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デッキにきのこ???③ 😱

投稿5465アイキャッチ画像 その他
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この投稿は「デッキにきのこ???②」の本章①に続く、本章②に当たります。
※要するに三番目の記事です。😅

前章にお戻りになられる方は、大変お手数なのですが、以下からお戻りいただけると有難いです。
①序章「デッキにきのこ???①」
②本章①「デッキにきのこ???②」

さて、先の①序章でご紹介しました、この👇「ドンパッチ」的なオレンジ色の小粒は何か?というお話の続きになります。

■ 「ドンパッチ」的なオレンジ色の小粒

前章までで、いわゆる「きのこ」の内、腐生菌(ふせいきん)」に当たる「ツノマタタケ」だろう・・・という所までは辿り着きまして、
この「腐生菌(ふせいきん)」の中でも、木材の構造を司るセルロース」、「リグニン」、「ヘミセルロース」を分解してしまうということで特に注意したい「木材腐朽菌(ふきゅうきん)」に該当するのか?という部分で、引っ掛かっていましたので、ここからのスタートになります。🧐 
 

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追記:20年7/16

長雨が続いたことにより、このオレンジの小粒は至る所に見られるようになってしまいましたので、全体的な目視調査を実施しました。
(・・・と言っても一時間くらいの簡単な調査) 
明らかな「ツノマタタケ」も新たに発見されたのですが、この小粒については「ツノマタタケ」ではない別の菌類の可能性もありそうです。

現在、引続き、調査中ではありますので、結論に近づいてきましたら、また別の投稿でご紹介しようと思っています。

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木材腐朽菌とは?

この命題については、別の投稿[木材腐朽菌とは何ぞや?]でまとめましたので、詳しくはそちらをご参照いただきたいのですが、ここでは、どんな「きのこ」がこの「木材腐朽菌(ふきゅうきん)」に当たるのか?という観点で少し見ていこうと思います。

サクラに発生した複数の白色腐朽菌の写真画像(ウィキペディアさんkらの引用)
黒:カワラタケ、白:カイガラタケ、赤:ヒイロタケ
■ウィキペディアさんからの引用
サクラに発生した複数の白色腐朽菌
黒:カワラタケ、白:カイガラタケ、赤:ヒイロタケ
(Σ64 – 投稿者自身による作品)

前章などでご紹介している、ウィキペディアさん「木材腐朽菌」のページをみますと、具体的な例として以下のように掲載されています。

褐色腐朽菌に分類される「きのこ」

褐色腐朽菌に分類されるサルノコシカケを撮影した写真画像
■サルノコシカケ
  • オオウズラタケ
  • サルノコシカケ
  • ナミダタケ
  • マツオウジ
  • チョークアナタケ
  • キカイガラタケ
  • イチョウタケ
  • イドタケ

  ここでは以上の8種類。

白色腐朽菌に分類される「きのこ」

白色腐朽菌に分類されるカワラタケを撮影した写真画像
■カワラタケ
  • シイタケ
  • ナメコ
  • エノキタケ
  • ヒラタケ
  • スギヒラタケ
  • マイタケ
  • タモギタケ
  • スエヒロタケ
  • カワラタケ
  • シュタケ
  • ホシゲタケ
  • ヒイロタケ

  白色腐朽菌としては、以上12種類。

軟腐朽菌に分類される「きのこ」?

ウィキペディアさんのこのページでは、「きのこ」というよりはいわゆる「かび」なのかな?と個人的には思いましたが、掲載がある名称としては以下の2種類。

  • ケトミウム
  • トリコデルマ

専門外ですので、詳しいことは把握できていないのですが、「子のう菌や不完全菌の仲間」だそうです。
ウィキペディアさんの該当ページでは、軟腐朽菌について記載されている、この文字の個所にカーソルを合わせると、この二種類とも画像が表示されますので、気になられる方は見てみて頂ければと思います。😌


ここでは、筆者の建売マイホームで生え始めている「ツノマタタケ」は入っていませんでしたね?😓

実際はまだ「ツノマタタケ」とは限定できていませんが、②にて「とりあえずツノマタタケであろうと仮定」させて頂きましたので、文言としては紛らわしいのですが、ご容赦頂ければと思います。

あと、素人目でみますと、写真を掲載した褐色腐朽菌の「サルノコシカケ」、白色腐朽菌の「カワラタケ」を見る限り、「ツノマタタケ」と比べるとスケール感が全然違うように見えてしまいますね・・・ 😥

ツノマタタケを撮影した写真画像
■ツノマタタケ

だって、「ツノマタタケ」だとこんな👆画像しか出てきませんし・・・ 😑
筆者の建売マイホームのモノはもっと小さいですしね。数は多いですが・・・
 

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文献を参照する

さて、引続きまして、ツノマタタケ」が「木材腐朽菌(ふきゅうきん)に該当するのか?

という問題ですが、筆者のWEB検索が悪い可能性もあるのですが、既述の通り、WEB上ではそこまでの情報が中々見つかりませんので、昔ながらの手法で当たってみることにします。

昔ながらの調べものと言えば、そう!いわゆる「文献」ですよね?
 
要するにですよ 😑

筆者は実は「本」を読むのは好きでも得意でもありません。
子供の頃からその習慣がなかったせいかもしれません 😑

緑化樹木腐朽病害ハンドブック

手持ちの文献だけでは頼りないので、前掲の「木材腐朽菌の多様性」というコラム内にて、参考文献として紹介されていた「緑化樹木腐朽病害ハンドブック-木材腐朽菌の見分け方とその診断」という、文献を購入することにしました。
財団法人日本緑化協会さん発行の書籍になります。

ちょっとビックリしてしまいましたが、4500円近くしましたよ 😱

購入した「木材腐朽菌の見分け方とその診断」という資料の表紙を撮影した写真画像
■購入した「木材腐朽菌の見分け方とその診断」

購入意図としては、木材腐朽菌が70種ほど掲載されていて、それぞれを見分ける具体的な手法が掲載されている可能性があり、Googleさんでの検索結果を見る限り、比較的広く認識されているようである「ツノマタタケ」が、仮に「木材腐朽菌」に振り分けられるものなのであれば、「木材腐朽菌」として掲載されているはずだからです。👍

商品リンク写真画像:AMAZONさんの「木材腐朽菌の見分け方とその診断」
■商品リンク:AMAZONさん

・・・とは言ってもとは言っても、名前の付いている日本国内に限定してみても、「きのこ」ということで名前が付いている菌類は、3000種類にも及ぶようですので、地球上に存在する木材腐朽菌が、70種類ほどで全てである訳では全然ありません。☝
ですので、仮に掲載がなくても、「腐朽菌ではなかった」との100%の結論が導けることにはならないのですが・・・。😩

ちなみに、AMAZONさんのこの👉商品リンクは、中古のものになります。
本日(2020年11月)現在、ややお高めですので、図書館などで蔵書されていれば、図書館などで閲覧された方がいいかも知れません。

地球上に存在する全ての腐朽菌の、一覧表と見分け方や写真などが掲載されているような、便利な文献があればいいんですけどね。
仮に100%でなくても、80~90%くらいでも掲載されていれば、それなりにメジャーな「ツノマタタケ」ですから、すぐに見つかるはず。😓

 
では早速、一覧表的なページを探しますと・・・、

ありました!😆

緑化樹木腐朽病害ハンドブックP131を撮影した写真画像
■緑化樹木腐朽病害ハンドブックP131

写真だと見えないと思うのですが、全部で74種類を「腐朽型」ということで「白色腐朽」と「褐色腐朽」に分類してくれています。

これだけあれば!とは思ったのですが、アイウエオ順に整理されているので、探すのは簡単。
結果、「ツノマタタケ」の掲載はありませんでした。🙌


ちょっと、ホッとしつつも、これだけで安心できるわけではありませんし、4500円を回収しなければなりませんので、もう少しよく見てみることにします。👊

冒頭に「木材腐朽菌図鑑」という章がありまして、ここでは65種類の腐朽菌を画像入りで紹介しつつ、門、目、科名なども整理してくれているのですが、ここで先ほどの「三河の植物観察」さんの「きのこ図鑑」の該当ページにおいて、「分類と科属」の中で「菌網、目、科」で入っていた「アカキクラゲ」をキーワードとして、近いワードがないか見てみます。

木材腐朽菌図鑑部分のP7下段を撮影した写真画像
■緑化樹木腐朽病害ハンドブックP7の抜粋

ここでは15種類だけですが、次ページに続きがあります。

次ページも確認はしたのですが、「アカキクラゲ」というワード自体見つからず・・・
キクラゲ目」と「キクラゲ科」というワードのみが見つかりましたが、菌名としては、上の表👆の「2」に掲載されている「アラゲキクラゲ」です。

そもそも「ツノマタタケ」の「菌網、目、科」に当たる「アカキクラゲ」の「アカ」が抜けていますので、おそらく全く違うモノなのだろうとは思いつつ、素人目で見ますと「キクラゲ系」という意味では似たような印象がありますので、念のため確認しますと、以下👇のような写真が掲載されておりました。

木材腐朽菌図鑑、アラゲキクラゲ紹介ページの紹介写真一部を撮影した写真画像
■アラゲキクラゲの外観

いわゆる、ただの「きのこ」のようにしか見えませんし、前項でも見たようにスケール感がぜんぜん違う気がしますので、ツノマタタケ」とは基本的に別物だと考えて良さそうです。

さらに念のためと思いまして、索引なども参照しては見たのですが、やはり「ツノマタタケ」は掲載されていないようですね。🤔

今度、発行元の「財団法人日本緑化センター」さんに問合せでも入れてみようかな・・・と思っていますので、何かしらの情報が得られましたら、追記するように致します。
 

木製外構材のメンテナンスマニュアル

ちなみに・・・ 
ウエスタンレッドシダーウッドロングエコを塗るだけ!という無防備な仕上げを、筆者の建売マイホームで5年半前に増設したウッドデッキに試験的に採用はしたものの、正直なところ、その後のメンテナンスが常々気になっておりました。😓
 
そんな意図もあって、1年ほど前に購入した文献(・・・というよりも全50ページほどの小冊子)、「木製外構材のメンテナンスマニュアル改訂版」という資料が手元にありましたので、改めてこれを見てみることにします。
 
以下の写真👇にも書かれていますが、社団法人日本木材保存協会さんの発行になります。

手持ちの「木製外構材のメンテナンスマニュアル改訂版」という資料の表紙を撮影した写真画像
■手持ちの「木製外構材のメンテナンスマニュアル」

タイトルの通り、主にメンテナンスのためのマニュアルですので、菌の種類などには基本的に触れられていませんし、メンテナンスの手法を学ぶために購入したものですので、掲載されている菌の写真などはあんまり気にしていなかったのですが、この記事をまとめるに当たって、今一度ヒントがないかを探し回ったところ・・・


とあるページの、とある写真を見つけてしまいました。😲
 

「木製外構材のメンテナンスマニュアル」P16~P17を撮影した写真画像
■「木製外構材のメンテナンスマニュアル」P16~P17

「腐朽の確認ポイント」というページになりますので、前掲の文献とは違って、「こんな部分は注意が必要なんですよ!」という意図で掲載されている写真です。

 
何か見たことある色と形状の何かが写ってますよね?😅
 

もう少し拡大しますと、👇

「木製外構材のメンテナンスマニュアル」P16の右上に掲載されている写真を撮影した写真画像
■「木製外構材のメンテナンスマニュアル」P16一部拡大

具体的な菌名などは書いてありませんし、これが腐朽菌だとも一言も書いてはいないのですが、これって、例の「ツノマタタケ」ですよね?👼
 
本文の関係ありそうな部分を読んでみますと以下のように書かれています。

表面に菌糸や子実体(きのこ)が認められた場合には、内部で腐朽が進行している可能性が非常に高い。このような場合には、たとえ表面に腐朽の兆候が見られなくても、触診・指診・打音診断等の一次診断や後述する二次診断をおこなうことが望ましい。

「木製外構材のメンテナンスマニュアル」P16本文から引用

ま、どっちにしても、このまま放置するつもりはなかった訳なのですが、仮に「木材腐朽菌」には該当しないとしても、生きていない有機物を分解するという「腐生菌」には該当するわけですから、ここで書かれているように、いずれにしても机上だけではなく、もう少しちゃんと調査しないとダメ!ということですよね。🥱
 

まだまだ、追加調査の余地はあるのですが・・・ 😓
 

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今日のまとめ

今日は、二週間ほど前から書き始めた「デッキにきのこ???」の三連載の三番目
本論の②として、筆者の建売マイホームで起きた事件を元に、「ツノマタタケ」「木材腐朽菌」に該当するのか?というテーマで、引続き、掘り下げつつ調べて参りました。

「腐朽菌に該当するみたい」という結論を書ければ分かりやすい結末になるのですが、実際に該当するのかどうかまでは分かりませんでした😞

[230222追記]
この続編に当たる「きのこ駆除」に関する試みのご紹介が抜けていたようですので、遅ればせながら、今さら以下👇にご紹介します。🙏

【1】きのこ除去 大作戦!01
【2】きのこ駆除 大作戦!02

正直なところ、2023年2月現在でも根本的な解決には至っていないため、結論をお急ぎの方には申し訳ないのですが・・・
それなりの手掛かりに繋がるヒントは得られたものと思いますので、ウッドデッキのキノコ問題でお困りの方がいらっしゃいましたら、参考までにご覧になってみて頂ければと思います。😉

ただ、ひとつ言えることは、先ほども書いた通り、最低でも腐生菌」には該当する「ツノノマタタケ」だろうと思われる何かが生えてきてしまったことは事実で、
何かしらの良からぬ異変が、「ウエスタンレッドシダーウッドロングエコ塗りっ放し」という極めて無防備な筆者の建売マイホームのウッドデッキに起こり始めていることは間違いありません

5年半ほど、何のメンテナンスもせずに放置していたバチが当たったものと真摯に受け止め、引続きの原因究明等に係る追加調査は元より、事態収拾に尽力しようと思います。😌

 
何か変化がありましたら、また別の機会にご紹介するように致します。

また、現時点で駆除の必要がありそうに感じてはいますが、確実な正体を突き止めてからになりますので、この駆除につきましても、別の投稿でご紹介させて頂こうと思っています。

 
本日も最後までお読みいただき、どうも有難うございました。🙏

 

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