今日は、2021年版「雨漏りシリーズ」の初稿ということで、先日UPしました第一弾「雨漏り!2021年①:発生・・・ 😭」に続く、第二弾としまして・・・
筆者の建売マイホームで発生したまま、半年間も放置してしまっていた・・
雨漏りの原因調査と分析の結果を実例としてご紹介しながら、DIYでの雨漏り原因の調査を、皆さんが自分でやろうとした場合のチェックポイントとして、具体的に解説していくパートの前半(1/2)になります。😘
雨漏りの原因が分からずお困りの方、DIYでの雨漏り調査のポイントをお調べの方などがいらっしゃいましたら、きっと何かのお役に立てるはずですので、必要に応じて参考にしていただければと思います。🤗
毎度のことですが、なるべく有用な情報を・・・と心がけていましたら、「原因調査と分析結果」を具体的なチェックポイントとしてご説明する項目が、だいぶ多くなってしまいましたので、前半(1/2)と後半(2/2)に分割させていただくことになりました。
少しご不便はお掛けしますが、ダラダラと似たような話が続くよりはマシだろう・・🙄との判断ですので、ご理解いただけると有難く思います。🙏
ちなみに、半年も前に発覚していたわけですから、本来は雨漏りの応急処置くらいすべきところではあったのですが、可能性として考えられる箇所が以下のように高めの位置だったことで、腰が重くなってしまっていたこと・・・
あとは、幸いにも今回の雨漏りは室内側を濡らすようなものではなく、床下だけやや濡れる・・というレベルの雨漏りですので、闇雲なその場凌ぎの雨漏りの応急処置をくり返すよりは、放置したまま様子を見守った方が、的確な雨漏り調査ができるのでは?🙄との楽観的な考えもあり・・・
結果的に半年も放置することになってしまったわけです。😅
左側に写っているドス黒いモノは実はウッドデッキなのですが、あまりにドス黒すぎて、外壁の汚れよりも気になられる方は、こちら👉「ウッドロングエコの経年変化01」をご参照ください。
前置きが長くなってもいけませんので、そろそろ本論に入っていきましょう。👊
今回の雨漏りの状況のおさらい
第一弾「雨漏り!2021年①:発生・・・ 😭」の後半でも軽く触れたところではあるのですが、雨漏りの状況としましては、床下から確認する限り、基礎と土台が濡れていて基礎天端に水たまりができている・・という状況。
この雨漏りに絡みのある可能性がありそうな症状としましては、冒頭でご紹介した写真に写っていた、バルコニー排水を受ける角ますの下側の外壁が極端に汚れている・・という症状です。
また、両症状が発生している箇所の位置関係は、以下👇の通り、ごく近接していて、裏表の関係にありました。
こんな状況ですので、勘のいい方はすでにお気付きかと思うのですが・・・
この裏表で起きている二つの症状に何かしらの因果関係がありそう!🤨ということにはなりますよね。
そう!、筆者もバカではありませんので、そこまではすぐ認識できました。😅
ちなみに、第一弾「雨漏り!2021年①:発生・・・ 😭」でも軽く触れているのですが、当初リフォームでのプチ増築によって継ぎ足した切れ目が、ちょうど今回の雨漏り箇所でもあります。🤨
・・・が、問題はそこまでではなく、具体的にどのような因果関係で結ばれていて、具体的に何がこの雨漏りを誘発しているのか?を解明しないことには、本当の意味で、雨漏りの原因を特定することはできません。
それこそ、その場凌ぎの雨漏りの応急処置を闇雲に繰り返すという、無限のループに陥ってしまうことになってしまいます。😞
今書きながら思ったのですが、雨漏りを半年も放置するくらいなら、例えその場凌ぎであっても、応急処置を繰り返す方がよっぽど健全ですね?😅
しつこいようですが、雨漏りは早期発見と早期対応が基本になりますので、建物の耐用年数を無駄に消費しないためにも、くれぐれも皆さんは半年も放置することのないよう、ご留意願えればと思います。
では、その場凌ぎの応急処置に陥ることのないよう、まずはこの雨漏りの原因調査を具体的にどのように進めていくべきなのか?という基本的な点から、今回の筆者の建売マイホームでの実例を元に、ご説明していきましょう。🤗
【雨漏り修理110番】どんな屋根でもスピーディーに対応します
DIYでの雨漏りの原因調査と分析のポイント
今回の雨漏りは、半年以上も放置はしているものの、原因調査については、実は雨漏りを発見した2010年10月から、断続的に続けてはおりました。😑
今回に限らず、雨漏りの原因の調査は意外と厄介な場合も多いのですが、どんな場合でも共通の最低限必要なポイントは・・・
とにかく現場をよく観察することです。☝
正攻法はありませんので、これに尽きる!
と言っても過言ではありません。😤
つまり、漏水跡のある「出口側」と、その雨漏りの原因となりそうな可能性のある「入口側」の双方をとにかくじっくり観察し、水の流れを読むことがとても大切になってきます。😉
漏水跡や可能性が高そうな箇所が、観察しやすい位置にある場合は、「出口側」と「入口側」の双方において、降雨時の様子と降雨後の様子をじっくり観察&調査しつつ、写真を残したり、メモに記録したりします。
そして、これを最低でも数回繰り返してください。
これによって、特殊な場合を除き、少しずつ自ずと雨漏りを誘発している原因の可能性が絞れてくるものです。👍
厄介な雨漏りの場合は、観察を十回くらい繰り返すレベルだと、絞れてこないようなこともあります。😓
この場合は、「水掛けテスト」や「水張りテスト」などで調査することになったりしますが、この辺りになると中~上級編になりますので、今回は割愛させていただきます。
なお、筆者の建売マイホームでの今回の雨漏りについては、おそらく、それほど厄介な雨漏りではないものと思われ、原因となりそうな可能性は色々と考えられたのですが、既述のとおり「入口側」としての可能性の最も大きい角ます周りは足場が悪いこともあって、気軽には近付くことができず・・・
これも既述のとおり「出口側」に当たる漏水跡は床下でした。
筆者の建売マイホームにおいては、この床下も容易には近付けない箇所になりますので、具体的な調査もままならず・・・、結果的に対応が遅れてしまいました。😩
周知のとおり、床下は埃だらけで、高さも低いことから、匍匐(ほふく)前進での移動が基本なのですが、家内がやや神経質なタイプですので、埃だらけで床下から出てくると露骨にイヤな顔をするんですよね。😓
ま、アレルギー体質もあって、埃やカビにはやたらと敏感にならざるを得ないようですので、しょーがないのですが。
そんなことで、床下に潜るのはどうも気が引けてしまって、腰が重くなってしまうんです。
厄介な雨漏りの場合もあるのですが、DIYで雨漏りを解決したい場合、まずは現場確認、つまり「入口側」と「出口側」をよく観察するようにしましょう!
でも、少しでも難しさを感じる場合は、建物の耐久性保持のための早期発見&早期対応が基本ですので、専門業者に頼んでしまった方が健全ではあります。👍
その方が、間違いなく適切な調査になりますし、分析の方も間違いなく適切なものとなりますので。
※頼む業者を間違えない限り!ということにはなるですが・・・ 😰
雨漏りの原因調査と分析のチェックポイント前半(1/2)
前項で、雨漏り原因の調査のポイントをお話ししたところですが、抽象的な内容に留まりましたので・・・
ここでは、雨漏りの原因調査のチェックポイント(前半)としまして、今回の筆者の建売マイホームでの雨漏りについて、半年ほど前から断続的に継続していた、実際の雨漏りの原因調査の具体的な結果を、実際の写真などでご紹介しながら、整理していこうと思います。🙂
申し訳ないのですが、既述の理由により、今回は床下にはほとんど潜れていませんので、基本的に先の「入口側」の調査写真でのご説明になります。
予めのご了解をお願いします。😌
現実的には、雨漏りの原因はケースバイケースですので、同じような症状になっていることは少ないとは思うのですが、
似たような木造での雨漏り調査を、DIYでやろうとしている皆さんにとっては、雨漏りの原因調査のヒントにつながる部分も多々あるはずですので、必要に応じて、参考にしていただければと思います。🤗
雨漏りの原因調査は、実際に水が見られた箇所(漏水箇所)の裏側を含めた周辺に着目しまして、スタートしていくことになるのですが、漏水箇所の下側から水が回る(上がってくる)ケースは多くはありませんので、原則として上側に向かって診ていきます。
水の表面張力の関係で、上がっていくようなケースもあるにはあります。😱
特に積雪後の雨漏りの場合は少なくはありません。
今回は、降雨により基礎の内面が濡れていましたので、低い箇所から上がっていく感じになりますね。☝
そういう意味では、例えば最上階の天井からの漏水の場合、チェックすべきポイントは数が少なくて済む😘ということです。😁
なお、今回の原因調査の写真は全部で400枚ほどありましたが、紙面の関係もあって、全部のご紹介は無理ですので、抜粋でご紹介することにさせて頂きますこと、ご了解いただければと思います。😌
雨漏りの原因調査と分析1:基礎周りのチェック
では、通常の晴天時の基礎の様子からご紹介しておきます。👇
初稿「雨漏り!2021年①:発生・・・ 😭」の方でもご説明しました通り、今回の雨漏部分は、当初リフォームで「プチ増築」をした増築部分との境目に絡んでいます。
また、原則として、外から見て右側が増築部分で左側が既存部分になっているのですが、増築部分の基礎には、この👆写真のように濡れていない時にも、濡れたようなシミがありますので、ちょっと紛らわしいのですが、この点については、予めのご認識をお願いできればと思います。
最初の写真👇は、2020年10/12、雨漏りを発見した当日の基礎外面の濡れ具合ですので、降雨時の様子になります。
※小降りになってきた頃だったと思います。
内部の漏水跡を撮影した時間との時差がどの位だったのかは分からなくなってしまいましたが、既存部分については、内部に比べて広く濡れている状態であることがお分かりになられると思います。🤔
竪樋の右、増築部分に関しましては、内部からは見ることができないため、内部の様子は分からないのですが、この👆写真を見る限り、外面は濡れていませんね。
別の日の写真で見てみますと、以下👇が6日後の10/18の雨上がりに撮影した写真です。
左側の既存部分も、濡れている範囲はこの時はさほど広くなく、増築部分については相変わらず濡れてはいない状況。
触ってみると、若干の湿り気はありますので、外側からの降雨による湿気なのか、内側の漏水から染み出てきている湿気が原因となっているのかは、この段階では何とも言えません。😕
これら👆2枚だけで見ますと、雨漏りは既存部分で発生している?かのようにも見えるのですが、今年(2021年)に入ってからの写真で見てみますと、以下👇のような状況です。
風向きなどによっても濡れ方は変わってくるものですので、直接的に雨漏りの原因に直結するわけでもないのですが、この👆時は増築部分が濡れているのに、既存部分は全く・・・濡れていないように見える状況。😰
この時の増築部分の内部基礎が見れるといいのですが、見れないことはないとしても、変則技を使う必要があって難しいことから、差し当たっては、外観からだけの調査で進めていきました。😐
雨漏りの原因調査と分析2:水切り周りのチェック
次に、基礎のすぐ上にある「水切り」という部材周りに着目して、雨漏りの原因に繋がる痕跡がないか・・を調査していきます。👊
最初に気になったのは、以下👇の部分。
左側の既存部分からの水切りを一旦カットし、増築部分の壁ができてから、増築部分の水切りを付け足して、長さが足りなかったのか・・・
5センチ巾くらいの半端なピースを被せて、無理やり納めているようです。🤨
普通に考えると、増築部分の水切りを既存部分の水切りに被せて納めるような気がしますが、ここではこんな👆違和感のある納まりにされてしまっていました。
ま、予算もなかったので止むを得ないかな・・とは思うのですが、この状態だと、ピースの両側から水が廻る可能性が出てしまいますので、健全とは思えませんね。😒
[210810追記]
筆者も知らなかったのですが、この「半端な水切り」に見えた部材については、水切りのジョイント用の専用部材なのだそうです。😐
ですので、納め方としては基本的には問題ないとのことですので、キチンと施工されていれば、構造上は、裏には水が回らない形になっているようです。
※先ほど、現場にいた板金屋さんに聞いてみました。😅
濡れ具合の方に着目しますと、以下👇の写真が比較的分かりやすいです。👌
筆者は目が悪いため、いつも写真を撮るだけ撮って、肉眼でじっくり見ることがあまり多くなくなってしまうのが良くないところなのですが、この写真で、濡れている箇所と濡れていない箇所という観点で見ますと・・・
増築部分については、基礎と外壁面が濡れているのに対し、水切りが一見濡れていないように見えますよね?
既存部分については、外壁面は濡れていないように見え、基礎はやや水気を帯びている印象。
水切りには水滴がハッキリ写っていますので、濡れています。
ここも直接的に、雨漏りの原因には繋がっていかない可能性もあるのですが、とにかくこんな具合に現況の状況をよく観察しつつ、冷静に淡々と分析していくことが、雨漏りの原因調査では非常に重要になってきます。👍
次に、半端なピース水切り廻りに近付いて観察してみます。🧐
以下👇は既存部分側から、ピース水切りの端部に近付いて撮影した写真です。
※先の通り水切りのジョイントです。☝
水切りの裏に水が廻ったところで、これも直接的に雨漏りに繋がるとは考えにくいのですが、写真にも写っています通り、隙間が空いている部分もありますし、塗装といいますか吹付け材に切れ目があることがお分かりになられると思います。😨
何となく怪しい気がしますが、まだまだ先も長いことですし、差し当たっては、この事実の認識だけはしつつ、そのままスルーしておきましょう。😕
雨漏りの原因調査と分析3:外壁汚れ下~中段のチェック
視線を水切りから上にズラしまして、お次は外壁面の中~下段付近、つまり脚立を立てずに観察できる範囲で、雨漏りの原因に繋がっていきそうな痕跡を探してみることにします。
以下👇は、今年(2021年)の2/2、降雨時に撮影した写真になります。
雨が降っておらず乾いた状態でも、冒頭でご紹介したこの写真のように、だいぶ変色が気になるほど汚れてしまっていますが、この👆ように濡れていると、光って見える分さらに際立ってよく分りますね。🤔
以下👇は、少し遡りまして、2020年10/18の降雨後、1時間ほどしてから撮影した写真です。
汚れによる変色もあるのですが、触ってみると濡れていますので、水を吸ったことによる濡れ色でもありそうな印象。😞
上方には、外壁材の割れにも見える、大きめのクラックが見つかりましたので、この部分に近づいて、接写しますと以下👇のような状況でした。
どの程度の深さまで入り込んでいるクラックなのかは分からないのですが、少なくとも雨漏りの原因に繋がってもおかしくない症状ではありますので、要注意ですね。😓
もう少し、この縦樋(竪樋)右側の既存/増築を隔てる境目に当たる、この目地周りを見ていきますと、お次は、以下👇のような怪しい箇所が見つかりました。
ひとつは継ぎ目の目地に打たれているコーキングの隙間です。😒
これについては、おそらくここから多少の水が入ったところで、雨漏りには繋がらないような納まりにしてくれているんだろうと思いますが、健全な状態でないことは確かですので、要チェックです。
もう一つの「塗装不良?」と書いた矢視先については、実はこの外壁の上段の方がだいぶ顕著ですので、後半で詳述しています。
皆さんにも分かりやすいように「塗装」とは書いたのですが、この面の実際の仕上げは「吹付け」でして、
要は、この「吹付け」によって、グレーの着色がなされている訳なのですが、このグレーの色が付いておらず、外壁材(ここではALC板)の素地が見えてしまっている・・という、通常の考えでは、ちょっとあり得ないようなヒドい状態になります。😨
よっぽどいい加減で、何のプライドもないような業者でない限り、こんなことにはならないはずなのですが・・・ 😱
詳しくは、後半の「外壁上段のチェック」のパートもご覧になってみてください。
雨漏りの原因調査と分析4:雨樋周りのチェック
さてお次は、雨樋周りのチェックに入っていくのですが、部材名がお分かりにならないと話もしにくいですので、先に以下👇の写真をご参照ください。
写真中にも書きました通り、バルコニーの排水を受けて縦樋(竪樋)に排水するための「角ます」直下の外壁が、とにかく汚れていますので、汚れと雨漏りとの因果関係はまだ分からないのですが・・・
怪しいのは事実ですので、この雨樋周りに雨漏りの原因が潜んでいる可能性も大いにありますから、この雨樋周りもチェックしておこう、という意図のパートになります。
なお、雨樋の部材名については、こちら👉「雨樋の種類の調べ方:形状編」のこの辺りで軽くご説明していますので、宜しかったら、合わせてご覧になってみて頂ければと思います。👌
雨漏りの原因調査4A:でんでん周りのチェック
まずは、通称「でんでん」と呼ばれる、縦樋を外壁に止める「控え具」周りを見ていきます。
ここから水が廻るケースはあまり多くはないのですが、外壁を貫通していることは確かですので、以下👇のように、「でんでん」が刺さっている付け根に着目し、水が侵入している痕跡がないかを確認しておきます。
筆者の建売マイホームのこの部分では、縦樋の列に3か所、この「でんでん」がありますので、ひとつひとつ念入りにチェックしていきます。
結果、雨漏りの原因に直結しそうな、大きな違和感は感じられませんでした。🙁
雨漏りの原因調査と分析4B:角ます周りのチェック
さて、お次は・・・
問題の「角ます」周りを見ていきます。👊
少なくとも、この角ますが外壁汚れの原因となっていることは分かっているものの、雨漏りの原因に繋がる痕跡が見つかるか?という点がポイントになります。
色んな投稿でご紹介していますが、こちら👉「バルコニー角ますの種類の調べ方」のこの辺りでお話ししました通り、なぜか?フタがありません。🤨
ま、この「角ます」のフタについては、先の「バルコニー角ますの種類の調べ方」のこの辺りでようやく種類(メーカーと品名)が特定できましたので、現在、手配中ですので、置いておくことにしまして・・・ 🙄
細かい部分に問題がないかどうかをチェックしていきます。👊
まずは、フタのない上側👇に着目することにして覗き込んでみましょう。
後半でこの「角ます」を取り外した上でも、雨漏りの原因を探っているのですが、外観だけで見ますと、外壁に固定するためのビスが上側に2本見られます。
ちなみに、このビス穴も外壁材によっては、軽微な雨漏りの原因となる可能性が大いにありますので、チェックポイントとしては大事な部分になります。
今回は、大きな違和感はありませんでしたので、ここではスルーしています。
この件については、後半(2/2)のこの辺りで角ますを外してのチェックの様子をご紹介しつつ、詳述しています。
なお、筆者の建売マイホームのようなALC外壁の場合は、こちらでご紹介している通り、ビス止め前にコーキングの充填が必要です。
前項で見た、縦樋(竪樋)の「でんでん」付け根と同様に、外壁を貫通している部分になりますので、怪しい箇所にはなるのですが、外観上は大きな違和感はありません。😑
ただ、右側のビスのすぐ下に何の穴か分からないのですが、余計な穴がひとつ孔いていますね。🤨
大工が何かをミスっただけかもしれませんが、大きな問題にはならないでしょうから、スルーすることにします。
次に「角ます」の左側に廻り込みましたら、ちょうど増築部分の境目に当たる、外壁の継ぎ目のコーキングに、以下👇のような直径4mmほどの穴が孔いていることに気付きました。
おそらく、ここから雨が入ったところで、雨漏りには繋がらないような納まりで納めてくれているのだろうとは思うのですが、ちょっと気になる穴ではありますね。😒
何の配慮もされていない納まりの場合は、これだけでも水は侵入してしまうでしょうから、雨漏りの原因に繋がる可能性は大いにある!という意味です。🥶
下側に廻り込みますと、縦樋(竪樋)へ排水するための集水桝へ繋げるための「エルボ」下側に、少し漏れがありそうな箇所を発見。😱
大した水量ではないとは思うのですが、ここから、汚れた雨水が漏れているとすれば、外壁を汚している原因になっている可能性もありますので、今後の様子を確認していく必要がありそうですね。🤔
今回の雨漏りの原因には直接は繋がってはいかない部分だとは思うのですが・・・。😓
雨漏り2021シリーズ目録
- 第一弾:雨漏り!2021年①:発生・・・ 😭
- 第二弾:雨漏り!2021年②:原因調査と分析1/2🔍 👈今回
- 第三弾:雨漏り!2021年③:原因調査と分析2/2🔍
- 第四弾:雨漏り!2021年④:雨漏り修理(DIY外壁塗装) 👌
- 第五弾:雨漏り!2021年⑤:雨漏り修理の結果は? 😳
雨漏りの原因調査と分析の前半(1/2)まとめ
今回(2020年10月に)、筆者の建売マイホームで見つかった雨漏りは、比較的わかりやすい初歩的な雨漏りだと考えておりましたので、この原因調査に関する具体的なチェックポイントについても、実はもっとサラッと片付くイメージでおりました。😓
やや不便な形になってしまって恐縮なのですが、雨漏りの原因を特定するためには、前章でご紹介してきた、この「雨漏り原因調査と分析」は、もう少しやっておく必要があります。
後半(2/2)に当たります、次の投稿「雨漏り!2021年②2:原因調査と分析2/2」の方に引き継がせていただきますので、引続き、ご参照いただければと思います。🤗
ちなみに、後半(2/2)では、もっと大きな問題点が発覚しますので、今回の雨漏りの原因の特定につながっていきます。👍
参考までに、次投稿の予告です。👇
次号へはこちら👉雨漏り!2021年③:雨漏りの原因調査と分析2/2🔍
取急ぎのご挨拶になるのですが・・・
本日も、最後までお読みいただきまして、どうも有難うございました。🙏
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