今日は、似たような話を色々と書いていますが、いわゆる巾木コーナーキャップでない、巾木のコーナー部材の補修のやり方をテーマにします。
※もちろん、DIYでのカンタン巾木補修になります。
巾木のコーナー部材とは?、後ほどまたご案内しますが、「巾木補修01:巾木コーナーキャップ編」のこの辺りでもご紹介している、こんな👇部材です。
この写真だけだと分かりづらいかもしれませんので、先ほどのリンク先もご覧になってみてください。
筆者の建売マイホームに移り住んで、概ね7年が経過しようとしているところですが、別の記事で色々と解説している、先の巾木コーナーキャップを含め、ここの所、剥がれや割れがだいぶ目立つようになってきました。😫
今回は巾木のコーナー部材の補修になるのですが、以前、補修の仕方を解説した箇所の巾木コーナーキャップではない、別の箇所でも、キャップの割れが発生したりしています。😭
ちなみに、筆者の建売マイホームの巾木は、「木製巾木」と呼ばれてはいますが、実は純粋な「木製」ではない、「木質系」に当たります、MDF巾木という種類の巾木です。
ですので、今回の補修の解説は、このMDF巾木の場合の、コーナーの補修方法となりますので、予めご了解をお願いします。🙏
この手の部材(MDF巾木など)は改廃のテンポも遅くはありませんし、廃番になってしまうと、全く別の巾木に丸々交換しなければならくなってしまいますので・・・
そんな理不尽な状況に陥ることのないよう、完全に巾木自体が廃番になってしまう前に、補修部材を買っておいた方が良さそうな気がしてきているところです。🤔
今回の巾木のコーナー部材補修が必要な箇所
巾木は、この辺りでも書いているように、そもそも壁の足元を守り、床面との縁を切る役割を担う、それなりに重要な部材です。☝
今回の巾木のコーナー部材で言いますと・・・
確かに壁仕上のクロス面の保護はしてくれていますし、床との縁も切ってくれているのは分かりますので、そういう意味では結果も出ているとは言えるのですが・・・ 🤨
つい先日、気付いたら、こんな👆状態になっておりました。😭
巾木コーナーの崩壊っぷりが把握しにくいかもしれませんので、もう少し拡大してますと、こぉ~んな👇状態でした。
表面に貼られている木目調シートが剥がれているだけではないのがお分かりになられますかね・・・
そもそも壁を守るべきはずのお前が、
たった7年ぽっちで、掃除機のヘッド
ごときに負けてどうすんだ!👊😲
と叱咤したくなるような、みごとな崩壊っぷり👇ですよね?
※九割九分、掃除機ヘッドをぶつけた時の衝撃でやられてしまいます・・
この手の巾木は、先ほども触れました通り、基材がMDFと呼ばれる木質系の樹脂で構成されていて、表面に木目調のシートが貼ってあるのですが、シートが剥がれた・・という訳ではなく、MDF自体が崩壊して分離してしまっている状態。😒
MDFは樹脂と呼ばれていますが、いわゆるプラスチックとは違いまして、もっとボソボソ感のある素材です。
ここでも何となくお分かりになられると思うのですが、こちら👉「巾木の種類の調べ方:MDF巾木編」のこの辺りでお出ししている写真もイメージしやすいので、必要に応じてご覧になってください。
まったく勘弁してほしいですね。😩
わざと数年で崩壊するような巾木を作って、メンテナンス時の需要も確保しよう・・などという姑息な商法に巻かれてしまうわけにはいきませんから、これっぽっちの破損じゃあ交換なんて絶対しませんからね。😤
あくまでも「補修」で済ませることにしましょう。😋
ですので、こんな風に破損した、巾木コーナー部材のちょっとした補修ということになりますので、予めご了解ください。🙏
今回の巾木のコーナー部材補修に必要なモノ
今回の巾木のコーナー部材をDIYで補修するのに必要なモノは?😳
先の通り、シートが剥がれているわけではなく、基材のMDFが割れて分離してしまっていますので、補修しようとするなら、この割れてしまっている部分をくっ付けるしかありません。
要するに、今回の巾木コーナー部材の補修に必要なのは、接着剤(ボンド)ということになります。☝
先の通り、MDFは木質系の樹脂ですので、皆さんもよくご存じではないかと思われる、いわゆるこんな👉木工用ボンドでも速乾タイプでしたら、単なる補修という意味では大丈夫だとは思うのですが、
乾くのに時間が掛かってしまうことで、浪費する時間が長くなってしまいますし・・・
後述しますが、今回の巾木補修は、基材のMDFに接着剤を吸わせたい意図がありますので、ちょっとニュアンスが違います。😕
結論を申し上げますと、この手の巾木補修では、筆者は昔っから、MDFに浸透してよく馴染むような印象がある、アロンアルファを使うことにしています。😐
ロングセラーですし、圧倒的な安定感と信頼感がありますので、どこのお宅にもあるでしょうから、敢えて商品リンクを貼るまでもなかろう💧・・と思いつつ、
今回、巾木のコーナー補修に使ったのはこの👇アロンアルファです。
今回は、手元にあったアロンアルファを使ってしまったので、この👆👇タイプになっていますが、いつもは普通のアロンアルファを使っていますので、特にこのタイプに拘られる必要はありません。☝
・・・が、例えばこの辺りなどでたまに推薦しているゼリー状のタイプは今回は向きませんので、昔ながらの水っぽいタイプのアロンアルファを推奨します。👌
巾木のコーナー部材補修のやり方
今回の巾木コーナー部材の補修の方法(やり方)としましては、これも特別な方法論があるわけではないのですが・・・
要は、割れて分断されてしまったMDFを元の状態に一体化させなければなりません。☝
もちろん、使われている巾木の品名や品番、色名などがお分かりでしたら、巾木コーナー部材を交換してしまっても構いません。 ☝
その場合は、既存の部材を剥がさなければなりませんので、別の投稿「巾木の外し方(剥がし方)」を参考にしてください。
品番などが分からない場合は・・・
ちょっと骨が折れることになるかもしれませんが、こちら「巾木の種類の調べ方:MDF巾木編」を参考にしていただいて、先に巾木の種類を特定しなければなりませんね。😕
巾木の基材に当たる分離したMDF部分を、一体化させるために、もっとも信頼のおける接着剤として、筆者はアロンアルファを使用するわけですが、先ほどもちょっと触れました通り、MDFという素材はややボソボソしている樹脂ですので・・・、
イメージとしては、少しMDFにアロンアルファを吸わせてやることで、面で接着するだけでなく、MDFごと固めてしまって一体化させる・・・という形での補修ということになります。
ちょっとピンボケ気味の写真で恐縮なのですが、今回の巾木補修では、以下👇のようなイメージで塗っていきました。
絶対的な正攻法ではないのですが、巾木コーナー部材の分離してしまっている面に、この👆ような形でアロンアルファをなるべく均一に塗布しつつ、吸わせて、圧着してあげれば、数秒で補修は完了します。😁
今回は、娘と将棋をさしている最中に、片手間でやってしまってこともあって、出来栄え👇はあまり良くないのですが😓、剥がれている面のMDFだけでなく、木目調シートの端にまでキチンと塗れていれば、もう少しきれいに仕上げることができます。
端部までキチンと塗れている場合は、圧着後、完全に硬化する前に、この👆ように浮いてしまっている木目調シートの端部を、指の爪の表面などで押し付けてあげることで仕上がりは、もっと良くなりますので、
MDFにアロンアルファを吸わせるものポイントではあるのですが、きれいに仕上げるコツとしては、とにかく全面に均一にアロンアルファを塗るようにしていただくのも重要なポイントになってきます。
(今回は)あまり見栄えは良くないとはいえ・・・ 😓
実は、今回の巾木コーナー部材の補修施工時期は、去る8月前半だったのですが、現在は早くも10月半ばですので、少なくとも二か月強は、掃除機のヘッドに耐えることができているということになりますよね。😅
筆者の建売マイホームでは、二日に一回は家内が掃除機をかけていますので、30回分ほどは衝撃を受けていることになるわけですが、簡易なDIYの割にはしっかり復旧できてしまうのです。
ちなみに、三~四年ほど前も同じような補修を、別の箇所の巾木コーナー部材にもしているのですが、未だにくっ付いたままで、剥がれてくることはありませんので。😁
今日のまとめ
今日は、巾木の補修02としまして、前「巾木補修01:巾木コーナーキャップ 編」に引き続きまして、巾木の「コーナー部材」のちょっとした補修のやり方をご紹介して参りました。
今回、巾木コーナー部材の補修の仕方として、お話ししてきたところですが、コーナー部材に限らず、同じようなMDFの割れや分離に対しては、アロンアルファは意外と有効です。👍
ぜひお試しください。🤗
ま、どこのお宅にも、アロンアルファはあるとは思いますので、皆さんもすでに試されている可能性もあるのですが。😅
最後に、今回の巾木のコーナー補修のポイントをおさらいしておきますと・・・
- 接着剤はアロンアルファを使用する
(ゼリー状でない水っぽいタイプのモノ) - 基材のMDFに接着剤を吸わせる
- 接着剤は全面に均一に塗るようにする
・・・といったところかと思います。👌
どなたかの参考になれば幸いです。😌
本日も最後までお読みいただきまして、どうも有難うございました。🙏
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