右側の絵は、同じくレールと平行の視線で、調整ネジとは逆方向から見た戸車の姿になっています。
※左側は先の調整ネジの回転方向のスケッチで使っています。
左右の姿はいいとして、中央の側面からの絵に着目しますと・・・
寸法だらけで分かりにくいと思うのですが、⑥の附番が付いているモノが調整ネジ、その右側に戸車があることはお分かりいただけるかな、と思います。😉
さらに、LIXILさんサイトからダウンロードした説明書関係や、頂戴した回答なども吟味した上で、総合的に読み砕くと、サッシの戸車は以下👇のようなイメージで、サッシの框に取り付いているものと思われます。
※細かい部分は適当に描いています。😅
サッシの障子部分の脚元を抜粋した立面的なスケッチになりますが、青色で描いた上段のそれぞれ二本ずつが、サッシの左右の縦框と下框を固定する役目。
下段の赤色で描いたモノが調整ネジと戸車の何となくの形状のつもりです。😅
実際のサッシ写真でご説明しますと、召合せ部の縦框は以下のような外観になっていますので、
戸車の位置とサッシの構造が、何となくでもイメージできるかな・・と思います。🤗
要するに、この写真の下段のキャップを外して、ドライバーを突っ込むと、下框に納められている戸車の調整ネジが縦框内にあって、それを廻すことで高さの調整ができる!という便利な構造になっているということです。
ちなみに、反対側の縦框の穴になるのですが、穴から覗き込みますと、以下👇のように調整ネジが見える・・・という訳です。
お分かりになられますかね?😅
この点が、ここでお伝えしたかった補足になります。👍
ただ、ドライバーを突っ込んで廻すだけでなく、この辺りを把握して頂いた上で、調整して頂ければ、きっと上手く調整ができるはずですので。🤗
なお、実は、このサッシの戸車高さ調整については、キュルキュルいう音鳴りが気になりだした頃に、以前に試みたことがあって、効果がなかった経緯がありますので、筆者は今回はスルーしまして、次なるアドバイスをお願いしました。😐
結果、潤滑油による摩擦抵抗軽減をご提案頂きましたので、これはさっそく試してみることにしました。🧐
サッシ戸車の摩擦抵抗を軽減
市販のシリコンスプレーで、戸車自体ではなく、サッシ下枠レールに吹き掛けてみることで、サッシ戸車の摩擦抵抗を低減して、キュルキュルの音鳴りを改善できないか?という措置ですね。
シリコンスプレーと聞いて、本当にシリコンかどうかもロクに確認しないまま・・・
かの「KURE5-56」を買ってきました。😅
※結果、シリコンでいいみたいです。👌
「潤滑を良くするスプレー」というイメージだと、「KURE5-56」を思い出してしまうのは、筆者だけでしょうかね?👀
あんまり使わないので、自宅にも事務所にも置いてはいないのですが、若いころから同じように、何の迷いもなく一瞬で「KURE5-56」が脳裏に浮かびますので、子供の頃にテレビCMか何かで刷り込まれてしまっているのかもしれませんね。🤔
ちなみに、個人的には、キュルキュル音鳴りに関しては、戸車の軸が鳴っているような気がしてならないため、どうもしっくり来ないまま、試してみることにした訳ですが・・・
要するに、サッシ戸車は下框に納められているため、戸車の軸自体に吹き掛けるには、サッシの分解が必要だ・・とのことだったためです。
音鳴りの原因はの多くは、戸車の軸にあるはずですので、戸車の調整については気が利いていていいのですが、ここは便利じゃないですね?😒
あっ!🤐
結論から言いますと、まあまあでした。😅
レールとの潤滑を良くするだけですので、どこに掛けても一緒といえば一緒なのですが、なるべく戸車に掛けたいのは山々ですので、以下のようにレールの隙間から、戸車のある辺りまでノズルを突っ込んで、吹き掛けました。
手前側の内側障子については・・・
これ👇が外れ止めなのでしょうかね?、ご覧の通り、プラスチックのカバーが付いていますので、これを外して、ノズルをなるべく戸車まで届かせるようなイメージで掛けてみました。
この外れ止め?は、筆者も初めてでしたので中々外れませんでしたが、この👆まま左に回転させると外すことができます。👌
こんな流れで潤滑油による摩擦抵抗の軽減措置は完了しました。
冒頭でお伝えした「まあまあ」だった結果については、次章の動画をご覧になってみて頂ければと思います。😊
サッシ戸車の交換について
サッシ戸車の交換について、これは詳しくはまた別の投稿でキチンと解説しようと思っているのですが、今回の筆者の建売マイホームに使われている、デュ〇PGの場合、既述の通り、下框に納められており、サッシを分解しないことには交換できない🤨、とのことでした。
古いサッシなどでは、戸車が劣化してしまっている場合が多いため、本業の方でのお客さんのお宅のサッシでは、よく交換する前提の手配はするのですが、実際に立ち会ったこともないので、あまり詳しいことは分かりません。
ただ、以下👇のような「交換用戸車」なるものも販売されてはいますので、サッシ自体を分解せずとも何とかなるような気もします。🙄
今回の措置で、結果としてはまあまあではあったのですが、所詮まあまあのレベルですので、根本的なキュルキュル(音鳴り)の改善を目指すなら、やや気は重いのですが・・・
近い将来、実際に戸車交換も必要になってくるような気がしています。😓
この戸車交換については、LI〇ILさんからも、まだ詳しい情報提供が頂けていませんので、詳しくは、その他も含めて、諸々の情報が整いましたら、後日ご紹介するように致します。😊
[210618追記]
LI〇ILさんからの回答を書き忘れていたようですので、追記します。
戸車の交換についての資料は、メンテナンス用の資料とのことで、あいにく社外には見せることができない・・・とのご回答でした。😑
まぁ、でも確かに、何でもかんでも資料提供していたら、キリがないですし、商売にならないでしょうから、致し方ないのかもしれません。
ですので、キュルキュル(音鳴り)改善のための戸車交換については、先の交換用戸車を使用するか・・・、純正品を部品取りしてみて、実際にバラしてみるしかなさそうってことになりますね。😩
うぅ~ん・・・🤨
失敗すると、窓を復旧できないまま、一晩(以上)過ごさなければならない可能性がありますので、だいぶ気が重いですね。
大変申し訳ないのですが、当サイトは本業の合間を見ての不定期更新になりますので、期待されることなく、お待ちいただけると有難いです。🙏
窓サッシのキュルキュル(音鳴り)は治ったかな?
さて、戸車交換の話が挟まってしまったので、ちょっと論点がズレてしまいましたが・・・
「まあまあ」とお伝えして参りました、潤滑油を使用した摩擦抵抗軽減措置による、キュルキュル(音鳴り)の改善結果をご紹介します。🙌
すでに、1週間ほど前にYOUTUBEにはUPしてありますので、ご覧になって頂いた方もいらっしゃるかもしれませんが、実際の音を聞き比べてみてください。
いかがでしたでしょうか?
相変わらず、動画編集も下手くそですので恐縮なのですが、冒頭でご紹介した動画と比べれば、キュルキュルがだいぶ軽減されたことはお分かりいただけましたよね。😙
サッシのキュルキュル(音鳴り)でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にして頂ければと思います。🤗
ただ、筆者個人としては、100%にはほど遠い印象ではありますので、サッシ戸車の交換や、サッシをバラしての戸車軸へのシリコンスプレー等、また何かしらの措置が必要になるものと思われます。
動きがありましたら、整い次第、別の投稿でご紹介するように致しますね。😉
今日のまとめ
本日は、筆者の建売マイホームへの入居数か月後から、6年ほどの間、気になり続けていたものの放置し続けていた、窓のキュルキュル音、つまりサッシの音鳴りの改善の仕方と、その結果を、LI〇ILさんのご協力の元で、お伝えして参りました。🤗
窓のキュルキュル、もしくはサッシの音鳴りや建付けでお困りの方がいらっしゃいましたら、何かしらの参考になれば幸いでございます。
本日も最後までお読みいただきまして、どうも有難うございました。🙏
コメント